2022年7月2日土曜日

世代交代ってか

昨日の大腸憩室出血の患者さんは今日は落ち着いていた。しかしー。今度は90代の女性患者が下血で来て、症状から推察するに大腸憩室出血が疑われ、大腸内視鏡を急遽する羽目になり、実際にS状結腸に憩室が多発し出血をしていた。残念なことに出血源憩室を特定するまでには至らなかった。「明日の土曜外来も内視鏡か・・」は確かにその通りだったが、予想した昨日の入院患者のことではなかった。ゆえに「半分当たり半分外れた」わけだ。

未明は珍しくウィンブルドンのテニスを見た。19歳のスペインのアルカラス選手のプレーに目を奪われたからだ。しなやかで若さあふれるスタイルで相手を圧倒し3ー0で勝った。私は2セット目まで見て後は適当に流して見た。もう絶対3セット目を勝つと分かるほどだったからだ。まだ19歳とは前途洋々だ。フェデラーが19歳でサンプラスを破ったのが20年ほど前、フェデラーが優勝から遠のき、ジョコビッチやナダルもそろそろ交代する時期に来ているのではと予感させられたな。

土曜午後も居残りで日直だった。救急患者はやはり熱中症、脱水がらみが2人とまずまずの忙しさだったが、夕方からの当直DrがいつものDrではなく研修医が終わったばかりの若いDrとのことで、総務部長や外来師長から「きちんとオリエンテーションを頼みます」と念を押されていた。青雲会病院の電カルや仕事の仕方など1時間はかかるんだが・・まあ、頼まれたらちゃんとやるしかない。当直Drは事前の名前からして男性と思っていたがなんとまだ30歳前くらいのシャインDrという女性医師だった。で、カルテの基本的なところから戸惑いやすい点など教え、ともかくも明日の夕方まで無事に仕事が出来るようマンツーマンで教えた。

帰り際に例によって写真を撮った。うーむ、私の次男のセージといっしょくらいか。いやー、自分の子どもらの世代と仕事をするようになったとはねえ。私も年を取った、世代交代がここにも来つつあるわ〜。

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