2021年10月31日日曜日

私が会ったことのある候補者たち

韓ドラ「ヴィンチェンツォ」全20話をようやく見終わった。9月半ばには8話まで見ていたのだが、「哲仁王妃」も並行して見ていたし、そこにあの「復活」のAmazon Prime配信が始まってそっちに行き、結局今月20日からまた再開し鑑賞した。ブラックユーモアとシリアスな場面が融合した勧善懲悪というより悪が懲悪しスカッとするところにこのドラマの新しさがあった。敵役の財閥会長やその弁護士がためらいもなく人殺しをするわ、主人公もドラマ内で10人強は殺すわで現実にはそんなんあり得ないやろと思うが、そこはドラマだからね。最近の韓国現代ドラマには無慈悲に人を殺しても何の罪の意識も持たないサイコパスなキャラが増えていて、それを思えば16年前の「復活」の頃はまだ悪役も人間味があったかなと思う。あれも20年前殺人を侵した悪役が悔い改めようとしたことが事件の発端になった。

「ヴィンチェンツォ」で唯一ほろりとしそうになったのが主人公ヴィンチェンツォが余命幾ばくもない母親を車椅子で散歩に連れて行き、そこで母親が自分の捨てた子どもへの思いを語るシーン。お互いに親子だと認識しているはずだが表面上は弁護士と原告人の立場だ。ドラマ冒頭では母親への恨みもあったようだが、この頃には主人公は完全に母親がなぜ我が子を見捨てざるを得なかったか理解している。しかし「お母さん」とはまだ言えていない。
告白を聞き、嗚咽するも必死で隠そうとするヴィンチェンツォ。この時ソン・ジュンギは役になりきって本当に泣いているとしか思えない演技だった。大ヒットした「太陽の末裔」よりこのドラマの方が役者としてはずっと良かった。

衆院選の結果が出たな。各マスコミの予想はほぼ外れていた。自民は過半数ぎりぎりだとか、立民や共産は議席を伸ばすだろうと言っていたのにそうではなかった。自民は議席減らしたが実質は勝利だ。ただ維新に多く票が流れたのは必ずしも自民を信任しない層がかなりいる証(あかし)だろう。鹿児島1区の立民川内博史は比例復活もできずに「ただの人」になってしまうのか。2区の三反園訓の当選は予想が当たったがこの人はちょっと信用がねえ。個人的には県知事時代の行政への姿勢が好きではなかった。同じく2区の松崎真琴はバリバリの共産党だから当選は無理だったろうが三反園さんが出なかったからもう少し票を伸ばしただろう。実はこの川内、三反園、松崎の3人は私は直に本人を見たことがある候補者たちだ。

川内さんは2005年9月の衆院選の選挙運動が終わった直後の9月10日土曜日夜に城山観光ホテルのバーで会っている。この日は第二内科入局同期の20周年の会があって二次会で飲んでいたところ、同期の草むらDrが知り合いだったんだろうねぇ、21時ごろに「川内を呼ぼう」と呼び出し、それにまた川内博史が日焼け顔でやって来たのにびっくりした。
その日のこてる日記には「某候補(川内博史)は簡単に自分のこと、相手方の政策の矛盾点の批判などアピールしていた。何か質問は?という問いかけにトクげんDrが色々質問したのにはちょっと驚いた。一番政治とかに縁のなさそうなヤツに思えたのだが・・。それも結構食い下がってたなあ。えらいよ。私など自分の選挙区に誰が立候補してるのかつい昨日知ったばかりだった。」と書いていた。4年後、民主党は大勝し自民から政権を奪うことになる。個人的には彼には非常に良い印象があり今回の落選は惜しい。またの捲土重来を期したい。

