2026年3月29日日曜日

カスハラな若者

いや〜、街中でびっくりするシーンに出くわした。

昼前、カールとチッチと外食しようと私の車で市内に出かけた。カールが「〇〇ホテルのレストランに行ってみようか」と提案したのはそこの3千円のチケットを持っていたからで、ホテル内の立体駐車場に入って、前の車が空くのを待っていったん停止していた。と、前の車から20歳代せいぜい30歳代前半くらいの男性がこちらに向かって来た。いや、私の車の横にいた駐車場誘導員のオジさんに向かって来ていたのだ。

その男性、誘導員にぐっと近づき、えらい大声で「おいっ!謝れよ。さっきは何よ。敬語を使わんか。何よその態度。オレはお客やぞ!」とすんごい剣幕だった。聞いた瞬間、こっちは無関係だけれど何かムカムカとなった。誘導員はいったん「すみません」とは答えたものの弁明したそうだった。しかし若者が「敬語で話すのが当たり前だろ」「分かってんのか!」と何か反論したら殴りかかりそうな勢いで何も言える雰囲気ではない。ちょうどデジカメもそばにあったのでよっぽど動画を撮ろうかと思ったが、すぐ目の前なのでそれはしなかった。いや、どんな応対があったにしてもあの言い方、態度はないよ。

実は助手席にいたチッチがこっそりスマホで動画を撮っていた。さすがだ。↓にそのごく一部をアップしておこう。

先に降りていて車に近づいたカールは私がその若者に怒られているのかと思ったそうだ。若者が車に戻っていく時に、私は窓を開け誘導員に「あれはカスハラですよ」とそっと話しかけたが、あまりのことに誘導員の返事はなかった。私を含めチッチもカールもドン引きのシーンだった。誘導員のオジさんが何かぞんざいな言い方で車の誘導を行ったのか、いやそれでもあんな切れられ方をされる筋合いはない。チッチは「あの人、よっぽど沸点が低い人だね」とつぶやいた。カールも「あんな怒り方して恥ずかしいとは思わないのかな。家族だったら注意しないといけないのに、親もどんな育て方をしたのかしら」と不思議そうな表情だった。実はホテルのレストランは予約していないとダメだったとかで、カールは車に戻って来たのだ。駐車場の雰囲気も最悪だったし、何も悪いことをしてないのに私たちは這々(ほうほう)の体でそこから出ていった。

その後も、次の店を探す道すがら、さきほどのカスハラ若者の話題がずっと続いた。敬語を使ってもらえなかっただけで不愉快になるなんて、日本人は店員などから日頃丁寧過ぎるくらいの接客を受けているからじゃないか。実はそれが世界的には当たり前ではないと知らない。フランスなんか店員が客を馬鹿にするわけではないけれど見下すくらいの態度らしい。日本人は馬鹿丁寧に接客されるのに成りきっているせいで自分がかなり偉くなってしまっているのだろう。だからあんな若者が出現してしまう。

もし私が誘導員なら「オレはお客やゾ!」と怒鳴られたら「だから何よ、そんな大声張り上げる客なんぞ来なくていい。さっさと帰れ!」と言い返しそうだった。いや、実際あんなに大声張り上げたら、例え客でもアウトだ。まず「そんなに大声出されたら『怖いです』」と返答しておく。そうすることで威圧的な態度にこちらは萎縮していると伝えていることになる。一応は「何か気に障ることを言いましたか」と応答はするが、あの感じではそうはならないかな。ともかくもあんなに大声、暴力的な物言いをする客はホテルにとっては迷惑そのものなので、今後一切来てもらわなくてもいいしそれがホテルのためにもなる。監視カメラもあるはずだし、誘導員はホテルに伝えてもいいくらいだ。

公共の場で些細なことなのに切れて大声を上げるのは恥ずかしいし品格を大いに下げる行為だ。こてる家ではみんなそれで意見が一致した。

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