2025年11月1日土曜日

シェーバー、買うのはAmazonか楽天か

さて今日の午前中に新幹線で鹿児島に帰る予定だが、数ある新幹線の乗車時刻をいつにしようか。

まずは停車駅が少なく乗車時間も短い3時間半ほどの「みずほ」に乗りたく調べると、午前8時2分発が一番の有力候補だった。 これが「さくら」になると4時間ほどかかり乗り換え客も多く煩わしい。でも最重要事項は午前9時過ぎから始まるワールドシリーズ第6戦を車内で観戦出来るか、である。となると8時2分発の「みずほ」はちょっと早めで決着が付く前に鹿児島に着いてしまう。そこで8時13分発か8時18分発(これは土曜のみ増便)あたりを当てに新神戸駅を目指した。ただ阪神三宮駅から歩いてどう行くべきか分からず、方向違いをしたり、さらに遠回りで駅外の地下入り口から入る羽目になり8時13分には間に合わなかった。汗をかいちまったぜ。

で8時18分発に乗車したが前車と5分しか違わないせいか相席になる客もほとんどいなくてラッキーだった。M2 MacBook Airを広げ、NHKONEに接続し、イヤホン付けて、9時くらいから視聴を開始した。トンネルに入るたびに回線切れのような停滞があったけれどおおむねきれいな画像で視聴出来た。ほぼリアルタイムで衛星中継のスポーツ番組を列車の中で視聴出来る、いい時代になったもんだ。

試合は山本由伸が投げて3回表にドジャースが3点を先制したので少し余裕を持って観戦出来た。結局、3対1でドジャースがしのぎきって3勝3敗のタイに戻した。見ていて、ドジャースはよく勝てたなぁというのが感想だ。ヒット数はブルージェイズが8本なのにドジャースは4本。ほとんど3回の集中打と大谷への申告敬遠で3点もぎ取っただけで全般に相手に押されていた。山本が決定打を与えず、リリーフもウロブレスキー、佐々木、そして先発要員のグラスナウまで出してようやく勝てたって感じ。ひやひやしどうしだった。ドジャースは打撃陣がまだ本来の姿に戻っていない。対してブルージェイズは打撃力は明らかに上で、明日の最終戦が心配で負けても不思議はないというのが私の予想だ。

帰宅してすぐに確かめたのがシェーバーで、充電器で充電を試すも全く反応なしだ。コードに直接つなぐも反応なし。これは本体がいかれちまったか。いつ購入したのかAmazonで検索して調べると2021年の7月だった。なんと4年も経っていた。その前のシェーバーも4年で壊れていた。パナソニック製でだいたい毎日使っていると4年くらいで壊れるんやな。ひげ剃りは毎日の習慣なので急いで新品を注文することにした。パナソニックは新機軸の5枚刃タイプシェーバーを数年前から出しているがそれはちと高い。旧製品の改良版で十分で2万円台の2023年製のものがあった。また洗浄機がこれまでのものと同じタイプでそれが結構重要なんだ。沖縄に置いてある洗浄機をまだ使いたいからだ。

Amazonだけでなく楽天ではどのくらいで販売しているかもチェックだ。するとちょっと安い店もあった。楽天だと自分が保有しているポイントも結構使えるのでお得なことが多いが、今回はAmazonにした。というのもAmazonは今日注文すると明日午後までには届くと明言している。一方、楽天は早い店でも4日後くらいだった。安全カミソリを使いたくない私にその差は大きい。

今回はAmazonの勝ちだったな。

2025年10月31日金曜日

良いも悪いもハプニング

今回の学会行きでいくつか小さな失敗があった。その中でデジカメ忘れに次いで大きかったのがシェーバー動かず問題だった。今朝、いつものように髭を剃ろうとしたらシェーバーがぴくりとも動かないんだ。家では充電兼洗浄機に置いていて充電十分なので旅行へは電源コードなしでも数日は軽く持つ。しかし作動しなけりゃどうしようもないのでホテル備品の安全カミソリで剃ることにした。以前沖縄行きでシェーバーを忘れた時もだったが、私はこのカミソリで剃るってほとんどしたことがなく、おっかなびっくりだった。肌に塗るクリームがどれなのかも分からず間違ってスキンオイルを使ったりして・・。不十分な剃り跡でそれを隠すためマスクをして学会会場へ向かった。

ホテルから最寄り駅へは歩いて10分弱、外は小雨模様でどうにか大きく濡れずに着き、阪神電車に乗って三宮へ向かった。ポートライナーに乗る頃は本格的な雨になっていた。ポートアイランドの市民広場駅で降りて、ここでまた失敗だったのがすぐに国際展示場館へ向かったつもりが反対方向の国際会議場方面へ向かっていた。昨日はちゃんと国際展示場でポスターセッションを聴いたのになんか場所が全然違っていた。そこでポートピアホテルのメイン広場に行って案内役の女性に「国際展示場館にはどう行けば?」と尋ねたりした。

合点してエスカレーターに向かおうとした時だった。すれ違った学会参加者の顔に見覚えがあった。坊主頭で一重の眼のこのお顔は、確かてげてげDrの息子で私とは「はとこ」に当たるヘイシューDrでは?数m過ぎた後、思い切って引き返し「もし」と声を掛けた。怪訝そうなその参加者のネームカードを見て、やはりヘイシューDrと確信し「ヘイシュー先生、私、こてるです」と名乗るとハッとして誰なのか分かったようで「あーあ」と返事してくれた。そして「よく分かったですねー。私とは(法事などで会うことはあっても)そんなに話をしているわけでもないのに」と言うので特徴的な風貌のおかげだと答えておいた。(↓お互いにスマホでツーショット写真を撮り合った。私のヒゲ剃り跡は修正してます)

彼は専門が消化器系で現在福岡在住、現在青雲会病院に非常勤のクニンダDrとは大学病院時代いっしょだったとも聞いている。それもだが「昨日は阪神が負けてしまいましたね」と野球ネタを話すと案の定「(父のてげてげDrが)落ち込んでますねぇ」と予想通りの返答だった。阪神ファンにとっては昨日の負けは相当応えただろうな。今の私はソフトバンクや阪神よりドジャースなので明日の第6戦で負けたらきっと同様の落ち込み状態になるのは間違いない。