三反園さんは天文館の赤信号を一瞬渡ろうとして思いとどまったシーンを以前書いた(2019年4月18日赤信号無視を思いとどまった有名人)。

最後の松崎真琴さんだが、会ったのはなんと43年前である。
彼女が20歳、私が18歳か19歳のころで鹿大の2年生と1年生だった。私は医学部の1年2組の何か役を受けて学生執行部の人たちと連絡を取り合う立場だった。当時の(今もそうかも知れないが)執行部は民青が取り仕切っていた。その中に彼女もいた。自己紹介の時だったかな「松崎まことっていうの」に対し私がうん?という表情を見せた。「ああ、まことって言うけどいい漢字なのよ」と「真琴」と書くんだと教えてくれた。私は素直に「へー、イイですね」と答えた。そんな名付けは初めて知ったし確かにいいじゃんって。当時の執行部で覚えているのは彼女と古本市を1978年に初めて始めたその名も「本田」君だけか。活動的な人たちだったね。その後松崎さんの名前は聞くことがなかったが、今世紀に入り県会議員でちょくちょく目にするようになった。お顔も私の記憶どおりであの時の真琴さんに違いない。今回経歴を見て少し驚いたのが両親は当初自民党支持者だったということだ。しかし彼女は大学に入ってすぐに共産党に共鳴し入党した。今では両親も共産支持だというからすごいもんだ。

ともかくも衆院選が終わって世間も落ち着くか。コロナも今のところすごく落ち着いている。また暴れずそのまま落ち着きますようにー。

2021年10月30日土曜日

カワセミを撮った

土曜外来が終わる頃、ギボヒサコの処方薬を取りに病院近隣の「さわやか薬局」に行った。ついでに思川を眺めようと道路の反対側に渡ってみた。一昨日のネタの「カワセミ」がいないかなーと思ったのだ。少し上流方向を見ると白い鳥が飛んでいて写真に撮ったりした。うーん、白いのじゃなくて青い鳥が見たいのだがー。
すると、目の前の川縁にサーッと青い鳥が止まって来た。あっ、カワセミ!ちょうどカメラを構えたままだったのですぐにシャッターを切ったが、すぐに飛び立ったため1回目は失敗した。しかしその直後、川面を飛んでいる瞬間を撮ることが出来た。↓。
上の写真だけではカワセミかどうかはっきりしないけど↓の拡大にすると羽根が青く、そうだと分かる。くちばしは黒っぽいのでオスの方かな。
いずれにせよ、一昨日の日記の最後に「青雲会病院の目の前には思川がある。午後にはきっとこのようにお魚さんを獲っていたことだろう」は本当だったのだ。初めて生でカワセミを見ることが出来たし、思川を縄張りにカワセミが生活していると知ってうれしくなった。↓のGoogleMapの写真で黄〇が私が立っていた場所で青〇がカワセミの飛んでいた場所だ。
私はバードウォッチングを趣味にしてはいないけれど、こんな場合、やはり一眼レフで望遠付きのカメラがいいなと思った。そんでもって思川で魚を狙っているカワセミが撮れたら最高だ。そうだ、この前のメスは大丈夫だったろうか。今度眺めるときはつがいで飛んでいる姿も見てみたい。にわかバードウォッチャーは思いを巡らすのだった。

2021年10月29日金曜日

選挙を前に「政権の評価」をする

がーん!天鳳はとうとう八段を降段してしまった。持ちポイントが100ー200Pあたりをウロウロしていて必死に食い下がっていたが145Pでラスを引いてしまいー150P引かれ降段した。はあ〜。今年3回八段に上がるも結局3回落ち。七、八段エレベーター組という言葉が天鳳にあるが私の実力はその程度なんだろう。今は広島に行ってしまったおおばばMR(現六段)はそれでも「八段になれるだけでもすごいこと」なんて言ってくれるがネー。

ちょぴり悔しいのは8月から七段に上がっていたサブアラドDrが今、七段の2255Pにあること。七段の開始は1400Pからだから私より上にいやがる。サブアラド七段は2ヶ月以上もこの段位をキープ出来ているだけあって打ちぶりが安定し鳳凰卓(七段以上の専用卓)を維持出来ている。去年も1回七段に上がったがその時は2週間ほどで六段に降段しそのまま1年近く特上卓(四段〜六段の卓)でたむろしていたのにー。たつやましたDrがサブアラドの観戦をしていて「サブアラド強すぎ。波に乗ってる。ディフェンス力半端ない。僕にあれは真似できないです」と感想を言っていた。

私やたつやましたDrは麻雀の戦術本を読んだりYouTubeなどの麻雀サイトを見たりするいわゆるお勉強をして強くなろうとしているがサブアラドDrは本の類いは全く読まない。実践だけで強くなっているのがすごい。その意味では私なんかよりよっぽど麻雀の才能はあると思う。ま、彼が麻雀の勉強を本格的にやっていないゆえに私にとっては有り難いんだがな。

