2025年9月21日日曜日

「こども詰め将棋入門」やってみる

居間の子ども机が片付くと、背後の本棚が露わになった。それで、その中から「こども詰め将棋入門(永世十段中原誠監修)」を取りだしてみた。この本、私が買った記憶はなく裏表紙を見ると、「ブックスミスミ与次郎 98/3/8(日)」と購入日が書かれてあった。長男のテルのつたない名前が漢字であり、日付は後で私が書き足したもののようだ。

私は詰め将棋をしないけれど、この前「伊藤看寿、神品の3局(2025/9/3)」を書いたように鑑賞したりするのは好きなんだ。この子ども向けの本は1手詰めとか3手詰めがメインで、これなら自分にも出来るんではと思って、暇つぶしにでもと手に取ったのだ。
1手詰め問題は指す場所が限られるので私でも正解が導きやすい。上のページの問題を↓に拡大してみると・・王手をかけないといけないから2二の飛車をどこかにか動かさないといけない。候補は1二飛の香車取りで飛車と角の両王手の他、2二飛成などまず角道を空けて角に王手をさせる手が浮かぶ。だがそれでは詰まない。
正解は4二飛成だ。これで角の王手と相手角の進路を妨害できる。相手玉はどこにもにげられず詰みだ。2二に合駒をするのは同角でやはり詰みなので無駄な合駒となり手数には数えられなく1手詰めとなる。そんな調子で1手詰め全24問をほぼ全部正解した。1問だけ間違ったのは自分の駒なのに相手駒だと勘違いしてそれを取って王手してしまい詰みと勘違いのがあった。そんなところやはり詰め将棋初心者だな。

この他にも「九級から一級までの詰碁(戸沢昭宣著)」という詰碁問題集もあり、子どもらに買ってやったものだろう。私は囲碁に相当熱を入れて麻雀、ボウリングと並ぶ三大レジャーの一つでもあるが、子どもの中ではテルが麻雀、ポーカーなどやってはいるものの、あとは次男のセージが囲碁をちょっとやったくらいで三男チッチはボードゲームは全くといっていいほど手を出してはいない。囲碁など力量がいっしょくらいならたまに会ったときなど盤を介して勝負を楽しめるんだがねぇ。酒を飲めない私は子どもらといっしょに飲むことやボードゲームで勝負するといった親子の楽しみは叶わなかった。まあそれも人生、みんな健康でそれぞれ独立して生きているだけ有り難いってことだな。

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