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2023年2月25日土曜日

チッチに「韓ドララブコメお勧め」を教える

昨日夜、チッチからLINEに連絡があったのに気づかす、今朝になっていた。

「ファンタスティック・カップルおもしろかった。次は何がおすすめ?」だと。

へー、チッチが韓ドラを見て、次もまた見たいと言ってくるとはー。「ファンタスティック・カップル(2006)」は、「面白い韓ドラは何?」と聞かれれば、私が常にお勧めするドラマで、この日記で何回も取り上げて来た。それをチッチも知っていたのだろう。それに現在配信ではUーNEXTほかごく一部でしか見られないところ、私がチッチとセージにUーNEXTの視聴アカウントを分けているのも大きかったな。(UーNEXTは契約者以外に3人が自分のアドレスで視聴可能になる。で、もう一人は青雲会病院のマリン看護師だ。)

わずか2日間で全16話を見終わり「途中友達にご飯誘われたけど、続き早く見たくて断った」んだそうだ。そっかー、そりゃそうかも。チーの返信では「確かにまた見たくなると思うなぁー」との後に「マッコリ吐いたり、ゴキブリが平気で出てきたりするところは日本のドラマとの文化の違いを感じた(笑)」だそうで、なるほどそれは「韓ドラあるある」だ。韓ドラを見れば見るほど、日韓の文化、風習の違いが目につくようになる。またドラマの中でマッコリと並んでちょっとしたアイテムになるジャージャー麺を「ジャージャー麺ってあんな見た目なのも初めて知った」とか。

で、次に何を見たらいいのかと聞かれれば、配信で見ることの出来るラブコメタイプの面白いヤツとなる。それでUーNEXTを開いてみた。私が10点満点中8点以上を付けた作品となると・・

まずは「星から来たあなた(2013)」だな。ジャンルはラブコメに入るがこれにファンタジー要素が加わった先駆けのような作品で青雲会病院の韓ドラ好き職員もよく「好きな韓ドラ」作品にあげている。私の点数は9点。最初は10点を付けたくらいでほぼ満点の作品といっていい。ファンタスティック・カップルは当然10点満点で10点を付けたのは162作品視聴した中でたった5作品しかない。10点が付く作品は9点クラスに加え、二度三度繰り返し見ても面白いという作品に限り、「星から」は1回しか見ていないので9点に下げた。

で、この他UーNEXTで見られるおもしろいドラマ(特にラブコメ)となると、この他に「W-君と僕の世界-(2016)」「力の強い女 ト・ボンスン(2017)」の2作品をあげた。どちらも現実世界ではあり得ないシチュエーションのドラマだが面白いのは間違いない。

で、その3つを教えたところ、「キムサムスンはどうなの?」と質問されてしまった。あーー、それをうっかりしていた。「私の名前はキムサムスン」は過去の韓ドララブコメ史上最高視聴率50%を記録した大ヒット作品だ。私の採点でも10点。ただ、2005年作品とやや古いので視聴可能かどうかを確かめておらず、教えなかった。でも調べるとUーNEXTでは配信されていた。「愛の不時着」で主演を務めたヒョンビンが主人公で彼の出世作となった。でもメインは女性主人公のキム・ソナで、役作りのために10kg体重を増やして挑み、さらに30歳女の本音を毒づき、女性視聴者らの喝采を浴びた。チッチも韓ドラを見ようとしているくらいだから評判を聞いたのだろう。
以上、韓ドララブコメ5作品をあげたが、実を言うと私はラブコメというジャンルはそれほど好みではないのだ。時にイライラさせられる作品もあって「お前ら、好き合っているくせに行ったり来たりしすぎっ!」と怒鳴りたくなることもあるからね。ただ、今見ている韓ドラはNetflixの「その恋、断固お断りします(2023)」で、たぶんジャンルはラブコメだ。最近多い話数が短めの作品で10話しかないってことや、青雲受付の森舞さんが「先生、面白いですよ」と語りかけて来たから見てみようと思った。Netflixのランキングでもこのところ上位をキープしているから期待出来る。昔の韓ドラは最低16話というのに縛られて途中が間延びする作品もあったからネット配信に多い6〜10話程度の作品は歓迎だ。

また面白い韓ドラ作品があったら紹介しよう。(本日の内容も含まれているが、同じ系統のこてる日記は→https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/search?q=ファンタスティック・カップルでどうぞ。)

2020年8月24日月曜日

13年ぶりにまたあの作品を見始めた

昨日、韓ドラ最新作の「サイコだけど大丈夫」をようやく見終わった。ようやくというのはたった16話なのに3週間もかかったからだ。Netflixでは今でも総合2位と「愛の不時着」についで人気があり、好きな俳優キム・スヒョンも出ているのだが、続きをどうしても見たいとはならなかった。韓ドラはハマれば夜更かししてでも続きを見たくなるのが常なのに。そんなわけで私の採点では7点にした。ただ私がこれまで7点評価をつけた作品には「バリでの出来事(2004)」「フルハウス(2004)」「魔王(2007)」「赤と黒(2010)」「キルミー・ヒルミー(2015)」「麗(2016)」など熱狂的なファンがいる作品が多い。無難で一般的な8点の作品群より面白いかもしれない。

3週間、他の作品を見られなかったので今度見るのはハマれる作品にしたいと、NetflixやUーNEXTで物色し始めた。その中で2018年の現代ドラマ「ミスティ」と若者時代劇で以前からしょっちゅうその名を聞く「トキメキ☆成均館スキャンダル(2010)」をチョイスした。どちらも出だしを見始めたのだが、物色していている最中にUーNEXTで私の大好きな「ファンタスティック・カップル(2006)」の配信が始まっているのに気がついた。この作品、これまでも何回か話題にしてきて採点は10点満点である(今まで見てきた127作品中10点は6作品しかない)。さほど好まないラブコメディーなののにこれまで2回通しでDVD鑑賞している。ネット配信は無論初めてなのでちょっと出だしを見てみたのだが・・。

もう3度目なのにまた見入ってしまった。そして先の2作品よりもこっちを見てみたいと思った。やはり面白いんだ。主人公ハン・イェスル扮するチョ・アンナ(のちにナ・サンシル)のキャラクターが抜群にイケてる。傍若無人、わがまま、高ビーで超セレブなキャラ。しかし水難事故で記憶喪失に陥る。その直前に偶然出会いひどい目に遭わされたオ・ジホ扮するチャン・チョルスが彼女に復讐しようと自宅に連れ帰り家政婦扱いするというシチュエーションでドタバタコメディーなのだが、今では大御所脚本家ホン・ジョンウン、ホン・ミラン姉妹(他の有名作品は「美男ですね」など)が書いただけあって後半は切なさ、胸キュン度が前面に出てきて一筋縄ではいかない面白さがある。アメリカの映画「潮風のいたずら」を元に作られたドラマで私はこの映画もDVDで見てみたほどだ。この年放送した局のMBCでは「朱蒙」「宮」など、より視聴率が良かった作品があったが、ハン・イェスルとオ・ジホが圧倒的な差でベスト・カップル賞を取ったのも十分に肯ける。

で、あっという間に1話を見終わり当然2話も見たくなった。ここに至ってまた「ファンタスティック・カップル」を一周することにした。面白いかどうか分からない新作より久しぶりに見る10点作品の方がいいわ。(↓左がセレブの時のハン・イェスル、右が記憶喪失でダサい格好をさせられたハン・イェスル)
↓初めて食べたジャージャー麺が気に入った彼女。
このドラマのおかげで中華料理店ではジャージャー麺の売り上げが一気に伸びたとか。

流行語ともなった主人公の口癖「コラジハゴ(ヌ)ン」(あのひどいざまは何だ、あのざまを見ろ、このざまと来たらの意味)を言うシーンも今回はよく聞き取れた。コメディのいいところはストーリーは分かっていてもシーンそのものを笑えるので見ていられる。
(↓は出会いの雨中スローモーションシーン。スコップでほおを殴り倒すハン・イェスル)
(↓愛猫を売りに出された仕返しにオ・ジホの愛犬を盗み出すハン・イェスル)

上の写真ともに第1話に出てくるシーンで画面からも面白さが伝わって来るだろう。この作品に一番貢献したのは何と言っても主人公ハン・イェスルでその後彼女が一気に主役に抜擢されるようになったのも当然だった。彼女はこの作品を「命の恩人」とさえ語っている。それゆえ、この作品の主人公ほどのハマリ役には出会っていないのはしょうがないのかも。

「ファンタスティック・カップル」はネットでは現在UーNEXTのほかにFOD、Rakuten TVでも配信されている。意外に知られていないこの作品、ぜひ見て欲しい。そういえばシホねえNsにDVDを貸して彼女の子どもが好きで何度も見ていたって言っていたっけ。見たい人にDVDをまた貸してあげたいが、なぜか第1巻(1話2話)が見つからない。どこ行ったんだー?!

