2019年2月21日木曜日

伯母の仮通夜に思う

昼、弟のヒラーキから電話があり、フジコン伯母さんが亡くなったと連絡があった。そうか、もう90代半ばだったと思うが大往生だ。で、いつが通夜かなどまだ決まっておらず、夕方になって連絡あり、今夜は仮通夜、明日通夜、明後日葬儀とのこと。うむ、明日明後日は用事や仕事で行けそうもなく今夜カールと中山バイパスの葬儀場に出かけることにした。

ナビ入力するとどうも遠回りのような気がしたが、夜間で不慣れな地域(大学勤務のころはそうでもなかった)のためそのまま従うことにした。するとバイパスに沿って行ったこともない団地を通りバイパスに入った。うーん、やっぱり単純な遠回りだ、ま、仕方ないか。葬儀場に着くと、親戚しかおらずしかも子ども5人も全部はそろっていなかった。そこは子ども全員男子で次は女の子をと願いつつも5番目も男で諦めたと聞いている。うちも特に3番目はぜひ女の子をと思っていたが生まれたのはチッチで4番目は諦めてしまった。フジコンさん一家が念頭にあったのは言うまでもない。

伯母さんの死に顔は安らかで生前と余り変わっていなかった。ふと、性別は違うが指揮者の小澤征爾に似ていると思った。若い頃に手術もし10年以上前は胃も手術しここ数年は老人施設で過ごしていた。満の95才だったそうでこんなに長生きできるとは本人も周囲も思わなかったのではないか。今、同じ施設にうちのあこネーサ母もいる。母も今年で90才、いつかは分からずもいずれフジコンさん一家の側に回る。母世代の大人の方々ももう数えるほどだ。しかも本来の住まいである薩摩塩屋ではなく鹿児島で葬儀をするのも時代を感じる。塩屋は限界集落になりつつあり、近くの松ヶ浦小学校は全校生徒がたったの17人なんだそうだ。山奥でもないのにー。

帰り間際に四男の照れるよ従兄と駐車場でバッタリ会った。口はきけなかったが年相応のお顔になっていた。ゆうに還暦は過ぎているはずで我々世代もあっという間に送られる側に回るわいな・・。

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