それはそうと、最近、コロナ感染がとんとなくなった。鹿児島県の発生状況も0人という日が続いている。ここまで急に感染が減るというのはワクチンの2回接種が70%を越えているからという解釈だけでは説明が付かない。コロナウイルスそのものに感染力が減退している変化が起きていると考える方がしっくりくる。このまま感染が収束そして終息してくれれば何も言うことはない。近々衆議院選挙があるが某政党の現政権へのコロナ対策は「全部ダメだった」とバッサリ切り捨てていた。これを読んで「はて?」と疑問に思わない人がいたら、その政党に染まっているか、ただ印象だけでそう思っているかのいずれかだろう。データでは現在の日本のワクチン接種率は世界でも上位だし死亡率(感染率ではない)も世界最良のグループにある。積極的に評価しないまでも「全部ダメ」と言っている側こそおかしいと思うのが普通の感覚だ。

今度の選挙は「コロナ対策」が争点の一つだとマスコミが言っていたようだがそれも少しおかしい。はっきり言って今の時点ではどこの政党がやってもそんなに差が出るとは思えない。逆に感染真っ盛りの1年半前から2ヶ月ほど前は誰がやってもコロナ感染を完全に抑え込むことは出来なかったはずで批判は免れなかった。当時の菅政権はワクチン接種推進と東京オリンピックを批判にめげず開催してくれたというこの2点だけでも評価に値すると私は思っている。コロナがこんなに沈静化しているのにそれを一般大衆でそれを「政府のおかげ」という人は誰もいない(確かにウイルス自体の感染力低下と思われるが)。蔓延しているときは「政府が悪い」という人が大半だったような気がするが・・。かように政治家なんてまともに評価はされにくい職業だ。私は例え人から成れると言われても成りたくはないな。

2021年10月28日木曜日

腐りかけが一番ってか

食前の体重が79.2kg!ほうほう、食後体重81.6kgだったときと比べ確実に減量進行中だ。これならば1ヶ月で食後体重減量2kgも十分に達成出来るわい。先週から朝食をカールに作らせず自分で少なめのパンやご飯、バナナ程度で済ますことと、間食厳禁をしっかり守っているのが大きい。今までが朝の摂取量が多かったんだよー。

夕方、LINEでカールから「腐りかけたバナナ🍌があったので、ケーキ🧁になります」と連絡があった。うん?腐りかけのバナナだと。あーそうか。先週コスモスで3本99円で買ったバナナを1本忘れて残してしまっていたんだ。カールによると戸棚に「完熟の匂いがすごかったので見たら(バナナが)あった」そうで、捨てるのかと思いきや、「この私がそんなことをするわけがない。むだなことはしないんだから」とバナナケーキにするんだそうだ。
夕食時には出来上がっていたバナナケーキ。たった1個のバナナからこれだけのものが出来たら本当に有効活用だ。それにバナナは腐りかけが一番・・なんて言うしー。美味しく頂きました。
食事も終わってネットで麻雀のMリーグなど見ていたら、あららカールさん、そのままの格好で寝入ってしまっていた。そばにはゲンちゃんも付き添って。有効活用も疲れるんですかねー。

2021年10月27日水曜日

カワセミ「愛の不時着」

昼前だったか、外来で患者さんの案内や問診をメインにしてくれているベテランナースのブルゾンNsがスマホ片手に「今日はちょっと良いことしました」と話しかけてきた。「朝一のことですけど青い鳥を助けたんです」と。青い鳥?私はすぐにカワセミのことかなと思ったが見せられた画像を見ると、はたしてそうだった。


「これ、カワセミって言うんですってね」とブルゾンさんは知らなかったようだ。「まさにカワセミ、野鳥の中では一番人気と言っていいくらいバードウォッチング界では有名な鳥だよ」

最初、ブルゾンNsは玄関横の窓にいる老ご夫婦のうち夫がかがみ込んだのを見て「あら具合でも悪いのかしら」とすぐに玄関外に駆け寄った。しかし夫は具合が悪かったのではなく、「今、この鳥が窓にぶつかってへたり込んでいるのでしゃがんで見ているんですよ」と青い鳥を指さした。実はもう1羽同じ青い羽根の鳥がやって来ていて、具合の悪いもう1羽を心配そうに見つめていたのだった(上写真)。ぶつかったと思われる鳥は首をきょろきょろとし挙動不審でいかにも具合が悪そうだったので、ブルゾンNsは段ボール箱を取り寄せるように頼み、念のためとスマホで写真を撮った。そして両手で抱きかかえそっと段ボールに入れてガーゼでくるんであげ、近くの薬局で保護することにした。↓その時の様子を再現してもらった。
↓段ボール箱の中の青い鳥

