さて京都から天橋立へは同じ県内とはいえ意外に遠い。JR特急でもバスでも2時間はかかる。しかも朝の直通はそれぞれ実質一便しかない。バスが千円ほど安いからと予約しようとしたらすでに空きががなくJRも指定席はなかった。早目に京都駅に行き並んで乗り込んだ。この時右側に座ったのは「少しでも日の当たらない側がいい」とカールの希望だったから。でもそれで途中の福知山駅付近で福知山城をばっちし写真に撮れたのは良かった。姫路城に比べればずっと小粒だがなかなかのお城と思った。↓の写真、左側に座っていたらこうは撮れなかった。
天橋立駅に着いて、すぐに観光案内所に向かった。4500円程度のツアーもあったけど、案内所所員に尋ねればガイド地図付きで丁寧に教えてくれ、展望所へのケーブルカーもしくはリフト乗車券も少し割り引いて販売もしてくれた。まず向かったのは文殊地域と言われる駅側の高台のあるところで橋立の見所の一つだ。上る時はケーブルカーの方がいい。上昇するにつれ日本三景の一つが見えてくる。リフトだと背中側に風景があるので見づらいのだ。↓。右側の砂浜は夏は海水浴も出来るそうだ。釣りをしている人もいた。
天橋立と言えば「股のぞき」で↓はカールがやっている様子。
↓こんな風に見える。
橋立の展望所は反対側(府中側)にもあってそちらからも有名である。↓。
それでまた股のぞき↓。
どちらも甲乙付けがたいが、カールは文殊側(南側)、私は府中側(北側)がより好みかな。でも素晴らしい景色でさすが日本三景と言われるだけのことはある。さらに橋立の中は松林に囲まれた遊歩道で私たちは貸し自転車でここをゆっくりと通り抜けた。それが気持ちいい。歩くと3.6kmもあるので約50分もかかる。自転車なら20分もあれば余裕だ。途中、砂浜に寄ったり記念碑を見たり名前のついている松を見たり眺めるだけなく楽しめる。一つだけ残念だったのは文殊側最寄りの橋は回旋橋といって下を船が通る時は90度回転し船が通れるようになるそうだがそれを見るチャンスがなかったこと。帰りは府中側から文殊側へ高速ボートに乗って移動したけど回旋橋は通ることはなかった。外海である宮津湾への観光船に乗れば直に見られただろうが、そこは時間がなくて・・。↓はネットから。
京都市内は外国人は東洋系、西洋系問わず多いが、ここは西洋系は少なく中国、東南アジア系が多かった。ただ韓国人は昨今の反日運動でほとんど見なかった。それでも以前よりは観光客は増えているようで昼ご飯はどこも人がいっぱい。橋立付近は家族経営っぽい店が多く、煩雑時はなかなか片付けもままならないようだった。私たちが利用した店は明らかに店の子どもの中学生くらいの男子が無表情で仕事をしているのが印象的だった。それと、ここでも私はちょっとした失敗をしたのが、2ヶ所で乗れるはずのリフト券を後半の府中側のところで紛失しているのに気づき慌てて1ヶ所分680円を買い直したこと。どこで無くしたんだろう。ポケットのカメラの出し入れが頻繁だったからかなぁ。
それともっと大きな失敗は帰りをバスにしたことだった。アップルストアでのiPhone11購入手続きの予約を夜の19時半にしていた。ところが渋滞と事故のせいで50分以上も遅れてしまいストアに着いたのが20時26分で、店は21時には必ず閉まるためこれでは今夜は諸設定が出来ない。結局また明日の日曜朝一番に行くと約束しただけに終わった。値段が高くともJRの特急にしていたら確実に間に合っていただろうに。トホホ。
結局、夕食はイタリアンファミレス「サイゼリア」にした。カールは昔よく利用していたとのこと。私は初めてでワインを提供していたり全般に値段が安くコストパフォーマンス重視の私たちにはまあお似合いの店だったナ。
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