2025年11月19日水曜日

補助されるのは「僕や」「君や」

今日の外来には医師事務作業補助者の「僕や」さん「君や」さんの二人が付いた。どちらもまだ全てを任せられるというほどではなく、「こてる先生に付いて勉強させてください」と山の神主任から事前に打診があったのだ。↓左、「僕や」さん、右、「君や」さん。両者とも名前をもじったパターンで名付けた。どちらも若いママさん作業補助者だ。

水曜外来にしては患者数も少なくまずはゆったりと診察をこなしていった。途中、病棟から近々退院となる入院患者の紹介元への返書を書いて欲しいと要請があった。おっと、ここは作業補助者の出番だ。外来中に入院関係の文書業務は急ぐわけではないが二人も付いているので「君や」さんにそれを頼むことにした。すでに入院サマリーを私が書いていてそれを「ですます調」にしてまとめればできるはず。昼前には外来の紹介患者にも返書が必要になりそれは「僕や」さんに依頼した。ていうか、別に私が書けばどちらも5分から10分ほどで済ませられそうな内容だったが、それこそ教育的指導ってやつ。患者が少なかったゆえせっかくの機会だった。

で、二人とも昼過ぎに情報提供書類を持って来た。それを私が添削する。「君や」さんの場合は「である調」と「ですます調」が混在しやや読みにくい文章を特に訂正した。「僕や」さんの場合は結果はきちんと書いているが、なぜにそう判断したかの理由が書かれておらず受け手のドクターにしたらやや唐突な印象を持つだろう。それを私が解説&補充してOKを出した。

で、最後ふと思った。この医師事務作業補助者って私が補助してやいない?ははは、そうかそうか。でも、今こうして教え込んでいけばすぐに私が補助される側になるはず。今の医療業界、医師事務作業補助者の役割はどんどん大きくなっているのだから鍛えがいもあるぞ〜。

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