昨日からずっと仕事が続いているわけだが、今日はまた大腸憩室出血患者が来た。だいたいにおいて憩室出血患者は再発例が多い。この人は中年女性で5年くらい前に一度クリップで止血してそれ以降は下血はなく平穏だった。でも憩室って1個や2個じゃなく10個20個もっとそれ以上の世界だ。別の憩室からまた出血してもおかしくないのである。午前の外来が終わるのを待って内視鏡をしたが・・出血源は見つけられなかった。すでに止まってしまっていて、こうなるとなかなか見つけられない。私はねばってねばって出血している部位を突き止めるタイプなんだが今日は早々にあきらめた。まだ日直業務が夕方まで残っている。救急車の要請あればそっちを優先しなくてはならないしね。
夕方は17時半交代のところ、30分以上も早く大学の非常勤ドクターが来た。長く見ねえDrは名前に反して当院は初めての勤務だった。そこで私が電子カルテの操作法とおおまかな仕事内容をレクチャーした。これであっという間に1時間が過ぎた。それでも細かなことは足りないくらい。やや不安げだった長く見ねえ君、「非常に丁寧に教えていただいて助かりました」とにこやかだった。ま、これくらい教えておけば後は当直看護師がサポートしてくれるだろう。やれやれ。これでようやく昨日の朝からの24+9の33時間勤務を終えたかと医局を出て、すでに暗くなった駐車場へとぼとぼ向かっていった。
あ、いつもなら初めて来たドクターは必ずお顔をデジカメで撮るのがお約束だったのに忘れていた。カルテコーチに気を取られすぎたか。やっぱり疲れていたんだ〜(-_-)。
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