驚いたことにもう1羽の鳥も逃げずにブルゾンNsに抱かれてそのまま箱に入ったのだそうだ。そして箱の中で相手をじっと見つめていたと。全くの野鳥なのにそんなことある?思うにこの2羽はつがいだったのではないか。ネットで調べるとカワセミは普段は単独行動をする鳥らしい。しかし繁殖期はそうでもないとのことだ。雌雄の区別はくちばしが全部黒色なのがオスでくちばし下方がやや赤みがかったのがメスらしい。するとへたりこんだ方が明らかにメスと分かる。オスはメスのそばを離れようとはしなかったのだ。

カワセミの2羽は薬局では箱の中でおとなしくしていた。しかし30分もすると元気なオスの方が室内を飛び回り始めた。そこで薬剤師が網にいれてオスと思われる方を逃がすことにした。その間、ネットで鳥の脳しんとうの処置を調べていたブルゾンNsは自分のやった処置が概ね正しかったことを確かめていた。小1時間もすると元気のなかったメスも羽ばたこうとしたので玄関から外へ連れて行き外に飛び立つまで見届けたという。飛ぶ瞬間はうれしかったとブルゾンNsは言い、病院の患者さんも「ここは人だけではなくて鳥もたすけるんだねえ」と感心していたそうな。

ともかくも不時着して下手すれば命に関わるところを優しい病院の看護師さんに助けられ無事で良かった。しかし鳥にもつがいの相手を思いやる愛情があることが分かって感心するやらだった。↓はネットで拾ってきた川で捕食するカワセミの様子(これはメスだな)。見事なシーンだね。青雲会病院の目の前には思川がある。午後にはきっとこのようにお魚さんを獲っていたことだろう。

2021年10月26日火曜日

オリンピックの年には一人大腸内視鏡

本当は去年するはずだった一人大腸内視鏡、コロナやらなんやらで見送った。もう一つの理由が「私は大腸内視鏡をオリンピックの年に受けている」とみんなには説明していたからだ。東京オリンピックが1年延期されたなら大腸内視鏡も来年するかーって。それをようやく今日実施することに。そろそろ年末だし、また大腸癌検診で精査勧告される人たちが11月12月にはいっぱい来るのでもう待ったなしだった。

ただ、今回は内視鏡検査をしつつ下剤のモビプレップでの前処置を行った。あの決して美味しくはないのを少なくとも1L飲まないといけない。胃カメラを一人するたびにコップ1杯の下剤を飲む、それを4人ほどくり返し1時間15分くらい経ったころかな、いよいよピーピーゴロゴロが始まった。噴水のように排便がある。これが透明な液になるまで待たねばならない。その間胃カメラを一人くらいはやった気がする。しかし入院患者の胃カメラをする直前で「ちょっと待った」とトイレに駆け込んだ。終わってまた胃カメラの構えをしようとすると「ちょっと・・」とまたトイレへ。そして今度こそはという時に、5階病棟から連絡が入った。呼吸困難患者が意識がなく処置が必要とのこと、結局その患者さんはかなり待たされた上に別のDrにしてもらうことになった。
人工呼吸の設定はうまく行き(途中病室のトイレを借りる羽目にはなったが)、内視鏡室に降りたら午前の検査は一段落していてコッパマNsに「どうします?」と聞かれ「無論今からするよ」とセッティングしてもらった。湖西種実Nsに萩の秋君も付いて「一人大腸内視鏡」を手伝ってもらった。手伝うと言ってもほとんど私が一人で行っているわけで、途中、わずかに糞便が残っているのを水でどかしたくて副送水ボタンを床から検査ベッド上に上げてもらったくらいかな。↓右足で踏んで水流が出ている。
前回5年前は盲腸までの到達時間は3分10秒ほどだった。で、今回は3分30秒ほど。まずまずの時間だ。やはり送気をすると軽い腹痛を感じる。そして屈曲部を無理に押してもやや痛む。思わず「先生、そこ痛いです」なーんて言いたくなる。「いやいやそこはちょっと我慢しようか」と答えたくなるが・・さすがにそれはシュール。スコープを抜く時は大腸ポリープがないか画面を凝視した。一人大腸内視鏡はこれで6回目だがまだ一人ポリペクトミーはしたことないんだ。生検すらしたことない。せっかくこんなことをしているので検査や内視鏡治療もやってみたかったのだが。まあ健康な大腸なのは結構なこと・・異常なしを喜ぶことにしよう。↓は萩の秋臨床工学士と。
検査終了直前、女性陣と。左下から茶の里Ns、湖西種実Ns、ウラコさん、コッパマNs。
はあ、検査時間は短かったけれど結構疲れた。え、今度はパリオリンピックのある3年後か?もうちょっと延ばしてもらってもいいかな・・。

