2021年4月7日水曜日

コロナワクチン2回目接種

午後にコロナワクチン2回目の接種があった。青雲会病院には合計190人分のワクチンが来ていてそれを3日間に分けて職員に打つ。私は初日分に当たっていた。190人といっても病院職員の6割程度か。全員にはまだ行き渡らない。今日は65人が接種した。
3週間前同様、打たれている最中はほとんど痛みは感じない。また、接種後は筋肉を揉んではいけない。ファイザー製のワクチンは厚労省のホームページによると「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンです。SARS-CoV-2のスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだ製剤になります。本剤を接種し、mRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAを基に細胞内でウイルスのスパイクタンパク質が産生され、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、SARS-CoV-2による感染症の予防ができると考えられています」とあり、このmRNAワクチンはとても繊細で壊れやすいのですぐに揉むと効果が発揮しにくくなる可能性があるからだ。また、壊れやすい故に超冷凍にして保存し運ぶ必要があるのだ。

4月中には一般高齢者への接種が予定されているとのことだが、まだいつ入って来るのか情報がない。ま、病院ではコロナ検査を毎日やっているし、コロナ病棟もありいつ患者が入院してくるかわからない。クラスター発生でもしたら大変なので先んじてワクチン接種してもらえるのは有り難い。おまけに今日は当直だった。夜勤帯に入ってすぐ腹痛患者が搬送されてきた。ずっと以前に大腸憩室炎で腹膜炎を起こし手術も受けたことがあるとの触れ込みだ。当然また腹膜炎でも?と予想する。今日は二次当直ではなかったけれど放射線科技師を呼んで緊急CTを撮らせた。患者は腹痛は夕方に急に左下腹部が痛くなったと言う。S状結腸の憩室はほぼ全て取り切っていてまた憩室炎を起こす可能性はないはずだが・・。CT画像を見てすぐに病気が判明した。何てことはない左の尿管結石だった。左腎臓の尿管が拡張している。検尿でも尿潜血3+でしかも痛みは軽減してきていた。さらに問診で「これまで何回も尿管結石はしてきている」んだそうだ。念のための点滴と鎮痛剤処方でお帰りいただいた。ふう。

コロナワクチンの2回目接種では1回目よりずっと発熱、倦怠感などが出やすいと言われている。それで少し気に掛けつつ当直を過ごしていたが、まあどうってことはなかった。当直まではね・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