2026年7月5日日曜日

パラグアイを嫌いになる

 昨日に引き続いて、朝はワールドカップの決勝トーナメント戦を見ていたんだけどさー。試合はフランス対パラグアイ。昨日のアルゼンチン対カーボベルデ戦とはえらい違いだった。何がと言うと、パラグアイの戦い方が全く気にいらなくて腹が立ったほどなのよ。とにかく相手のフランスの選手への挑発、ラフプレー(肘打ち、蹴り、つかみ合い)がひどくて、南米のチームにありがちな「勝つためにはいろいろなずるさも必要」ブラジルで言うところの「マリーシア」を出しまくってのゲームだったんだ。解説者も「(そうすることで)相手の主力選手がゲーム以外に気を取られるのを狙っている」ということなんだ。実際それで試合の結果が大きく左右されたケースがワールドカップではいくつもある。

私がワールドカップを見始めたのは1982年のスペイン大会からだが、そこでのブラジル対アルゼンチン戦。ブラジルはマラドーナを執拗にマークしラフプレーでけずりまくっていた。頭に来た21歳とまだ若いマラドーナは相手選手の腹を蹴って一発退場を喰らった。試合は1対3でブラジルの勝ち。アルゼンチンも似たようなことをしていて、1998年のフランス大会。対イングランド戦で相手エースのベッカムはマークされていて後半に入ってアルゼンチンのシメオネから背後から激しくチャージされた。ファウルを受けてうつ伏せに倒れ込んだベッカムは、フラストレーションから自身の右足を跳ね上げ、背後にいたシメオネの足を引っ掛けて転倒させてしまったのだ。これで一発退場。2対2のまま延長戦まではいったがPK戦でイングランドは敗れた。

今日の試合でも明らかなファールで倒されたフランスの選手が倒れた後、相手パラグアイ選手にちょこっと蹴りを入れた場面があった。ベッカムとまったく同じシーンだったが、これは審判には見逃された。この場面は見逃してくれてよかったが、審判はフランスには3枚のイエローカードを出したがワルの限りを尽くしたパラグアイには1枚もイエローカードを出さなかった。え?見ていて日本人には到底受け入れられない芸当をする国だよ、パラグアイ。
試合は1ー0でフランスが勝って良かった。パラグアイが間違って勝っても絶対応援したくなかったわ。終わってからのフランス選手の一人は「数日前から監督が、パラグアイは相手を試合から引きずり出そうとしてくるチームだと話していた。僕たちも戦えるし、激しくぶつかり合うこともできると証明したかった」と冷静さを失わず戦えた理由を明かした。なるほど、かつてフランスはエースのジダンがイタリア選手の挑発発言にそれこそ頭に来て頭突きを喰らわし一発退場になったことがあった。そういう歴史も踏まえてフランスの監督は「こんな試合になるから挑発には乗るな」と事前準備をちゃんとしていたんだ。

でも今日の試合を見て、それが伝統芸だと言われても私は今後パラグアイは応援したくはないな。

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