さて学会は午前の部が終わってランチョンセミナーのために国際会議場の3階に向かった。思えばここは駅から一番遠いところにある会場だ。セミナー内容は胆膵系の特殊手技に関する内容で本来なら別のセミナーが良かったのだが予約を取るのが遅れてここになった。でも今回の学会でヘイーシューDrに会えたこととこのセミナーに当たったのはラッキーだった。というのもセミナー会場前のホールにスイーツコーナーがあったのだ。学会のパンフレットには「JDDW 2025では神戸市のご提供により、学会期間中にスイーツコーナー(世界の珍しいチョコレートの提供)を開設いたします。※12:00~17:00で数に限りがございますので、予めご了承ください。」とあり、私は着いたときにちょうどその提供が始まったばかりだった。美味しそうなチョコがたくさん並べられていた。そればかりではなく飲料メーカーから「ご自由に」とお茶やコーヒーの缶飲料がたくさん提供されていた。済みません、何回かその辺りを回りました、てへっ。

帰りは大雨ゆえに三宮駅で私は初めてコンビニでビニール傘を買った。こんな傘、今は良くても後で邪魔になるからホテル近くの駅からアパートまでタクシーを利用しようかとも考えた。しかし、私が利用した阪神電車の石屋川駅って周囲に何もなくてコンビニはおろか道路も目立つものがなくタクシーなんて1時間に1台も通りそうにないところだ。(↓の写真は駅近くの「処女塚古墳(おとめづかこふん)」。なんと3世紀ごろの古墳で万葉集にも歌われているとか)
結果、やはりそれが正解だった。いやはや、傘まで買う羽目になるとは・・学会行きでは良いも悪いもハプニングってあるんだよね〜。

2025年10月30日木曜日

神戸学会初日

 消化器病関連では日本最大の学会であるJDDW参加で久しぶりに神戸へ向かった。DDW自体は3年前の福岡には行ったが去年一昨年の神戸はオンデマンド参加だった。コロナ禍もあって6年ぶりだった。8月末にはホテルの予約を取ろうとするも、会場のポートアイランドや三宮周辺はほとんど取れず(あってもバカ高)、今回は少し離れた鉄道沿線のホテルを予約した。新幹線で向かう予定でカールに送ってもらった。ただ、7時32分発の「のぞみ」には間に合わなかった。ま、乗る便はいくらでもあるので慌てない慌てない。

しかしー。往復券のチケットを購入後、改札口に入る直前、ある重大なミスに気が付いた。常に持っていると言っても過言ではないデジカメがないんだ。いや、出かける前は間違いなくバッグに入れたはず。はっ!カールの車中でいったん手に取って確認した後、カバンじゃなくて後部座席に置いたような気がする。カールにスマホで連絡するが出ない。また引き返して持って来てもらうというのも無理だ。カールは8時以降に着付け教室に行く予定があると言っていたんだ。もう一度カバンの中を確かめるもやはりない。はぁ・・今回はどうしても撮影するならスマホを使うしかないか。8時過ぎにカールからPowerShot G7X Mark Ⅲの写真が送られて来て案の定座席に忘れていたと分かった。がくっ。

さらに落ち込んだのは座席でのドジャース対ブルージェイズの第5戦のネット観戦だ。初回にスネルがホームラン2連発を喰らった。これは前日の記者会見でスネルが「明日は速球の精度を上げていかねば」なんて正直に語っていたからだよー。絶対初球のストレートを狙っていたもん。その後キケ・ヘルナンデスの一発で1ー2にするもどうにもドジャース打線に活気がない。このシリーズで打線爆発が一度もないんだ。神戸に着く頃、1ー6の大敗で終わり、これで2勝3敗、後がなくなった。はあ・・。

学会へは午後からの参加でポスター発表では大腸憩室出血のセッションに行き、その後ワークショップの「緊急内視鏡診療の適応と限界」を聴き、17時過ぎは商品展示や書籍など見ながらサテライトシンポジウムを聴くために会場に向かった。これ、夕食の弁当もらいが半分目的なんだが腸管の穿孔、出血予防のための最新器具の使い方など非常にためになった。↓はそのお弁当。

で、後はホテルに行って日本シリーズ第5戦を見ていたわけだが、ソフトバンクファンだけど今日は阪神を応援していた。2ー0でリードしていてこのまま逃げ切れるかと思って、シャワーを浴びて出てきたら・・なんと2ー2の同点になっているじゃない。柳田の2ランが出ていた。左打者があそこに打ち込むかぁ。こうなると延長は12回まで、メジャーリーグと違い日本では引き分けがあるからそうなるのか・・と思っていたら、11回に野村のホームランでソフトバンクが勝ち越し。これでほぼソフトバンクの勝利とシリーズ制覇は決まりだろう。おそらくその裏に同点、逆転の力は阪神にはない。接戦続きではあったがソフトバンクの地力が上回った格好だ。特にホームランが打てないと短期決戦は勝ちきれないな。

それとだが、日本のプロ野球機構もあまりに飛ばない現状のボールはどうにかしてくれないか。試合が地味すぎるんよ。メジャーリーグはよく打つと思われているが、実は裏話があって毎年打撃と得点データをチェックし、投手優位だとボールの反発係数を上げて打者寄りにし、その逆も行って平均得点が一定になるように調整しているのだ。なぜそうするとかといえばファンや観客のためなんだ。日本シリーズに限らずレギュラーシーズンもじりじりとした地味展開が多かったでしょ。試合時間もメジャーでは数年前からピッチクロックという仕組みを導入し、ピッチャーが早く投げるように促し、結果試合時間が平均30分は縮まって見やすくなった。そして来年からはストライクボールの審判判定にも画像判定システムが導入される。そこら辺のダイナミックさを見習って欲しい。最近の私はたまにプロ野球見るけれど、ほとんどメジャーリーグ観戦ばっかしになってしまっているのは、大谷や日本人選手の活躍ばかりじゃないのだ。

神戸のホテルの一室でうなだれる阪神ファンと歓喜のソフトバンク選手の映像を見ながらそんなことを考えていた。

2025年10月29日水曜日

スチョルDrの呪い

ドジャースが2勝1敗となってのワールドシリーズ第3戦、大谷翔平がピッチャーで投げるとあって一気に3勝目と思いきや、ゲレーロJrに甘いスライダーを打たれ2対1と逆転されたのが痛かった。でもその後は踏ん張って接戦だったのだが、今のドジャースは打撃が低調期に入ってしまっているようで、カワウソみたいな名前の相手投手を打てずいつものガス缶クルーのリリーフ陣がまた打たれ2対6で敗れてしまった。