2016年2月22日月曜日

マイベスト韓ドラ

夕方、ミッドソン経理部長から連絡があった。「4月からクニンダDrが週4日勤務するとの連絡がありました」で久々の内科常勤医が来るということだ。月から木まで、内視鏡、外来のほか病棟も持ってくれるので助かるわ。

シホねえNsから長らく貸していた韓ドラ「ファンタスティック・カップル」を返してもらった。このラブコメも冬ソナ同様私が一押しの韓ドラ作品で、その証拠に彼女の家では子どもからおばあちゃん、妹夫婦に至るまでこのドラマを見て、「もう5、6回は見ているかも」というくらいお気に入りでなかなか返してもらえなかった。それで私も久々出だしだけ見てみたら、あらら、やはり面白くてついつい1話、そして2話まで見ようとしてしまった。全話を2回見たことがあるというのにねえ。

お勧めの韓ドラは?と聞かれたら、自信を持ってお勧め出来るのは3作品ある。恋愛物なら「冬のソナタ(2002)」、ラブコメディーなら「ファンタスティック・カップル(2006)」、サスペンスなら「復活(2005)」だ。時代劇は?と問われると例えば「チャングム(2003)」「朱蒙チュモン(2006)」など挙げたりも出来るが先の3作品に共通するのが2回以上見たことがあり、また見てもいいと思えるほど飽きが来ない作品たちということだ。「チャングム」はもう1回通して見たいとは思わない。「朱蒙」は60話くらいで中途断念した。だいたい時代劇は50話とか100話とか長いのが多いので1回見れば十分だ。ラブコメでいえば視聴率50%のお化け番組だった「私の名前はキムサムスン(2005)」もお勧めだ。実はマイ韓ドラ採点評で10点満点を与えたのがこれも含めた4作品だった。これらは語り出せば切りがなく終わらないのでここでは書かない(みんなかつての「こてる先生のホームページ」に書いたことでもあるし)。

2010年以降は有名な作品やヒットした作品を見ていないことが多いので他にも面白いのがあるだろう。今や年に数作しか韓ドラは見ないので自信を持って人には勧められる作品は知らない。まあ好みは人それぞれ、好きな主演俳優が出ているのが絶対条件の人もいるだろうし、現代劇より時代劇を好む人もいるだろう。私の絶対お勧め3作品は後で気がついたのだがみんな記憶喪失ものだった。韓ドラ定番のシチュエーションの一つ、「記憶喪失」が私は大好きなのだった。なんでかネー。自分でもよく分からない。

2023年1月19日木曜日

マイ・ベストスリー

昨日の日記ネタを書いていて、自分の趣味嗜好に触れている箇所があった。「囲碁、麻雀、ボウリングって」のところだ。これらは囲碁50年、麻雀40年、ボウリング30年以上と続いている私の三大趣味といってよく、こてる日記でもちょくちょくネタにしている。実は他にもたくさん趣味はあるけれど、いずれも長期間に渡って続けていて、それらに関する書物も100冊以上持っており相当のめり込んだと言える。

そこでふと気がついたのだが、自分の好きなものを上げる時にたいていベストスリーをセレクトしていることだ。以前、自分の「偏愛マップ」を書きだした時に、音楽、映画、ドラマ、読書などで代表的なもの3つをあげていた。ベストワンでもいいがその時の気分で変わることもありその点ベストスリーはなにかと座りがいい。それらを以下にあげてみる。
書物:
横溝正史:「八つ墓村」「犬神家の一族」「獄門島」
アガサ・クリスティー:「そして誰もいなくなった」「葬儀を終えて」「ナイルに死す」

音楽:
ビートルズ:「ヘイジュード」「抱きしめたい」「ノーウェアマン」
昭和歌謡:「星影のワルツ」「いつでも夢を」「王将」
文部省唱歌:「故郷」「冬景色」「我は海の子」

漫画:「あしたのジョー」「ガラスの仮面」「がきデカ」

映画:
ヒッチコック:「サイコ」「レベッカ」「北北西に進路を取れ」
黒澤明:「椿三十郎」「七人の侍」「用心棒」
007シリーズ:「私を愛したスパイ」「ロシアより愛をこめて」「ゴールドフィンガー」

おっとここまで書いて自分の嗜好にある共通点が・・。アガサ・クリスティー、ビートルズ、ヒッチコック、007の4つには共通するものがある。お分かりかな?答えは全てイギリス由来ということだ。同じ英語圏でもアメリカ由来の文化、エンタテインメントにはなぜかハマらない。これはなぜなのか、自分でも不思議だ。

以上はほぼすべて昭和時代の作品だが(唱歌だけは明治、大正)、平成になってハマったものに韓ドラがある。
韓国ドラマ:「復活」「ファンタスティック・カップル」「冬のソナタ」

アニメでは宮崎駿監督作品の「ルパン三世・カリオストロの城」がダントツで他作品はこれには全く敵わないのでベストスリーを選ぶことが出来なかった。このアニメ映画ほど繰り返し鑑賞した作品は他にはない。同じく映画全体で語ると「ゴッドファーザー」がダントツかもしれない(私にしてはめずらしくDVDを購入している)。この2作品は著名人のアンケートでもオールタイムベストワンに輝いているので私の好みというより名作中の名作といえよう。

そして、ここにあげた作品群、全てに共通することがある。それはとってもシンプルなことで繰り返し繰り返し鑑賞しても飽きが来ないというところだ。上の作品群はいずれも2回(ほとんどが3回以上)は鑑賞している。久しぶりにそれらを手に取って鑑賞し始めるともうその世界に入り込んでしまう。朝礼スピーチが終わって、また韓ドラでも見ようとNetflixやUーNEXTのドラマ一覧を眺めてみたがどれも帯に短し襷(たすき)に長しでUーNEXTに「ファンタスティック・カップル」があるのを見て、思わずクリックしそうになった。いかんいかん。でもドラマは長時間かかるので、あとでつまらないなーと思いながら見続けるよりは、ストーリーは分かっていても見れば絶対面白い作品の方が良かったりする。

これらは自分にとって大切なもので、私という人間を形作ったものといえるかもしれない。みなさんもこれらのうちで見たことも聴いたこともなければ一度チャレンジしてみては?お勧めですよ。

2017年7月2日日曜日

「ごめん、愛してる」

来週日曜のTBS日曜劇場で長瀬智也主演の「ごめん、愛してる」が始まる。2ヶ月以上前から製作発表を知りこれは見てみようと思った。元は韓国ドラマで2004年に放送され熱狂的なファンを作り出したことで知られる。韓ドラをくるったように見続けていた10年前に見て衝撃を受けた作品である。原題の「ミアナダ、 サランハンダ」を略してファンは「ミサ」と呼び、この作品世界が抜け出せず浸っている連中は「ミサ廃人」とも呼ばれた。

