2021年4月23日金曜日

コロナ禍よりひどいことって

仕事が終わって霧島市隼人の姶良地区医師会館へ出向いた。今年度最初の「災害医療委員会」に参加するためだ。姶良郡医師会が年に数回行う会議で私は災害医療委員なのだ。昨年度は実は1回も開かれなかった。言わずもがなコロナの影響だ。防災訓練に関しては昨年度は鹿児島県の総合防災訓練や空港防災訓練なども行われなかった。

議題は春にある県と霧島市(隔年実施)の訓練についてだった。県の訓練について言うと実は一昨年も行われなかった。なぜか?はこてる日記ネタにもなっていて、前夜キコ様Nsからの連絡にあった「今日屋久島が大雨で自衛隊には救助要請が出ているらしんですよ。訓練じゃなくて本物に出かけなくてならないんですって」という理由だった。5月19日のことですでに梅雨のような大雨が被害をもたらしていた。私は風邪を引いていて雨の中参加したくないぁと思っていたからまさに渡りに船だった。

日記を読むと前日は風邪気味なのに歯科医師会のボウリング大会にも参加していた。風邪にしろボウリング大会にしろ去年からどちらも経験なし。すべてコロナのせいだ。そういえば、この冬は病院受診者で一人もインフルエンザ患者が発生しなかった。インフルエンザは毎冬何百万人も罹患するというのにほぼゼロとは・・コロナが流行るとなぜインフルエンザ患者が激減するのかはっきりした理由は知らないがすごいことだ。

コロナ禍は100年に一度の災禍と思われるがこれに匹敵する災いはあるかなとちょっと考えてみた。10年前の東日本大震災は被害者数でいえば2万人ほどで現時点でのコロナ禍よりも倍多いから匹敵する。しかし・・コロナや大震災をも上回る災禍は第二次世界大戦(日本でいえば日中戦争、太平洋戦争)だ。死者数でいえば日本だけで300万人以上、全世界で5000万人以上と比べものにならない圧倒的な災禍。やはり戦争は悲惨、コロナコロナで手一杯のようだが戦争を起こさないということだけはゆめゆめ忘れるナよ。

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