2014年3月16日日曜日

しんどかど麻雀

(しんどかどDrに麻雀を誘われた時のお話です)

その日、昼すぎ携帯が鳴り取ってみると珍しくも薩摩川内からしんどかどDrだった。「夕方6時から麻雀しないか」ということだ。たまたまだがこの日は麻雀でもするかもと空けていたものの場は立たず疲れていたこともあって昼寝などしていた。無論即OKした。夜遅くなりそうなので車で行かねばならず高速使い50分弱でしんどかどのクリニックに着いた。メンバーは全員Drで猟奇、皆見Drと近くの雀荘「利一」の一室に集まり闘牌開始となった。雀卓は「最高」と同じ雀友だった。宇宿の「女王様」も同じだったしたまには別のメーカーの卓で打ってみたいな。

麻雀はルールがその場その場で微妙に違うので、確認すると何と「完全先付け」ということだった。完先ルールは麻雀を覚え立てのころやったくらいでそれ以降は「喰いタン先付けあり」のありありルールでしかやったことはない。天鳳も同様だ。完先は上がるときには必ず1ハンの役を確定させておかねば上がれないというもので鳴いてこそこそ上がるよりはじっくり役作りを楽しもうよという観点から発生したルールだ。作戦の自由度が制限されるため私は好まなかった。競技麻雀では採用されないし、雀荘のリーチ麻雀、ネット麻雀でも下火になっている。でも私はゲストゆえにすべて受け入れるつもりでいたのでたまには完先もいいかもと思った。さらにレートも通常の倍とこれは少しびっくり。でもOK、ゲストはホストの意向優先が原則だ。

第1戦目。起家は猟奇Drだった。私は南家、皆見Drが西家、しんどかどDrが北家だ。第1局、私は中を即ポンして8索もポンし先制攻撃の構えを取った。赤5が2枚のザンクの手、実はまだ聴牌しておらず一向聴だったのだ。警戒して手を遅らせてくれればそのうち聴牌して上がりにかける手はずだったが、ここで一番怖い親の猟奇Drからリーチがかかった。しかも西家の皆見Drまでリーチ。ひえー、参った。もうベタ降りだ。幸い危険牌を引かず数巡で皆見Drが猟奇Drにメンタンピンドラ1の手を振った。いや、裏ドラめくると2枚乗ってこれが親ッパネ18000点に。怖いネー。そしてこれで勢い乗った猟奇Drは次ぎもリーチで2千オール、3局目、親満を皆見Drから出上がりあっという間にドボンで半荘終了させた。トップにマルAに焼き鳥にドボンと大勝利だ。いや、この先どうなるんやろと思ったがこれが予想外の展開になった。

半荘2回目はしんどかどDrが起家。東1局6巡目にしんどかどDrが普通に7索を切ると皆見Drからロン!の声。開けてビックリ、純チャン一盃口の子のマンガンだった。次局、中盤過ぎに皆見Drがリーチ!このリーチに筋の1萬を切った猟奇Dr、当たるはずがないと思えたのにシャボ待ちのリーチ中ドラドラのまたしてもマンガンで完全にツキの目が変わった・・私もみんなもそう思ったはず。その次はしんどかどDrがリーチ東ドラ1で次ぎは私がリーチツモドラドラとマンガン。少し混沌としてきたところに私がメンタンピンツモドラ1のマンガンを上がって皆見Drをかわしどうにかトップで終えることが出来た。マンガン合戦の接戦をものに出来たことで楽になれたのが良かったのか、気がついたら私は5連続トップと独走、指摘されるまで本当に自分でも気付いていなかった。

ある時など第1ツモでメンタンピン三色の両メン待ちになりダブルリーチの手が来た。これにすぐしんどかどDrが放銃してくれハネ満。麻雀なんて簡単だと思えるほどのツキまくり状態もあるにはあった。後から勝てた要因を自分なりに考察してみると、天鳳や最近の麻雀で意識していることは聴牌までのスピードで先に聴牌することの重要さが麻雀には大事であるとネットでのデータ解析で分かってきている。完先ルールは面前で聴牌してリーチという作戦になることが多く鳴ける手でも一鳴きなどせずにじっくり手作りすることが多い。でも私はルール変わってもスピードを活かした打ち方をしていて人の上がる前に上がりきることが多く、そのほんの少しの差が連続トップにつながったのではないだろうか。その後は少し緩んでしまったがゲストの立場の緊張感もあって勝てたということだ。

夕食はいつもの「最高」では中華丼か天津飯700円で決まりだが、ここでは「いつもの4つでいいよな」としんどかどDrか頼んだのがステーキ丼だった。食べるとこれがうまい。良い肉を使っている。終わって精算の時に気付いたが場代8千円よりどんぶり代の方が高かった。何と中華丼の3倍以上のお値段。レートが倍なのも肯けるわい。ふぅ・・勝てて良かったぜ。

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