2019年1月31日木曜日

劇的、その上がり、絶対に防げないって!

夕方から騎射場は雀遊で海広しDr、エリックMR、おおばばMRと麻雀だった。12月に海広しDrが負けて「ぜひ再戦をしたい」との要望で同じ面子を誘うもアンドキサMRは都合が悪くおおばばMRに連絡するとOKだった。(おおばばMRはいつもの開けたいゾMRその人だが本人の要望で今回からそう書くことにする)おおばばMRは海広しDrとも面識がありなおさら都合がいい。

さあて開局一番、どういう展開が待っているのか。それが本日のトーンを象徴する一局になった。私が早々発を鳴き軽く上がろうとしていた。中盤、下家のおおばば7索切り、対面海広し4索切り。上家エリックが手の内から6索切り。ここで私がツモったのが7索で不要な牌。当然ツモ切りするとエリックが「ロン!満貫」だって。は?いわゆるヤマ越しでしかも満貫とは・・。見ればピンフドラ3の手。これは防ぎようがない、私のどこが悪いのって感じ。

次局、点数取り返すべくピンフドラ1で69ピン待ちの手をリーチ。すると、「こてる先生!」と声を掛けられ、顔を上げるとなんといたのは第二内科の後輩チェリーDrじゃない。「おやおや、こんなまだ夕方早い時間にこんなところにいるとは。そっちも麻雀?」「いや、マスターが囲碁部の先輩なんでよく(遊びに)来るんです」なんだと。へー、囲碁部って麻雀部でもあったからなぁ。マスター控え室で競馬番組とか見るんだそうだ。そうかそうか。
で、リーチの牌をツモ切りしているとおおばばが追っかけリーチしてきた。6索ツモ切るとー。「いっぱーつ!ドラ3で満貫です」は?二度目のは?だ。決して私の待ちが悪いわけではない。

次、親番だったがなかなか聴牌しきれない時に場に2枚出ている8ピンをツモ切りしたらエリックが「ロン!七対子ドラ1の3200点」だって。さらにその次、東ポン混イツの147ピン待ちで踏ん張っていたらおおばばがリーチ。ツモって来た赤5索、捨牌を見てもそんなに危なそうじゃない。こっちも聴牌、切るしかないやろ。が、「ロン!リーチピンフドラドラ。満貫です」は?は?は?ドボンで東場で終了。わずか18分で半荘終了だ。ちなみに海広しは上がりも放銃もなく原点のまま3位だった。なんだか今日はMR二人にしてやられそう。

半荘2回目。私はイカった。逆に3コロトップを取った。うーし。しかし全体にエリックは勢いが続いているというか、次3回目の半荘、何と国士無双をツモり上がったのだ。待ちは9ピン。
おおばばはピンフのみリーチで待ちは69ピンで同じ。これに間2万待ちの海広しはオリてしまった。もし勝負に出ていたならエリックは2万放銃で役満は出なかったはず。でも2万はドラ指示牌でなかなか勝負に行けるものではない。おおばばリーチで場が長くなり結果エリックの国士を実らせてしまった。展開がエリックに利しているわい・・。

その後海広し以外がトップを取り合う展開で決定的な場面が起きた。南場に入り、おおばばが親で勢いづいく雰囲気の中、私も必死でドラ2の手を上がろうと一向聴に構えていた。7巡目、海広しが「中」を切ったら少し上ずった声でおおばばが「ロン!」。うん?捨牌はすべて中張牌、もしやまたもや国士かっ!?「そうです」と広げられた手牌を見て驚愕した。な、なんと国士無双十三面待ち!
ええーっと頭を抱える海広し。1牌の余りのない十三面は滅多に見ることはなく、私は学生時代のせっちん君がジャズ魔から上がったのがあるくらい。普通はダブル役満にするがこの場では本来のルール通り四暗刻単騎ともども普通の役満扱いにしている。それでも親役満48000点のドボンの3コロ、役満賞もついて大トップになった。いやいや、私も么九(ヤオチュウ)牌来ていたら確実に振り込んでいた。今日の麻雀はMR二人のためにあったのか。

この後、海広しは踏ん張ってラスト2回の半荘をトップ取り負けを少しでも減らすことが出来た。私はというと最後の最後2千点上がればトップという局面でリーチすると海広しの追いかけリーチに一発で当たり牌をつかみ逆にビリになり、その結果トータルでラスになってしまった。その前の勝負どころで前回に続いて少牌をするなど少しあせりもあったかな。そんなに負けたーって感じはしなかったがねえ。8回やってみんな2回ずつトップを取ったしー。おおばばはあれだけの大トップだったのに終わってみればプラス10というわずかな勝ちというのも意外に接戦だった。

でも、国士十三面はずっと記憶に残るだろう。それくらい劇的な上がりだった。

0 件のコメント:

コメントを投稿