ここでちょっと前にネタにしたAKI猪瀬の呪いがちょっと頭をかすめてくる。彼が勝敗予想すると結果はその逆になるというもので、彼はワールドシリーズを「ドジャースが4勝2敗で優勝」とした。現在2勝2敗でこの後ドジャースが2連勝すれば珍しくもぴったり当たったということになる。でも呪いってそんなに解けるもんじゃないぞ。これはブルージェイズが4勝2敗で優勝ってことだったんじゃ・・。猪瀬さん、せめて当たらなかったのは勝ち負けの数だけで結果はやっぱりドジャースであって欲しいよねー。

私の親戚のスチョルDrは兄のてげてげDr同様60年来生粋の阪神タイガースファンだ。そのスチョルDrから夕方にLINEで「今から、ホテルを出て、甲子園に向かいます」と来た。ほうほう。第4戦を観戦しに行くとは聞いていた。もしかしててげてげDrもいっしょかも。今回の日本シリーズ、なぜか阪神は日本一をかけてホークスを当たることが多く今世紀に入って確かこれで3度目だ(2003年はダイエー、2014年と今年はソフトバンク)。で、私はセ・リーグでは阪神、プロ野球全体ではソフトバンク推しなのでなかなか痛し痒しのシリーズなんである。ただ今年は阪神が勝ってもいいかなとチラリと思っている。だってセ・リーグでは圧勝だったでしょ。投手陣すごいしー。ただソフトバンクも去年DeNAの勢いに押されて日本一になれなかったし優勝から5年遠ざかっているしで60年前の山本リンダ状態だ(古すぎて平成令和世代には意味分からんやろな)。

ただねー。TVで接戦の日本シリーズを見ていたがあるジンクスを思い出したのよ。それはスチョルDrが以前言っていた「おれが阪神の試合を見に行くと負ける」ってやつ。かなりの確率でそうなるらしく、過去一度だけこてるファミリーがソフトバンクをスチョルDr夫妻&関係者が阪神を同時に観戦しに行った交流戦(こてる日記の2017年6月11日「
交流戦ソフトバンク対阪神、いざヤフオクドームへ」→https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2017/06/blog-post_11.html)でも阪神は負けたもんな。で、その呪いはやはり解けず2対3で阪神は負けてしまった。スチョルDr、がっかりしているだろうな。「オレが見に行くと負ける・・」でも観戦&応援したいだろうしねぇ。↓は山川の先制ホームラン。

これで阪神は1勝3敗とかなり日本一には厳しくなった。だいたい阪神って日本シリーズには弱いイメージがある。初の日本一が1985年(昭和60年)だから40年前で、2回目がやっと2年前で通算2勝5敗だ。でも嘆くことはない。今は常勝軍団イメージのホークスだが前前身の南海時代はシリーズには登場するも負けばっかしだったんだ。なんと2勝8敗。ダイエー時代になって勝つようになり2勝1敗。ソフトバンク時代になってから勝ち癖がついて7勝1敗と圧倒的になった。メジャーのドジャースだってひどいもんだったのよ。1955年にヤンキースを破って初優勝するまでにワールドシリーズ7戦全敗だったのだ。シリーズ初登場の2015年から40年かけてやっとこさの優勝だった。その後1988年まで5勝5敗でまずまずも、以降しばらく低迷期に入り、2017年からまたワールドシリーズに出るようになり去年の優勝で8勝14敗と名門と言われるチームですらこんなもんだ。

阪神は今世紀に入ってから昔のダメダメ阪神ではなく常に優勝を伺うチームになった。メジャーで言えばボストン・レッドソックスが似ている。2004年になんと86年ぶりに優勝してから今世紀4回優勝していてこれはメジャーリーグではトップの数だ。ライバルがニューヨーク・ヤンキースで優勝回数がダントツの27回と阪神のライバル巨人22回優勝というのもそっくり。ベーブ・ルースをヤンキースに売ってから勝てなくなったバンビーノの呪いが解けたらこうだよ。だから今世紀はライバルを差し置いて阪神の時代になる可能性も多いにある。再来年からセ・リーグもDH制を導入する。これがきっかけとなって昨今のパ・リーグ優位も徐々に薄れ、またセ・リーグのチームが勝ち出すと私は睨んでいる。あの甲子園の応援の熱気はすごい。スチョルDrの呪いもやがて解けるだろう。これからは阪神の時代だ。

2025年10月28日火曜日

7年前のワールドシリーズ分析に我ながら感心する

はあ・・なんという試合だったんだろう。ワールドシリーズ第3戦は内視鏡検査の合間などにチェックし、大谷が活躍しシーソーゲームになっているのは分かっていた。昼休み時間になっても今日は胃瘻造設術などがあり、観戦は出来ずも5対5の同点で延長戦に入ったというのは知っていた。

ようやく昼食のため職員食堂に行くと数名の職員がぱらぱらといるだけでスマホなど見ていた。小さな液晶TVは昼のワイドショーなどやっている。私は「何とマヌケな」とばかりにNHKBSのワールドシリーズ中継に切り替え、給食用トレイをTVに一番近いテーブルに置いて、観戦しつつ食事をした。いつもはTVから一番離れた席に座っているのに〜( ・_・;)。

ドジャースが若干のピンチを迎えているところで、なんとカーショーが出てきた。最悪1点取られても裏の攻撃があるから即終了にはならないが、レギュラーシーズンと違ってタイブレークがなく簡単には得点出来ないからそうなるとすごく苦しい。急いで食べ終え(まあいつも早いけど)院長室に戻った。部屋にはTVはないのでネットでのSPOTVNOW観戦だ。カーショーはどうにか切り抜けたようだ。その後もじりじりする展開だった。それで全く目が離せなかった・・かというとそうではなく、食後と検査疲れもあってこくんこくんとやっていたようだ。とうのもドジャースのリリーフがエンリケスからクライン・スミスに代わったのに気づいていなかったんだ。

