2014年3月30日日曜日

やっつけ仕事の定義

朝から日曜当直。来週も日曜当直が入っている。ふふ、台湾にも行ってきたし平日は院外Drがしてくれることが多く最近は土日当直が多いってわけよ。で、忙しかったのかというとさにあらず、割に暇で医局ソファで寝て過ごした。本当はこに時期のやっつけ仕事「レセプト書き」がたっぷりたまっていたけれどどうにもやる気が起きず放置していた。「やっつけ仕事」の定義って何だ?それは始めさせすれば自動的に片付いていく雑仕事のことだ。だがその最初のスイッチが入らない、入れられない。

夕方、NHKBSで「クール・ジャパン」をやっていた。外人ゲストらを交えて日本の素晴らしい事柄、物などを紹介する番組だ。いくつかあった中であの三菱鉛筆のシャープペンシルが取り上げられていた。実は私も使っている「クルトガ」で書くたびに芯が回ってトガり続ける自動芯回転機構を搭載したシャープペンである。書いた字が太くならずムラがなく見栄えがいいのが特長だ。開発に何年もかかり2008年に発売されるやベストセラーとなり1年間で300万本以上売上げたそうだ。他の国にはなく、まさにクールジャパン格好いいじゃないかと司会者はゲストらに感想を尋ねた。しかしである。たいてい同調してくれることが多いがこれについては「あまりそうは思わなかった」という意見がぽちぽち出た。実は諸外国ではシャープペン(英語ではメカニカルペンという)はテストの時には使うことがないというのだ。ボールペンで解答するのが常識なんだそうだ。「だって鉛筆やメカニカルペンでは書き換えらえれたり出来るからそうすることの出来ないボールペンで答えを書くのが当たり前です」とのこと。如何に優れたものでも日頃さほど使わない物であれば評価は上がらないってことだった。がっくり。

深夜になってようやくレセプトに手を付け始めた。それも患者の少ない回復期病棟と重症の少なかった5F病棟のみ。重症患者が多く10名以上も書かねばならない4Fには全く手付かず。どうにか数名片付けた頃には睡魔が襲ってきて起きていることもままならなかったのであった。

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