2024年6月24日月曜日

トウモロコシで思いをはせる

昨日の午後、カールとゲンちゃんが仲良くいっしょにソファで過ごしていた。ゲンちゃんはやっぱりカールママが一番のお気に入りなのだ。

だがこの後「ゲンちゃんのお耳がくさーい」とカール。この前はお尻が化膿して排泄してもらったが耳も感染しているようだ。それでカールはまた動物病院に連れて行った。LINE連絡で「ゲンちゃん、耳の中が化膿してました。点耳をしました。」と来た。これでよくれなればいいね、ゲンちゃん。

夕食はほぼトウモロコシ。今が旬ということもあるが、カールの山梨の友人コマミさんが自分で作って送ってくれたものなのだ。もともと裕福な農家の出身であるコマミさんだが自身が農作物を作るなんて「彼女もずいぶん変わったわ」とカール。せっかく頂いたからには食べなきゃとづくし料理になった。↓右のトウモロコシはホワイトと呼ばれる品種でその名の通り実が白い。ただ味は甘くて美味しいが黄色とそこまで変わっていないような・・。

昔ビタミンの授業でトウモロコシばかり食べていると「ペラグラ(皮膚炎、胃腸障害、最後は精神症状を起こす)」という病気になって命を落とす危険があると習った。
ビタミンB3のナイアシンがトウモロコシには入っておらずこれが不足して起きるのだ。原因が分かったのはほんの100年ほど前で、当初は感染症と考えられていたなど、同じビタミンB1のチアミンが不足して起きる脚気のパターンとよく似ている。ま、今夜のこれくらいのトウモロコシづくしくらいではペラグラになる危険性はない。アメリカ大陸からもたらされたトウモロコシは作りやすさでヨーロッパに広まったはいいが、貧しい人たちはトウモロコシをゆでて食べる食事しかなくペラグラになり悲惨な目に遭っていた。

現代は食べ過ぎを注意されるくらいだが、こんな時代になったのは先進国においてほんの5、60年前くらいからだ。ペラグラや脚気になる心配なく過ごせることに感謝しつつトウモロコシを美味しく頂きました〜、パクパク。

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