2019年11月24日日曜日

「秋は紅葉の永観堂」

京都滞在中にあちこち名所を見て回った。ただ10年前は嵐山方面を回ったので今回は主に東山方面を回った。南禅寺、永観堂、真如堂、東福寺、伏見稲荷などで、京都はこの時期紅葉が見ごろだ。訪れた中ではなんといっても「秋は紅葉の永観堂」と言われるだけあって永観堂が圧倒的に良かった。紅葉の鮮やかさ、美しさ、多さなど本当に素晴らしい。この時期は割高の拝観料千円払って感動は余りある。お金を払わなくても山門前の通路ですらこれくらいの紅葉が見られる。↓。
入ってすぐの放生池(ほうじょうち)近くの紅葉が↓。
黄色もあるけれど数は少ない。いずれも色彩が鮮やかだ。↓
境内で一番高いところにあるのが多宝塔で↓。
ここまで上がり見下ろす光景もまたいい↓。
また下に降りて園内を回るとひときわ鮮やかな紅葉が↓。
これは数少ない銀杏の木が見える場所から↓。
↓は旅のブロガーだろうか。お人形といっしょ。
最後は2ショットで↓。
写真ではあまり人は写っていない。しかしこれだけの名所、観光客がいっぱいだった。ふと背後でどこかのおっちゃんが連れの人に「永観堂はええ感動や」とつぶやき、見えはしなかったが「どや」という顔が明かで、それは私も心中思ってはいた。で、決してこのセリフは人には言うまいと思ったヨ。

南禅寺は隣で、真如堂は永観堂から歩いて行ける距離にある。ちょうど昼食を摂ろうと歩いていると小さな名も知れぬ公園があってそこは銀杏がちょうど見ごろだった。写真を撮ろうと少し寄り道し、結局直近の名も知れないそば屋で食事をした。地元民しか来ないようなところで銀杏が見えなければ決して立ち寄ることはなかっただろう。↓。
真如堂ではモデル写真を撮っていて背後から私もパチリ↓とした。

京都五山の一つ、東福寺はまた紅葉の名所だ。ここも観光客が多かった。通天橋からの眺めが素晴らしいが色が永観堂に比べややくすんでいる。↓。
境内も広く、三門(山門)は立派で圧倒される。解説を見れば国宝だって。さもありなん。

だいぶ夕方近くなってきていた。外人さんに人気の伏見稲荷神社は東福寺から二駅くらいの近いところにある。それで急いでやってきたJRに乗って向かったが・・。何とそれは急行であっという間に稲荷駅を通過し奈良へ向かっていた。あいた。また失敗しちゃったよ。何駅か飛ばして六地蔵駅で降り、今度は逆方向の各駅停車を待った。

伏見稲荷は千本鳥居っていうのか、あれが人気らしい。和服姿の観光客もよく見かけた。この和服の人たちは二人組が多くほとんどが外人だった(特にアジア系)。
で、ずんずんくぐって行くはいいがどこかで引き返さないと稲荷山の頂上まで行く羽目になる。そうすると1時間以上かかりちょっとした登山だ。私たちの後ろにいた老夫婦は奥さんが「足が痛い。もう歩きたくない」とぼやいていたので鳥居が一旦途切れたところで「上に行けば1時間はかかります、ここで引き返したほうがいいですよ」と教えてあげた。
さもよく知っているように思ってくれたかもしれない。実はついさっきスマホでつぶやいている人の意見を参考にしただけだった。もう暗くなってきていて確かに無理であった。帰りの稲荷駅は観光客それも8割は外人さんで小さなホームがびっしり。4両編成に
乗り切れるだろうかと心配もした。どうにか大丈夫だったが、まるて通勤の混雑みたいだったよ。ああ疲れた。

2019年11月23日土曜日

天橋立へ

今日はカールの提案で天橋立に行くことになった。天橋立かあ、全く考えてもいなかった。今回は時期が時期だけに京都市内の紅葉は見たいと思っていた。ただ日本三景で名高いこの地を二人とも行ったことがなかった。残りの宮島(厳島)もなく、松島だけはカールは行ったことがあるという。そうそう行く機会はないと思うので好天気が予想される今日はチャンスだ。

さて京都から天橋立へは同じ県内とはいえ意外に遠い。JR特急でもバスでも2時間はかかる。しかも朝の直通はそれぞれ実質一便しかない。バスが千円ほど安いからと予約しようとしたらすでに空きががなくJRも指定席はなかった。早目に京都駅に行き並んで乗り込んだ。この時右側に座ったのは「少しでも日の当たらない側がいい」とカールの希望だったから。でもそれで途中の福知山駅付近で福知山城をばっちし写真に撮れたのは良かった。姫路城に比べればずっと小粒だがなかなかのお城と思った。↓の写真、左側に座っていたらこうは撮れなかった。

天橋立駅に着いて、すぐに観光案内所に向かった。4500円程度のツアーもあったけど、案内所所員に尋ねればガイド地図付きで丁寧に教えてくれ、展望所へのケーブルカーもしくはリフト乗車券も少し割り引いて販売もしてくれた。まず向かったのは文殊地域と言われる駅側の高台のあるところで橋立の見所の一つだ。上る時はケーブルカーの方がいい。上昇するにつれ日本三景の一つが見えてくる。リフトだと背中側に風景があるので見づらいのだ。↓。右側の砂浜は夏は海水浴も出来るそうだ。釣りをしている人もいた。
天橋立と言えば「股のぞき」で↓はカールがやっている様子。
↓こんな風に見える。

橋立の展望所は反対側(府中側)にもあってそちらからも有名である。↓。
それでまた股のぞき↓。
どちらも甲乙付けがたいが、カールは文殊側(南側)、私は府中側(北側)がより好みかな。でも素晴らしい景色でさすが日本三景と言われるだけのことはある。さらに橋立の中は松林に囲まれた遊歩道で私たちは貸し自転車でここをゆっくりと通り抜けた。それが気持ちいい。歩くと3.6kmもあるので約50分もかかる。自転車なら20分もあれば余裕だ。途中、砂浜に寄ったり記念碑を見たり名前のついている松を見たり眺めるだけなく楽しめる。一つだけ残念だったのは文殊側最寄りの橋は回旋橋といって下を船が通る時は90度回転し船が通れるようになるそうだがそれを見るチャンスがなかったこと。帰りは府中側から文殊側へ高速ボートに乗って移動したけど回旋橋は通ることはなかった。外海である宮津湾への観光船に乗れば直に見られただろうが、そこは時間がなくて・・。↓はネットから。

京都市内は外国人は東洋系、西洋系問わず多いが、ここは西洋系は少なく中国、東南アジア系が多かった。ただ韓国人は昨今の反日運動でほとんど見なかった。それでも以前よりは観光客は増えているようで昼ご飯はどこも人がいっぱい。橋立付近は家族経営っぽい店が多く、煩雑時はなかなか片付けもままならないようだった。私たちが利用した店は明らかに店の子どもの中学生くらいの男子が無表情で仕事をしているのが印象的だった。それと、ここでも私はちょっとした失敗をしたのが、2ヶ所で乗れるはずのリフト券を後半の府中側のところで紛失しているのに気づき慌てて1ヶ所分680円を買い直したこと。どこで無くしたんだろう。ポケットのカメラの出し入れが頻繁だったからかなぁ。

それともっと大きな失敗は帰りをバスにしたことだった。アップルストアでのiPhone11購入手続きの予約を夜の19時半にしていた。ところが渋滞と事故のせいで50分以上も遅れてしまいストアに着いたのが20時26分で、店は21時には必ず閉まるためこれでは今夜は諸設定が出来ない。結局また明日の日曜朝一番に行くと約束しただけに終わった。値段が高くともJRの特急にしていたら確実に間に合っていただろうに。トホホ。

結局、夕食はイタリアンファミレス「サイゼリア」にした。カールは昔よく利用していたとのこと。私は初めてでワインを提供していたり全般に値段が安くコストパフォーマンス重視の私たちにはまあお似合いの店だったナ。

2019年11月22日金曜日

AIが医療にも

最近はAIがらみの話題が多いが今度の学会でもそれに関するものがあった。例えば胃の検診を内視鏡で行う施設で検査医のほかに読影を後から行うケースで1件あたり早くても1分半は時間が掛かるという。それをAIにさせてみたらどうだったか。なんと1件1.3秒で終わると。しかも読影医がこれは組織生検を実施したケースはすべて生検必要と診断したとかでそこそこ信頼できるようになってきているという話だった。もっともまだまだ全面的に任せるほどにはなっていないが、囲碁のAIを見ても進む時には一気に進むもので、いずれ「AI診断ではあなたは癌の可能性99%」という時代が今すぐそこに来ていると感じた。