その後内視鏡室から午後の大腸内視鏡に呼ばれ、1件済ませたはいいが、試合はまだ決着がつかない。延長も16回か17回だぜ。いい加減点取ってくれよ〜。大谷は毎回申告敬遠でその後のベッツが打てない。2018年のドジャース対レッドソックス戦みたくなってきた。あれは延長18回にマンシーがサヨナラホームラン打って決着ついたんだった。あの頃は熱心にメジャーは見ていなかったが確かドジャースを応援していた。こてる日記で調べるとなんとその日は土曜で朝から夕方までTV観戦していたわ。「延長18回をずっと見る(2018年10月27日)」のタイトルで日記ネタになっていた。見たのは覚えていたが日記ネタにしていたとはすっかり忘れていた→https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2018/10/18.html。結局4勝1敗でレッドソックスが勝ち、確かに実力もその通りだった。ドジャースは前年もワールドシリーズ進出したがアストロズの組織的サイン盗みなどもあって3勝4敗で敗れ、「最近強いのに優勝出来ないなぁ」と同情していたんだ。なお、翌日の10月28日もドジャース対レッドソックス戦をネタにしていた(タイトルは「勝ち癖」→https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2018/10/blog-post_28.html)。そこでの私の試合感想がいい。当時はロバーツ監督のことはよく知らないのでドジャース指揮陣のリリーフ判断に疑問を呈している。あれれ、このところのドジャース・ガス缶クルー(火を付ければすぐに炎上する)リリーフ陣と似たような采配はその頃から変わらないってのが自身の日記を読んで知ったわ。

それが今では大谷、山本、佐々木と日本人選手3人もいれば応援にも熱が入る。18回裏が始まる頃「先生、最後の大腸内視鏡が準備出来ています」と服緑Nsに急かされたけど、「うーん、ちょっと待ってー」とフリーマンの打席を見ていた。そしたら皆さんご存じの通り、センターバックスクリーンへサヨナラホームラン!すぐにSPOTVNOWを切って検査を始めた。これでようやく落ち着いて内視鏡も出来るというものよ。
終わってLINEを見ると、カールから「すごい試合だったわ。今からクリーニングに行ってきます」とあった。時刻は15時53分だった。へ、いつもは午前中にクリーニング店には行くのに朝からずっと見ていたのか。いや、観戦しているだけで疲れたはずよ。え、6時間半以上ってか。ぴったり2試合分だもんな。そりゃ疲れるハズですわ。日本国中でおそらく1千万人以上がこのゲームを見て、チェックしてお疲れモードになったのは間違いないやろ〜。へとへと・・。

2025年10月27日月曜日

「ニックネームで遊ぶ」

今日は朝礼スピーチの日だ。ここ10日間ほどはこのスピーチのスライド作りを毎日やっていたと言っても過言ではないくらいだった(10月16日の日記「スピーチネタを思いついた!」参照)。いったん先週日曜には完成していたものの、通しで見ておくと細かな不備が目に付き修正をしていった。タイトルは「ニックネームで遊ぶ」と題したが、本質は職員紹介の面白エピソード紹介なのだ。従って、「特に役には立たず中身はないけれど・・面白い」といったものできっと受けるだろうと思っていた。

およそ10分、毎分ごとにオモシロエピソードを披露し、スピーチ中も受けているなぁと実感はあった。まずは1発目の可愛いんだ理事長。名前もじりで名前ほぼそのままのパターンの代表である。

理事長だけは写真を使わず似顔絵ケーキを使った。「可愛いんだ」にふさわしい写真がなかったからだ。まあ名付けそのものがギャップの可笑しさやからね。

次に受けたのがマチルダ師長。これはもう20年ほど前の忘年会余興の扮装だけで大受けだった。聞いた話ではマチルダ師長本人も爆笑していたとか(⌒о⌒)。

意外に受けたのが深バッバNs。これも忘年会での扮装がよかったかな。
そして動画で紹介したのが難ガター科長。↓がその動画の最終場面でニックネームの通りにガターする場面だ。
いや、この動画が受けて良かったヨ。というのも何千何百とある私のボウリング動画の中から彼のガターシーンを探し出すのに1時間半以上かかったから。ストライク動画はたくさんあるけれどガター動画は失敗場面だけに撮影即消去されることが多いんだ。先々週土曜の大谷が10三振&3ホームランの試合を見ながらようやく見つけた頑張りが報われて何よりだった。

そして2枚目の動画はラブカメ先生だ。これは名前を英語読みするパターンだ。すでに青雲会病院は退職されているが、毎回朝礼の前に昨年の忘年会の動画が流されていてそこで外来看護師に囲まれて「良し!よく言った」と言うシーンがある。それを利用して私が「ラブカメで良かったでしょうか?」と尋ねると画面の中の先生が「良し!よく言った」と答えてくれるって仕掛けである。

やはり動画は受けっぷりがいい。

静止画の中では名前から連想されるパターンの一つ「手帖」Nsが受けた。

ただ残念ながら手帖Ns本人は外来業務があって朝礼には出席していなかった。その後も忙しくしていて外来スタッフは「朝礼のスライドに出ていたよ」と教えるチャンスがなかったそうだ。でも4階に妹の妹手帖Nsがいて夕方帰宅するころに「お姉ちゃん、スライドに出ていたよ」と教えたところびっくりしたんだとか。実はスライドに使った写真、使えるいいものがなかったので、先週「はい、にっこりいい表情をして〜」と何に使うか教えずに数枚撮っていたのだ、ハハハ。

そしてこれも連想パターンの代表、背後霊主任だ。実は7年前の朝礼で一度紹介して受けが良かったスライドで、案の定また受けた。

写真を見て、みんな「あ〜あそう」と思ってくれたみたいねー。

そしてみんなの意見では一番面白かったとの動画が↓で、実はこれ去年と数年前にも朝礼で紹介したもので、スピーチでも「評判が良かったのでまた見せます」と断っていた。

画像を見れば分かるとおり、私の不意の訪問に驚いた男性看護師が胸に手を当てその格好はまさにフランシスコ・ザビエル。この動画がなければなぜ彼がザビエル看護師なのかさっぱり分からない。あとで彼は「また(出したん)ですか」なんて言っていたけれど、マチルダ師長などは「確かに前も見ていましたけどまた笑ってしまいました」と語ったように、面白い動画は二度三度見てもやっぱり面白いんだわ。

そんなこんなで「中身はないけど面白い」私のスピーチは好評裡に終わったのだった。

2025年10月26日日曜日

クロが寄って来ないワケ

ワールドシリーズ第2戦は自宅でじっくり観戦できた。昨日は試合中は外来仕事だったし、途中からは負け試合が見えていたのであんまし見る気も起きなかった。結果、山本が先発でそら見事な投球だった。打線活発なブルージェイズを1点に抑え、4回からは一人のランナーも出さないなんてー。これで1勝1敗、どうにか連覇への道が開けた。よしよし。

自宅にいると、庭に隣の家のキタローや野良のクロが来てはエサねだりなどよくする。それが今朝はクロが駐車場からこっちをじっと見たままなかなか寄って来ない。何している?

