2020年12月29日火曜日

出れば倍満か三倍満、ツモれば・・

 今日の仕事は半日で外来患者もそう多くはなくゆるりと昼過ぎの仕事納めを迎えられると思いきや、なぜか妙な忙しさがあり仕事納めの会に間に合わなかったりすることが多い。今年も外科患者の下血がまたあり浣腸後大腸内視鏡を行ったり、近医の院長先生の御母堂の入院指示があったりとギリギリまでかかってしまった。

今年の業績発表の後、各所属長が今年の改善努力した内容を発表し後、恒例のラブカメ先生の今年を振り返る講演があった。やはり「コロナに始まりコロナで終わった一年」であったという話と、青雲会病院がコロナに素早く対応し鹿児島大学や県から非常に良い評価をしてもらったということ、創立40周年を迎え今後も一致団結頑張りましょうとまとめていた。その中で、ピッピDrの急死については全く触れられず、それは私にとっては今年一番の出来事だったのだが、しんみりした話はあえて触れなかったのだなと配慮を感じた。

帰りはかなり眠くて、帰宅してからは仮眠を取った。というのも18時から見せたまえのところで今年最後のリアル麻雀があったからだ。今日打つのが決まったのがつい2日前だったのでいつものメンバーの腹出しDrは参加出来なかった。そこで初参加となるたつやまDrを誘うことにした。彼は現在天鳳は四段。リアルは最近打っていないそうだが、私がネット麻雀を教えてから何百回も打っていて、最近も15回半荘中トップ10回2位3回3位2回と絶好調だ。聞けば毎年12月30日に以前いた大学医局のDrらと雀荘で麻雀をするのがお約束だったらしいが、今年はコロナで中止になり残念に思っていただったそうだ。私の誘いはまさに渡りに舟だった。

今年の私たちのリアル麻雀の成績データを調べてみると、サブアラドと私が勝ち、去年は見せたまえと腹出しが勝っていた。4人のうち誰かが打てないときはゲストを呼んで打っていて、ジャズ魔だったりMR、会社経営者だったりが参加していたがみんな負けていた。つまり見せたまえ雀荘ではゲストは不利なのだ。はたしてたつやま四段はどうだったか?

出だし、見せたまえが独走した。1回目2回目トップでプラス140を上げ今日の負けはないだろうという状況になった。私は3位3位でどうにかマイナス40でこらえ、サブアラドとたつやま君がマイナス50程度で並んでいた。3回目の半荘は私がトップ、そして4回目たつやま君が初トップを取りサブアラドの一人負け状態になった。最後の半荘は私がずっとリードする展開が続いた。しかしラス親のサブアラドが粘る。オーラスになって連荘をしここで私が少々あせった。7萬8萬か4ピン5ピンのどちらかの面子をきらう場面でサブアラドに安全な4、5ピンを切るべきだったのに逆の方を切ったらサブアラドへ7700点の放銃、逆転トップを取られてしまった。それでも浮きの2位に終えられたが少し悔しかったな。サブアラドは今日は負けても年間トータルはプラス530で私が510、わずかに及ばなかった。たつやま君は4半荘までプラスだったが最後3位でマイナス10。ゲストは負けるというジンクスを変えられなかった。

この最後の半荘ではちょっとどっきりする手がいくつも来た。上がれなかったがなんと配牌で国士一向聴という手が来たのだ。クズ牌だらけで「北」と「1ピン」だけがない。トップ目だし流局にも出来たがさすがに役満一向聴は狙うだろう。

しかし聴牌できずに終わった。序盤、誰も私が国士狙いと気づかず、中盤以降は当然気づかれていたが、たつやま君なんか大丈夫だろうって「北」の対子落としもやって来たしー。麻雀人生で配牌国士一向聴は初めてというエピソードだけで終わってしまった・・。

さらにラス前のこと。萬子をよくツモってくるので集めていたらなんとチンイツトイトイ三暗刻、ツモれば役満四暗刻という大物手を聴牌してしまった。

待ちは4萬と9萬はすぐ分かる。あと1萬でも上がれる。赤ドラもあるので4萬か9萬ロンなら三倍満、1萬で上がればトイトイ三暗刻は崩れるが一盃口と赤ドラがつくので倍満はある。それと4萬ならばローカル役満の四連刻もつくがそれは私たちの場では認めていない。いずれにせよ倍満以上あるのでリーチせずダマ聴に構えた。そして1萬をツモって倍満を上がった。
それはそれでうれしかったが、もしリーチしていればなんと裏ドラが5萬で数え役満になり、親の見せたまえがドボンしてここで半荘終了、私の大トップになっていた。そうしておけばこの後だらだらとサブアラドの連荘が続き逆転されることもなかったのにー。

まあ、そんなことは宝くじが当たっていたのにーと言っているようなもので、麻雀は卓上で波瀾万丈を経験出来るとっても楽しい遊びだってことだけは確か。今年も来年もずっとやめられませんわー。

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