2021年10月25日月曜日

47kmでスピード違反って?!

昨日は夕方から当直に入った。呼吸状態が悪い患者が入院していて酸素吸入だけではすまない様子でNPPVという人工呼吸の一種を装着してどうにか落ち着かせることが出来た。

現在の当直室は本来は特別病室になっているのでそこで寝ていたが時折定期的な雑音が聞こえて来て「何の音だ?」と気になった。なかなか収まらないのでドアを開けると対面病室のNPPVからの警報音だった。ちょっとマスクがずれたための音だった。

さらに夜明けあたり、私は夢を見ていた。それが結構リアルな夢で狭い路地を運転しているとスピード違反で捕まってしまった。「47km/h出ていますのでスピード違反です」と切符を切られた。女性の警察官だった。良く考えれば今時の道路でそのスピードで違反切符切られることはあまりない。しかし「ちぇ、しまったぜ」と運転再開するとまたもやスピード違反に捕まった。道路は両側に壁があって道も舗装されていないようなおんぼろ道路を自分では普通に走行しているだけだったが・・。「また47kmを超えていますね」と。今度は男性の警察官だ。同じ日に2回もねずみ取りに引っかかるなんてーと悔しさを情けなさで落ち込んだ。しかしなんで47km?

ちきしょーとの思いがわき上がったところで目が醒めた。はっ、夢か。この時は本当に夢でラッキーと思ったよ。しっかしなんで最近やってもいないスピード違反で現在ゴールド免許証の自分がそんな夢を見たんだ?ふっと気がついたのが廊下をまたいで聞こえてくる人口呼吸器の警告音だった。うーん、お前か犯人は!

そのせいで今日は睡眠不足が続き、帰宅後もぐったり。ただ注文していたTV置き台が届いていてそれをセッティングし、ようやくTVの見映えも普通になった。目新しいものが来るとまずはゲンちゃんがチェック。↓私たちはこれを「なになにゲンちゃん」と呼んでいる。

2021年10月24日日曜日

カールはカキが好き

昨日の麻雀が終わった後、たつやましたDrは帰宅直後から天鳳を打ち始めていた。私など疲れていてとても打つ気にはなれなかったが「負けたのが悔しくてー」だったそうだ。うむ、強くなるゾ。

ま、カールに「昨日はどうだった?」と聞かれ「勝ったよ。(だから)今日は昼を外で食べようか」に「わあ、うれしい」で、ではどこに?となった。和食やハンバーグ、イタリアンなど出た後、カールが「姶良のダ・クオーレは?」と言ったので「それはグッド」と決めた。実は青雲会病院の敷地内にあるダ・クオーレは私は何十回も利用しているがランチには行ったことがなかった。「それに以前もらった千円券が2枚あるし」とカール。よし、行こ行こ。

ランチメニューは税抜きで1800円くらいから2500円くらいで本格的なイタリアンを食べられる割にはリーズナブルだ。カールはピッツァランチにプラス気仙沼産の生牡蠣、私はセコンドランチにした。結果は十分に満足できるものだった。生牡蠣は大きく小さなお口のカールは一気には食べきれず、さらにピッツァも美味しいのに全部は食べきれないくらい。

私のランチはチキンを白ワインで煮込んだもので柔らかく美味しい。デザートは私は珍しくソフトクリームを頼んだ。飲み物はカプチーノでソフトクリームが皮も甘めだったのでこの相性はOK。