そしたら分かった。こてる家の窓のそばにキタローがどべっと陣取り、休憩をしていたんだ。それでエサのある皿になかなか近づけなくなっていたんだ。
これを家の中からゲンちゃんがそーっと観察していた。なんかおかしい構図だ。
その後ゲンちゃんが移動してほぼ一直線に並んだ。弱虫のクロちゃんは駐車場から一歩も入って来ない。
結局、クロちゃんはどこかに行ってしまい午前中はこてる家に近づかなかった。弱虫でいるのもまた智恵なのだ。ハナビみたいにずうずうしくするのもまた別法。キャラに応じて生き抜く方法はいくらでもある。今回は仕方ない、こんな時もあるさ。またおいでね、クロちゃん!

2025年10月25日土曜日

心房細動にはパルスのアブレーション

昨夜は天妖怪病院の砂糖大好きDrの講演が面白かった。タイトルが「心房細動治療が進化したのか?いいえ、革命でございます」と、なかなか刺激的で興味がそそられた。

この30年ほど前から不整脈の治療には「アブレーション」といってカテーテルを用いた治療がかなり一般的になってきた。私は専門家ではないのでネットでの解説をそのまま記すと、「カテーテルという細い管を血管から挿入し、心臓内部で不整脈の原因となっている異常な電気信号の発生源や回路を「焼灼(しょうしゃく)」することで治療する方法です。高周波電流、冷凍、レーザーなどのエネルギー源が用いられ、不整脈の原因を取り除くことを目指します。この治療法は低侵襲で、体の負担が少なく、動悸や息切れなどの症状緩和やQOL(生活の質)の改善につながることが期待されます」ということだ。

その「革命でございます」という治療法はアブレーションの一種で新しいタイプのカテーテルを用いるものだった。超短パルス高電界アブレーション(Pulsed field ablation:PFA)というものでこの1、2年で出てきた治療法らしい。
                                
何がいいって、まず合併症がほぼゼロということ、それに手技が非常に簡単で治療時間もかなり早く終えられるということなんだ。「心房細動アブレーションはPFA一択」「PFAしか勝たん」とスライドで先生は語っていた。いや、聞いていて確かにそうだと思える。
さらに先生は略して「パルス」と言っていた。確かにその方が覚えやすい。なぜそう言えるのかをこれでもかと解説しての最後、「今日覚えて欲しいのはたったこれだけです」と言い「心房細動を滅ぼすたった3文字の『滅びの言葉』」それは「ぱるす!」と会場の参加者に唱和させた。
ハハハ、これはジブリ映画の「天空の城ラピュタ」に出てくる滅びの呪文「バルス」をもじったんだというのはあまりジブリ映画を見ない私でも知っている。インターネット上では、毎年「天空の城ラピュタ」がテレビ放映される際に一斉に「バルス」とつぶやく「バルス祭り」が文化として定着しており、ツイート数の世界記録を何度も更新している。なかなかやるねぇ。

幸か不幸か私には不整脈はないが、同世代の連中が患っているのはよく聞く。現時点では高額医療になるがいずれ普及するのは見えていて、いずれ手頃な価格の治療になるだろう。ただ病院側は高額な機器と器具を使うため現状の保険点数では収入にやや不満が残るそうだ。天妖怪病院の理事の阿辻維新Drは「病院で購入する医療用品は消費税なしにして欲しい。このままで医療用具会社が一番儲かるだけ」とつぶやいていた。ごもっとも。

私が学生時代に有名な井形昭弘教授から聞かされた「医療は30年も立てば治療法はガラリと変わる」というのは本当にそうだ。消化器分野もそうだが循環器分野も同じだ。今日の講演を聴いてますます実感した。

2025年10月24日金曜日

今日は入院患者が5名だって

今週の金曜日は内科のDrが少なかった。ダヒロDrは月から木までの勤務だし、トマリンDrは前夜が当直のため仕事は午前までで午後は早帰りする。タクミDrは内視鏡担当で、その上来週に腰の手術を控えていて昨日ぐらいから新規入院患者を持たせないようにしていた。

そしてそんな日に他医紹介患者や急患が集まることがある。それでヘモグロビンが通常12〜13のところ5ぐらいしかない貧血症状の高齢女性の紹介、おなじく黒色便とヘモグロビン5台で貧血の高齢男性、胃瘻造設依頼の高齢女性患者、腹痛で胆石があった高齢女性、以前も大腸憩室炎入院歴があり同様症状で入院した比較的若い70歳代の女性患者と5名もの入院患者を私が抱えることになった。実はもう一人、他医紹介で新鮮下血の40歳代女性患者がいたが、夕方に大腸内視鏡を私がした(本来は私は内視鏡担当ではない)ところ、大腸にはどこも出血の所見はなく、痔出血と判明しどうにか6人目の入院は避けられた。ふぅ〜、院長先生でございとふんぞり返るなんてことは全くないんだ。現役バリバリの壮年Drと変わらんね。

夕方は新規入院患者らの週末にかけての処方や点滴などを見直して漏れや間違いないがないかをチェックした。さらに入院サマリーも出来るだけ今のうちに書いておくようにした。退院までに書いておけばよいのだが、出来るだけ入院時に書き始めておくのが後で楽なんだ。1週間か2週間後にいざ書こうとすると細かな経緯やデータなど忘れてしまっていて一苦労することがあるからだ。

そんなこんなで終業時から約1時間電カルの前で過ごし、19時から病院の大会議室で行われる天妖怪病院と青雲会病院との病院連携の会に参加した。その様子は今は疲れて書けない。元気だったら明日書こうか・・。

2025年10月23日木曜日

48秒!