韓国版の主役は切れ長の眼が特徴のソ・ジソプ。相手役はイム・スジョンでドラマ出演はほぼこれのみでメイン活動は映画のため日本の一般の韓ドラファンにはあまり知られてないはず。しかしこの二人でないと成り立たないと思えるほど内容にマッチしていてそれぞれの代表作になっている。韓ドラらしいパターンがいくつも散見されるのはまあいいだろう。登場人物たちのそれぞれの愛の設定がよく練られていて、それにあのラスト・・これは未見の人が多いだろうからここでは言えないが、しばらくは感動というか衝撃でぼーっとしてしまう。この韓ドラのスタッフが前作のレイン主演「サンドゥ、学校へ行こう(2003)」で今ひとつうまくいかなかったラストを今度こそはと気合いを入れて作ったものと私は推測する。

で、日本版だが、長瀬智也って私はジャニーズ事務所のメンバーだくらいしか知らないが、前宣伝の動画を見ると「ごめん、愛してる」の主人公としてなかなかいい雰囲気を出しているようだ。

ヒロインは吉岡里帆だとか。ピンとこなかったがなんと朝ドラ「あさが来た」で眼鏡をかけた親友役のあの娘か。眼鏡を外すと全く別人だ。うーむ、イム・スジョンと少し雰囲気は似ているかな。それと韓国版の主題歌はあの中島美嘉「雪の華」でこれがじつによかった。韓国では放送時期が晩秋から初冬にかけてでパク・ヒョシンという男性歌手が韓国語で切なく歌いドラマを盛り上げていた。私はこのドラマで「雪の華」が好きになったくらいだ。残念ながら日本版では宇多田ヒカルの新曲「Forevermore」という曲らしい。ま、季節は真夏だから「雪の華」じゃー全く合わないか。

私はこれまで見てきた韓ドラはすべて自分なりの採点をしている。ベストスリーは私自身の好みを反映して「冬のソナタ」「復活」「ファンタスティック・カップル」なんだが「ごめん、愛してる」はベストファイブには入る。ただ前3作と違って二度三度と見ていない。手元にはあるがやはりあのラストが印象強すぎて・・。韓ドラとしては各国でリメイクされていてトルコ、タイ、中国(これは映画)で日本は4番目だという。最近好調のTBS日曜劇場だからいい作品になることを期待しよう。

追記かつての「こてる日記」を調べてみると、2007年8月2日にこのドラマを見た感想をちゃんと書いていた。今回とも一部内容がかぶるが以下に再掲してみる。当時は文字の色を毎日変えていてこの日は赤だったのでそれも当時に従おう。

ミサ廃人 2007/08/02(木)

この前、見終わった韓国ドラマ「ごめん、愛してる」(全16話2004年KBS)は噂に違わないドラマだった。

ネットなどで評判のいい韓ドラを探しているとこのドラマによく出合う。ま、いつか見てやろうとしてしばらく過ぎた。当初、どうも暗い話だろうからと触手を伸ばせなかった。それと写真の主人公がもの凄いボサボサ頭で引いてしまった。だが評判いいので今週頭から見始めた。

孤児となってオーストラリアに預けられたソ・ジソブ扮するチャ・ムヒョクとひょんなことから知り合う女の子が主人公だ。出生の秘密や不治の病、交通事故とお決まりのパターンを踏襲してはいるが何かが違う。主人公ソ・ジソブはいい体格と一重の独特の眼差しが忘れがたい印象を残す。(出だしのボサボサ頭はすぐに普通に戻る)女主人公のソン・ウンチェ役(イム・スギョン)もかわいい顔だけでない悲しみと深みのある眼差しをする。二人とも若いがなかなかの演技力で、これに脚本、演出が実に緻密で味わいがある。

私はこれは放送局の個性とも関係があるのではないかと感じた。何となくKBSっぽいのだ。韓国のTV放送局は3局あり、KBS(韓国放送公社)、そしてMBC(文化放送)、SBS(ソウル放送)がある。私が今まで見たドラマを放送局ごとに列挙してみる。

KBS:冬のソナタ、秋の童話、夏の香り、春のワルツ、復活、ごめん愛してる  
MBC:チャングムの誓い、ホテリアー、ホ・ジュン、私の名前はキムサンスン、宮、火の鳥 
SBS:天国の階段、美しき日々、パリの恋人、オールイン運命の愛

まだこれだけだが、KBSは先ほども書いたようにストーリーに安定感と緻密さがあり余韻の残るものが多い。MBCは時代劇に有名作品が多く、現代劇では都会的で新機軸を見せるものが多い。SBSは一番特徴があって劇画的なストーリー展開、きめの細かさはないが勢いで行っちゃえードラマが多い。

「ごめん、愛してる」は見る人、見るタイミングで気をつける必要がある。「ミサ廃人」になってしまう恐れがあるのだ。「ミサ」とは韓国語の原題である「ミアナダ・サランハンダ」の最初の文字をとってこのドラマをそう呼ぶ。中毒性がありその世界にどっぷり浸かってしまい抜けきれなくなるマニアが多いらしい。(大事な試験前には見ない方がいいぞ)実は冬ソナもその危険性が高い。私も2月から4月まで約3ヶ月冬ソナばかり見ている冬ソナ廃人だった。上に上げた16作品の中では「復活」もその傾向があり、復活パニックと呼ばれるマニア層を生み出した。いずれもKBSがらみで、意外なことに3作品とも大ヒットと言われるが視聴率はせいぜい20~30%ほどなのも興味深い。
逆にSBSの4作品は40%以上の視聴率を取るほどであったが、何度もくり返し見たくなるほどではない。少なくとも私にはケレン味が強く面白いけれど深みがない作品群のように思える。

訪問看護のふっくらナースにも「ごめん、愛してる」はどうだったと聞くと、「うんうん、良かったよ~。最後がねー、今までの韓ドラにないパターンの終わり方だった。それはー」と言ったところで、「ストーップ!!そこは言うな。せっかくの楽しみが半減しちゃう。お前は『復活』でも真の犯人をしゃべっただろ」物語半ばの時でおおよそ展開が読めて来た時だった。今思えば本当に聞かないでよかった。

この物語、最終16話にサプライズが二つもあって特にラスト1分のサプライズは深く心に入り込み、私も危うく廃人になりかけた。後から振り返ればそういう展開になるべき伏線はいくつもあった。それにしても・・ラストの淡々と語るセリフ(もちろん韓国語)は未だに頭から離れない。ストーリーは違うが余韻がこれもまたKBSの「秋の童話」と似た印象を持った。調べると、番組プロデューサー(PD)が「秋の童話」と同じでこの人は「冬のソナタ」の共同PDでもあった。似ていると感じたのもあながち間違いではないな。

あと「ごめん、愛してる」の挿入歌は03年に中島美嘉が歌った「雪の華」で男性韓国歌手が歌っている。頻繁にかかり「ごめ愛」と言えばこの曲というほど密接な関係だ。あのサビの裏声がこれまた頭にこびりつく。おっとっと、これ以上入り込むと「ミサ廃人」になる。

古くは中国古典の「紅楼夢」にはまった人たちを「紅迷」と呼ぶが「ミサ廃人」は規模の小さい「紅迷」みたいなもの。

私は深入りすることなくこうして日記に記すだけにとどめることにしよう。

読み直してみて10年後の今私が言いたかったことはほぼすべて書かれてあった。この時点で韓ドラを16作見終わっていたのか。MBC製作のラブコメ「ファンタスティック・カップル」はまだ見ていない。その後半年以上ずっと見続けて50作ほどになったころようやく飽和状態になりその後は年に数作見ればいい方になった。いわば私の韓ドラ時代である。韓ドラ中毒だったとはいえ、日記に取り上げなかった作品も多く、「ごめん、愛してる」はどうしても取り上げて書きたくなるほどの作品だったというわけだ。

