1月27日に脳梗塞で入院したギボヒサコが今日退院になった。若干の呂律障害は残るが麻痺もなく身の回りのこともある程度出来るようになり、また元の老人施設に戻った。ただ脳梗塞前から衰えてきた自力歩行は介助や車椅子などが必要だ。
帰宅して、カールに「ギボヒサコはどうだった?」と尋ねると、老人施設でのスタッフや先生などがえらく感心していたという。というのも「思っていたよりずっと元気で体の動きも良かった」からだそうだ。脳梗塞などで入院した入居者はたいていの場合、「以前よりぐっと衰えて帰ってきたり、寝たきり」のことが多いのだとか。ギボヒサコはカールと施設スタッフとのカンファレンスに45分間ずっと座っていられた、そこがすごいとリハビリスタッフが感心し「2回も脳梗塞を起こしたのに青雲会病院のリハビリがちゃんとしていたんですねー」とのことだ。ふむふむ、そう言われれば青雲リハビリスタッフも喜ぶだろう。それは伝えなくてはな。「うん、そうして」とカールからも頼まれた。
カールは病棟看護師さんにとお礼の菓子を上げていた。しかし、リハビリのスタッフにはお礼をしていない。「リハビリの人たちって頑張っているのにドクターや看護師さんばかりお礼をしてしまうのよねぇ」とカール。例えば臨床検査技師や放射線科スタッフは患者の家族から直接お礼を言われることは少ない。しかし彼らの仕事なくして治療は進まないのだ。まさにアンサンヒーロー(unsng hero)だ。いい話はちゃんと伝えておくべき。明日、さっそくリハビリスタッフにこのことは伝えよう。
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