結構お腹いっぱいになった。カールもとても満足でわざわざ姶良まで来た甲斐があったと。ふむふむ、また麻雀の次の日のお昼は来たいもんだねぇ。

帰り際の上水流集落付近には柿の木がちょうど色づいていて私は車を止め、写真を撮った。
さらに姶良用水路には手を出せば届きそうなくらいに柿の実が熟れていて・・。
カールが「取って食べたいくらいね」と言うので「やっぱり?こんなのを見ると人ってどうしても取ってみたくなるんだよなー。柿泥棒って言葉があるくらいだし」それにしてもカールってカキが好きだねえ。「えへ、昔、学生時代に学校の隣家の生け垣から道路にはみ出ていた柿を1個取ったことがあるの」「ほう、でどうだった?」「学食のおばさんに剥いてもらって食べた。美味しかったわ」「今だったら捕まるか」「うん、みんなも見ていたけど誰も注意しなかったしおばちゃんも知ってて剥いてくれた」ふーむ、良い時代だったネ。

最近聞くブランド柿を大量に盗む泥棒は無論許されることではないが、これだけたわわな柿をどうせ持ち主も全部は食べられないだろうと昔から柿を悪ガキが取ったりするのはあったはず。幸か不幸か私はそんな場面を経験することはなかった。でも同じようなことを考える人はいるらしく、なんと「柿泥棒体験ツアー」なるイベントもあるそうだ。https://i-products.co.jp/kaki-dorobo/
福島は喜多方で行われるそうで、イベント側は「できるなら泥棒装束でいらして」なんて言っており面白そう。日本の田舎の原体験が出来ちゃうゾ。

2021年10月23日土曜日

たつやましたDr、先輩雀士に挑む

今日もまたネット読者を選ぶ麻雀ネタが続く。あんまし人気はないのだが麻雀はボウリングとならんで私の二大レジャーの一つ。ゆえに書かねばならない時もある。

今日はリアル麻雀の日で、面子はいつものサブアラドD、見せたまえ両DrにたつやましたDrが参加した。たつやましたDrは最近麻雀に熱が入っていて、戦術本を買って熟読し、ネット麻雀では天鳳特上卓で日々闘牌を重ねている。ただ、以前は六段だったのが最近五段から四段に落ちてしまっていた。なんで?と尋ねると「高段者は鳴きが上手いんですよ。それを見ていたら自分でも上手い鳴きをやってみたくなって」とやってみたら全くダメで6半荘で5回ラスをくらって降段してしまったと。あは〜ん、私も一度それで大負けしたことがある。確か「鳴きのテクニック」とかいう戦術本を買って読み、リアル麻雀に臨んだらひどい目に遭った。それ以降むだな鳴きは厳禁と心している。

今回は見せたまえDrが「今度はたつやましたには負けないぞ」とライバル視していた。麻雀先輩である自分がここ何回の対戦でいつもたつやましたの風下に立っているのが納得いかないんだそうだ。そんな意気込みもあってか前半は見せたまえDrが圧倒した。2位1位3位1位だったのに対し、たつやましたDrは4位4位4位2位と大不振で出入り370P差もあり、さらに5回目も3位でマイナス220Pと心なしかたつやましたDrのお顔は青ざめていた。そして6回目の半荘、たつやましたDrはようやく大トップを取った。これでマイナス130Pほどになりやや落ち着いたか。そして5回目で見せたまえDrが初ラスで勢いに陰りが見え始めていた。

見せたまえDrは「後半に(たつやましたDrは)強いからな」と一応、警戒するそぶりは見せていた。しかし残り3回の半荘、まさかあそこまで自身の転落をするとは思っていなかったに違いない。なんと3連続ラスで一時はダントツだったのに終わってみればマイナス110Pで全体ラス、たつやましたDrはその後も大トップを取り負けをマイナス70Pに抑えていた。勝ったのは私とサブアラドDrでこのところネット麻雀天鳳でもリアルでも連勝だ。八段と七段だからねー。「なんでいつもこうなるんや〜」と見せたまえDrの嘆くこと。実は私は見せたまえの意気込みは知っていたが、事前にサブアラドDrに「負けるのはたぶん見せたまえ」だろうと予想していた。そのわけは?帰り際に見せたまえDrがつぶやいていたのがその理由だ。