大腸内視鏡でもリアルタイムでも観察時にAIを起動させ画面で「ここに異常所見あり」と指摘するシステムもすでに出来ている。まだ商品化はされていないようだがこれも時間の問題だろう。人間が注意して観察すればAIには劣らないと思うものの、AIは疲れを知らないし何百倍何千倍ものスピードがある。私は利用しない手はないと思っている。囲碁AIのAlphaGOがプロ60人に60連勝した囲碁の棋譜を飽きず毎日見ている私ゆえ、今後の医療へのAIの利用が進むことを期待している。

夜は京都にいて四条通をカールと二人で歩いていた。ふと「あ、あそこにアップルストアがある」とカールが気付いた。ほう、行ってみようか。ちょいとした冷やかしのつもりだった。ところがここから一気にiPhone11を注文する展開になったのだ。カールは近々電池交換をしてしばらくiPhoneSEでしのぐつもりだったようだが私が「いずれ新しい機種に換えるつもりなら最新のiPhone11にしたら。(いずれ出ると噂の)SE2より余分にお金出る分は私が上げるから」と勧めた。それにアップルストアで買えば面倒なデータ移動など店がしてくれるしー。カールもその気になって「じゃー色は何にしようかしら」と6色並んでいるモデルを見始めた。店員は「新色のグリーンとかパープルが・・」と言っていたが私は絶対赤がカールには似合うと思っていたら、カールも「赤がいい」と即決だった。

ただ、あとから思えばこの時1時間ほどかけてデータ移送から購入まですべて済ませておけばよかった。その時は19時半、実は夕食のために四条通まで来ていたので明日夜にしましょうと後回しにしたのだった。今回の学会&旅行でいくつか小さな失敗をしたがこれもその一つだった・・。

2019年11月21日木曜日

学会(JDDW)初日

年1回恒例の学会JDDW(日本消化器病週間)に参加するため、神戸に向けて新幹線みずほに乗り込んだ。例年だいたい10月にあるのだが今年はなぜか年も押し迫りつつある11月下旬に開催された。これはきっとラグビーワールドカップのせいだろう。神戸でも何試合か行われ10月だと宿泊もままならない状況だった(と、先月神戸に行ったカールが言っていた)。だがたまにはこれもいいチャンス、後半はちょいと足を伸ばして京都の紅葉観光にでも行こうかなと計画をしていた。ならば、カールも「私も行きたいわ」と。

そんなわけで家に誰もいなくなるので、出発前にゲンちゃんをまた近隣の動物病院に預けることにした。ゲンちゃんの臭いの付いた猫ソファベッドも病院に預けた。きっとさみしがるだろうなぁ。ゴメンね、ゲンちゃん。

みずほは速い。あっという間に神戸に近づくとカールは姫路駅で降りた。私が学会でお勉強中、彼女は観光ってことだ。姫路城は初めてとのこと、おい、私もまだ行ったことないゾ。ホームに降りて窓の外から彼女はにこやかに手を振ってくれたが慌てて写真がブレてしまった。

新神戸駅について真っ先に私がやったのはすぐに学会会場のポートアイランドへ向かうことではなくて、駅の売店で病院職員へのお土産を買うことだった。特に内視鏡室の佳及主任からは「センセイ、私ねぇ、甘くてがっつりした(お土産)が欲しいナァ」なんて言われていたのでハンパなものは買えない。他にも病棟、外来、ドック、医局、事務系など休みで迷惑かけるのでたくさん買う。帰りに買うのは面倒なので先に済ましておこう。で、内視鏡室向けに選んだのが「神戸マロン」という栗がモチーフのお菓子。食べたことはないが3個入りでゆうに千円を越える代物だ、きっと美味しいに違いない。で内視鏡室スタッフはというと8、9人はいる。うーん、でも佳及主任と約束したもんな。買っちゃえー。

会場は初日でもセンセイ方がいっぱい。内視鏡機器などの展示会場では業者などいっぱいでサービス品など提供される。しかし、たいていアンケートを書かされるので何でも食いついてはいけない。そんな中イージーファイバーという製品を提供しているブースがあった。一瞬、楽に挿入できる大腸内視鏡のことかと思ったが、よくある食物繊維製品で何にでも溶けてこれで便通がよくなるとか。ここはアンケートなしで1箱くれた。うん、良心的やね。

デジタルポスター会場では出血性胃十二指腸潰瘍のソフト凝固の話などやっていたがちょいと遅れて入ったので後ろ方で見えにくい。それにマイクの音が小さくてクリアじゃないしこれはどうにかならんかな。ふとスマホに反応があったのでLINEを見てみると・・。
思わず「イイネ!」って返信したくなったぜ。青空、白鷺の城、紅葉となんか絵はがきみたいな姫路城光景、いや立派なお城だ。私もいつか行きたいわ。

天気も良くて暖かい。会場を歩き回ると汗も出て来た。10月なら分かるけど・・またもや温暖化を感じることだった。

2019年11月20日水曜日

使いこなすか、新調か

カールが自分のiPhoneSEの最近電池の持ちが悪くて困っているという。外出するとどんどん電池の残りが減っていくのでモバイルバッテリーを最近は持って行くのだと。この前はチッチの同じSEが電池がらみで新しいiPhone11に新調せざるをえなくなった。買って2年半以上経過して本体ではなく電池の寿命が来ている。ちなみに同時期に買った私のiPhoneSEは持ちが悪くなったとはいえそれほど困っていない。というのも病院や自宅ではiPhoneよりMacBookProをメインで使っているからだ。チッチは1回電池交換をして急場をしのいだがサードパーティによるもので保証対象外のもの半年ほどでまた使えなくなった。そして周囲からも「なにこれ、ちっちゃ」といじられることも多くなって一気に新調したのだった。(今度は「一気に最先端?」といじられているとか(笑))

噂では来年春くらいには新しいiPhoneSE2が発売されるかもという。SEの握りやすいサイズが気に入っているカールは「そこまで待とうかな」とつぶやいているが、このままの電池ではあと半年とても持ちそうにない。チッチのように町の電池交換屋でしのいでいくことにするか。彼女はこれまでも多少不便でも壊れるかそれに近い状態にならないと物を新調しないタイプだ。モバイルバッテリーも2代前のスマホで使っていた代物で「使うのは5、6年ぶりかな」だそうだ。ふむふむ、何でもかんでも新調するのではなくて古いものでも上手に使いこなしてくれよ。私もね。

2019年11月19日火曜日

こてる先生は高ストレス状態か

ここ数年、国の方針で毎年、ストレスチェックなる自己診断をする必要がある。「労働安全衛生法が改正されて、労働者が50人以上いる事業所では、2015年12月から、毎年1回、この検査を全ての労働者に対して実施することが義務付けられました」んだそうだ。ネットにアクセスし質問に答えるだけで済み、5分から10分で終わる。その結果でストレスが高いと診断されると本人に通知がいき、本人が医師への受診をしうつ病などのメンタルヘルス不調を未然に防止しようということなのだ。その場合の個人情報は厳密に管理される必要があり、今では病院の管理者側である私も全く知らない。

それで、自分のことだが、これまで一度も高ストレス状態にあると診断されたことがない。質問の中には「イライラしますか」などもあるのにな。ただそのイライラが継続して精神的に参ってしまうほどの状態にはないせいかもしれない。それと周囲のサポートがある点も大きい。今年も質問にサクサク答え5、6分で答え終わった印象では高ストレスではないだろうなと思う。ましてや、最近の私の受け持ち患者が10名未満と少なく瞬間5名にまで減ったこともあったしー。3ヶ月前の20名越えがウソのようだ。

またもっと寒くなれば受け持ち患者が増え、ちいとばかしイライラが増えるかもしれない。その時のストレスチェックがどうなのか調べてみたい気もする。今月はこのあと学会もあるしで、もうしばらくこのまま低患者低ストレス状態で行かせてチョ。

2019年11月18日月曜日

マツタケはなぜ高い?にチコちゃん答える

10日ほど前の「チコちゃんに叱られる」での「マツタケはなぜ高いか」という質問はなかなか興味深いものだった。答えは「プロパンガスが普及したから〜」というもの。なんじゃそりゃ〜と思ってしまうが、風が吹けば桶屋が儲かる式の論理で確かにその通りだと説得力があった。

そもそもではあるが、マツタケって今から50年以上前の1965年当時は干しシイタケよりも安かったという驚愕の事実がある。今の値段しか知らない私らにはにわかには信じがたいが本当であるとのグラフも出ていた。

マツタケはアカマツという木の近くにシロという菌糸の塊ができると発生し、しかも樹齢約50年とかなり育っているアカマツでないと生えてこないという。つまり、育っているアカマツとシロが揃ってはじめてマツタケが発生するという。加えて、マツタケは栄養が多すぎる土では生えてこない。栄養が多いと、他のキノコやカビがたくさん生えてくるため、マツタケは生存競争に負けてしまう。戦後まもない頃は、落ち葉や枝を拾って煮炊きをしていたため、山には落ち葉が少なかった。そのため、栄養素も多くなくマツタケが発生しやすい環境だったようだ。ところが1953年ごろからプロパンガスが普及したことで、状況は一転。落ち葉、枝を拾って炊きをする必要がなくなったことで、土が富栄養化し、その結果マツタケが減少し、価格が高騰するようになったとのことだ。へー!