2019年9月14日土曜日

「星から来たあなた」10点

「星から来たあなた」を見終わった。噂に違わず面白かったねえ。ファンタジーラブロマンスのジャンルで400年地球に置き去りになっていた宇宙人役に若手男優の代表キム・スヒョン、実生活と同じスター女優役でチョン・ジヒョンが出ていて、俳優、脚本ともに素晴らしかった。チョン・ジヒョンははじけっぷりがいかにもらしくれ良かったし、それに私にしてはめずらしく男優のキム・スヒョンのたたずまい、演技に感心した。人間の顔かたちをしてはいるが心寂しい宇宙人という現実には存在しないキャラをさもそうであるかのように表現出来ていた。マイ韓ドラ評価点で久々に10点を付けたわ。

10点を付けるためには、次を見たい、面白いだけでなくもう一度見てもいいと思えるかが大事で、普通に面白かった作品は8点にしている。評判のいい作品を事前リサーチしてから見始めるのでこれまででは8点作品が一番多く46作品ある(87作品中)。しかし10点満点はこれまで「冬のソナタ」「私の名前はキム・サムスン」「復活」「ファンタスティック・カップル」の4作品しかなかった。これに「星から来たあなた」も加えることにする。実に12年ぶり。めでたい。

「本当に良い時代」を中休みして次はまた16話〜20話程度の作品を見よう。まだまだマイ韓ドラブームは続く・・。

2019年8月29日木曜日

「ヒーラー」

韓ドラ「ヒーラー(2014)」を見終わった。主演は男性がチ・チャンウク、女性はパク・ミニョンで私は名前は知っていたが見るのは初めてだった。

まず素直にチ・チャンウクがカッコいい!だ。このドラマを見て彼をカッコいいと思わない人はいないだろう。アクションのキレ、表情など素晴らしい。対するパク・ミニョンは整形顔なんだけど(早い時期に本人がカミングアウトしている)、肌はとってもきれいで目の整形もさほど気にならない。

ストーリーは自分で書くのが面倒なのでビデオ宣伝用を以下に載せる。

闇の便利屋「ヒーラー」ことソ・ジョンフ(チ・チャンウク)は、誰にもその顔を見られることなく、殺人以外ならどんな依頼も完璧にこなす業界屈指のレジェンドだ。そんな彼のもとに、1人の女性を捜してほしいという依頼が入る。ターゲットは、三流インターネット新聞「サムデーニュース」の熱血記者チェ・ヨンシン(パク・ミニョン)。依頼主は、ABS放送局のスター記者、キム・ムンホ(ユ・ジテ)だった。難なく彼女を見つけ出し、仕事をこなしたジョンフだったが、さらにムンホから新たな依頼が届く。それは、ヨンシンの夢を調べること。奇妙な依頼を不審に思いつつも、彼女の身辺を調べるうち、その過去を知り、気になり出したジョンフは、新米記者パク・ボンスとして彼女の職場に潜入する。そんな中、ある事件によりジョンフ、さらにヨンシンが狙われるように。ヨンシンは後輩ボンスに心を許しつつ、自分の危機に現れる正体不明の男、ヒーラーに惹かれていくが……。一方で、ムンホはある過去の出来事に苦悩し、ヨンシンを一流記者に育てようとしていた。その裏には、ヨンシンやジョンフ、彼らの親たちの因縁が隠されていて……。 その過去の真実とは? ジョンフとヨンシンの愛の行方は?

舞台となるのはマスコミ業界で社会派ドラマの一面もある。それと20年前の親世代の因縁が今に現れて・・と、有名な社会派ドラマ「砂時計(1995)」の脚本家らしい設定ではあった。親と子の両世代につながりがある設定は私の大好きな「復活(2005)」と似ていて、登場人物の一人が友人の妻だった女性を自分の妻に迎えるというパターンは全く一緒だ。それとパク・ミニョンが「ヒーラー」に憧れるも正体を見てはならぬという状況のもと、彼女とチ・チャンウクとのキスシーンは見事だった。パク・ミニョンがフードを目深にかぶり目隠し状態でキスされる。
雪が舞い散る中で撮影され人工雪かと思ったら本物だったとは。そんなロマンチックなシーンもあり飽きさせない。

しっかりした構成、チ・チャンウクの魅力、全20話では描ききれない深みなど久々に10点満点で9点を付けた。ただ私の点数の付け方は8点と9点の差はほとんどなくプラス1点は私好みという点だけ、一般には8点を付けた作品の方が面白いかも。10点満点を付けた作品は好みな上に再度全話見た作品ばかりで4作「冬のソナタ」「復活」「私の名前はキムサムスン」「ファンタスティック・カップル」しかない。いずれも10年以上前に見たものばかりで一番夢中になって韓ドラを見ていた頃だった。あの時は熱があった。ボウリングも麻雀もせず韓ドラばっかし見ていた。10点付けたのはその時の熱情が付けさせたのかもしれない。今見たら8点、9点かもネ。

2020年8月31日月曜日

パク・ハンビョルは整形か

 昨日「ファンタスティック・カップル」を1週間ちょうどで見終わった。三度目になるというのに鉄板の面白さだった。ところが全16話中の15話目では記憶をとりもどしたアンナが本来のセレブと数ヶ月過ごしたナ・サンシルとのギャップに涙するシーンがある(コックの用意したジャージャー麺を一口口に付けただけで「あの味じゃない」と涙を流す)。私も思わずじーんと来た。このあたりがただのドタバタコメディーではないこの作品の魅力でもあった。

舞台が南海島(ナメ)から一歩も出ず、悪人も出てこない設定でよくぞここまで面白く飽きさせずに作れたものだ。唯一悪人キャラらしいのはチャン・チョルスの元カノのオ・ユギョンだが現実的な娘の行動パターンであってイヤになるほどではない。それよりも見ようによっては主人公より若くて美人である。パク・ハンビョルという女優でこの作品以降主役、準主役を張るようになっていたはずだが、残念なことに見る機会がなかった。
すると昨年たまたま付けていたBSの韓ドラ番組で「奥様はサイボーグ」という聞いたこともないドラマでサイボーグ役で出ているのを見かけた。ファンカから10年は経っていてすぐには彼女とは気づかなかった。
それでパク・ハンビョルつながりで今度は「奥様はサイボーグ」(2017:MBC)を見ることにした。全12話という韓ドラとしては短い話数で気軽に見られるもいい。意外に面白くてなんと2日目にして8話まで見てしまった。韓ドラ雑誌でもほとんど触れられていないこんな小品でも私にとっては今話題作の「サイコだけど大丈夫」よりはるかに面白い。侮れないナ韓ドラ。

ところでパク・ハンビョル、どうしてもファンカとサイボーグとでは顔の印象が違っていて、まあ韓国だから美容整形はしているのだろうが気になって動画から写真にして比較してみた。(上がファンカ、下がサイボーグ)

上まぶたの根元が広がっているのが明らかだ。これだけでずいぶん印象が違って見える。どちらが美人かといえばやはり処理後の方だ。でも下まぶたにわずかなたるみがあり年齢を感じさせる。それと気づいたのが下まぶたにあるわずか1mmほどの脂肪点のようなもの(矢印参照)。これをみてパク・ハンビョルその人だと確信できた(笑)。

彼女は若い頃から美人で有名で(当時「オルチャン」と言われていた)だいぶ経ってからTV番組で「目を少し・・」とちゃんと整形告白していた。ふんふん。そして「奥様はサイボーグ」撮影終了後に実は妊娠4ヶ月で一般人男性と入籍していたと告白した。ただその「一般人」男性が有名人の売春斡旋をしたとの罪で昨年問題になっていた。女優生命の危機かと思われたが去年も「悲しいとき愛する(MBC)」というドラマで主人公を演じていた。本人の問題ではないのでそっとして欲しいね。その「悲しいとき愛する」ってドラマだが日本のドラマ「美しい人」(1999年TBS)のリメイクで夫のDVから逃れるために顔を整形する女性の話だった。ふふ・・。

2014年10月22日水曜日

コラジハゴヌン!

