2026年8月31日月曜日

立て続けにS状結腸憩室出血発見

休み明けの内視鏡、ちょっと珍しいことに私とダヒロDrにそれぞれ下血患者が割り当てられた。ともに中高年の男性だった。そして先にダヒロDrがS状結腸に入ったところで「先生、これ大腸憩室の出血源じゃないでしょうか」と確認を求めて来た。パッと一目で「うん、間違いない」と私は太鼓判を押した。↓で憩室の中に赤黒い血管が確認出来る。

そしてそれから約10分後に開始した大腸内視鏡でS状結腸に出血源と思われる憩室をすぐに見つけた。ほんと、あっという間だった。動画では出血源の血管が拍動している様子がよく分かる↓。
いや、大腸憩室出血の出血源を見つけるって、この日記でも何度も書いてきたけど、難しくて全国平均で2〜3割程度だ。見つかりさえすれば止血処置はクリップ止血かゴムバンド結紮法をやり比較的簡単だ。私はクリップで血管を挟み込んだ後、念押しで結紮ゴムを掛けてこのの10分で手技を終えた。ダヒロDrも同じようにしようとしたが、消化管癒着のある患者さんでゴム付きの内視鏡での再挿入に手間取り結局トータル1時間以上かかってしまった。↓がダヒロ、下がこてる。
とまれ、これで下血がピタッと収まるからいい。大腸憩室出血の内視鏡治療が決まった時は、これぞ内視鏡医冥利に尽きる、なんだよ。しかも私だけでなく同僚Drもほぼ同時だったからねー。気分良く帰宅の途に就くことが出来ましたわ〜。

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