2026年9月25日金曜日

若い子へのメンタルケア

今日も忙しかった。やっぱり休日が続くとその反動で外来も多くなる。おまけに緊急の大腸内視鏡も入って夕方までほぼずっと仕事だった。

自分の仕事の中に当直帯で受診希望の患者さんを断った場合の報告書のチェックがある。いつもはさーっと見てハンコを押していくだけだが、昨夜の報告の中に「おや」と思える症例があった。それは12歳の女性の母親からの電話連絡で「カロナール200mgを10T内服。オーバードーズ、ストレス、死にたい・・・。24時間過ぎており、本人も元気、ただし母親が採血希望」というものだった。夜間なので採血を希望と言われてもそれは出来ない。当番看護師は「採血は明日の朝でないと出来ない。どうしても診察を希望するなら夜間の緊急のある霧島の医師会医療センターをお勧めする」と返事して納得してもらえたらしい。

いや、鎮痛剤や睡眠剤をたくさん飲んで救急で運ばれる人はそんなに珍しくはない。しかし12歳って中学1年生くらいの女子だよ。若すぎる。一般に薬物過剰摂取やリストカット、過換気症候群などは女性が多い。いったいなぜに女性にその手の症状が出やすいのか・・私には女の子がいないせいかなかなかピンとこない。この12歳の子も今でそんな症状が出るなら今後も大変だろう。

青雲会の職員も子どもの不登校などで職場を辞めざるを得なかった人たちが何人もいた。それくらいならまだましで子が自殺未遂を起こして親が極端なストレスを抱えたケースもあった。子どもを持つということは本来は幸せなことであるはずだが、社会のコミュニケーションが希薄な現代では子どもも親もストレスを過剰に抱えがちだ。子どものメンタルケアを親の義務や責任だけで解決しようとすると、親側が精神的に共倒れしてしまう。どうすればいいか。

AI先生に尋ねてみたら、「学校のスクールカウンセラー、児童精神科、地域の保健所や精神保健福祉センターなど、『子どもを社会全体で支えるチーム』を早く作ることが最優先です。親は「治療者」になる必要はなく、「一番近くにいる味方」であれば十分です。そして、家庭が「学校の成績」や「将来の不安」ばかりを話す場所になると、子どもは息が詰まってしまいます。「ここでは何を言っても否定されない」「ダラダラしていても愛されている」と思える安全基地(居場所)であることが、子どもの心の回復には不可欠です」と回答してきた。なかなかいいことを言うじゃないか。

そして「親に直接言えない本音を、第三者になら吐き出せることもあります。厚生労働省の 子どものメンタルヘルス 相談窓口一覧 や、10代向けのLINE相談(「生きづらさびっと」など)の存在を、お母様からお子様へ「こういう場所もあるよ」とそっと渡しておくことも有効な対策です」ともアドバイスしている。ふむう、なかなか使えるねぇ、AI。最初の頃のAIではここまで自然な回答は出来なかった気がする。世の困っている親御さんへ、子どもの問題で悩んでいたら、一人や配偶者とだけで悩まず、まずはAI先生に相談してみよう。

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