今日はカールが胃カメラを受けに病院にやって来た。「もしかしたら私、胃癌になっているかもしれない」と不安を口にしてのことだ。消化器内科医の妻としてこれまで定期的に胃カメラは受けてきているので、私は「まずそんなことはないよ」と言いつつも、心配を払拭するには検査を受けるにしくはない。それと、3ヶ月くらい前に受けた帯状疱疹ワクチン・シングリックスの2回目の接種希望もあった。
病院に来てすぐに内視鏡室へ行ってもらいたく、外来処置室の看護師らに「うちの嫁はんをこうしてああして・・」と対応を頼もうとしたら、ブルゾン看護師がやって来て「センセ、奥さんはちゃんと内視鏡室に誘導してますよ」と言うではないか。後でカールが「ブルゾンさんがいて本当に助かったわ。見ていると、困っている患者さんのところに素早く駆け寄って優しく案内してくれている」と感心していた。ブルゾンさんは定年後も病院に勤務しすでに10年以上も経っているが、外来で戸惑っている患者や家族に寄り添いサポートする役目を果たしてくれている。青雲会病院には欠かせない人だなと改めて思ったよ。
胃カメラは経鼻内視鏡で観察し、やはりというか癌の所見はなく軽度の胃炎と良性のポリープがあるだけだった。終わってツーショット写真を茶の里主任に撮ってもらった。
この後、ワクチン接種してカールは帰っていったが、今回は解熱鎮痛剤のカロナールを多めに希望があった。前回はワクチンの副反応が結構強く、関節痛と倦怠感、微熱でぐったりとなってしまったからだ。そしてそれは正解だった。早めに内服をしておいたから症状は強く出ないけれどいかにも押さえ込まれている感覚があったという。結局1日半経ってようやく収まった。シングリックスは価格も1回2万円ほどもする上に、2回打って2回とも同様の副反応が出るからこれは打ちたくないと心配する人が出てくるかもな。でもカールは言う。「節目の年齢になれば半額でワクチン接種出来るけれど、それを待って帯状疱疹が発症したら悔やむと思うの。これまでの人生で思い立った時にやるってのが正解だったからね」と。ワクチンに少しでも疑念をいだいているような人なら「(副反応で)だから打つのは嫌だったのよ」となりそうだが、きっかけとなったヨーコバーバの帯状疱疹後遺症を目の当たりにしているのでカールの信念は揺るがない。「それにマーヤさんのお祖母さん(90歳代)も罹ってその後チクチクとした痛みが残ってきついらしいから」と「ワクチン=転ばぬ先の杖」を強調する。シングリックスは2回接種することで、90%以上の高い発症予防効果が期待でき、万が一再発した場合でも重症化を防ぐことができる。私は一度軽い帯状疱疹に罹っているのですぐには罹りにくいとは思うが数%の再発があるらしい。カールにならっていいタイミングで私も打とうか。
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