結果、マツタケの生産量は1965年が1291トンに対して51年後の2016年は69トンと1/18以下に落ち込んでしまっている。画面ではNHKスタッフやボランティアが野山に出かけてマツタケ探すもたった1個しか取れなかった様子も出ていた。マツタケは人工飼育が出来ないのも高額な理由だろうが、適度な自然環境がそろわないと得られないということだった。

物の価格って本質的なことより希少性で決まることも多い。マツタケはその典型のようだ。もしかしたら干しシイタケの方がマツタケよりも美味しいかもしれないのだ。少なくとも値段の差ほど味の差はないってことは確かだ。マツタケはなかなか食べることは出来ないがシイタケはいつでもOK、50年前に思いをはせ、近々じっくり味わおうか。

2019年11月17日日曜日

富士と南アルプスを空撮

帰りの飛行機は出発が少し遅れていた。機長からの「(離陸出来る場所に来ているが順番が)当機は4番目です」とのアナウンスがあった。見ていると、その間も着陸する機体がひっきりなしだった。これだけ過密に離発着するのを管制はコントロールするわけだから定時に飛行機を飛ばさなくていいから事故だけはしないでと少し思った。

晴天の中、無事飛行機は離陸した。私は最初からカメラを構え、眼下の景色を写真に取っていった。座席は向かって右側の窓際だ。鹿児島に向かう時はこの位置がいい。日本列島の海岸線がよく見えるし、なんといっても富士山がよく見えるからだ。6年前、東京から帰る時に晴天で冠雪した富士山を撮ることが出来て、それは私のMacBookProの壁紙にもなっている。↓。
雲ががなければ完璧だったかもしれないが宝永火口を上手く隠してくれている向きがないでもない。今度もいい写真が撮れればいいが・・。

幸い雲も少なく前回同様真正面から撮れた。ただ雪はずっと少なく山肌が強調された写真になった。富士登山のルートがよく分かり宝永火口を挟んで左が富士宮ルート、右が御殿場ルートである。NHKブラタモリでタモリは確か富士宮ルートで登っていた。(富士登山で圧倒的に多いのは山梨側の吉田ルートでそれはこの写真では全く見えない)

まったく雪ってのは山を上手にお化粧してくれるね。いつかまた乗る機会があったら雲がなく綺麗な雪化粧の富士山を撮りたいわ。

富士が過ぎれば遠くに南アルプスの山々が見えてくる。ここでも雪のおかげでそこが高山だって教えてくれている。↓。中央のダム湖は大井川流域の井川湖というらしい。
下が南アルプス南部、中央が中央アルプス、上に小さく雲といっしょなのが北アルプス、左にあるのがたぶん御嶽山、と思う。↓写真拡大しないと分かりづらいです。

6年前は山や登山に興味がないころだったから一応写真には撮っていたがどの山が何ていう名前かなんて知りもしなかった。さきの富士山の登山道も名前なんて聞いたことすらなかった。今回はズームしてできるだけ山々が分かるように撮った。しかし下の写真は南アルプス北部だが、左側に見える山が仙丈ヶ岳だろうくらいしか自信がなくって地図で調べて名前を入れてみた。写真拡大で御覧下さい。↓。間違っていたらぜひ御指摘を。
ちなみに北岳が日本第2位の山で3193m、すぐ近くの間ノ岳(あいのだけ)が奥穂高岳と並び3位で3190m、甲斐駒ヶ岳は2967m、仙丈ヶ岳は3033mといずれも3000m級の山々だ。

2019年11月16日土曜日

東京のホテルで講演会

薬品会社の主催で東京で講演会があった。「酸分泌関連疾患」が話題の講演で消化器内科Drにはなじみのある内容だった。しかし、初めて知る内容もあって面白かった。2時間近く居眠りすることなく聴いていたのはそこそこに興味深い内容でもあったからだ。

終わってすぐに懇親会会場へ行き、立食の食事を頬張った。うん、出されているものがみんな美味しい。鹿児島市内や姶良での会と比べ全国レベルは違うねえ。ビッグバレーMRがやって来て「今日の講演は如何でしたか」と質問してくるので正直に「面白かった、役に立ちそうよ」と答えた。「鹿児島県から何人くらい参加しているの」と逆に聞き返すと、「あちらに」と九州地区参加のテーブルを示した。私の知っているのは一鎌Drくらいだったかな。そこにはカスミMRが付いていて、後で彼に尋ねると「若手ではKZDrの息子さんも来ています」というので少し驚いた。KZセンセイといえば私の大学時代の直接の上司だ。その息子って、え、小学生だったあの子が同じ消化器内科医になって私と同じ会に出席していたの?いやー、時の流れを感じるねえ。会ってみたかったが彼は懇親会には参加していなかったようだ。

終わって二次会とか出かけることもなくホテルの部屋に戻って、またもや韓ドラ鑑賞に。「被告人(2017)」と同じくチソン主演で多重人格がテーマの「キルミー・ヒールミー(2015)」を見た。チソンはこの作品でその年の演技大賞を取り、視聴率もかなり良くて代表作の一つにもなった。ただ私は前回見た「被告人」の方が面白いかな。チソンの演技も研ぎ澄まされていて素晴らしかった。

「キルミー・・」では本筋とは全く関係ないシーンで個人的に面白い場面があった。第5話で女主人公のファン・ジョンウムがチソンに向かって「もしかしてあなた、『冬のソナタ』にハマっていた?」と質問するシーンだ。「(私が)死んだ初恋の人に似てる?」と尋ねられチソンは「いや」と答える。話の筋からして当然その通り。ただ、冬ソナを一言で言えば「死んだ初恋の人と似た人と再び好きになる話」だと放送後12年経った韓国でも認識されているんだ。その冬ソナにハマって今でもこうして韓ドラを見続けている人間がいるのだからやはり大したドラマだったんだよネー。

2019年11月15日金曜日

医療事務忘年会

11月半ばというのに早くも今年の忘年会があった。医療事務系の会で場所は何度も利用されてきた居酒屋「前座」で、医局からは私のほか、シマッチ院長、ピッピDr、三口川Drが参加した。くじ引きで私は端っこの席へ。隣は京在さん、向かいはダッペイ君に福香さん。私は車で来ているのでノンアルのカクテルで乾杯!し、おもに京在さんと会話した。彼女の次男は今年高校卒業し、なんと自衛隊に入隊したという。中学生のころの彼を少し知っていたがひ弱なイメージだったのに正反対の職場に就くとはねえ。何でも彼女の家が自衛隊にいる人が多く、親戚のお兄さんらが格好いい車に乗ってたまに遊びに来るのを見て決めたんだとか。身長も165cmは越えていたので身体検査でも合格したそうだ。これでようやく子ども3人を育て上げこれからは余裕も出てくるねー。

そんな京在さん、意外にも麻雀が出来るという。父親がゲーム好きでトランプ、花札、麻雀、それにパチンコも幼い頃からやらされていたそうだ。パチンコはまずいでしょう。でも、子どもに「パパはちょっと席を外すからそのままハンドル握っていな」と言われるまま「握って」いたとか。麻雀は例によって点数計算は出来ないがプレイは出来ると。ほう、一度お手合わせしたいもんだ。そうだ、病院隣の老健に手積みの麻雀卓があるけどあれは私が老健に献呈したものだ。ダッペイ君も出来るしいつかやろうぜと盛り上がった。

