2026年10月7日水曜日

まさか自分がノーベル賞の硤合憲三さん

メジャー地区シリーズのドジャース対ブレーブスの第3戦は大一番だった。互いに1勝1敗で迎え、ここで勝つか負けるかで短期決戦の行方が大きく左右される。しかもドジャースは山本由伸、ブレーブスは左のクリス・セールというエース同士の対決だったからだ。

ただ仕事のせいでほとんど実況中継を見られず経過報告でしか知らなかったが、山本が相当頑張ったみたいだな。ドジャースが左投手対策で打順に入れたキケ・ヘルナンデスが2ランを打って一気に優位に立った。キケは2年前の同じ地区シリーズ第5戦、対パドレス戦でもダルビッシュ相手に貴重なホームランを放って勝利に貢献した。レギュラーシーズンではあまり活躍しないのにポストシーズンだと張り切って結果を残すお祭り男だ。山本もその後のピンチを1点でしのぎ結局3ー1でドジャースが勝利した。大きい、実に大きい。そして山本は過去2年にも増して存在感がアップしている。だから「メジャーで1球も投げていない選手にあんな多額の契約金をー」なーんて陰口いう人はもう誰もいない。それどころか「ドジャースにとっては格安の契約だったんだ」なんて持ち上げられてさえもいる。笑っちゃうね。

これで次もブレーブスに勝って次のナ・リーグチャンピオンシップ7回戦制へ進めるだろう。現時点では相手はブルワーズかパドレスか決まっていないがそこが一番の大勝負だ。ドジャースが勝ち上がって、後は大谷が例年のような活躍をまた見せてくれれば何も言うことはない。

そうそう、ノーベル賞だ。またまた日本人研究者が化学賞を受賞した。硤合憲三(そあいけんそう)さんで東京大学出身の東京理科大の元教授だ。授賞理由は「不斉有機合成における非線形効果と自己触媒反応の発見」ということだが、この前の日記でも分かるようにこの業績や硤合さんなどは前評判には全く上がっていなかった。いかに予想が難しいかということだ。私の記憶するところ、今年受賞そうだという予想が当たったのは2012年の医学生理学賞の山中伸弥教授くらいかな。あれは超特急での受賞だった。iPS細胞の作製に成功したのが2006年くらいだから成果や発表があって10年も立たずにというのはそれだけインパクトがあってかつ重要な研究だったということだ。一般にはその時はさほど重要と思われていなくても後からその研究の偉大さが分かってくることが多いように思う。
だから目先の業績だけ追求してもノーベル賞はそんなに簡単にもらえるものじゃない。地道にやり続けていけばいつか日の目をみることもある。本人は気づかなくても見ている人はちゃんと見ている。発表の連絡時はスーパーに買い物に行っていたという今回の硤合さんのエピソードは、もらう前から大学や施設にいくつも設置されている名前のない「空白のノーベル賞の台座」を作っているお隣の国の人たちに聞かせてやりたいネ(笑)。

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