最近、南日本新聞の広告欄にでかでかと出ているのが「花とゆめ展 創刊50周年記念in鹿児島」の開催案内だ。5月15日から長島美術館で開かれているそうな。「花とゆめ創刊50周年記念展」は2年前から始まり巡回されてようやく鹿児島に来たということらしい。
「花とゆめ」といえば月2回発行の少女漫画誌だ。現在、創刊52年経っていて、有名な少女マンガがいくつもあるということだが、実は私は「花とゆめ」の1976年(昭和51年) 新年第1号誌を所蔵しているんだ。たまたまではない、古本屋にあったのをわざわざ購入したんだ。なぜか?それはその号にあの「ガラスの仮面」の第1話が掲載されていたからである。「ガラスの仮面」は少女マンガで唯一私が何度も読みふけったマンガで、こてる日記にも何度か取り上げたことがある。実際、少女の枠を越えて男性(少年だけでなく中年、老年にも人気がある)にも人気のマンガなのだ。コミックスもほとんどを持っているが、この20年なかなか新刊が発行されず、そもそも休載が続き、いつになったら完結するのかが今や一番の関心事になっているマンガでもある。この1976年新年号は「巨弾2大新連載!!」と銘打って「ガラスの仮面」と「スケバン刑事(デカ)」の連載が始まった号でもありなかなかのものだ。上の新聞広告を注意して見れば分かるが、「出展作家一覧」のところ、数ある作家の中で「ガラスの仮面」の美内すずえと「スケバン刑事」の和田慎二が1番目と2番目に載っており、この2作が「花とゆめ」にとって大事な作品だったと知れるのだ。どちらも後にTVドラマ化され、「ガラスの仮面」は安達祐実が「スケバン刑事」は南野陽子が主役を張り有名になった。この2作には当時から力を入れていて、冒頭はカラーページになっている。
初回ということで割り当てられたページ数も50P、60Pとかなりの分量だ。ま、それはともかく時代を感じるのが別のカラーページになんとあのキャンディーズが出ていたことだ。「今年もヤルゾ!!キャンディーズ」「新曲 ハートのエースがでてこない 50名にレコードプレゼント」とのキャンペーン文句がある。「ハートのエースがでてこない」はこの時期のシングルだったのか。それにこの頃はやはりレコードの時代でいまやCDの時代ですらなくなっているのにねぇ。ランちゃんがセンターにいるから「年下の男の子」より後というのも分かる。今の若者には何のこっちゃだろうけどね。この「花とゆめ」は私の机の前のブックスタンドに医師会名簿や他の本の合間に置かれている(実際読むことはなくほぼ飾りなんだが・・)。その「花とゆめ展」には昔懐かしいマンガの原画などが展示されているそうだが、私なら創刊第1号などは見てもいいかな。無論、この「ガラスの仮面」の初発行号が一番見ておきたかったので2千円も払っては見には行かないがね。この雑誌はちょうど50年前ということで他のページを見ても「文通しませんか」と名前と住所が堂々と掲載されたりもしていた。今では絶対に考えられない。ともかくも一冊のマンガ雑誌から50年という時代の変化を感じることが出来、この号はずっと手許に置きたいのだった。
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