2024年6月21日金曜日

大雨対策はうまくいったけれど

前夜から何度も災害・避難情報が鳴ってうるさいくらいだった。毎晩見るNHKBSのMLB&ワースポも大雨のせいで衛星アンテナの感度が下がりしばらく見られなかった。そのまま床寝してしまい夜明けに起きたが雨はまだ降り続いていた。で、一番の心配の種、高速道路の通行状況をネットで確認するとなんと鹿児島のほぼ全域が通行止めになっていた。これは・・。↓午前5時29分のハイウェイ情報。

思い出すのは5年前の7月1日だ。梅雨前線の影響で未明に大雨になったが自宅を出るまでは高速は通行止めになっていなかったはず。しかし私が北インターに入った直後に通行止めになった。その結果鹿児島から吉田インターまで大渋滞に陥り、いつもなら5分で通過の距離に4時間もかかり吉田インターで降りてからさらに姶良の青雲会病院までプラス1時間もかかった。10号線も通行止めらしいから一般道も大渋滞になるはず。あの渋滞に巻き込まれるのは絶対にごめんだ。鹿児島から蒲生に抜ける県道を早めに利用しなければ。それで午前6時過ぎには家を出た。

私の目論見は大正解。まだ渋滞はなく県道はすいすい。吉田インター近くまではまったくのスムーズでインター過ぎたあたりから車が増えたが渋滞というほどではなくゆっくり進むといった程度。さすがに午前7時前あたり姶良に着く頃は鹿児島に向かう車が渋滞しつつあったがさしてとどまることなく7時には病院に着いた。いつもより1時間以上早く着いたがこれで正解だった。7時半に鹿児島の家を出たタクミDrなど病院に着いたのは12時を過ぎていたのだ。「生まれて初めて車中でおしっこをしました」とその手のグッズを持っていたタクミDrは振り返っていた。↓は吉田町で6時43分、もう少しで姶良という地点。車は多いがゆっくり進んでおりイラつくほどではなかった。

人間ドックの診察や内視鏡を担当するオルドリバDrは「着くのは11時くらいになるのでこのまま行くのは止めましょうか・・」なんて携帯から電話してきたそうだが「絶対に来て」と伝えた。というのも先のタクミDrに並ぶンDr含め内視鏡担当医が誰も来ていないんだ。で、私が外来はせずに内視鏡を一人でした。その前に人間ドック診察、スメア検査までしたよ。まさに孤軍奮闘、11時過ぎにオルドリバ、11時半に並ぶンDrが来てようやく内視鏡を離れられた。やれやれ。

午後はゆっくりかと思いきや、外科から上部消化管出血でヘモグロビンが6台に下がった患者の胃カメラ(結局急性十二指腸潰瘍出血で内視鏡止血した)、脳外科から黄疸と胆道系酵素悪化の総胆管結石患者のERCP(ERBDを入れ減黄に成功)といった緊急内視鏡に、タクミDrから大腸内視鏡が奥まで入らないという連絡で大腸内視鏡をしたり、今日は本来は外来業務なんだけど・・とぼやくことしきりだった。その外来も夕方に30歳代の生後1年半の赤ちゃんを抱える産後うつ病の女性の診察もあった。どうにかしてあげたいが、家庭内の問題も抱えていて、明らかに内科というよりは精神科、心療内科あるいは周囲のサポートが必要なケースだった。そこに救急搬送の患者が2件来て・・いや、これはさすがに私ではなく外科の非常勤のケイブンDr担当で、結局どちらも内科入院になりその主治医を私がタクミDrとカユカDrに割り振った。

そんな超忙しの日々、メジャーリーグは大谷翔平の先頭打者ホームランが飛びだし、スカッと出来た。ほんま、大谷の活躍には日々元気もらってマース!

0 件のコメント:

コメントを投稿