「お母さんの家の固定電話のことなんですが、解約しようと思っています。帰宅したときに使うかな?と思って、そのまま基本料金を払い続けてきました。でも、自分で掛けられなくなってしまったことや、電話を掛ける意欲も薄れてきましたし、必要が有るときは私の携帯電話でお話してもらってますので、もう不要かな、との判断です。
電話番号が無くなるのは寂しい気持ちもあり、なかなか解約に踏み切れませんでしたが、お母さんのお知り合いにも、もうご理解頂けるような状況かなと思います。今月末に手続きしようと思います。よろしいでしょうか。」
読んですぐに返信した。
「返信大いに遅れてすみません。解約全く問題ないです。もう、私の顔も忘れてしまっているくらいですから。よろしくお願い致します。」
すでに母は実家にはたまーに帰るくらいだから、もっと早く解約してくれていてもよかった。でも、母の世話はほとんどチエコンさんに任せっぱなしで、今回も嫁としての最大の気遣いをしてくれていたことにも感謝だ。今の電話番号も田舎に引っ越してから使ってきたもので12年前まではデンコーの名前で、父が亡くなってからはあこネーサの名前で登録してきた。携帯が使えなかった母に直接連絡するにはそれしかなかったが、そういえばここ1年くらいはほとんど使っていなかった。そしてこの半年は施設に入所して全く使っていなかった。
認知はあってもまだ母は元気だ。しかし少しずつお別れが近づいているんだなと思えるエピソードであった。
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