今日は内視鏡担当のエイエイコーDrが遅い夏休みで不在で、いつもは3人のところ私とダヒロDrの2人で忙しく立ち回った。胃カメラが終わって、大腸内視鏡は親戚のスチョルDr夫妻を済ませてからいったん昼食を摂り、午後はまた3件が控えていた。

そのうちの1件は大腸内視鏡が初めてという38歳の男性だった。沈静処置を希望していたが私は「男性の場合ほとんどが沈静の注射を打たなくてもすぐに入りますよ。でも途中で痛がるようなら使いますから」といって沈静なしで始めることにした。まあいつものパターンだ。

でもそこからが違った。どうなったかというと、なんと鎮静剤を使うどころか、あっという間に盲腸まで到達しわずか48秒しかからなかったのだ。私はいつも到達時間をしっかり測っていてこれが確か最速の所要時間になった。早く挿入出来る人でもだいたい2分以内で1分を切るのはそうそう滅多になく50秒を切るのは初めてだった。大腸って約1mの長さがある。S状結腸や横行結腸は屈曲していることが多いので腸が長めの被検者だったり、入れ方がまずいと1m30cm以上にもなりスコープの長さが足りなくなることもある。スコープを短縮化&直線化したりして早くそして痛がらせずに挿入する必要があるのだ。今回は入りやすい形態の人だったこともあって48秒で済ませられた。最初から記録更新を狙っていればあと数秒は短縮出来たかも。

ネットで調べると「最短は42秒」ってあった。ほう、頑張っても30秒以内はまず無理でまあそんなものかも。ただ100m走じゃないのでそこまで時間短縮は意味がない。大腸内視鏡は観察が大事なので抜きながらしっかり見てポリープや癌などの見落としがないようにしなくては。そのためには最低5〜6分の観察時間が必要だ。この男性は特になにもなく、沈静なしの意識もしっかりしていたので、検査終了と同時に説明も終わりで笑顔で帰っていかれた。めでたしめでたし(⌒о⌒)。

2025年10月22日水曜日

ギボヒサコはどうしている?

カールが月曜から沖縄に行っていて、ヨーコバーバやその家の整備の案件をこなしていた。ヨーコバーバも最近は認知は変わらないものの内科系の病気は落ち着いているそうだ。そこでカールは老人施設からギボヒサコのお墓参りに連れて行った。ヨーコバーバはそこで神妙に手を合わせ「ヒサコもとうとう亡くなったのねぇ」としみじみしていたそうだ。
カールはヨーコバーバの誕生日が近いそうでお祝いも兼ねて昼食をいっしょにすることになった。当然車に乗せて予約していた店に向かおうとした。が、その時だ。衝撃の発言を聞く羽目になった。

「ヒサコはどうしている?」

カールは愕然とした。ほんの数分前、亡くなったヒサコのために祈りを捧げていたばかりなのに・・。その後食事をして施設まで送ったそうだが、認知症って・・残酷やね。

2025年10月21日火曜日

高市総理誕生&AKI猪瀬の呪い

昼食時に食堂のTVを見ていたら、臨時国会で自民党の高市早苗総裁が選出されたと報じていた。事前に維新との連立が成り立っていたから予想通りとのことだ。

画面では背後の岸田と管の二人の元総理の表情を見ると、岸田さんは笑みを浮かべているのに管さんの表情はややうつろでこわばっているのが対照的だ。これにはネット民からも「管さん、大丈夫か?」との声が上がっていた。政治的な確執より体調が悪いのかもしれない。

それにしてもあんまり女性初の総理というのがそれほどフィーチャーされていないな。マスコミも自民党もそこはあまり強調してこない。かつてのイギリスのサッチャーの時はそればかり言われていた気がしたが、21世紀にもなっているので「あ、そう」くらいなのかも。でも新鮮さがあるうちに今課題となっている経済や物価高などに成果を出してほしい。それと私はやはり医療界へのアプローチだ。日本全国の病院の半分以上が赤字になっている現状をどうにかして欲しいと思う。

メジャーリーグはア・リーグが第7戦までもつれ、トロント・ブルージェイズがシアトル・マリナーズを逆転3ランの4対3で勝ち、ワールドシリーズ進出決定、ドジャースと日本時間の10月25日に開幕を迎えることになった。うん、ブルージェイズか。ま、一度もワールドシリーズに行ったことがないマリナーズに出て欲しかったがそこは勝負だからな。ここでまた勝敗予想の話だ。メジャーリーグジャーナリストAKI猪瀬氏がポストシーズンの予想で「優勝予想はマリナーズ」と語っていた。去年のその手の話題で知っている人は「あ、これでマリナーズの優勝はない」と思った人が多かったのではないか(笑)。ちょうど去年の今日10月21日のこてる日記は「楽しい予想合戦」と題してポストシーズンの予想を話題にした。そこでもAKI猪瀬氏はハズしまくっていて、「AKI猪瀬の逆張り」なんて言葉も生まれたくらい。今年もドジャース優勝を予想してくれなくて良かったわ。今年もさっそく「AKI猪瀬の呪い」って言葉も出て来ている。お願いだから応援しているおらがチームを勝利予想しないでくれぇ〜って(笑)。

そこで、AKI猪瀬さん、ワールドシリーズの予想、絶対ブルージェイズ勝利だよね、お願い!

2025年10月20日月曜日

秋らしくあるために

病院から帰る道筋の川沿いに今年は柿の実があちこちでいっぱい成っている。あれぇ去年はこんなに成っていたかな〜と思った。

↑の柿など、手を伸ばせば届きそうなくらいだ(前のめりになると川に落っこちてしまうがー)。↓の上水流公民館近くの柿の木などざっと見たところ1本に4、500個は成っている。すごい。今年は間違いなく豊作の年だろう。
柿って豊作の年と不作の年が交互に来るらしい。ネット出調べると、それを「隔年結果」と言い、「木が多くの実に栄養を使い果たし、翌年の花芽を作るための養分が不足するためで、この現象を防ぎ、毎年の収穫量を安定させるためには、摘蕾(てきらい)や摘果(てきか)、適切な剪定を行うことが有効です」ということだ。

それにしてもこんな柿の木の実りがなければ、暑さ続きで今が秋だってことに気が付かないくらいだ。今日はちょっとでも秋らしい風景を残しておきたいと思って車を止め写真に収めたことだった。