それに京在さん、韓ドラも見たくてたまらないとか。でも、医療事務の身で一度見始めると夜遅くまでになって仕事に差し支えるからと我慢しているそうだ。ちなみにどんなドラマを?と尋ねると「『麗』って知ってますぅ?」と来たので「ムロン、知っているよ。アイドルのIU(アイユー)が出ていてイケメンらがみんな彼女を好きな時代劇やろ」「えーー、びっくり。先生、知ってるんだぁ」「いや、(そんな男がいっぱいなんて)絶対見たくないドラマなんだけど韓ドラ知識だけは豊富だから」とこれまた話が盛り上がった。こんな会話、仕事中では絶対ありえない、忘年会のなせる業だ。

事務系忘年会は毎回、ビンゴゲームで盛り上がる。最初に当たった人から賞品を選べるのでみんなキャーキャー言って目当ての品がゲットできたとか取られちゃったとか女性陣のかまびすしいこと。私はビンゴってこれまでよかった試しが、あ、1回だけあったか、まあそろわないのが当たり前と思っているクチだからテキトーに構え、ようやく当たったって見たら大した物は残っておらず靴下セットを取った。実は靴を新調してから黒系の靴下がよくズレるようになって少しでも足しになればと思ってさ。結局、翌日に履いてみたら案外使えた。今年のビンゴは吉、だったネ。↓は上位の賞品。当たったのは山の神さん。

いったんお開きの挨拶もあったのに、帰る人は少なく、22時近くなってもまだ半数以上残っていた。ピッピDrも今日は最初からいつもの車ではなくJRで来ていて終列車までまだ飲む気だった。私はこれ以上だと疲れるのでお暇した。今年の忘年会はまだ三部署に参加の予定だ。最近はアルコールなしの飲み会が自分にとって定番になった。残りも飲まずとも盛り上がろーぜ。

2019年11月14日木曜日

お迎え

21時過ぎの沖縄発鹿児島着で帰って来るカールを迎えに空港まで向かった。姶良イオンのとんかつ店で食事をして時間をつぶしてそろそろかなと出かけたが、その時カールからのLINE連絡を確かめていればわざわざ高速を使う必要もなかった。出発が遅れると事前にちゃんと連絡があったのに見ていなかった。一般道路でも十分に間に合ったのにー。

そんなワケで空港ロビーで時間つぶしする羽目になった。最終便は東京からなのに沖縄便はそれより遅れていた。最近の飛行機は利用者増のせいか定時通りに出発、到着することが少ない。鹿児島空港周辺の駐車場もいっぱいで駐められない場合もあり慌てる客もいるとか。

21時半になってもまだカール便は到着せず東京からの客が次々ロビーにやって来ていた。その中で小学高学年らしき兄妹が母親と待機していて向こうから中年のやや小太りのおじさんがやって来たかと思うと、男の子が飛びつくように父親の腕に抱きついていた。父親は子ども二人に囲まれニコニコしながら妻のところに向かっていったが、その瞬間を写真に撮っておきたいくらいだった。

21時40分を過ぎ沖縄便も着いているはずでそろそろかと思って出入り口を見ていると・・なんと左側のあまり人が来ない出入り口の方からカールは出て来ていた。慌てて写真。抱きつくことなどせず、少し微笑んで「お帰り」といつものように迎えたのだった。

2019年11月13日水曜日

警察はたまに不当逮捕をするよ

月曜に放送があったNHK「逆転人生」は些細な駐車違反がもとで婦人警官への暴行容疑とされ勾留19日の不当逮捕に遭った寿司職人の話だった。去年もたまたまコンビニのドアに付いた指紋のせいで不当逮捕された若者の話もあったし、NHKは定期的にこの手のテーマを扱っているようだ。

NHKのホームページでの紹介記事では「警察官がついたウソに柴田理恵・高橋真麻が大激怒!タジタジのMC山里亮太が思わず「逆転するんで、しばしお待ちを…」。駐車違反を取締り中の警察官と言い争いになった二本松進さん。なんと警官に暴行したとウソをつかれ、公務執行妨害で逮捕された。無実を証明するため裁判に訴えるも、証拠がなく、絶体絶命の危機に。しかし執念で戦いを続け、ついに警察のウソを暴く決定的証拠がみつかり、大逆転勝利へとつながった!」とあった。

確かに事件そのものは些細であったのだが、現場で見ていた人たちが大勢(100人近く)いてその中には「おかしいじゃないか、不当逮捕だ」という声も出ていたのに、警察は仲間の言うことを信じ、検事も敢えて矛盾点を追及しない。国や自治体相手の裁判は「国賠」といわれ勝訴がほとんど望めないことから扱う弁護士も多くないという孤立無援の中、被害者の二本松さんは「こんなひどいことがあってたまるか」という一念で裁判を続けた。結果的に婦人警官のウソを証明でき、240万円の賠償金を勝ち取ることが出来た。結構な額と思うかもしれない。それが全然。なんと結審に至るまで9年もの歳月を費やしているのだ。元よりお金が欲しくて起こした裁判ではない。弁護士代もだがその間の精神的苦痛を考えるとそんな額ではやってられない。

公権力を相手にするとこんなひどい目に遭う。だからこそ我々は権力を持っている人、組織には目を光らせておかねばと強く思った次第だ。

2019年11月12日火曜日

ボウリングが中止になって

今日は週1のボウリング練習の予定だった。しかしー。サンシさんが家の都合で来られず、タナカッツMRも仕事が入り、蛇蝎MRもボールは完成したけれど一泊二日で離島出張があり、難ガターさんも若干腰痛気味で休みとのこと。残るは私とヤマヒロDrくらいだった。

そんな私は午後の早帰りで寝そべりながら韓ドラを見ていた。2日前に以前から見てみたいと思っていたチソン主演の「被告人(2017)」を見始めた。このドラマ、相当面白い。韓ドラに付きものの男女恋愛がほとんど無いが、冤罪、脱獄、復讐、検事物で先の「ボイス」同様サスペンス主体の内容だ。U-NEXTでは1話のみタダで2話以降はお金が要るためAbemaTVで見始めた。8話までタダなのがうれしい。でも9話以降はAbemaTVに入会しないといけない。9月に脱会して私はこの「被告人」の続き見るため再度入会してしまった。1ヶ月はタダだしそれ以降は月980円、それくらいなら十分許せる額だ。

でも19時からはボウリングに行かねばと思いつつももうちょっと韓ドラの続きを見ていたいとも思っていた。18時が過ぎまた一人夕食の準備をしている頃、ヤマヒロDrからLINEに連絡が入った。なんと「急患が入って今日は来られない」そうだ。となると、練習参加は私一人ってことになる。あはぁ、ならば中止、中止だよ。

ボウリングがなかったのが嬉しいくらい韓ドラにハマっている私であった。

2019年11月11日月曜日

山の中に昭和が残っていた

青雲会病院はへき地診療の北山診療所を毎火曜担当している。ただ月に1回月曜午後も診療していてそれは各Drが交代で担当している。私は年に1、2回ほど行く。今日はさらにへき地の木場地区まで看護師の運転する車で出かけた。そこはバスが1日1回来るだけの祁答院との町境近くの木場公民館でインフルエンザの予防接種をする仕事だった。公民館とはいっても以前から噂には聞いていたがどう見ても民家にしか見えない建物で、中に入ると囲炉裏があり、なんとも昭和感あふれるというか・・。室内は畳敷きで壁には昭和27年築との記念板が掛けられ、その他にも「この集落は保険税や納税を全戸達成したのでこれを賞する」と昭和20年代後半から40年代にかけて県知事から受けた賞状などが飾られていた。


接種を受ける老人たちが少しずつ集まって来て合計8人に実施した。ただ思ったのが85才前後の人たちが6人もいて一番若い人でも60代後半で、来てはいない人の中でも一番若いのが40才前後とか、あと20年も経てばこの集落には誰もいなくなるんでは・・と思わざるを得なかった。いわゆる限界集落だ。帰り際に公民館の縁側を見ると板の隙間から野草が顔を覗かせていた。
ふーむ、良寛様ならそのままにして成長するに任せるのかもしれないがいずれ誰かが取っ払うだろう。いやその誰かがいなくなればいわゆる草茫々、人工物はいずれ自然の中に埋もれていくのかも・・。

夕方、病院に帰ってきて所属長会議も終わり病棟診療が終わったころ、5階病棟の80才男性患者とまた囲碁の対戦をした。男性は明日退院が決まっているのでこの前のリベンジを果たすには今夜しかない。今夜は本当なら蛇蝎MRとボウリングの予定だった。しかしボウリング場から彼のマイボール作りが遅れているとの連絡があり延期になった。それで碁を打てるってワケだ。結果は私の完勝。30目勝ちだった。いや、この前の対戦で負けたけれど私の方がはっきり強いと分かっていたからね。ハハー、すっきり!