ついに受け持ち患者18人のうち9人半数が90才以上となった。以前は90才以上の患者なんていくらもいなかった。超高齢化社会じゃ、ほんとに。

シホねえNsが今だに子どもと韓ドラ「ファンタスティック・カップル(2006)」を見ているという。私のお勧め韓ドラでジャンルはラブコメだ。高飛車な女性セレブ主人公が記憶喪失になって起こす珍騒動だが良く出来ていて私は2回見た。韓ドラで2回以上見たのは6回半見た定番「冬のソナタ(2020)」と知る人ぞ知るサスペンスドラマの傑作「復活(2005)」だけでこの3作が私の韓ドラベストスリーになる。ラブコメ、恋愛、サスペンスとジャンルのバランスが取れているのも自身気に入っている。時代劇もお勧めはあるが長すぎて2回は見直す気になれない。特に「復活」は韓ドラファンの中でも見ていない人が多いのでチャンスがあれば見て欲しい。どっぷりハマるし韓ドラ侮れずと感心した作品だ。「ファンカ」はシホねえ息子が面白がるほどのわかりやすさと爆笑シーン、そしてラストになるにつれ切なさがいい味わいを出している。毎回DVD屋から借りているというから私が貸すことにした。というのも何年もずっと医局の机に置いているのだ。早く言ってくれよ。同好の士には何かと世話を焼きたいものだよ。

後日、見たかと彼女に尋ねると、「ええ、でも残念なことに日本語吹き替えだった」と答えるので「アホ!初期設定がそうなっているだけで設定変えればちゃんと韓国語出字幕が出るわい」とたしなめてやった。コラジハゴヌン!(→このざまときたら!主人公のセリフで当時流行語になった)

2016年7月14日木曜日

2007年「復活」のあの頃

前日ボウリング練習した際にスリウェル君から「今度の連休は何も用事がない、ドラマでも見ようかと思うが何かお勧めは?」と言うので、私にとってドラマといえば韓ドラ、恒例の「冬ソナ」(2002)、「復活」(2005)、「ファンタスティック・カップル」(2006)のいずれかを教えた。彼は恋愛ものは好きでないとのこと、一番好きなのは唐沢版「白い巨塔」なんだそうだ。ならば「復活」あたりどう?と大まかな内容を教えると「見ましょう」と本日夕方医局にやって来た。DVD24話分を私は医局にずっと保存していたのだった。

私は今夜は当直で第1話出だしの30分ほどを彼と一緒に見た。というのも「復活」は韓ドラには比較的珍しいサスペンス物で特に第1話は伏線だらけ、過去と現在の事件も交互に出てきたり、しかも韓ドラ見ない人には韓国人名もなじみがないだろうとて、私が解説しつつ、だった。まあドラマはなんでもそうだが1、2話で興味を持ってくれるかで決まる。「復活」も3話以降は徹夜するくらい面白いので(私は二度徹夜した)できるだけ興味を持ってくれるよう世話したわけだ。

「復活」は冒頭は推理もの、そしてサスペンス、恋愛、途中企業もの、最終的には復讐劇と多様な側面を持ちながら進み、主人公ソ・ハウン=ユ・ガンヒョク役のオム・テウンのがんばりに釘付けになる。5話以降はハラハラと切なさで特に面白い。私が何度も見直すのは7話の終わりの場面で、ここは視聴者の誰もが胸キュン、女主人公ソ・ウナ役のハン・ジミンのうるうる瞳にいったいこの続きはどうなると絶対に8話は見ないではいられない。ああ、これを見ていたのがちょうど9年前の7月の今ごろだったなあ。

というわけで当時の手帳を確認すると、2007年7月18日に第1話を見始め、同日当直で4話まで見ていた。うん?午前2時43分、男に日本酒のビンで殴られ左目の上に15mmの傷を負った女性患者が来ていた、ってか。さっさと済ませて医局に戻ったに違いない。驚いたことに翌19日には5話から14話まで一気に見ていた。ほとんど徹夜だ。「目がしょぼしょぼ」になっているとも書いている。そりゃそうだろう、眼精疲労を起こすわ。で、私にしては珍しく目薬を使うがうまく入れられないとも書いてあった。そして翌日も見続け21日の明け方最終の第24話を見終わったと。1話が1時間強あるので3日半、仕事以外はほとんどこのドラマを見ていたことになる。ただ深夜、明け方も寝ぼけても見ていたせいで実は17、18話を見落としていたことに気付かなかった。だから途中なんか登場人物たちのリアクションがおかしい、何で?と変だったのだ。後で見直し納得だった。

この年、2月の「冬ソナ」から始まった韓ドラ視聴がこの「復活」でますます深みにハマって年末までずっと続くのだった。ハマった時の自分ってほんとすごい、我ながらそう思う。

2021年9月7日火曜日

韓ドラ3作視聴中

しばらく休んでいた韓ドラ視聴だが、最近同時多発的に3作を見ることになった。UーNEXTで「ホテルデルーナ」、Netflixで「ヴィンチェンツォ」、そして福緑Nsがぜひ見てと渡してくれたDVD「哲仁王妃(チョルインワンフ)」だ。

ホテルデルーナはIUちゃん主演で以前から見たかった。しかし配信ではなかなかされずこのたびUーNEXTが課金つきだがやっと配信してくれることになったので見始めた。ただ8月までは全24話のうち12話まで、残りは今月配信の予定だ。今ではラブコメの大家となったホン姉妹作品(マイガール、ファンタスティック・カップル、美男子ですね、など)で、この10年くらいは幽霊や妖怪をからませた作品が多く(僕の彼女は九尾狐、主君の太陽、花遊記)、ホテルデルーナはこのタイプの集大成のような作品だ。1300年前から生き続けているという設定の若い女性(IU)がホテルデルーナのオーナーで従業員も死んではいるがまだあの世に行けない未練を残した幽霊で客も同様、その様々な未練、怨念を解決させてから見送るためのホテルという設定だ。その中に一人だけ人間であるヨ・ジングが勤務する(させられる)ことになり物語が始まる。
サクサク見られてまあ安定の面白さだ。怖い幽霊も出てくるがそれなりにわけがあって考えさせられる一面もある。残り12話は1話220ポイントで持ちポイントが残り1770P、見続けると最後までは足りない。ということで月末にまた見始めよう。そうすると来月分の1200Pが加算されるのでそれなら大丈夫だ。(ううむ、UーNEXTで新作を見るときはこれがチト面倒だな)

Netflixの「ヴィンチェンツォ」はソン・ジュンギ主演でイタリアマフィアがらみの弁護士を演じ、その名前がタイトルロールだ。彼はただの善人ではなくいざとなれば人殺しもやってのけるタイプで、ある目的で韓国に戻るがそこで財閥企業とそれに癒着する法曹、行政などいわゆる大悪に悪の主人公が挑んでいく羽目になる。全20話のうちまだ5話の途中までだがシリアスと笑いが混ざった作風なのと悪で相手をやっつけるという趣向が面白い。イタリアマフィアをベースにしているだけにBGMでゴッドファーザー風の曲が流れたり、車が爆破されたり、財閥オーナーのベッドが膨らんでいてこわごわ布団をめくるとそこには・・(笑)というのがあったりして、知っている人には分かるパロディやオマージュが見られる。
↓「毒には毒を」のサブタイトルが興味をそそる。
これも面白いと思って完走する予定だが、昨日福緑さんが貸してくれた哲仁王妃(チョルインワンフ)が面白そうでこっちを先に見ることにした。

