2026年7月4日土曜日

カーボベルデ

いや〜、決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン対カーボベルデ戦、いい勝負だったねぇ。この2国FIFAランキングで1位と67位、今回のワールドカップ参加国の中では最高と最低の国の組み合わせだったのだが、試合内容は最高だった。サッカーってランキングに差があっても結果はせいぜい点差2〜3点くらいなもので、野球やラグビーなどのように10点以上もの差が出ないスポーツだ。それでも世界中のほとんどの人々が、「アルゼンチンが勝つだろう、しかも大差で」と思っていたはずだ。

それが前半にメッシが1点取ったところまでは「でしょうね」だったが、それ以降アルゼンチンはなかなか追加点を取れずにいると、後半の早いうちにカーボベルデが追いついた。そして同点のまま前後半が終わってしまったんよ。なんと延長戦。そしてアルゼンチンが先に得点し2ー1となって、ううむやはりと思っていたら延長前半の間にカーボベルデ、見事なミドルシュートを決めてまた同点に追いついた。思わず「へーーっ!」と声を上げたわー。メッシもさすがに顔がこわばっていた。↓カーボベルデDFシドニー・ロペス・カブラルのゴラッソ!ゴール後はアルゼンチンの選手だけでなく味方も頭抱えている(笑)。今大会ナンバーワンゴールの声も出ていた。

結局、延長後半にメッシからのコーナーキックがうまいことヘディングから相手に若干当たり決勝ゴールとなったが、もしかしたらまた同点、その後のPK戦でカーボベルデがアルゼンチンを破る大金星を上げるんじゃないかって思わせた。人口59万の今まで聞いたこともない小国がサッカー大国をここまで追いつめるなんてすごいじゃないか。私はグループリーグの初戦でスペインがこの国に0ー0の引き分けで終わった試合をネットをしながら片手間に見ていた。なかなか点を決められないスペインに「こんな国に手間取っているくらいじゃスペインも大したことねえわ」と思っていた。でも今日の試合後、メッシはいみじくも以下のように語っていた。「自分たちが予想していた以上に難しかった。先制点を取るのも簡単でなかったし、彼らがなぜスペインやウルグアイと引き分けてきたのかは偶然じゃない。非常に規律があり、自分たちの武器を持っていて、強度も高いチームだった。彼らは私たちを苦しめたし、互いに打ち合うような展開になり本当に難しい試合だった」と、カーボベルデを称えつつ振り返ったのだ。

私とカールは地図帳を取りだし、「カーボベルデってどこにあるんだ?」とアフリカの西の大西洋に浮かぶ小さな島国の位置を確かめてみた。確かに載ってはいた。でもこれまで全く知らなかったよ。日本からマグロの遠洋漁業に行く人には寄港地としてよく知られている国だそうだが、たとえ小さくとも「我が国、ここにあり!」とその存在を世界中に知らしめた。立派だったぞ、カーボベルデ!

0 件のコメント:

コメントを投稿