2019年11月10日日曜日

初めてパスタ料理を作ってみた結果

休みを利用してMacOsの新バージョンであるCatalinaへバージョンアップを図った。別にこれまでのMojaveでも困っていなかったがバージョンアップはいずれしなくてはならない。今度のバージョンではiTunesが音楽と動画が別のアプリソフトになったりと変化がある。でも私にとって「写真」が少しだけだが変わったのが大きい。そこで困ったのがこれまでコツコツと写真の人物に名付けをして来たのに一部が「名称未設定」になってしまっていることだった。人によっては2割ほど消えている。これまでのバージョンアップではそんなことなかったのにー。「写真」での名付けはこのソフトを利用する上でキモともいえるほど重要なのに参ったわ。

カールが今、鹿児島を離れているので朝から食事は自分ですべて準備した。その中で夕食をこの前買ってきたカルボナーラにしようとレトルトの袋ごとレジでチン!したところ、中から出て来たのは単なるソースだった。ゲッ。私はパスタ麺も入っていると大いなる勘違いをしていた。だってパッケージが・・。
こうなったら仕方ない。どこかに麺があるはずと探してみた。窓際の缶入れにそれはあり説明を読み「熱湯に9分ほどゆでる」とあったのでその通りにした。ふう、どうにかパスタを食べられるぜ。
生まれて初めてパスタを自ら作ってみた自分を褒めよう。でもそれだけでは物足りない。何も出来ない私が付け加えたのがシリアルに牛乳ぶっかけと非常食用にと買っていたバナナ。これでどうにかなるやろと思って並べてみて愕然とした。写真を見て欲しい。
全部黄色!色合い何もあったもんじゃない。緑や赤などが欲しい。カールにこの出来具合をLINEで送ると「やばたん」と返事が来た。はあ、確かに・・。

2019年11月9日土曜日

尻尾を気にしたトカゲの末路

朝、親戚から「息子が胸部検診で精密検査するように封書が届いたが鹿児島市内の好青年病院に連絡すると来月以降になると言われた。早く検査を受けたいがどうしたらいいか」と相談があった。はあ、うちの青雲会病院なら今日にでも検査出来るのになぁ、住まいは薩摩半島の南端で姶良まで来るのはちと大変かなと思いつつ、「ちょうど、私も土曜勤務だから来てくれれば検査出来るよ」と話した。

すると午前11時にはやって来たではないか。検診結果を見て私は早速胸部レントゲンとCTを指示した。10分後にはどちらも終わっていた。他の患者もいるので少し待ってもらって約40分。あっという間に終わった。特に難しいこともないのに何で余所はそんなに時間がかかるんだろう。大腸内視鏡などは準備も人手もそこそこかかるから予約しても1ヶ月後なんてのはまあ分かる。それでも青雲会病院では1週間以内には検査OKだ。ともかく検査で1ヶ月も待たされるのは患者にしてみればきつい。その気になればもっと短く出来ると思うんだがー。

午前で仕事は終わり、食事もして私は5階病棟に上がった。肺炎で入院している80才男性患者と囲碁を打つためである。回診中に熱心に囲碁の雑誌の問題を解いていたので「いくらで打つんですか」と尋ねると「市の囲碁の集まりでは初段から三段に上がりました」という。ほう。私が初段か二段くらいで打っているのでそれなら私よりは上だ。でもその集まりでは最上位がアマ九段だという。あれれ、正式にはアマは六段が最高位だ。となるとかなりインフレ段位だな。もしかすると私より弱いかも。でもそこは「段位」と「年齢」とで私が黒を持って打ち始めた。

左下が星の定石になって途中まではよかったが肺炎三段氏は明らかに損な手を打ってきた。うん?さらに左上でも少し損な手を打った。この三段氏あまり定石には詳しくないみたい。さらに打ち進め、右上、右下でも私は大きく地を取り四隅を全部地にした。
↓の写真を見れば分かる人には分かりますよネ。
「四隅取られて碁を打つな」という格言があるくらいで私が有利になった。さらに中央も厚い石の構えでこうなればもう万全で負けようがない態勢だ。はっきり言ってこてる二段の方が肺炎三段より強いぞ。

ところがだ。終盤になってもう打つところもあまりない場面に三段氏は黒石の一団にキリを入れてきた。何を狙っているかは読める。その白石(ピンク)を取ると反対側の黒4子(黄色)を取り込めるということだ。↓の写真。
そう打ってもたかだか8目の損、20目以上勝っている私に負けはない。しかし金持ちケンカせずのままでいけばいいものをさらに欲をかいて私はそれすら嫌がった。ところが次に打たれた手(下のピンク)で中央の黒石17目全体(下の黄色)の生き死にが怪しくなった。逃げ出した白の1子を取る手がない。↓の写真。
結局全部取られてしまい大逆転を喰らったのだ。ぐうう・・。つまらぬ尻尾を気にしてまるごと一匹喰われたトカゲみたい。こんなはずでは・・。も、もう一局と言いたかったが点滴をしながらの肺炎三段氏は「ではこれで」とさっさと病室に帰ったのだった。くーーっ!

2019年11月8日金曜日

先生、「花郎」を見てぇ

金曜は外来業務でそうなると必然入院患者を受け持つことが多くなる。2人入院となったが実は入院必要患者がまだ2人もいて、午前終了前と夕方診療前にそれぞれ1人ずつピッピDrと信号Drに受け持ってもらってどうにか切り抜けた。とくに午前は昼食も14時過ぎにようやく摂れたくらいで本当に助かった。

夜は串木野でのトリオリーグでこのところ我がビッグオーシャンチームは調子がいい。あのサンシさんと二人で投げてたまたま大勝ちして以来ラッキーもあって勝ちゲームが多くなった。今日も対戦相手2チームのうち最強チームであるファイターズ相手にこっちはチームパーフェクトを久しぶりに出して1ゲームは勝ち、トータルでもわずか4ピン差で勝った。ハンディキャップが1ゲームに2ピンあったおかげでもある。今月後半は私が学会で参加出来ないので代わりに難ガターさんが出られるかどうか。最近腰痛持ちなので微妙だがもし可能ならまた勝利ポイントを重ねてくれそう。

4F若手ナースのサーヤとマリンは最近韓ドラや韓国陣俳優にハマっている。マリンは最近韓国旅行にも行って来たとか。そんなわけでこのところ4F病棟では私と韓ドラネタでよく盛り上がる。お互いに面白かったドラマなどを教え合ったりする中で、彼女らが好きなのはやはりイケメンが登場する恋愛ドラマなんだ。中でも時代劇の「花郎(ファラン)(2017)」を見てーとのこと。それを聞いて「うわ、タイトルは知っているがオレ嫌だわ」と見る気がないと返した。というのも、ずっと韓ドラ雑誌を定期的に読んでいる私ゆえにそのドラマのスチール写真を知っていた。
うわー見てよ、この写真。今から1500年くらい前の新羅のお話で「新羅の太后は見目麗しい貴公子を集めて王の親衛隊“花郎(ファラン)”を創成すると宣言」したそうで要するにその時代のイケメンを集めた話のようだ。こんなの誰が見るかいっ!私がゲイだったら真っ先に見るだろうけどな。若い子女受け狙いのドラマなのは間違いない。でもまあ1話くらいどんな内容かと見てみた。早速主人公らしき男二人が出てきて新羅の都に潜入する。私はおそらく女主人公であるAraちゃんが可愛いんでじっと見てみた。町の人々相手に何やら恋愛話で商売でもしているのか聞いていると・・ぷっと吹き出してしまった。これは新参者のサーヤやマリンはそうはならない。というのも韓ドラ界では超有名なセリフが飛び出して来たからだ。

イ・ミンホ主演の「相続者たち(2013)」での「オレ、お前のこと好きなのか?」と、2004年の大ヒットドラマ「パリの恋人」の名セリフで韓国人なら知らない人はいないくらい有名な「この中にお前がいる。(お前の心の中に誰がいるかは分からないが)俺の心の中にお前がいる」をそのまましゃべっていた。もしやこのドラマ、お笑いなのか?まだある。茶店の名前が「手打拍手」だった。これは「すたばくす」と発音するらしい。スターバックスだ。ハハ。

彼女らによると「麗(レイ)~花萌ゆる8人の皇子たち~」もいいですよ〜だって。もうタイトルを聞いただけでイケメンだけのドラマだって分かる。なんで男ばっかし出てくるドラマをこのオレが見なくちゃならない。若い美女ばっかしのドラマは?ああ、そんなのはないんだ。ドラマって女性視聴者の方が多いんだよ。たぶんこの2作品は見ないだろう。もっと骨のある作品を見たいわ。