よくある朝鮮王朝ものの時代劇かと思いきや、現代の男の料理人がなぜかタイムスリップして1800年代のち哲宗の時代、しかもその王妃の体に乗り移ってしまうという設定だ。まあ魂と体の交換ものはドラマにはよくある。ヒョンビンとハ・ジウォン主演の「シークレットガーデン」は男女の魂の入れ替わりだし、IUの「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」は現代女性が高麗時代のお姫様に乗り移る。ただこのドラマはプレイボーイの現代の料理人が過去の女性に乗りうつってしまうので時代錯誤、男女差、キャラ差など笑えるツボがそれだけでたくさんある。主演はシン・へソンで彼女は「彼女はキレイだった」「青い海の伝説」「秘密の森」での脇役はよく知っているが主役作品は私は初めてだ。2017年の「黄金の私の人生」以降は全て主役をはっていてこの作品もケーブルTVのtvNで高視聴率を叩き出したらしい。ちなみにtvNの歴代視聴率の第5位に入っていて、第6位が最近「ヴィンチェンツォ」が入ったとか。「ホテルデルーナ」は9位だったからもしかすると今は10位かも。いずれにせよtvNは地上波にはない面白い作品を提供する局になった。さらにちなみに言うと2位が「トッケビ」で1位があの「愛の不時着」だそうだ。話題作満載じゃ〜。

第1話で男性が乗り移った王妃が思わず王様のほっぺたにビンタを食らわすシーンがある。思わず吹いた。普通の時代劇では決してあり得ない場面だ。食らわされたのは「愛の不時着」での男性脇役キム・ジョンヒョン。↓はビンタ直前の場面。泥にまみれた王妃に鼻をつまむ王様。それを「失礼だろ」とこの後ビンタする。
このシーンはあれだな。そのドラマを今後あなたは見ますか、どうしますかと問うている。これを見て吹いた私など「うん、見る見る」と思ってしまう。バカバカしくてと思ってしまえばこれ以降見ない視聴者もいるかもしれない。韓ドラ時代劇は陰謀、堅苦しさが背景にあり私はあまり見ないのだがこれは行ける。

まあ秋になって急にまた韓ドラ視聴が花盛り。韓国の反日の態度にはむかつくがドラマはあっちの方が面白いわ〜。

2023年12月27日水曜日

イ・ソンギュン・・なんで

一般の人はほとんど関心はないかもしれないが 、韓国発の「俳優イ・ソンギュンが27日午前、ソウル市内で遺体で発見された。地元警察によると、イさんのマネジャーが「遺書のようなものを残して家を出た」との通報をし、韓国メディアによると、イさんは薬物使用の疑いで警察の任意の事情聴取を受けていたといい、警察に対し「麻薬だとは知らなかった」などと否定していた。一方、韓国ではイさんに関する報道が過熱していた」とのニュースに、私はピクッと反応した。

え、イ・ソンギュン?聞いたことあるぞ。次の記事に「イさんは米アカデミー賞の作品賞を受賞した「パラサイト」で、物語の舞台となる家に住むIT企業の社長役を演じたほか、ドラマ「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」「パスタ~恋が出来るまで~」「コーヒープリンス1号店」などに出演し、高い人気があった」とあるのを見て「ああ」と思ってしまった。実に味のある良い俳優をまたこんなことで失うなんてー(がっくり)。

「パラサイト」も良かったが、なんといっても「マイ・ディア・ミスター(2018、tvN)」だよ。このドラマ、私が10点満点を付けた数少ない一つなんだ(173作品中4つのみ)。その男性主役がイ・ソンギュンで、主人公は20歳近くも違うIU(アイユー、女優としてはイ・ジウン)だった。つまずきながらも生きていく登場人物たちの演技が素晴らしく、若くつらい人生を歩んでいるIUが中年のイ・ソンギュンに少しずつ惹かれていく理由もドラマでは納得がいっていた。それはイ・ソンギュンの単なる演技ではなくその人柄にそのようなものがないと説得力が欠ける。単純な薬物疑惑で消えて欲しくない俳優だったのにー。
上の写真は「マイ・ディア・ミスター」での二人だが、ドラマの世界からすると二人仲良く座って笑っている状況はありえないもので、ドラマを見た人なら分かるはずだ。これは宣伝用の写真だ。IUはイ・ソンギュンのスマホを盗聴することで相手への見方が変わっていくし自身も変わっていく。登場人物たちが実は皆さびしさを抱えた人たちでやがてそれが癒やしにつながっていくという共感力を呼び起こすドラマだった。

それにしてもだ。私が満点を付けた他の3つのドラマ「冬のソナタ(2002、KBS)」「復活(2005、KBS)」「ファンタスティック・カップル(2006、MBC)」で、冬ソナはパク・ヨンハ、ファンカはキム・ソンミンというメインキャストが自殺をしている。4人中3人もだなんてー。復活のオム・テウンは最近ドラマには出ていないが大丈夫やろな。

魅力的な低音ボイスのイ・ソンギュン、ご冥福を祈ります。残念・・。

2025年9月27日土曜日

「先生、『ペントハウス』が面白いですよ」

今日は午前外来であったが、ドジャースの試合(対ダイアモンドバックス)は途中経過をチェックしていて、久しぶりに安心して見ていられた。山本由伸が相変わらず絶好調で点を与えないし、大谷も54号ホームランをかっ飛ばしたし、これなら気分よく1日の後半を過ごせるんだよなー。

病棟の比較的若い女性患者が本日退院だったため、今後の注意点など病室に話しに行くと、彼女、スマホで韓ドラを視聴していた。「韓ドラならよく知っているよ私は」と話すと、「え、院長先生は忙しいのに韓ドラも見られるんですか」と聞き返されたので「いや、見始めると続けて見るがここ半年は全く見ていない。ところでそのドラマは何と言うタイトル?」と尋ねると「カンコンです」という。カンコンと聞いて「環魂」とすぐに漢字が浮かぶ人はまずいないだろう。だが私は韓ドラ雑誌を毎日のようにチラチラと読むのが日課みたいになっているので「環魂(2023年)ねぇ、知っていますよ」と言い、その作品が「ファンタジー時代劇で脚本がホン姉妹の作品でしょう」と概要を語ってみせた。そしてホン姉妹の昔の作品で私の大好きなラブコメ「ファンタスティック・カップル(2006年)」のことも教えたが、彼女はNetflixに加入するもそれが見られるUーNEXTには入っていないのでそれほどお勧めするわけにはいかなかった。

彼女は両親が韓ドラ好きで小学生の頃からよく見ていたという。「どんなのを見ていたのかな?」には「天国の階段(2004年)」ときた。いいねぇ。「『天国の階段』はかつて韓ドラを見たことがない人から韓ドラってどうなの」と聞かれたら「まずは『天国の階段』を見たらいい。まさにザ・韓ドラだから」と勧めていた作品だ。良きにつけ悪しきにつけ韓ドラの特徴がてんこ盛りだった。ええ、交通事故、記憶喪失、財閥、難病などなど全部そろってますから(笑)。

それはいいとして「今、お勧めの作品は?」と聞くと「めっちゃ面白かったのが『ペントハウス』です」と言う。「ペントハウス(2020年)」もちろん知っていた。ていうか、私も見てもいいかなという候補作品でもあった。女性主人公が3人いて超高級マンションの住人らが織りなす確執、事故、不倫などなどてんこ盛りの内容ってことも知っている。評判が良くて、シーズン2、シーズン3まで作られたこともね。ただ、見始めると次をどんどん見たくなるらしいから何か仕事を抱えている時とか、別のことに夢中になっている時は手を出せない。でも彼女が次回外来受診する4週間後までには十分視聴は可能かも。

女性主人公の3人(左からキム・ソヨン、イ・ジア、ユジン)は私が韓ドラに一番ハマった2000年代にドラマの主人公、そのライバルなどとしてよく出ていた。2010年代は3人とも単独で主人公を張るようになっていたからこのドラマの噂でその3人が出るらしいと言われていた頃、韓国のドラマ女性記者らには「3人のうちの1人が出るんだろう」と思われていた。しかし3人全員がキャスティングされたと聞き、「いったいどんなドラマになるん?」と驚いたそうだ。彼女らの熱演で大ヒットし、翌2001年に3人のうち悪役を演じたキム・ソヨンが長いキャリアで初の演技大賞を獲って面目を施した。

