2025年9月19日金曜日

母も娘も全校応援経験者

朝早く、カールと二人でかつての子どもらの勉強机を玄関前の道路に出した。廃棄処理するためである。この2ヶ月、居間の一角を占拠しネコの寝床になったり本や雑誌を乗せたりしてそれなりに役にはたっていたがとうとうお役御免となった。

机の引き出しの中に誰かの授業予定表が張り付けられていた。高校3年の内容で10数年前のものだった。残りの勉強机は1台のみカールが自身の作業台として使うため生きながらえることになった。良かったね。

午前の外来は救急を非常勤の外科Drが診てくれたおかげでまずまず落ち着いて診療することが出来た。診察時に着ていたアロハは久しぶりトムとジェリーのあの最強アロハだ。(参照:2025/6/11「最強のアロハシャツ」https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2025/06/blog-post_11.html:2022/6/25「ちやほやアロハ」https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2022/06/blog-post_25.html)とある中年男性の診察が終わる頃、その人が「先生、そのアロハシャツ、いいですね」とわざわざ言ってきた。いや〜これまで何十回となく職員や女性患者には素敵だと言われてきたが男性患者からも言われるとはねぇ。「妻が沖縄から買って来たものでー」といつものように語ったが改めてこのアロハの最強ぶりを知らしめたわ。

診察時には医師事務作業補助者のコンフォートさんが先週に続いて付いてくれた。こてる日記にその名前で初登場していたのももちろん知っていて「素敵な名前にしてくれてありがとうございます」と言われた。あはは、こてる日記に登場させるときはたいてい変な名前にすることが多い。彼女のケースでは名前を英語読みにしてみていくつかの候補の中から選んだ。外来師長は「ずっしり」、彼女と同期入職のベテランNsは「エンドグッド」、医師事務作業補助者生チーフは「山の神」さんてな具合で、たいてい名前をもじったり、英語読みにしたりして名付けることが多い。コンフォートさんの場合、ドジャースの助っ人外野手と同じ名前になってしまった。コンフォート外野手は春から「期待外れ」「解雇だ」なんて言われ続けて来たがここ最近どうにか活躍してきていてレギュラーからはまだ外されていない。少なくとも変な名前と言われなくて良かった〜(⌒о⌒)。

コンフォートさんは阿久根市出身で高校は川内高校だったとのことだ。で「高2の時に高校野球の夏の県大会決勝で全校応援に行きました」とのエピソードを話してくれた。一瞬、鹿実対鹿児島玉龍戦かと思ったが、あれは1997年の決勝で、鹿実対川内は1998年の決勝で鹿実・杉内対川内・木佐貫との一騎打ちだった。どちらも後にプロ野球で活躍する投手で川内は春の大会では鹿実に勝てたものの最終本番では鹿実に軍配が上がった。投手力は互角でも打線がねー、どうしてもあの頃の鹿実と川内では差があった。そして鹿実の杉内は甲子園での1回戦、青森の八戸工大一高相手にノーヒットノーランをやってのけたんだった。高校野球の話題を広げるとさらに長くなってしまいそうでその辺までにした。

ただ彼女の娘は現在鹿実に通っているそうで高校野球の全校応援とかはちょこちょこあるはずだ。鹿実や樟南などはしょっちゅうだろうが、川内高校が決勝で全校応援に行ったなんておそらくコンフォートさんが高校生のあの頃だけだったに違いない。親子で全校応援の経験があるとはちょっとうらやましい。私の出身の鹿児島中央高の野球部は全く強くないから、おそらく今後も決勝、いや準決勝もまず行けないだろうから、母校応援という楽しみは果たせそうにないネー。

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