2019年11月7日木曜日

「北朝鮮は素晴らしい国」と学校が教えていた

通勤時にたまたま「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」を聞いていた。今週が何のテーマは知らない。しかし昭和24年生まれの武田鉄矢が小学5年の時に小学校の講堂で見せられた映画の話が出て来て、これは実に興味深かった。http://www.joqr.co.jp/takeda_pod/
(「今朝の三枚おろし」11月11日分の19分56秒あたりから)

当時の日本の教育の風潮が「あなた方は運が悪くて(日本という)ひどい国に生まれましたね」だったそうだ。それってどういうこと?「アジアの国にいっぱい迷惑をかけて、原爆を二つも落とされて戦争にボロ負けした国」ということだそうだ。その中で見せられた映画が「チョンリマ(千里馬)」だったという。これは昭和30年代から40年代にかけて在日朝鮮人が何万人も北朝鮮に帰国していった「北朝鮮への帰国運動」の一環で日本新聞社の協賛も得て堂々と行われていたそうだ。今ではこんな片寄った思想の映画を見せたら大問題だろう。

映画の内容は「地上の楽園で金日成という素晴らしい指導者がいて科学は進んでいて住宅は完璧、万年豊作で収穫が終わればチマチョゴリを着てダンスを踊る」「私有財産もないんでこのお爺さんの財産はガチョウが3匹、とても愉快なお爺さんです」なんて内容だったとか。こんなのを見せられたら在日の人だけでなく日本人の小学生は洗脳されるかも。昭和45年のよど号ハイジャック事件で犯行グループが北朝鮮へ行けと命じたのもそんな背景があったかもしれない。

アシスタントの水谷加奈もこの話を信じられないと反応していたが現代の日本人もきっとそうだろう。しかし当時の日本の教育が左翼思想中心であったというのは昭和40年代に小中学生だった私も実感する。中学生か高校生だったか「夏休みの友」という夏休み課題用冊子があった(今もあるのかも)。その中に一番違和感を覚えたのが、特集があって「韓国は軍事圧政を敷いて自由もないひどい国だ」とページを割いて書かれていたことだ。実際そのようであったことはいろんな資料から知られてはいる。韓ドラでもその時期がテーマの作品では主人公らがそれに抵抗あるいは不幸な目に遭ってなんてシーンが出て来る。当時の私は「へー、大変だな、韓国に生まれなくてよかった」なんて思った。それからしばらくして新聞だったと思うが、自民党関係者の若手議員(地方議員だったかな)が書いた記事に「韓国の軍事独裁がひどいと言われているが北朝鮮はもっとひどい独裁国家なんです」と反論しているのを目にした。その頃はもう共産主義国家はたいてい独裁国家で大変なんだという知識はあったのでなるほどそういう見方もあるかと思った。

あれから40年以上経過しどっちの国に行けば良かったか、結論は出ている。北から南に逃げる人たちはいてもその逆はほとんどいない。でも一番良かったのはその時は苦しくても日本に残る選択だった、それは間違いないと思う。

2019年11月6日水曜日

2ヶ月でー4kg

いやー、連休明けが絡んでいたせいか、外来の仕事が忙しかった。何やかにやで4人も入院させる羽目になった。そんな中にも忙中閑ありで、夕方、医療クラーク山の神さんに肩もみをお願いしそのお返しで私が彼女の肩を揉んであげた時のこと、あれと思った。

「なんかほっそりしてない?」
「えー、分かりますぅ」
「うん、触った感じですぐ分かる。後ろ姿は(同じクラークの若くてほっそりの)朝からさんみたい」
「まあ(うれしい)。そのことは朝からさんには黙っていますね」とご機嫌だった。

聞けば9月から2ヶ月でー4kgも痩せたと言う。へー!体重を考慮すれば彼女のー4kgは私にはー7kgほどに相当する。でもどんな方法で?それまで毎食どんぶりで白米を食べていたのを一切止め、いわゆる糖質制限をし、夕方は小学6年の娘と何kmも走っているんだそうだ。そうか最近糖質制限の話はよく聞く。ランニングは私はあまりする気はないが自分も白ご飯やパンなど制限すれば痩せられるんじゃないか。最近10年前よりも10kg近くも増えてきて本格的にダイエットをしなくちゃと常々思っている。また何十度目かのダイエットへ挑戦だっ!

2019年11月5日火曜日

中国人は空を飛ぶ?

連休明けで、しかも韓ドラ見放しでかなりの睡眠不足だった。朝は9時から子宮頚癌のスメア検査があるというのに医局の机でうつぶせ寝してしまい、気が付いたら10分も経過していた。ハッとなって急いで検査室まで駆け込んだ。今週担当のもっと掘れNsは遅いなと思いつつもピッチに連絡するのをためらっていたという。そんなー・・被検者が少し恥ずかしい思いをしながらずっと待たせてしまった・・・いやー、冷や汗ものだったヨ。<(_ _)>。

スメアが終われば今日は内視鏡担当だ。このところ、胃癌検診、大腸癌検診の二次検査依頼が多くずっと検査しっぱなしだった。検査の合間、私が眠そうにしているので「どうしたのですか」と内視鏡担当の看護師らに聞かれた。正直に話すと、コッパマNsや服緑Nsらが少し話に乗ってきた。コッパマNsは「チェ・ジウの『2度目の二十歳(2015)』を見ました?」「いいや、でもそのタイトルは知っている」「とっても面白かったですよ。ぜひ先生も見てー」と勧められ、服緑Nsは「『キム秘書はいったい、なぜ?(2018)』は終盤まで見て今は一休み、その代わりといってはなんですが中国ドラマを見ています」と言う。「中国ドラマまで手を出す気はないなぁ」と私。「面白いですよ。でも、笑っちゃうのが中国ドラマって役者たちが空を飛ぶんです」と言うから「何?」と目を剥いた。私は羽根が生えた人間が大空を闊歩するイメージを描いたが、彼女の言うのはいわゆるワイヤーアクションのことで庭を駆け上がったかと思えばあっという間に屋根に登っているんだそうだ。それって中国ドラマのお約束なんだろう。日本で言えばチャンバラ時代劇で日本刀で一振りすればあっという間に相手が死ぬなんてのはよく考えればおかしいのにそういうもんだと制作側も視聴者側も互いに納得している、それと一緒ネ。

それに中国ドラマではちょっと刺されただけなのに必ず口から血をドバーッと吐くんだと。それは日本のドラマではまずない。韓ドラでも役者が口から吐物を吐くシーンがリアルに出て来るが日本ではまずない。このあたり、大陸と島国の感覚の違いだろうか?探せばもっと違いがあるはず。そこに国民性の違いがあるのかな。私が暇を持て余していたらそんな研究を面白がってやっていたかもしれない。でも今は韓ドラを見るだけで精一杯だぁ〜。

2019年11月4日月曜日

「ボイス」

2日続けて韓ドラ、韓国映画ネタなのも気が引けるが、これは書かねばなるまい。未明から午前午後夜までずっと韓ドラ「ボイス(2017)」全16話を見続け、見終わったからだ。きっかけは先週木曜にAbemaTVでふと「ボイス」の3話途中を見かけたことだった。母親に腹部を刺され冷蔵庫に隠れた少年が112通報センターの女性主人公(イ・ハナ)に携帯で助けを求めるシーンでそこから目が離せなくなった。ものすごい緊張感、サスペンス。そのまま3話を見終わったが、これはすごいとU-NEXTでこのドラマを1話から3話まで見直したのだった。

数日休んで今日、4話から最終話まで見続けたわけだが、3話で見せたような緊張とサスペンスは全編にわたっていた。一つ一つの描写がリアルでバイオレンスとグロテスクなところもあり、思ったのがうちのカールは絶対にこんなドラマは見ない、見られないだろうなということ。子どもにも見せない方が良さそうと思ったら韓国ではR15指定だった。地上波ではなくケーブルテレビの作品だというのも肯けた。

絶対聴感とでも言うべき超能力の持ち主の通報センター勤務の女性主人公と有能でパワーもある刑事の男性主人公(チャン・ヒョク)はある冬の日、同じ犯人にそれぞれ父親と妻を惨殺される。これがこのドラマの主軸で真犯人は物語中盤で視聴者にはさらされるが検挙するための証拠がない。その間にもいくつかのサブエピソードが盛り込まれる。先の児童虐待、ストーカー、臓器売買、ブラック企業などよくもこんなにワルが跳梁跋扈しているもんだと呆れる間もなくスピーディーにドラマは進む。止められなくて1日で最後まで見終わるとは私自身思わなかった。

