今はワールドカップが話題でTVやネットでもしょっちゅうその映像を見かける。ただ、全然話題にならないスポーツ動画にもたまに面白いものもある。私は昨日の朝、たまたまメジャーリーグのホワイトソックス対ロイヤルズ戦をネットで見ていた。メジャーリーグでも比較的地味な対戦だ。まあ村上宗隆がホワイトソックスに所属している関係でちょいと見てみようかなぐらいだった。
場面は同点の9回で、ホワイトソックスのB・モンゴメリーが三塁前へセーフティーバントを試みた。転がった球をロイヤルズの投手リンチが処理して三塁へ送球したまではよかったが、その送球が三塁手ニック・ロフティンの股間を直撃したのよ。
球場は悲鳴に包まれ、ロフティンはその場に転倒。起き上がることができず、グラウンドに担架が運び込まれた。その後、痛みをこらえて立ち上がったがプレー続行は不可能と判断され担架で運ばれ選手交代となった。↓一連の動きを画像にまとめてみた。試合は1死満塁からゴンザレスがサヨナラ打を放ち接戦を制したホワイトソックス。右太もも裏を痛めてリハビリ中の村上宗隆も歓喜の表情でグラウンドに飛び出し、試合は終わった。この試合を中継したのは福田太郎アナウンサーで、彼はビデオ再生を見ながらこう中継した。
「・・いいバント、そして送球も的確ではありましたが・・当たりどころが悪かった・・苦しみます・・」
非常に正確で感情を抑えてはいたが、「当たりどころが悪かった」のところでは吹き出してしまった。いや、ほんと選手には悪いがー。
実は、似たような場面はかつて日本人メジャーリーガー選手にも起きたことがあった。青木宣親。彼がロイヤルズ時代の2014年5月30日、ライト方面に飛んだファールボールを必死で取ろうとファールグラウンドに向かったものの、ボールを取れなかっただけならまだしも打球が股間を直撃したのだ。↓がその瞬間。なお、直撃した際、青木はアメリカの文化を意識し「痛がるのはダメだ」とこらえてそのまま守備位置に戻ったことをのちに明かしている。
このプレーはのちに米メディアの「最高の大失敗」の第11位にランクされ、テレビ番組やファンの間で度々話題になる名珍場面となった。これは日本では中日の宇野のヘディング事件(1981年:昭和56年)を思い起こさせる。宇野勝は本塁打王も取ったことがあるくらいの名選手だが、一般にはおでこにボールを当てた人として今でもよく語られるほどでさしずめ日本選手の「最高の大失敗」の1位にランクされるべきものであった↓(笑)。
ニック・ロフティンの無事を祈るばかりだが、確かめると、彼はその後2日ほど休み、現地時間7月1日の試合から復帰していた。よかったよかった。私はこの一件がなければアメリカ中西部の目立たないチームの三塁手の名前など知りもしないし知ろうも思わなかった。それがこうして「こてる日記」にも取り上げるほどにもなった。最高の「当たりどころ」だったっすね(⌒о⌒)。
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