2017年10月26日木曜日

空港訓練、看護学生来たる

鹿児島空港での航空機事故消火救難総合訓練に私は今年で3回目の参加だった。今回の青雲会病院参加看護師は救急の日と同じ光鳥Nsとキコ様Nsでこのパターンは去年のネークチダ、ハムジン両男性看護師と同じだ。第一ゲートで事前申請の審査を受け、姶良郡医師会からヘルメットやジャケットを受け取り空港内に入る。会場に着くと、おーい病院の泣かん薗Drがいるのはいつものことだが、青雲会非常勤のアミヤンDrがいたのにはびっくりした。彼は今日は国分真ん中病院勤務でそこの院長先生が急遽行けないので代役で行ってくれと頼まれからなんだとか。他に以前青雲外科ローテで来ていたイムリンDrも七五調病院から来ていた。

この空港訓練はこの秋にある訓練でも一番大がかりで警察、消防、自衛隊も参加する。ドクターヘリもやって来た。でもこれは前々回、この前の救急の日でも写真で載せたので今回は省略だ。私たちはひとまず黄色トリアージのテントで活動し前回にも増して設定が細かく赤テントへの移動指示や怪我の処置など結構忙しかった。ただ1時間もするとある程度落ち着き、毎回怪我人、被災者役での参加のドラゴン桜高の生徒に、光鳥、キコ様はともにそこの出身ゆえに、トリアージ、処置をしながらも学校での悩みはどうのこうのと相談にも乗っていた。(↓)

帰りがけの車中で看護師二人に聞くと、看護学校の生徒は私が思っている以上に中途で辞める人が多いんだそうだ。特に専攻科に入る時などくじけて退学、中には自殺したという事例もあるとか。いやー、医学生ではまずあり得ない。光鳥Nsは「でも専攻科2年間は普通にやっていればどうにかなる。生徒には気後れしないように話をした」という。キコ様は妹のマリンちゃんが今、専攻科で「5階病棟に今実習に来てますよ。『こてる先生を見かけるとほっとする』って言ってます」とか。おや、それは気がつかなった。そういえば2年前の空港訓練で参加したそうだがその時も気がつかなかった。今度会ったらもっと安心させてやろう。光鳥もキコ様も姉、妹みんなドラゴン桜出身だ。専攻科を終わり青雲会病院に来るといつの間にかたのもしくなって今日なんか私よりテキパキと動いていた。最初は「私なんかとても」と思っても徐々に慣れて出来るようになる。私も医学生のころに空港で事故被災者のトリアージをやれと言われたら逃げ出したくなっただろう。でも今は出来る。少しずつ勉強や仕事を積み重ねればきっと出来るようになるんだ。

そんな話をしつつ、帰りがけに2年前と同じケーキ屋「盛るぞう三森」に寄った。そこでコーヒー飲んでケーキでもと思ったのに、前は小さな喫茶も併設されていたけど「昨年10月で喫茶ブースは止めました」とのこと。うむ仕方ない。それぞれ好みのケーキを買い、プリウス車中で食べて時間内に病院には帰還した。やれやれ。

0 件のコメント:

コメントを投稿