先月だったか来年1月の某土曜日に姶良地区の医師会、歯科医師会、薬剤師会の3者が「三師会ボウリング大会」を復活開催するのでぜひ参加をとの連絡がFaxであった。参加費無料で1チーム3名で2ゲーム行い、チーム賞、個人賞、参加賞があるという。本来なら喜んで青雲会病院から参加したいところだが、私は返信せず無視を決め込んでいた。するとまた催促のFaxが来た。「現在、申し込みに空きがございますので、再度ご案内云々・・」と。それでもまた無視した。なぜか?
それは競技方法のところに「マイボール禁止」とあったからだ。
実はこれ、姶良郡医師会ボウリング大会が年2回開かれていた頃、青雲会病院がマイボール用いて毎回優勝するので姶良郡医師会が「マイボール禁止」をするようになった。他の参加者にも優勝のチャンスを広げようという配慮で、それは私たちも「まあしゃぁないか」とハウスボールで参加していた。それで医師会の目論見どおり青雲会は上位に入るも優勝は簡単には出来なくなっていた。女性や高齢者にはハンディもあったしー。それはいいとして、そのルールを三師会ボウリング大会にも適用し始めたのだ。確か医師会が幹事の年だったと思う。ボウリングを本格的にたしなむものにとって、実のところマイボールとハウスボールとでは別のゲームと言ってもいいほど面白さが違うんだ。マイボウラーたちはハウスボールで投げるボウリングがどんなにつまらないかよく知っている。三師会では青雲会はそれほど優勝していたわけでもなく土曜開催でもあり、確かコロナ窩前の三師会大会は参加しなくなっていた。さらにこの3年ほどはボウリングの練習はせず年に1、2回こんなボウリング大会のお誘いがある時だけボウリングをしている体たらくの私にとって、ハウスボールでしかも麻雀などもする土曜の午後をつぶしてまでボウリングをする気にはならないのだった。
すると先週金曜日に姶良郡医師会から直接電話が掛かってきた。「三師会ボウリングの件ですが・・」と。言いたいことは分かっている。参加要請だろう。しばらく休会していたし参加チームがかなり少ないんやろな。そこで私は「マイボール禁止がですねぇ、嫌なんです。マイボール使用にマイナスハンディ付けてでもマイボールOKにして欲しいんです。それくらいハウスボールとマイボールとでは違いがあるんです」とあけすけに伝えた。医師会側もかつてあんなに熱心に大会に参加していた私に反応がないのでマイボール禁止が原因では?と思っていたようだ。ただ、そこでマイナスハンディにするのも気に障るかと思っていたとか。「そうですかー。分かりました」とそこで話は終わったのだ。
