2016年11月27日日曜日

鳥よけには扇風機?

カール、ギボヒサコ、チッチと実家のあこネーサ母のご機嫌伺いや墓参りで田舎に帰った。南薩道路がかなり進捗し特に川辺知覧間が近くなり実家への走行時間も短くなった。知覧では茶畑に例の扇風機が据え付けられているが、これを見てギボヒサコが「あら、鳥よけかしら」「鳥が茶葉を食べるから・・かしら」と言うので「それはないでしょう。霜よけに回すって聞いたことがありますよ」と教えてやった。

詳しく言えば「扇風機は遅霜被害予防にためにあって、茶園の地面に近いところは冷たい空気の層があるが、約3~5メートルのところにはやや暖かい空気の層があり、この暖かい空気の層をファンでかくはんすることで霜の被害を防ごう」ということ。茶農家の人は、新茶の芽が出始める3月中旬から防霜ファンの準備を始め、茶園にサーモスタットの端子を設置して、気温が約5度以下になるとファンが回るように設定をするのだそうだ。

あこネーサ母は夏に入院しいろいろ身体の不調を言う割には元気でギボヒサコと久々の年寄り同士の話しをしていた。これをカールが聞くに「もう、どちらも自分のことばかり語っていて、てんで会話にならない」とのこと。高齢者は自分のことはよくしゃべるが、相手の話しを忖度(そんたく)し返事をするのは相当こたえるようだ。それが出来るのならボケてもいないし脳はまだ若いと言えよう。

庭を見るとなにやら木にカゴとビニール袋を被せてある(↑)。「あれは何?」と尋ねるとあこネーサは「赤い実のなんて言うんだったんけ」「千両?」「そうそう、それがいっぱい実が成っていたのにほとんど鳥に食われてぇ、少しでも残そうとしたのよー。ヒラーキにはしなくていいって言われたけど、やっぱいねぇ」と。そこで私が「そうか、母ちゃん、扇風機を付ければいいかもよ」とつぶやいたので、カールとギボヒサコがどっと笑い、アハハ。

墓参りの後、いつものように従妹のヒトミンチョ家に寄った。これまたいつものようにネコ談義。今回は4匹居るうちの洋ネコのそらんを私が抱っこしたり、古ネコのちょこがチッチの膝で休んだりとやや珍しいパターンだったのでヒトミンチョは写真を撮りまくっていた。とくにかつて人見知り(怖がり)のちょこが人様の膝に乗るのがネコも変わるもんだと驚いたり感心したり。で、「にゃんこ最大幸福数(http://hitomincho.blog26.fc2.com)」というネコブログに載せるわけだ。以下、11月27日のブログにしっかりと載せてあった写真をパクって載せておきますわ。



1 件のコメント:

  1. なかなかイケメンに写ってますね
    ちょこは今日でうちへ来て14年になりました
    もっと長生きしてほしいものです

    ギボヒサコ様の話はとても面白くて楽しいです

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