ううむ、全くドラマを見ていないのでこれ以上書いてもちょっと乗りが悪い。近々視聴してみよう、「ペントハウス」!。

2020年9月10日木曜日

サーヤとマリン、オッパと韓国料理

 カール不在のため夕食をどうしようと思っていたら、4階病棟にマリンNsがいたので、「サーヤNsもいるんだったら夕食をいっしょにしないか」と声を掛けてみた。すると「あー、夜はちょっと用事が・・」と残念そうで「午後8時半までなら大丈夫ですけど」と言うから、なんだそれくらいならケンチャナヨ(大丈夫)と店を彼女らに任せたら、「嗚呼、おっぱちゃん」という韓国料理店を指名した。なるほど、この面々ならそれだよ。行ってみると、以前外来の忘年会で利用したことのある店だった。↓「おっぱ」って「おにいちゃん」の意味で韓ドラ見ている人なら知らない人はいないよネ。左がサーヤ、右がマリンちゃん。

店内には韓国芸能人のポスターが貼られていて、「あ、ペ・スジにIUだ」「BTSもある」とすぐ分かるところが韓ドラ、KーPOPに通じている彼女らだ。↓上がIUで下がスジちゃん。

飲み物はビールか韓国焼酎あたりがよかったのだけど、あいにくみんな車の運転もあってソフトドリンクで乾杯した。食べ物はトッポギ、チジミ、チーズタッカルビなどの他に彼女らお勧めのチャパグリというのを頼んだ。「チャパグリって?」「えー、先生。『パラサイト』に出てくるんですよ」とのこと。韓国企業の農心が出している韓国風のジャージャー麺「チャパゲティ」と海鮮風味のピリ辛ラーメン「ノグリ」をミックスしたもので映画ではそれに牛肉を混ぜて出てきたそうだ。「パラサイト」は近々UーNEXTでカールといっしょに見るつもり。メニューの左上付近にチャパグリとあり、小さく「パラサイトで有名になったまぜ麺」と解説していた↓。

↓チャパグリ。韓国ドラマや映画には即席麺のシーンがやたら出てくる。庶民の味だ。

↓はチーズタッカルビ。ぐつぐつ煮えてます。

2時間半、ほとんどが韓ドラの話題に終始した。彼女らは今年前半に初の韓国旅行を計画していたそうだ。しかしコロナのせいでおじゃんになった。BTSのコンサートもないしホントにうらめしいと。それと韓国の芸能は好きだけど、彼の国の反日感情が強い点には「なんでですかね」と不満があるようだった。そこで日本との歴史的な関わりなど質問するとあまり知っていないようで、さらに儒教精神が身に染みついている韓国人の心理などもほとんど知らないようで、私が解説してやった。同じように植民地化されていた台湾が親日的なのに対して韓国がそうでないのかは歴史と儒教のことを知らないと説明できないのだ。彼女らは「ふーん」といった感じで聞いてくれた。ま、小難しい話題はそこそこにしてお勧めの韓ドラは何?ってなほうが盛り上がったネ。

最近ではIU主演の「マイ・ディア・ミスター」が一番のお勧めで、マリンNsはすでに見始めていて「面白いです」と言ってくれた。男性主人公が「パラサイト」に出てくる金持ちのご主人ですよねとも指摘していた。「そうそう、イ・ソンギュンだね」「あの人、いい声してるんでそれで分かったの」だって。そして絶対のお勧めが私の定番「ファンタスティック・カップル」だ。UーNEXT以外ではつい最近Amazon Primeでも配信が始まって、そこでの感想レビューがほとんど5つ星ばっかしで、私もウンウンと頷きながら読んでいた。

で、そろそろ時間も来たというのでお開きになったが、何の用があるのかと聞いたら、「他の友人らとBTSの配信をいっしょに見る予定」だっていうから、いやーどっぷりだねえ。

2015年11月21日土曜日

当直、たまには閑なり

土曜は朝勤務、午後から当直とハードな状況が危惧された。しかし昼過ぎは午前勤務を手伝ってくれたヒラメグDrとだべり、夕方は医療補助作業者の山の神さんと韓ドラの話題で少々盛り上がった。

ヒラメグDrは今後の仕事をどうするかで少し相談に乗って上げた。某外資の製薬メーカーの医師募集にも応募し面接まで受けたとのこと。それに美容内科なる仕事のお誘いもあるそうだ。私は後者がいいんじゃないと言った。彼女はビジュアルもいいし少なくとも4、5才は若く見える。「それにさー、いくら女医でも『美容』がつくとなると医師本人が美容的に良くないと患者に説得力がないでしょう。先生ならぴったしヨ」「そうかしら〜」とまんざらでもないよう。会社勤めは制約も多いし自由人の彼女にはあまりお勧めできないなぁ(言わなかったけど)。

山の神さんはさほど韓ドラに詳しくなく、私がハマったドラマは何かと尋ねて来た。それには「三つある。一つ目は何と言っても『冬のソナタ』。二つ目は『復活』、三つ目は『ファンタスティック・カップル』で、メロドラマ、サスペンス、ラブコメの違いがあるが記憶喪失が絡むのが共通点だな」と話した。で、冬のソナタは私はDVDを買って医局にソフトを持っていたので貸すことにした。のみならず冒頭の30分ほどを医局のデッキで鑑賞し第1話に今後予想される展開の伏線が散りばめられていることを教えるとずいぶん興味を持ったようで「必ず見ます」と力強い返事だった。

で、外も暗くなり夕食も配られる時間になって当直看護師ピラ健君から連絡が入った。「先生、一外科のDrが来てますっ」えーーっ!
実はお昼に「もしかしたら間違って一外Drが夕方当直にやって来やしないか、注意していて。念のため」と彼に言っておいたのだ。というのも、本来は土曜夕方からでいいが今回に限り日曜朝からに変更してもらっていた。でも1ヶ月以上前に一外医局担当者に連絡しOKもらっていたが勘違いして今日来そうな予感があったのだ。やっぱりだった。で、事務のダッペイ君といっしょに当直室へ行き事の子細を話すと、あっさり勘違いを認め、明日朝また来ますと引き上げてくれた。ふーっ。ゴネられたらどうしようと思った。

明け方喘息様の気管支炎の小学生の診察で起こされた以外は特に忙しくもなくいい当直だった。

2022年11月21日月曜日

「女神降臨」視聴終了してみて

韓ドラのラブコメ「女神降臨」を視聴完走した。私にとっては久々のラブコメ作品だった。2年前に見たのが「私のIDはカンナム美人」で今回の男性主人公チャ・ウヌが同じような役柄で出ていた。(前回が大学生役で今回は高校生役、年取って来たのに若い役をやらされるとはネ)この人こそあちらでは「顔天才」と言われるイケメンで、男の私ですら、ほうと思うほどの完璧ぶりだ。

女性主人公がブスで前の高校の時にいじめられ、転校を機にメイクに目覚め、美人になってからの恋あり成長ありの楽しいドラマだった。まあラブコメも悪くないな。二人のキスシーンなんかはやはりキュンキュンするしね。しっかし本来は美人のムン・ガヨンがブスメイクしているわけだが、落差ありすぎで、そこまでひどくはしないでしょレベルだ。ドラマでは誰もが二人が同一人物とは気づかない設定なのでそうせざるを得ないんだろうが・・。