日本テレビがこの作品を今年夏にリメイクしたのも見始めたら止まらない面白さゆえだろう。評判が良かったとみえて韓国では2018年にボイス2、2019年にボイス3が製作・放送された。日本と違い韓国で続編があるのは珍しく、あっても2作目でこけて、Part3まで続くのは滅多にない。U-NEXTではボイスの最終回をそのままにしているとすぐにボイス2が始まってしまう。で、第1話をそのまま見たがクオリティは前作と変わらない。主人公はイ・ハナはそのままでチャン・ヒョクの代わりにイ・ジニクが務める。幸か不幸か第2話以降は有料になっていたのでそれ以上見ずに済んだ。予告編のような映像では車の爆破やトランクから血まみれの片腕が出ているシーンなど相変わらず派手でグロい演出のようだ。そういえばこのボイス1で一番ゾクッとしたのはおんぼろアパートを警察が捜索中に「おや?」と押し入れを覗くシーンだった。わずかな隙間から見えたものは・・・。

多少刺激が強いが面白いドラマだ。興味ある人はぜひ見てみてー。

2019年11月3日日曜日

「新感染 ファイナル・エクスプレス」

今度の連休はヒマにまかせ、ようやく韓国映画の「新感染 ファイナル・エクスプレス(2016)」を見た。U-NEXT加入してこの映画があるのは分かっていたが課金が必要で後回しにしていた。今は広島にいるおおばばMRが鹿児島最後の挨拶時に「ぜひ『新感染』を見て下さい。ゾンビ映画なんですけど面白いですから」と勧められていたものだ。非常に評判が良く韓国で大ヒットしたのみならずハリウッドでのリメイク権利争奪戦がくりひろげられたという。

実はU-NEXTに加入すれば毎月1200P(1200円分)のサービスがあった。今は3000Pたまっている。この映画の有料ポイントは330P、なんだこれを利用すれば課金なしに見られる。使わないでいると来月以降少しずつ失効するので見なきゃ損だ。

「新感染」はトッケビのコン・ユが主役で、原題は「プサン行き」。高速列車に乗り込んだはいいが人に噛みつくゾンビが大量発生してーというくらいしか予備知識はなかった。おおまかなストーリーはというと・・

ソウルでファンドマネージャーとして働くソグ(コン・ユ)は妻と別居中で、まだ幼いひとり娘のスアンと暮らしている。スアンは誕生日にプサンにいる母親にひとりで会いにいくと言い出し、ソグは仕方なく娘をプサンまで送り届けることに。ソウルを出発してプサンに向かう高速鉄道KTXに乗車したソグとスアンだったが、直前にソウル駅周辺で不審な騒ぎが起こっていた。そして2人の乗ったKTX101号にも、謎のウィルスに感染したひとりの女が転がり込んでいた。主人公のソグ親子のほか、妊婦と夫、野球部の高校生たち、身勝手な中年サラリーマンなど、さまざまな乗客たちが、感染者に捕らわれれば死が待ち受けるという極限状態の中で、生き残りをかけて決死の戦いに挑み、それぞれの人間ドラマが描かれる。

ゾンビの動きがスピーディーで油断していたらあっという間に噛みつかれて自らもゾンビ化してしまう。このゾンビ化が他のゾンビ映画と違って速い。1分もしないうちに凶暴化する。最初は一人(匹)のゾンビがねずみ算式に増えていって列車内は大パニックだ。KTXのドアは鍵が掛けられるためどうにかゾンビの侵入を防げたが、主人公たちは脱出のため途中駅で降りるもそこの市内もゾンビがいて・・慌てて列車に戻ってからがハラハラ。というのも仲間と4列も離れた列車に別れてしまったからだ。娘のいる列車に行くにはゾンビのいる車両を通過しなければならない。他に妊娠した妻や恋人のいる高校生に向かう主人公たちは意を決して立ち向かう。まさにノンストップアクション。

そしてこの辺りからこの映画が単なるゾンビアクション映画でないヒューマンドラマの様相を呈してくる。自分のことしか考えず悪役に徹したキム・ウィソン(この役者ついこの間見たドラマ「W」でも重要な役どころだった)は観客の怒りを一身に集めた。しかし自分がこんな状況に陥ったら同じような行動を取るかも知れない。野球部員の高校生はバットでゾンビ化した仲間を殴るのか殴らないのか、家族をないがしろにしてきた自己中の主人公がどう変わっていくのかなど考えさせられるテーマが多く内蔵されている。私はゾンビ=戦争に思えた。作っている側もそれは意識していただろう。朝鮮戦争で韓国と国連軍が北朝鮮軍に押されて退却させられた地域がプサンだ。戦争で家族が引き離され生死の境をさまようというのは映画・ドラマで何度も扱われてきた。ただ戦争では殺されるだけなのに対してゾンビ映画ではついさっきまでの味方が敵になってしまうという点が違う。だから・・おっとこれ以上言うとネタバレになってしまう。

おおばばMRがわざわざ「見て下さい」というだけのことはあった。気が付けば韓国映画を見たのは10年ぶりだった。そしてその勢いで好きな女優ハン・ヒョジュ主演の「ビューティ・インサイド(2015)」も今日見た。これもファンタジーベースだが人は内面か外面かというテーマを扱い良い映画だったね。数年前の「もっ韓」にこの映画とハン・ヒョジュのインタビュー記事があって「最も大変だったシーンは?」に「ラストのキスシーンです」と答え、それというのも1日で10人以上の相手とキスをしなくてはならず「ハン・ヒョジュです。初めまして。ではキスしましょうか」という具合だったそうだ。なぜそうなのかは映画を見れば納得する。ただこれを読んで「あっ」と思ったのは以前も読んでいたことを思い出したから。ああ、この映画のことだったのか。すっかり忘れていた。あの時はオレもその相手になりたいくらいだったからな〜。

2019年11月2日土曜日

ながしま造形美術展の謎

今日、長島で某高齢男性の大腸内視鏡をしたのだが、クリニック職員によるとこの男性、ついこの前のMBC放送「どーんと鹿児島」に出ていたという。「あ、ながしま造形美術展の特集だったね。何かを作っている人だったの?」「そうです。前回、前々回が最優秀作品だったもんだから今回は出品前から取材を受けていたそうで」「ふーん、私もちらっと車中で見かけたがみんな一生懸命に作っていたねぇ」と言いつつ、検査を終えたその男性にいろいろ質問をしてみた。

「鉄工所の社長さんが特に熱心で私は毎回その作品作りを手伝っている。今年はえりまきトカゲを題材に作ったが3位の優良賞で残念だった。テーマは毎回その社長さんが考え、設計図も社長さんの頭の中にあるから自分らはうかがい知ることが出来ない」と笑っていた。TV番組のラストシーンはその社長さんが悔しさを秘め造形会場を立ち去るところで終わっていて、この特集の主人公の趣(おもむ)きがあった。番組では最優秀賞は旧長島町の集落が出した大きな鯨の口をかたどった作品で第17回にして「旧長島町側が1位になったのは初めて」というナレーションがあり、私はそこに敏感に反応した。え、2年に1回の開催で30年以上も経っているのに旧東(あずま)町側がずっと最優秀を取り続けるってそんなに偏りがあるものなの?。

クリニックは旧長島町の町役場があった集落にあり、そこの職員も「えー、何ででしょう。よく知りません」とのこと。ならばとネットで調べてみた。そこですぐに氷解した。1985年が第1回で元々は旧東町の秋のイベントとして始まったものなんだそうだ。2006年に東町と長島町が平成の合併をして2007年以降は両町合わせてこのイベントを行うようになった。20年以上東町しか出品していなかったから最優秀賞の偏りはある意味当然のことだった。そして最近は旧長島町の方が熱心に作るようになってきていてそれが今回の最優秀賞受賞にもつながった。結果、合併後の町全体の盛り上がりにも寄与しているようで、なかなかいいアイデアのイベントだと思う。みんなが協力しないと作品は完成できないからこそ町民としてのつながりが生まれ、1ヶ月展示されるから島外の人たちにもアピールが出来、終わったら作品によっては売られ、店のマスコットや宣伝にも使われることもあるという。

長島には年に10回近く訪れるのにまだ一度も見ていない造形展、いつかきっと見に行こう。

2019年11月1日金曜日

不謹慎な感想

そう言えば昨日、未明に沖縄の首里城が火災にあって全焼した。朝起きてすぐにカールが「首里城が火事で全焼だってー」と言うからびっくりした。急いでTV付けると本当だった。まだ煙が出ていた。なんという・・。

