2021年12月18日土曜日

ボウリング姫路麗すごい!

午後からはリアル麻雀が予定されていて、午前は日記書き、写真整理などしつつ、ボウリングの女子プロの全日本選手権のライブ中継を見ていた。現在日本の女子プロは姫路麗(ひめじうらら)の全盛期で今年はなんと現時点で4連続優勝中だ。本日決勝が行われる全日本選手権も予選リーグでダントツの1位を快走しており決勝ステップラダーもトップシードはほぼ確定している。優勝する可能性は9割以上だなと思って、麻雀に出かけた。

麻雀は久々の強者腹出しDrが参加で、しかも前半は絶好調。間5ピン待ちのダブリーを一発でツモ上がり、一盃口発ドラ1ウラ2が付いて倍満で、今年イマイチだった調子の鬱憤晴らしをしてかのよう。それに対して私もダブリーの手が来て待ちも58ピンと悪くなかったのにドボン寸前のサブアラドに5800を上がられた。それだけでなくまた同じ58ピン待ちのメンタンピンリーチを掛けたら、最初のツモの3ピンをサブアラドがポン、次のツモの7索を切ったら断ヤオドラ5の親ハネ満18000点だって。私がドボンしてしまったよ。後半少し盛り返したがトータルでは負けてしまい、これで年間トータル1位をサブアラドに譲ってしまった。去年もわずかの差でトータル1位を逃してサブアラドにやられている。ううむ、来年は許さん!

帰宅してさっそく全日本女子のビデオを見た。決勝に残ったのはトップシードは無論姫路麗で後は霜出佳奈、坂本かや、堀井春花という20代の若手実力派の3人。霜出、坂本は強力なフックボールを投げ、堀井は今回私は初めて見たルーキーで高いバックスイングのサウスポーで今大会唯一のパーフェクトゲームを出しているという。4位決定戦では坂本かやがなんと290点という準パーフェクトを出して3位決定戦に進出、そのままの勢いで決勝戦に進出かと思いきやちょっとした10ピンミスがアダとなりルーキー堀井を乗せた。255対226で堀井の勝ち。

決勝はベテラン対新人の戦いになった。そこでなんと新人が235対223で勝ってしまった。が、しかしー。この全日本だけの特別ルールでトップシードは1回負けても再優勝決定戦が行える決まりだ。姫路はそこも考えてゲームプランを練っていた。左右のレーンのうちレーンコンディションが分かっている右の方を2ゲーム目の最後にもってくるよう指定していたのだ(指定はトップシードの権利)。さらにこれが発の決勝の堀井には緊張の持続は難しかっただろう。2ゲーム目は序盤でスプリット2回出して姫路に大きくリードされた。だがそこから5連続ストライクを持ってくるとは並の新人ではないな。姫路もミスすることなく緩まず投げて9フレのターキーストライクでほぼ勝利を決定づけた。堀井は10フレまたもやスプリットに見舞われたがそれは仕方ないことだった。


5連続優勝というのはこの50年、プロボウリング界で見たことない大記録だ。51年前、中山律子が女子初のパーフェクトを出したのに発憤した須田開代子がその直後から6連続優勝をしたと聞いているがそれ以来だろう。その頃の女子プロはまだ始まったばかりで人数もレベルも今とは違う。姫路は年齢も40代とボウリング界ではやや衰えが始まるころなのにすごい。これで30勝の大台に乗り今後どこまで記録を伸ばして行くのか。40才過ぎてから30勝以上勝利した時本美津子の例もあるから2位の須田開代子43勝は狙える。ただ世界記録保持者の斉藤志乃ぶの74勝はかなり厳しいか。そこでふと思うのは斉藤志乃ぶはこれだけ勝利しているのに世間の認知度はかなり低い。33勝で5位の中山律子の知名度とは比較にならない。これはボウリング界の七不思議といってもいいかも。

いやー、それにしても姫路麗すごかった。ボウリングの凄みを見せてくれた。麻雀の負けを忘れるくらいだった。

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