ただアラカンの私が没入できるほどのジャンルではないので1.4倍速(UーNEXT)にしないとつらい。いわゆる倍速視聴が作品鑑賞するにあたっていいのかなんて問題視する向きもあるが、全然構わない。このネット配信の時代、いろいろな作品を楽しみたいのに、いくら時間はあっても足りないんだよ。私はしないがキュンキュンシーンでは実速度にして繰り返し視聴をするなど若者はすればいい。TV視聴やDVD視聴に比べネット配信はそういう意味で本当に便利。10年近く韓ドラから離れていた私が復活視聴するようになったのも配信を利用するになったからだ。

そうそう、この「女神降臨」で韓ドラ視聴数が160作目で、配信利用するになったのが81作目の「トッケビ」からだからぴったしDVD、配信の視聴数が半々になった。

私の好み&お勧め作品を紹介すると、DVD時代(2012年以前に視聴)は冬のソナタ(恋愛)、私の名前はキム・サムスン(ラブコメ)、復活(サスペンス&恋愛&復讐)、ファンタスティック・カップル(ラブコメ)、ごめん愛してる(恋愛)で、配信時代(2013年以降に視聴)ではトッケビ(ファンタジー)、恋するジェネレーション(学園&恋愛)、星から来たあなた(ファンタジー)、シグナル(サスペンス)、マイ・ディア・ミスター(社会派)、ナイン~9回の時間旅行~(ファンタジー、タイムスリップ)、愛の不時着(ラブコメ)、キングダム・シーズン1&2(ホラー&サスペンス)、イカゲーム(サスペンス)、マザー(社会派)、今、私たちの学校は...(ホラー&サスペンス)、ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(社会派) あたりだ。

こうして書いてみると、最近の韓ドラがかつての恋愛物一辺倒から様々なジャンルに良質作品を輩出しているのが私の評価からも伺える。まだまだ韓ドラ視聴鑑賞は止められないナ。

2016年3月11日金曜日

今ごろ「美男ですね」を見る

ああ、最近また韓ドラのミニブームがやってきた。職員と「冬ソナ」や「ファンカ」「推奴(チュノ)」のDVDで話しをしているとまた見てみたくなり、今はあの「美男ですね」を見直している。2010年に主役のチャン・グンソクのブレークとともに日本でも大ヒットしたドラマだ。そのころ私も3話くらいまで見ていたのだが韓ドラそのものに多少の飽きがあってほったらかしのまあ5年くらいすぎていた。再び見るのって結構エネルギーを使う。そんな作品が10作くらいあって、いつか見ようの結局見ない一群の一つだった。

ただこの作品、私の大好きな「ファンタスティック・カップル」と同じ作者ホン姉妹の作で面白いだろうとは予想出来きていた。そして第4話を我慢して見るとやはり面白くて今日は8話、9話までを一気に見てしまった。チャン・グンソクのツンデレ貴公子ぶりや誠実で見守り&フラれのシヌ役のジョン・ヨンファ、楽天的で弟分ジェルミ役のイ・ホンギらのイケメンの配置の良さがまずいい。また、お笑い担当のマネージャーイ・フニ役のキム・イングォンが出てくると何度吹き出してしまったか。いじわる役の若手女優ユ・ヘイは彼女がいじわるしないと展開が進まないくらいで結局脇が甘く失敗して視聴者を喜ばせるパターンだ。

チャン・グンソクは人気がある一方毛嫌いする人も多い役者だが、このドラマは彼の魅力がよく出ていてブームになったのも納得だ。医局の山の神さんは「チャン・グンソクは好きでなくて」と言うけれど、ご多分に漏れず彼女は彼が出ているドラマを見たことがない。以前、冬ソナにハマっていた私に「(ヨン様は)汚い」と言い放ったもっと掘れNsを思い出す。茶髪のにやけた表情を指してそう言ったのだが彼女も冬ソナは見ていなかった。だいたい簡単に「(俳優を)好みじゃない」と言う人はその出ているドラマなり映画なりを見ていないことが多い。そのドラマの出来が良ければたいてい役者も好きになるものだ。「美男ですね」は「ファンカ」より若者向けで楽しくも質のいいドラマ、お勧めだ。

2026年6月3日水曜日

韓ドラ、久しぶり完走した

以前、日記ネタにした韓ドラ「暴君のシェフ」全12話を見終わった。いや〜、5月14日に日記ネタにして一気に見終わるかと思いきや、また停滞期に入って放置していた。最近は韓ドラへの、いや、ドラマ視聴そのものへの根気が保てないんだ。ついついお手軽な10分〜15分のYouTube視聴へと流れてしまう。あとはネット麻雀をするからかな。この前、千葉に行く時にスマホに保存してまた見始めたのがきっかけで、どうにか視聴完走出来た。

「暴君」は主人公の現代女性が朝鮮時代にタイムスリップする話だが、基本は時代劇だ。現代の料理の知識と技術を持った主人公がその能力を活かし、過去の時代で活躍するという内容は、16〜17年前の日本ドラマ「JIN-仁-」での現代の医師が江戸時代にタイムスリップしたら・・という構造といっしょだ。あの頃はそういう設定が新鮮で面白かったナー。「暴君」はまあまあ及第点くらいか。

韓ドラといえば刺激的な展開の「ペントハウス」や2年前にみんなが見ていた「涙の女王」も途中まで見ていたが、結局止めてしまった。それらは10話以上あるからやや長いからというのは言い訳に出来ない。以前は韓ドラ16話という話数でも苦もなく見続けていられたのだ。それが去年くらいからNetflixなどの配信物の8〜12話程度でさえ途中で脱落してしまうんだ。うーん。

今年はこれでようやく1作目だ。2025年は年頭に見た「悪魔な彼女は裁判官」「ジョンニョンスター誕生」の2作のみで、あとはピタッと視聴が止まってしまった。2024年は「誘拐の日」「無人島のディーバ」「完璧な結婚のお手本」「私の夫と結婚して」「アゲイン・マイ・ライフ」「Missナイト&Missデイ」「ソンジェ背負って走れ」「アリス」「弱いヒーローClass1」と10作も視聴したのに・・。ここでハタと気がついた。2024年に見たドラマってタイムトラベル物がかなり多い(青色の作品)。特に主人公が過去に戻ってやがて起きるイベントから逃れるドラマが多かった。なかでも「私の夫と結婚して」は一番出来が良く、その後日本でもリメイク作品が作られたほどだ。

私はもともとタイムトラベル物が好きで、2020年など正月から続けて10作タイムドラベル物を意識的に見続けたことがあった。「ナイン~9回の時間旅行~」「イニョン王妃の男」「屋根部屋のプリンス」「以心伝心~脈あり恋あり~」「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~ 」「千年の愛」「ポンダンポンダン王様の恋」「愛の迷宮ートンネルー」「最高の一発」「シンイー信義ー」の10作で、青色は現代の中でのタイムスリップで赤色は現代と朝鮮、高麗、百済時代とのタイムスリップをする。お勧めは「ナイン~9回の時間旅行~」「イニョン王妃の男」「屋根部屋のプリンス」「愛の迷宮〜トンネル〜」あたりか。「ナイン」と「トンネル」はあまり知られていないがいい出来だった。
最近の韓ドラはつい10年近く前まではTV局主導制作だった。しかし今はケーブルTV局かNetflixなどの配信会社制作が多い。Netflixなどは制作費も高額で全世界配信という目的もあるためか、ヒットしそうな内容、テーマが似通ってきている気がする。ひとつヒットすると失敗を恐れるあまり似たような設定のドラマが次々に作られるような・・。以前多かった財閥の御曹司といたいけな女子、記憶喪失に交通事故など定番のパターンは最近は減って来ている気がするが、私は人がどう言おうと記憶喪失がテーマのドラマが大好きで、自身三大大好きドラマの「冬のソナタ」「復活」「ファンタスティック・カップル」はどれも記憶喪失の設定だったからこそであった。
まあともかくも1年半ぶりに韓ドラを完走視聴出来た。記憶喪失物で面白いのがあればぜひ見たいのだが、最近はその手は使ってこないしなー。ぼちぼちと探そうか。