2025年10月19日日曜日

そろそろ替え時エクシード

朝礼スピーチは10月27日の月曜だというのに、1週間以上残して今日でスライド作成がほぼ完成してしまった。こんなこと滅多にない。確か5年以上前に「その言葉、間違っていませんか」というタイトルでスピーチ原稿作った時が1週間前に完成していた。その時以来だ。というのも、数日前のこてる日記にに書いたとおり「全く役に立たない内容ですが」とスライド1枚目で断っておいて、こてる日記に登場する職員の名前を次々に列挙するだけでよかったからだ。紹介する職員と医療施設の合計は50件以上にもなったのだが47件になるように取捨選択した。というのも最後が赤穂四十七義士にちなむスライドにしたからで、この辺はお遊びだ。

そんなスライド作りに勤しんでいて、ふと腕時計を見るとまた針が止まっていた。え、またぁ?!9月25日に一度止まって日光にかざしたら短時間で動き出した。こりゃ光発電エコ・ドライブのシステムが劣化しているとみた。今回も蛍光灯の下に置いていたらまた動き出していた。今日は日射しがあったので窓近くに置いて充電をたっぷりとさせた。ゲンちゃんが「何やこれ」って見ていた。そして日差しの動きに応じて時計の位置も移動だ。
でも二度あることは三度あるで9年以上使用したこのエクシードもそろそろ替え時か。カールも「そうした方がいいんじゃない」と後押しする。最近はスマホがあるから時計はいらないって層も多いようだが、私は腕時計がないと落ち着かない。で、当然またシチズン・エクシードの中から良さげなのをネットで検索してみた。性能に関しては信頼しているので後はデザインで選んだ。私はあまりごちゃごちゃしているのは嫌いでシンプルなものが好みだが、今回は比較的新しいものから選んで、私にしてはちょっと派手目のものになった。値段も割引で10万円台でエクシードとしては高くはない。だいたい私は10年周期で腕時計を新調している。今後10年は↓のエクシードでよろしくお願いしますわ。

2025年10月18日土曜日

オータニック!

今日が土曜勤務でなくてよかった。今になって心からそう思う。メジャーのナショナルリーグ優勝決定戦をリアルタイムでじっくり観戦することが出来たからだ。ドジャース対ブリュワーズの第4戦はドジャース3勝0敗で先発は大谷翔平だった。なんて言うのだろう、この試合が終わってからしばし呆然、感嘆、ある種の興奮がずっと継続していた。NHKが総合とBSP4Kの両方で放送してくれていて、私は4K放送を録画していた。そしてこの録画を保護し保存することにした。間違って消去してはならない。

大谷が投げては7回途中までで三振10個を含む無失点で抑え、打っては初回先頭打者でライト上段へホームラン、次は四球、そして第3打席はなんとライト場外への143mのホームランをかっ飛ばした。内角へのカットボールというそう簡単ではない球をあっという間に持っていった。もう唖然だ。チームメイトのフリーマンが両手で頭抱えて「なんてこった」という表情、隣のマンシーは口をあんぐり、ロハスも頭を抱えていた。これで4対0と大谷の投球を考えればほぼ勝利を手中に収めたか。

その後7回のノーアウトで大谷は四球、センター前ヒットとやや疲れが見え始めていた。球数も100球になりロバーツ監督がダグアウトから出てきた。で、それに気づいた時の表情がねぇ・・。「え・・」「(チックショー)交代かよー」って。

これは監督の立場からしたらまあ当然かな。大谷も結局振り向いて仕方ないとマウンドを降りた。でもここでの降板を彼は相当悔しがっていた。記者会見でも表情は緩んでいなかったもん。そして7回裏に3本目のホームランをセンター左に打ち込む。この時はスタジアムの興奮が最高潮で観客が立ち上がったまましばらく座らないのよ。もうとんでもないものを私たちは見てしまった・・。相手投手の名誉のために言っておくと、2本目を打たれたパトリック、3本目のメギルは大谷以外他のドジャースのメンバーには1本もヒットを打たれていないんだ。相手も緩んだんじゃない、一生懸命に投げていたんだ。

ドジャースタジアムでの場外ホームランはこれまでに10本もないのかな。それぞれ場外に記念パネルが埋め込まれると聞いていたので、いつか大谷もと思っていたらそれも叶えてくれた。サンフランシスコの球場でのいわゆるスプラッシュヒットも今年は打ったし、残るはレッズとフィリーズの球場でのホームラン、そして後はパイレーツの球場でライト場外に打つと川まで届くホームランになることもあり、それをぜひやって欲しいナ。

今日の試合はきっとメジャーリーグ伝説の試合になる。間違いない。YouTubeで見ると、アメリカでの野球番組でいろんなレジェンドらが讃辞を惜しまず次々に語っていた。その中でダグ・グランビルという元メジャー選手が「この快挙をアンビリーバブル(unbelievable)とかアメイジング(amazing)とかインクレディブル(incredible)とか表現するのはもう陳腐で表現しきれない。彼を説明する唯一の形容詞は彼自身の名前を使って、ただ「オータニック(大谷的:Ohtanic)」と呼ぶべきだ」と主張し、司会者も「その言い方、いただきます」と同意していた。うん、なかなかいい。私も同意するわっ。
残る試合はワールドシリーズのみだ。大谷の表情を見る限り、全然油断はしていない。再びワールドチャンピオンになる、大谷は自分の偉業よりただそう思っていると私はみた。相手はマリナーズだろうがブルージェイズだろうが、今のドジャースならきっと勝つ。今から楽しみでしようがないが次の土曜日開幕とは・・待ちきれん!

