今、韓国のSBSで金土に放送中の「エージェント・キム: リアクティベーティッド」を今週から私も見始めた。全10話で現在4話までが放送され、視聴率がなんと20%をすでに越えている。これは20年前なら40%以上に相当し、おそらく今年の韓ドラで最高視聴率を取るのではないか。主演はソ・ジソプ。韓ドラファンなら知らない人はいなくらいの有名俳優で、デビューして30年にもなり、私は2007年に「ごめん愛してる(2004)」「バリでの出来事(2004)」「ガラスの靴(2002)」の3作品を集中して視聴した。いずれも面白いドラマで特に「ごめん愛してる」は名作だろう。ガタイは大きく、切れ目のまなざしが特徴的だ。2019年に韓ドラ視聴が復活した後は「千年の愛(2003)」と「主君の太陽(2013)」を見ている。
「エージェント・キム: リアクティベーティッド」は、ソ・ジソプが平凡な銀行員で、家では高校生の一人娘に手を焼いているところ、その娘が学校でのいじめに遭いやり返したことがきっかけで誘拐されたと知り、過去に封印していた最強の特殊工作員としてのスキルを呼び覚まし、命懸けの救出劇を繰り広げるサスペンス・アクションドラマである。Netflixの非英語TVシリーズ部門でも世界1位を獲得するなど社会現象を巻き起こしているそうだ。
第1話のソ・ジソプは理不尽な目に遭ってもじっと我慢している。不良にからまれたり、学校では娘がいじめられているにもかかわらず加害者の女生徒の大会社の父親(実はこいつが相当のワル)に土下座をして謝りもする。娘はそんな父親に幻滅しその日は誕生日なのに帰宅して来ない。実は加害者の女生徒が仲間の不良たちに「あの女を懲らしめて」と依頼したところ、意識不明の重傷を負わせ、さらに失踪させてしまったのだ。実は北も南も恐れる伝説の工作員あることを伏せて生きていかなばならないソ・ジソプは、どんなことでもじっとこらえることは出来るが、愛妻が出産時に死亡しその忘れ形見である一人娘が被害を受け失踪誘拐されていると知るやもう抑えが効かない。
1話のラストシーンで約1時間ふつふつと溜まっていた怒りとパワーが失踪に関与する不良相手に炸裂する。
いや〜、これってついこの前まで韓ドラ人気1位だった(今でも上位にランクイン)「鉄槌教師」の爽快感と似ている。誰もがワルと思える輩(やから)をスパッと懲らしめるってのは見ていて気分がいい。2話3話4話と話は進み、かつての工作員の仲間たちと娘を救うために悪の巣窟へ潜入していく。ふむ、確かに面白いぞ。でも韓ドラのTV放送は週に2話2日間のフォーマットだ。Netflixででも放送翌日に配信されるためせっかく続きを見たくても1週間我慢しなくてはならない。それでも見たいと思うドラマは「私の夫と結婚して(2024)」以来だ。あのドラマの私の評価は最高点に近い9点だった。9点なんて年に1作くらいしか付けない。このドラマ、今のところそれに近いかな。しばらくは配信日の土日が楽しみだわい〜。
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