2026年9月28日月曜日

密かにサンフランシスコ・ジャイアンツを応援する

明け方、今季レギュラー最終戦のドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツ戦をTVで見ていた。両チームともブルペンデーで毎回のように投げるピッチャーが代わるし、バッターもあらかじめ2打席や3打席で交代するなど、ドジャースはポストシーズンを見すえての調整、ジャイアンツは来季からの巻き返しのため新人選手を多く送り出していた。

今季のジャイアンツはメジャーリーグで最悪と言ってもいいほどの主力選手の故障に見舞われ、開幕時のレギュラーメンバーが現時点でだーれも残っていないという惨憺たる状況だ。私がつい10日ほど前にドジャースタジアムで観戦した時はイ・ジョンフもいて良く打っていたのにその後故障してしまっていた。しかしジャイアンツのホーム、オラクルパークは満員に近い観客が来ていた。まあドジャース相手ということが大きいだろう。

この2チーム、真の意味で100年以上ライバル関係にある。ともに19世紀末のナ・リーグ創設期にニューヨーク近辺で誕生し、1958年からいっしょに西海岸に移転して同一リーグ、同一地区に所属している。そしてどちらもワールドシリーズではア・リーグのヤンキースに苦汁をなめることが多かった。ワールドシリーズ優勝回数もドジャースが9回、ジャイアンツが8回と拮抗し、レギュラーシーズンの対戦成績でも私が現地時間9月18日に観戦した試合でドジャースが勝って全くの同数になった(1292勝1292敗)。そして今日もドジャース、別に勝たなくてもよかったくらいだったのに延長戦に入ってパヘズの3ランなどが飛び出し5対1で勝ってしまい今季100勝に到達した。
また対ジャイアンツ戦も1297勝1292敗と初めてトータル成績で勝ち越し確定になった。細かいことを言うと昨年の4月にドジャースは対ジャイアンツ戦で1288勝1287敗となって1896年8月8日(49勝48敗)以来約130年ぶりにリードを奪った、と細かいことを気にするメジャーリーグオタクの間で話題になった。ま、それくらいの超長いライバル関係にあるってことだ。

私が思い出すのは2024年のオープン戦でドジャースに対しジャイアンツを応援する地元ラジオ局の様子だ。ドジャースに移籍して初めて迎える大谷翔平の打席で三振を取ると「イェーイ!」とみんなで大喜び。しかし大谷第三打席にレフトフライと思われた打球がホームランになってしまうと・・汚い四文字言葉で悔しがるというYouTube動画(https://www.youtube.com/shorts/3ZcTKQ5Y7_E)だ。日本のTV番組でも取り上げられていて、大谷を常に応援しているというスタンスが当たり前の日本と現地とでは違うというのが鮮明で面白かった。

サンフランシスコ・ジャイアンツは2010年代に久しぶりに黄金期を迎え、2010、2012、2014と2年おきにワールドシリーズ優勝を遂げたがその後はドジャースに押されている。しかし球団の資金力はトップを争うドジャース、ヤンキースの次あたりボストン・レッドソックス、シカゴ・カブスらと同じくらいでその気になればいつもでも復活出来るはず。現地で初めて観戦したチームだけに陰ながら応援しているぞ、サンフランシスコ・ジャイアンツ!

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