2025年10月17日金曜日

あく巻きの汁

カールが「このボトルを誰かもらってくれないかしら」と玄関前に茶色のボトルを置いていた。
商品のラベルには「あく巻用あく汁」とプリントされてあった。「あく巻きを作るってギボヒサコが買っていたのよねぇ。私は作らないし作れもしないからいらないの」とカール。購入したのはギボヒサコが老人施設に入所する前だろうからすでに5年は経っている。キャップも開封しておらず新品を変わらない品だ。カールによると「Aコープで同じボトルを買っているお客さんを見かけたことがあったけど、『うちにあるのをもらいませんか』なんて声かけするのも気が引けてー」なんてこともあったそうだ。

「病院に持っていけば誰かもらう人がいるかも」と私が預かって、今日持っていった。すると村弓副院長が「鼓隊看護部長のお母さんが作るようですから私から持っていきましょう」とすぐに受け取ってくれた。鹿児島のお母さん連中にはあく巻きを作る人がまだ多いんだろう。ギボヒサコは純粋な沖縄人であったけれど、戦時中、家族で鹿児島の大口に疎開していた小学生時にあく巻きを知り、大好きになって沖縄でもよく食べていたそうだ。弟のキシュン叔父さんも同様に好きということだ。しかし娘のカールは食べる習慣がなくさほど好みでもない。
私も子どもの頃から普通に出てきて、べたべたはするけれど、きなこをかけ美味しく食べていた。上のあく巻きの写真を見ると懐かしさも覚える。ギボヒサコもまさか鹿児島に住み、鹿児島で人生を終えるとは思っていなかっただろう。あく巻きの汁を譲ることでまた一つギボヒサコの思い出がなくなっていく。来月で一周忌を迎える。人生ってあっという間だ〜。

2025年10月16日木曜日

スピーチネタを思いついた!

また朝礼スピーチが当たっている。9月始めに院内メールが回って来て今月からドクターの番とのことで私は10月27日に指定されていた。早くにテーマを決めて取りかかればいいものを相変わらずぐずぐずして何を話せばいいのやらと放置プレイにしていた。今週月曜は信号Drが担当で、どんなテーマで話すのかと思っていたら、医療関係ではなくなんと「地震」についてだった。地震にまつわるあれこれを網羅し、しかも分かりやすく整理された内容だった。ううむ、私にはこんな風にためになる話を準備、発表する自信はない。はてどうしたものか。

すぐにはテーマを思いつかなかったが、数日前に寝床についてそろそろ寝なきゃと思っていたらパッとひらめくものがあった。それはこてる日記に関することで、日記に登場する青雲会の職員名(ニックネーム)を語れば面白いんじゃないか。特にその名前の由来とかが面白いものをクイズ形式でスピーチしたら受けるかもって。真っ先の思いついたのは「合言葉」Drだ。それと「手帖」Ns。なんで合言葉や手帖って名付けたのかを写真や絵でスライドにしたら面白そう。↓はさっそく「合言葉」で使えそうなイラストだ。

そのことを最近こてる日記に登場したばかりのコンフォートさんが「私、コンフォートって名前気に入ってます」と言ってくれ、彼女が思いつく職員ニックネームをあんな名前、こんな名前もといくつか挙げてくれた。内視鏡室職員らも「私は花ゆり」「私は服緑」「私は茶の里です」「私、五月鍋って名前になっている〜」などと会話が弾み、それだけで結構盛り上がった。うんうん、これはいけるかも。

ただ、「地震」の話のように決して職員のためになったり何かの役に立ったりはない。あは、それはスピーチの最初にそう断ってから話せばいいか。内視鏡室や他の職員に聞くと、軽い内容で面白くて笑えればそれでいいだって。だんだん勇気が出てきた。スピーチに使えそうなニックネームをリストアップしていくとすぐに7、80人くらいは挙げられた。ただ全部を紹介するのは時間もかかる。よし、明日以降取り上げ人数を絞ってできれば来週始めには作り上げよう。さすれば来週は無理と思っていたリアル麻雀も打てるかもだし、メジャーリーグ観戦も心おきなく出来るわ。いつもなら発表の前週にようやく取りかかるところ、10日ほど前には取りかかるというダッシュぶりだ。私にしてはなんと珍しいことよー。

2025年10月15日水曜日

ココちゃんは誰を選ぶのか

最近のココちゃんは歩きも上手になって活発になってきていて、保育園にも通っている。「みてね」には毎日のようにココちゃんの動画がアップされそれを見るのが日課で楽しみでもある。

なかでも先日アップされた動画は面白かった。マーヤさんの実家にココちゃん一家と従姉のええなちゃんとママのアーヤさんがいてビデオを撮っていた。大人3人が横並びで座っていてごきげんなココちゃんが誰のところに来るのかアピールをしていた。。左からパパのセージ、祖母のマーヤ母、ママのマーヤだ。
ココちゃん、いったんどこにも行こうとせずニコニコしながらポーズをとった。
そして再度振り返り、ココちゃんが選んだ相手とは・・
やっぱりセージパパだった。がっかりしてその場を離れるマーヤ母。
そりゃそうでしょ。パパかママに決まっているよねぇ。満面の笑みでココちゃんを抱き上げるセージが印象的だったわ〜(⌒о⌒)。

2025年10月14日火曜日

母見舞い&居酒屋

昨日、久しぶりにあこネーサ母の面会に行った。前日に面会可能か尋ねると昼の14時半ぐらいなら開いているという。それでカールと知覧の老人施設まで出向いた。そこは感染予防に厳しく、面会時間は15分程度まででしかも透明板を介してであった。最初それを私は分かっていなくて「あこネーサさん、分かるぅ?こてるだよー」と直接お顔に触れてしまったよ。カールにすぐに注意され戻ったが、思えば少し触れられただけでも良かった。

2年前はまだ意味は通じなくても言葉を発せられたが、1年半前に脳梗塞を発症してからは「アウアウアー」しか言えなくなってしまった。ただ胃瘻造設後で顔色がよくなり、現在96歳、まだまだ生きられそうだ。↓の写真はコロナが始まる直前の2020年年頭の頃で、左のギボヒサコはまだ健在だったし、中央あこネーサ母も普通に座っていて、噛み合わないが会話は出来ていた。たった5年で、がらり、だ。
帰宅後、しばらくして夕食を団地に継承開店した居酒屋「トリ日和(びより)」に行ってみた。10月いっぱいはかなりの割引があるからで、珍しく私も飲み放題を選択した。ビールをなんと2杯も飲んだ。から揚げ、焼き鳥、つくねなど頼んだが、一番食べたのは枝豆!418円で何度頼んでもお替わり自由だったからだ。
ただ、今風にタブレットで注文するシステムで↑のつくねなど2回も注文してしまい最後はちょっと食べるのがきつかったぁ。家に帰ってからはしばらく何もできずにグースカ。酒飲んだ罰だったね。やれやれ。