2019年2月15日金曜日

医者のうるさすぎる要求に看護師は・・

内視鏡室に1枚のプリントが置かれていたのを目にした。「何これ?」と私。
内視鏡Ns「ああ、これは大腸内視鏡を行う時にそれぞれのドクターがみんな設定や好みが違うんで表にしているんです」だって。

常勤、非常勤入れて7人ものDrが大腸内視鏡をするが、細かな設定や準備が誰一人同じではなくこうしてメモにしていなければ覚えられないんだという。看護師らはこれらを全部把握して「はい、先生、準備出来ました、検査よろしくお願いします」と頑張っているのだ。

私は送気は普通の空気ではなく炭酸ガスを使用する。これは炭酸ガスが非常に腸管に吸収されやすく、ただの空気と比べ術後の腹痛や膨満感の苦痛が少ないからだ。みんな使っているかと思えば意外と少ない。カレントDrは検査時に空気を入れヒダの盲点をできるだけ少なくしたいという意思が強く送気「強」である。かなり珍しいタイプだ。私は空気を余り入れたくなくその代わり先端キャップ(フード)を付けてヒダをかき分け観察をする。私と似ているのはピッピDrで検査台を高めにするのは彼の身長が高いからだ。他はほぼ同じ。これは出身が同じ大学で同じグループだからかもしれない。あれ?ならば並ぶンDrも同門なのにかなり違うな。1番から3番まである大腸内視鏡でなぜか3番にこだわりを示すのもちょっと変わっている。基本、同じなのに・・。

いやはや、別の言い方をすれば医者のわがままを全部汲み取って文句も言わずそれぞれに対処してあげる、看護師さんは菩薩さんだぁ。

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