2021年3月13日土曜日

オタクを極める少年は

ゲンちゃんはエサが欲しければ1階居間のエサやり場にやって来る。ドアが閉まっていても背伸びかジャンプしてドアノブを下に降ろせば開くことを知っている。明け方の5時から6時がエサ上げ時間で、その時間に起きているとドアが開いて誰か来たなと思ったら誰もいず、ドア下からゲンちゃんが出てきてびっくりすることが何度もあった。今日はその様子を構えてビデオに撮影した。
ううむ、今日は日記ネタがあんまりない。またネコに頼ってしまった。TVはまだ震災の話題が多いし、自身は職員研修のスライド作りでそれ以外のことには集中出来ない。夜はボウリングのPリーグ放送もあったな。でも見るヒマとその気が起きない。そんな中で夜19時からのフジ系放送の「超逆境クイズバトル!!99人の壁」をチラッと見た。“植物博士"の小学生の男の子が花業界に携わって17年、農林水産省に勤めていたこともある“花のスペシャリストの大人とクイズ対決をするというもの、これは見応えがあった。知識の幅広さは全くの互角で花の出荷量を問う問題などは大人有利で元役人が正解したが小学生はその後盛り返しとうとう勝ってしまった。いやーすごい。
このあとに登場したのは小学6年で野菜ソムリエの資格を持つ男子が東大生99人を相手にかなりの難問早押しバトルを繰り広げる。それも結局勝ってしまうからイヤハヤだ。これら小学生に共通するのはそのオタクぶりだ。好きな物に関しては徹底的にやり尽くしたいというオタク気質をそのまま伸ばしてあげること、それがいいことだという社会的な受け入れが今はあるのだろう。魚好きが高じたあのさかなクンなんかその典型と思う。TV東京のオタク番組「TVチャンピオン」で何度も優勝しタレント活動も続けながら今では立派な魚類学者としても社会的に認知されている。

囲碁の井山裕太や将棋の藤井聡太なども囲碁将棋の超オタクが高じて超一流プロになったとみることが出来る。彼らはすでにプロ組織があったから良かった。せっかくの才能も生まれた国がプロもなにも囲碁将棋がない国だったら少しお勉強が出来る凡人だったかもしれないのだ。この手で懐が深い国といったらやはりアメリカだろう。大人になったいろんな変人奇人がごろごろいる。オタクが生きやすい今の日本も余裕のあるいい国といえるかも。

そんな中、さかなクン(本名:宮澤正之)のWikipediaを調べていて驚いたのが、父親が囲碁のプロ棋士宮沢吾朗(宮澤吾朗)九段だったこと。
へーーえ。一般にはあまり知られておらずタイトルを取ることは出来なかったけれど、石田芳夫、武宮正樹、趙治勲、小林光一らを輩出した木谷實一門の棋士で、戦いの棋風で見ていて面白い碁を打ちアマチュアには人気のある人だった。弟子捜しで北海道を訪れた木谷實が11歳の宮沢の打ち碁を初めて見た際、「久しぶりに尾のハネ上がった鯛をつかまえた」と言ったという逸話は有名で私も知っていた。ただ彼は、プロの碁打ちには成れ三大リーグに入れるなど一流にはなれたが、超一流というまでにはなれなかった。しかし同じような気質をもった息子はオタク振りを別の分野で活かし超一流になれた。木谷實は呉清源とならび昭和前期を代表する超一流棋士で「鯛のしっぽ」と宮沢少年を評したのは後のことを思えばなかなかに感慨深いではないか。うん。

0 件のコメント:

コメントを投稿