2025年12月29日月曜日

AIをテーマにしよっか

青雲会病院では12月29日は仕事は午前半日までで1年の納めだ。例年だと午後の13時から職員全員が大会議室に集合し、病院の実績報告の後に1年を振り返るラブカメ先生のスライドが披露されたりするのだが今年はなかった。ラブカメ先生も今年3月で退職され、1年をまとめるスライドはこの前の月曜朝礼でカワゼンDrがやってくれていた。これまでの29日だと近隣医療機関から具合の悪い患者の紹介が必ずと言っていいほどあって、いつもバタバタ、午後の御用納めの会に私は遅刻するのが常だったが、午前の内視鏡検査も今年は予定はなく、外来は数人診ただけ、病棟患者の指示出しや各職員の今年最後の挨拶を院長室で受けたりして淡々と過ぎて行った。

ただ、来年の第2週にはまたも朝礼スピーチを任されているのと、2月には医局会でのレクチャースピーチ、職員向けの医療安全のスピーチとスピーチ関連の仕事が増えて来ている。正月休みが終われば1週間後には朝礼スピーチなのでこの間からテーマを考えている。一つ思いついたのが「生成AIの活用」についてだ。2週間ほど前に年賀状作成で大いに役立ったのがきっかけで、今では仕事に趣味に日常生活でもAIの世話になる場面が頻繁に見られるようになってきている。一度それをまとめて職員に話してみようか。

それで総務部に元パソコンショップ店員歴のあるお出来さんに「正月明けでいいのでいくつかAIの活用例を教えて欲しい」と頼みに行った。仕事での活用については職員に私が教えるというより教わったことをそのまま転用しちゃろという魂胆だ。

他は囲碁将棋麻雀でのAIについては私はある程度状況を知っていて、力量はすでに人間を越えていてプロたちもAIの指示する手を勉強しているのが実情だ。だから対局に際してはスマホやパソコンなど電子機器の持ち込みは厳禁で、つい5年ほど前、韓国での囲碁の若手女子プロがオンライン対局でAIをこっそり利用して対局に臨んでいたことが判明し、1年間の資格停止処分を受けた事例がある。何でバレたのかというと、打ち方がAIの予測する内容と大部分で一致していたため、不正使用の疑惑が浮上し、韓国棋院が専門家と調査に乗り出し、本人が「AIの助けを受けていた」と認めたからである。韓国棋院は処分の重さを決めるに際し、未成年であることや「間違った選択をし反省している」と釈明していることも考慮した。まだ13歳ということでその程度の処罰で済んだようだ。確かその棋士は日本から韓国棋院に移籍している同じく天才少女仲邑菫(なかむらすみれ)四段とも最近何度も対局しているからその処罰で良かったようだ。

あとはAIの出す結果は著作権に反していないかも考慮しないといけない。つい最近、文具大手メーカーの「サクラクレパス」が商品をPRするポスターについて、生成AIで作成したイラストなのではないかとX上で指摘され波紋が広がった。スペインで12月5~8日に開かれたイベント「マンガ・バルセロナ」で掲示されていた同社のポスター中に、セーラー服姿の少女がサクラクレパスの商品を両手に持って笑顔になっており、同社のロゴがその上に大小2つ出ていたのだが、少女の左手に指が4本しかなかったり、右手に持った商品のペンが大きすぎたり、一見してAIぽかった↓。
これに現地の漫画ファンがイベントで撮った写真を投稿し、「画材の会社が AIでポスターを作ってるなんて」とやったもんだから炎上したのだ。そこで同社はこのポスターについて、2025年12月11日、公式サイトでお知らせを出し、グループ会社傘下の販売子会社が生成AIを使って制作したとして、「このたびの事案によりご不快な思いをおかけしました」と謝罪したのである。

何事にも光と影があるもので、便利な物にこそ注意が必要ってことだ。おお、スピーチのネタの半分くらいは今日で出来上がったかも・・。最近は期限ギリギリにならぬよう早めに仕事をする癖が出てきているみたい。ふふ、年食っても人は進歩できるんだぜー。

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