首里城は沖縄のシンボルだ。広島なら宮島の大鳥居、大阪、熊本なら大阪城、熊本城、鹿児島なら桜島のようなものだ。それが焼け落ちたとなるとなんだか心の拠り所が無くなったような気がする。しかしなぜ発火しただろう。最初は放火かなとも思った。でも祭りがあって舞台の設置などで夜まで業者が出入りしていたという。それが何か影響したのか。防火のためのスプリンクラーの設置はなかったらしい。そして早くも「首里城は再建する」と現地、国ともに宣言している。それは良い方針だろうが現代ではこんなに簡単に全焼させてはいけないだろう。私など見た目木造中身鉄筋でもいいから簡単に焼け落ちないようにして欲しいと思う。

で、沖縄出身のカールだがちょっとだけ違う感想を漏らしていた。「私、不謹慎からもしれないけど真っ赤に焼ける首里城を見て『ああ、綺麗』って思っちゃたの」と。確かに報道で出てきた写真や動画を見ると骨格だけが真っ赤になって屹立している姿には美しさがあった。でもこれを大っぴらに言うと袋だたきに遭いそう。だからこのブログにこっそりと書いておくのだ。

2019年10月31日木曜日

ワールドシリーズからネタをヒロウ

午前、メジャーリーグの優勝を決めるワールドシリーズの第7戦をやっていた。ワシントン・ナショナルズ対ヒューストン・アストロズというはっきり言って地味なチーム同士の対戦で3勝3敗、いずれも敵地でばかり勝利しての外弁慶シリーズとなっていた。その流れで行けばビジターのナショナルズが勝って初のワールドシリーズ制覇となるところだが、途中まで0ー2でアストロズがリードしていた。ナショナルズが先発のグレインキーをほとんど打てずこのまま行けばアストロズの2度目の優勝かと思われた。

しかしネットでチェックしていると、7回表にナショナルズが1点入れてこれは面白くなるかなと見ていたらその回に結局3点入れて逆転しよった。うわー、こうなれば外弁慶の完成やぁーと思って仕事にいそしんでいたら、いつの間にか試合終了し、6ー2で本当にナショナルズが逆転優勝した。旧モントリオール・エクスポズで一度も優勝することなく人気低迷にあえいで2005年にワシントンD.C.に移転しナショナルズとなり、球団創設から50年ようやく日の目を見た。おめでとうと言いたい。

となればメジャー30球団で一度もワールドシリーズに進出したことがないのはなんとイチローがいたシアトル・マリナーズただ1球団だ。イチローが入団したころは最高勝率でリーグ優勝決定戦に進出したが、当時強かったニューヨーク・ヤンキースに負けてワールドシリーズには出られず、その後低迷し続けている。そんなわけで日本人なら親しみのあるマリナーズがいつの日かワールドシリーズ進出、そして優勝する日を願いたい。高校野球オタクの私は歴史を紐解くというそんな観点からチームを応援する癖があるのだ。

メジャーリーグで言えば今年はナショナルリーグのナショナルズが勝ったが、これまで114回戦った対戦ではニューヨーク・ヤンキースの所属するアメリカンリーグが66勝48敗とかなり優勢だ。ヤンキースはチャンピオンになること27回と次点のナ・リーグのカージナルスの11回を圧倒している。ただ、ここ50年ほどは両リーグの優勝回数は拮抗しており、1930年代4連覇、1940年代から50年代5連覇などして「くたばれ!ヤンキース」というミュージカルも作られるほどのヤンキース一強時代の差が両リーグの差になっているといっていい。

もう一つトリビアネタでいうと、惜しくも優勝を逃したヒューストン・アストロズだが、実はワールドシリーズに初出場したのが2005年でその時は負けて、2年前に2度目のワールドシリーズ出場で初優勝をした。ただ、初出場した時は今所属するアメリカン・リーグではなくナショナル・リーグからの出場だった。2013年にリーグ再編によってナショナル・リーグからアメリカン・リーグに移動することになったのである。こうしたケースは1998年のミルウォーキー・ブルワーズのア・リーグからナ・リーグへの移動以来のことだった。だから2005年にアストロズが勝っていれば両リーグでの優勝したチームというおそらく今後達成されることがないであろう珍しい記録になっていた。

そんなことを考えたりして楽しむファンもいる。私は高校野球でよくそんなことをやるが、メジャーリーグでは福島良一さんがその典型で本を書いたりたまには解説にも登場しそのうんちくぶりを披露している。福島さんは小学6年時の1968年来日したセントルイス・カージナルスに魅せられてメジャーリーグオタクになったそうだ。小学3年だった私も覚えている。その時の秘密兵器がカージナルスで英才教育を受けた「野球ロボット」こと黒人選手のオズマで巨人の星飛雄馬と対戦し・・・おっとこれは「巨人の星」の中のお話だった。

そんなこんなでメジャーリーグだけでもちょっとした日記ネタは転がっていて拾う(披露する)ことができるねぇ。

2019年10月30日水曜日

なぜそのバッグは売れ残っているのか

エリックMRの後釜で担当となった蛇蝎MR、彼もボウリングの練習にこれまで2、3回参加している。だがまだハウスボールを使っての投球で当然ながらスコアも伸びないし面白さも分かってもらえていない。そこでいつものパターンで、私の不要となったボールを再プラグしてそれをプレゼントしてマイボールにしてもらうことにした。

現在私のボールは曲がりが大きいタイプがマスターマインド・ゼロとニルバーナ・アブソルートがあり、どちらも動きが似ていて結局ニルバーナは今ほとんど使っていない。やや曲がりの小さいインフェルノ・ブルーフレームが少しヒビが入っているのでそちらをプラグすればとも思ったがヒビの位置がホールから遠くプラグ不能のようでそれは上げられない。ということでニルバーナを国分スターレーンに持って行きプラグのため預けることにした。そして蛇蝎MRとも待ち合わせし、ドリルのための測定(メジャー)をしてもらった。彼は指が太い。親指が大事なので少し緩めに掘るようにしてもらった。ただ実際にドリルできるのはまだ早くて数日後だ。1週間くらいはかかるかも。来週あたりマイボールプレゼントになるだろう。

「でもマイシューズはここにある3000円くらいのでいいから今日買ったら」と勧め、ちょうどサイズの合うのがあったのでそれは購入してもらった。となると、あとはマイバッグだ。そこで「マイボールが1個だからといって1個入りは絶対に買うべきじゃない。2個入りがベター」と力説した。最初に作るマイボールはストライクを取るために曲がりやすいのを作る。でもそれだと右利きの10ピン残りを取るのが非常に難しくなる。ほとんど曲がらないポリエステル系のボールがもう1個必要になるのだ。マイボール作ったMR、全員がスペア用ボールを作ったから間違いない。

そこは彼も分かっていたようで2個入りバッグを事前にネットで調べていたらしい。大阪はフタバボウルのネットサイトをチェックしていた。そこも悪くはないが、品数と値段の安さで神奈川の相模原パークレーンと秋田の能代ボウルのサイトを教えてあげた。それより今ここに質がよくて2個入りの超特価の6千円で売っているのがあるじゃん、「これどう」と彼にプッシュしてみた。この手のバッグは普通安くても1万はするのでもし自分だったら即買っちゃうかもとまで言った。だが、蛇蝎君、あんまし乗り気じゃない。ふーんそうか、好みもあるし無理強いはしないよ。と言って、よーくそのバッグを見てみた。するとあらら、確かに上質なバッグなんだけどデザインが・・日本ハムファイターズでまとめられたヤツだったのだ。
これがソフトバンク仕様だったら何の文句もない。でもこれだと人から「日ハムファンなんですか」と必ず聞かれそう。その度に「いえ、ソフトバンクです」と弁明しなくちゃならない。そうか、この良いバッグが6千円という破格値でたたき売りされているのはそんなワケで買う人がいないんだ。南の端で北海道日本ハムのバッグが売れるかよねぇ。店の人に聞けば、パの球団6個セットで購入しなくてはならなく他球団は売れたがこれだけ最後まで残っているという。ボウリング用品に定価はあってないようなもの(例としてマイボールはだいたい4万5千から5万円の定価だが実際は1万9千から2万5千円で売られる)だが、このバッグ、実は定価1万8千5百円もするのだ。いかに特価品かわかるというもの。誰か日ハムファンかそんなこと全く気にしない人、買ってあげてちょーだいナ。