2019年10月2日水曜日

還暦くらいではまだ死ねない

中学時代の同級生シンタカさんがお母さんを病院に連れて来た。食欲不振や胸のレントゲンに影があるなどいろいろ検査をして欲しいとのことだった。わざわざ遠方からなので数日入院してもらうことになった。外来で診察後、シンタカさんが「先生、ミユゾンさんが亡くなったって知っている?」と聞かれびっくりした。ミユゾンさんは中1の時同じクラスで同窓会幹事もやっていて数年前も会っていた。「つい昨日のことだったそうよ。それが新幹線乗車中に気分が悪くなって駅で降りた後に亡くなったって。心筋梗塞だったのかしら」とのこと。へーえ。59才で女性の心血管系で亡くなるケースは少し珍しいが血圧が高かったのか・・。

なにか情報はないかと同級生のSNSをチェックするとミッタテ君のにそのことが書かれていた。「・・・心筋梗塞で本日(10/1)夕方5:15分に逝去されました。」心筋梗塞は本当だった。彼女は歯科関係の器械の仕事をしていたはずでノゾエもん先生とも知り合いだった。ふう・・。えくぼに特徴があってそれは成人してからも変わっていなかったナ。いや、今の時代還暦前に亡くなるのは早すぎる。

その後の葬式の写真もミッタテ君のSNSにアップされていた。新幹線でというのはどうも誤情報のようで、夫が語ったところによると「・・助手席に乗っていて具合が悪いと救急車を呼んで、僅か1時間少しで他界してしまった・・」ということだ。遺影の写真はミッタケ君が撮ったものだった。というのも彼は写真館をやっているから。中学同窓生では去年脳外科医の内公君が亡くなっている。ぼちぼちそういう時期が来ているということか。イヤだイヤだ。私はまだ長生きがしたい。少なくともあと30年、できれば40年生きて100才までは生き抜きたい。だってまだまだやりたいことがいっぱいありすぎるだもん。

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