2020年11月4日水曜日

国際大会決勝であり得ないミスが・・

 アメリカ大統領選が大接戦ですごいことになっていた。各州ごとに1票でも多い方が全ポイントを獲得(選挙人数)するという方式なので一発逆転が起こりやすい。日本時間の夜になってもまだ確定していない。↓日本時間の20時ごろの状況。

上のように地図で支持基盤を表すとアメリカは東西海岸地域と中央域とで住民の意識、気質が違うということがよく分かる。中西部、南部は外への意識が弱くアメリカファーストなんだろう。自分たちの生活が一番でそれを脅かすものはイヤだって。環境問題より経済だろうという考えがトランプと一致するわけだ。外部と接触の多いアメリカ海岸地域やヨーロッパの国々は環境問題を切実に感じているから反トランプってことか。こうしてみると人ってのは住んでいる地域の環境に信条、思想が大きく影響するものなんだな。

ネットニュースで囲碁の国際大会決勝三番勝負でとんでもない事件が起きた。韓国と中国のトップ棋士同士の決戦となったその第1局で韓国の棋士の打った手があり得ないところだったのだ。↓黒の打った②の位置を見て欲しい。一線といわれる端っこにあり囲碁を知っている人なら序盤では絶対に打たないところだ。

これはネット対局ならではのハプニングといっていい。現在、コロナ禍の中で国際大会はネット対局を余儀なくされている。クリックミスも当然起こりうるわけで、打った韓国の選手は思わず手を頭に抱えたそうだ。トッププロ同士でこのミスは致命的でそのまま押し切られて負け、続く第2局も負け、中国の棋士が優勝してしまった。

私もネット麻雀で似たようなことをしたことがある。トップ目で局の後半、ようやく聴牌したと思ったら隣の牌を切ってしまい、上がり損ねたのだ。その半荘は幸い次の局で上がり、トップで終えられたからよかったが、リアル麻雀ではほとんどあり得ないミスだった。

韓国の棋士はマウスではなくパッド操作の最中に誤クリックしてしまったらしいが、これってどうにかならないものかねえ。例えば審判員に申請し相手対局者が承認すれば打ち直し可とするとか・・。まあ、囲碁は打った直後にまずい手を打ったって気づくことはよくあり、悪用されかねないのでやはり無理かな。ともかくもこのクリミスは囲碁歴史の中で事件史としてきっと語り継がれることだろう。

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