2019年8月26日月曜日

インフルエンザアウトブレイク

週始めの今日、青雲会病院では大変な事態が起きていた。6階の回復期病棟の職員5人が発熱などで一斉に休み、病棟患者も10人ほどが発熱、気分不良を訴えていたのだ。この件はすぐにシマッチ院長に報告され、暑い夏とはいえインフルエンザの疑いもあるとしてすぐにインフルエンザチェックが行われた。すると昼過ぎまでに11人の回復期病棟患者からA型インフルエンザの陽性反応が出たのだ。休んだ職員もインフルエンザだったとの報告があり、急遽、臨時の感染症委員会が開かれ対策が話し合われた。蔓延を防ぐために夕方までに職員全員にタミフルの予防投与と発熱者を37.0℃以上と設定して(いつもは37.5℃だ)すべてインフルエンザチェックを行うことにした。(後から思えばこの迅速な対応がこれ以上の蔓延を防いだようだ)

回復期に2人いる私の患者の1人も発熱38℃あると聞き、チェックしたがインフル陰性だった。しかし安心は出来ない。呼吸困難もあるというので胸部CTを撮るも肺炎ではない。きっとインフルだろうと思い、点滴のインフル治療薬を開始した。そのうち40℃まで熱が上昇しやはりインフルの可能性は極めて高いと思った。それと実は私も日曜朝から咳き込みがちで「なんか風邪をもらったなあ」と感じていた。土曜は家から一歩も出ていなかったのでもらうとすれば金曜の病院でだ。そこでハッとなった。金曜夕方、回復期の瓦腹Nsに呼ばれ10分ほど患者の件で話をしていた。その瓦腹さんは今発熱で休んでいて、その日の午後勤務していた人たちが皆休んでいるのだ。私もインフルをもらっている可能性が高い・・。

タミフル飲んでもまだけだるさは残っている。発熱はない。帰宅してもマスク着けて疑似インフル患者として過ごした。明日は良くなるかぁ?

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