2024年6月10日月曜日

年寄りだってアイドル!

朝礼のスピーチはミライNsの「疼痛について」の教育スピーチのあと、調理師のキミドリさんの「私の夢」というタイトルのスピーチだった。そのキミドリさん、「昨年、スピーチの依頼があって依頼されたタイトルを聞いたときにもう60歳にもなって何を話そう」と逡巡したそうだ。実は私も初めて見かける職員さんでお姿を見れば「夢」と言われても確かにーと思わせた。

出身は蒲生の漆だという。その昔、こてる日記(2002/9/26)で「ここは、どいなか『漆』村 」とのタイトルでネタにしたことがあった。この前亡くなった当時訪問看護担当のふっくらNsといっしょに訪れた時のことである。


「聞くところによると、そこは姶良、蒲生地区でも田舎の中の田舎、ド田舎なんだそうだ。「ふっくら」ナースの運転するスターレットは、昼なお薄暗い川沿いのくねくね道を進んでいった。 「車酔いしますよ」「なーに、平気」 狭いけど対向車も来ない。おや、ぶんぶん飛ばすねー。 すると急に視界が開けた。 そこが漆の村で、稲穂の実る田園風景が拡がっていた。 これは意外な感じ。私は坂の多い山村をイメージしていた。 それまでがうっそうとした山中だったので、開放感が何とも気持ちいい。 狭い盆地の中央は田んぼで、辺縁に民家が散在している。 目立つ建物はこぢんまりとした小学校のみ。静かな静かなところだった。」
との書きだしで始まっている。本当に日本の懐かしき田舎という風情だった。

そんな田舎出身の初老の彼女が語った夢とは・・。なんと男性アイドルTravis Japan(トラビス・ジャパン)を応援することで彼らのワールドツアーに参加することなんだそうだ。私はそのグループをよく知らなかったがあのジャニーズ出身だという。
いやアイドルというものは若者だけのものじゃないってことだねー。私の現在持っている患者さんに80歳代で歌手「氷川きよし」と俳優「目黒蓮」の大ファンだというお婆ちゃんがいる。枕元にも彼らの写真があったりするので間違いない。年寄りだから年配歌手や老成俳優女優を好きにならねばならないなって決まりはない。いつだって若いアイドルが好きなんだ。ねっ!

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