高校野球決勝は花咲徳栄が14ー4で広陵の圧勝した。まあ、広陵を応援してはいたが正直厳しいなと思っていた。準決勝で花咲と東海大菅生に当たらないのはラッキーと思っていた。この2校が今年は強かった。で、結局またも準優勝か、これで夏の大会最多準優勝回数4回を記録したよ。春は優勝3回で準優勝3回、合わせて7回の準優勝はしばらくは他校を寄せ付けないだろう。私が学生のころから「広陵には準優勝ぐせがある」とある本で指摘されそれが1991年と2003年の選抜優勝で払拭されたと思っていた。しかし惜しかったのは2007年の夏の決勝だ。あれは対佐賀北戦、明らかに実力は広陵の方が上で10回やって9回は優勝できた相手だった。審判のビミョーな判定に翻弄された印象がある。あれから10年、中村奨成という希有なキャッチャーを擁しまた決勝に進出するも総合力では花咲徳栄がやはり上で準優勝ぐせがまた出てしまった。これだけ戦前から活躍し有名なのに夏の優勝がないのはいわゆる七不思議といえよう。(おなじ広島のライバル広島商が夏は6回優勝1回準優勝なのとは対照的だ)
2週間以上に渡って熱戦が繰り広げられた甲子園も終わってファンとしてはものさびしさがある。それで夜は天鳳で麻雀、こてるで申し込みすると、な、なんと相手にサブアラド六段がいるじゃない!いや、これまでも対戦したことはあったがすべて電話で示し合わせ、せーので同時に申し込みボタンを押し同席できたケースだ。ランダムに申し込み当たったのは始めてだ。東1局はいきなり私が下家に満貫振り込みで始まった。私も親満を聴牌しておりこれは後悔しない。その後も2600を振り込むなど1万点ほどのラス目だったがメンタンピンツモドラ1の5200上がってラス脱出。そのかわり対面のサブアラドがラス目になった。オーラス、私が3位、サブアラドラス目でなんとラス脱出争いをす羽目に。
得点が欲しいサブアラドは強引なマンズの混イツに走った。私はピンフドラ1の69索待ちという軽い手をすぐに聴牌しダマに構えた。天鳳ではなんといってもラス脱出が優先されるからだ。しかしサブアラドが発を槓して事情が変わった。槓ドラが乗ってリーチしてツモってウラドラが1枚でも乗ればハネ満になる。そしたらトップまであるじゃない。普段の麻雀なら絶対リーチする手だよ。どうせ私もサブアラドも降りる状況じゃない。そんでもってリーチ!すると4巡後目論み通り9索をツモり、ウラも乗って見事ハネ満逆転トップになった。
終わって即、サブアラドDrから電話がかかってきた。「おめでとうよ。私が槓して良かっただろう」「あは、ありがとうございます。助かりましたよ」「感謝しろよ」実はサブアラド六段、自分が上がれなければこてるに裏ドラ乗ってトップになってもらってもいいという気分だったそうだ。いやー、おおらかだねえ。それに引き替え、私はラス前の彼の親番を急いで千点で蹴ったのだ。連荘されると自分がラスになっちゃうからね。いやいや自分のことだけしか考えていなかったのがちと恥ずかしくもなるかな。同じ六段として器が小さいぞ。てなことで勝負には勝ったが麻雀力には負けた気分だったぜよ。
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