「あーあ、天鳳組には勝てねえよー」そう、天鳳で日々鍛えている我々の方が有利なんすよ。

今日の会心の上がり一つ。4万点持っているトップ目の親番の私。珍しくチャンタを聴牌した。待ちは間二万で三色もあってダマでも親マン12000点だがリーチをした。捨牌からはチャンタ系は読めない。ダマ聴よりもリーチで子方の動きを制限しツモ上がりや五万引きの筋引っかけを狙う。

5巡経過したところに待望の五万を持って来た。これで二万は出やすくなるゾ。すると安全牌に困ったたつやましたDrから思惑どおり二万が出た。この時点で親マン。

しかしめくった裏ドラ指示牌が8ピンでなんと暗刻の9ピンが3枚ドラ乗って親の倍満24000点になった。げげーっ。がっくりのたつやましたDr。前半たつやましたDrを苦しい状況にさせていたのは私であった。ゴメンな。

2021年10月22日金曜日

君は役満聴牌をオリれるか

夜、AbemaTVで麻雀のMリーグを見ていた。今夜の第1戦は全員が女性というなかなか見映えのする組み合わせだった。二階堂亜樹、岡田紗佳、魚谷侑未に伊達朱里紗という女性プロ雀士でこの中ではやはり岡田紗佳(さやか)がグラビアでも活躍しているだけあって一番のビジュアルだなぁと目尻を下げながら観戦していた。↓こんなんで麻雀する女性、私の周りでは見たことないよ。

しかし今夜のハイライトは
伊達朱里紗(ありさ)プロだろうねえ。私は彼女の麻雀は初めて見た。二階堂亜樹とのトップ取り合戦で最終的には追撃をかわし今期初トップを取ったのだが、途中の打ち回しで思わず息をのんだ。親番で先に岡田紗佳からリーチを受けていたところ、ツモり四暗刻の聴牌を果たした。↓上が岡田のリーチ手。下が伊達の四暗刻聴牌。
追っかけリーチするかと思いきやダマで回していた。視聴者や解説者は当然お互いの上がり牌は分かっているわけで、先制リーチの岡田はドラドラの手で待ちは五、八万、伊達のツモスーの待ちは北と4索だった。その伊達だが岡田の上がり牌五万を持って来ると、当たり牌と読み、何と聴牌を崩したのだ。↓北を切ってオリ。
結果、その後聴牌した二階堂が断ヤオドラ3の満貫手を上がったが、放銃牌のビタ止めにスタジオはざわつき、もちろん視聴していた全国の麻雀ファンは息を呑むか呆れたかのどちらかだろう。結果的にもここで岡田に放銃していたらトップは取れていなかったはずで、役満聴牌オリは正解だった。いやーしかし、今の私にはちょっと真似が出来ない。多くの麻雀面子が役満(ツモれば48000点、ロンでも12000点)だからとオリずに打ち込んでいたことだろう。

伊達朱里紗プロ、打牌姿は岡田紗佳ほど華やかではないが凜々しさがあり美しい。今期初めてMリーグドラフトで選ばれ、声優としての横顔もある彼女の打ちっぷりに俄然興味が出てきたわー。
この内容はYahooでも出ていた。私のつたない文章よりその道のプロも感激した様子で詳しく紹介している。ぜひご覧あれ。「伊達朱里紗、役満テンパイ諦め放銃回避のミラクルセーブ ビタ止めに視聴者も驚愕「これは伝説」」→https://news.yahoo.co.jp/articles/04d8767ef215365659bc3b9b2572ea8f2a02179c

2021年10月21日木曜日

プロに行くべきか否か、「榎下陽大」「金城長靖」の選択

寒くなったなー。家を出るとき少し迷ったが、結局いつものアロハシャツにした。青雲会病院ではまだこれが正式の勤務服(正確には移行期間で長袖も可)なのだ。でもちょっぴり後悔。外は案の定肌寒い。病院内ではアロハ姿でも寒くはないが、もう10月下旬だぜ、やはり明日から長袖シャツにしよう。

数日前の話になるが、日本ハムの斎藤佑樹投手が引退を表明した。そうだ、西武の松阪大輔投手も引退試合をしたばかりで当時の高校野球を代表する2選手が同時に引退をした。彼らが甲子園で活躍したのは2006年と1998年のことで一昔前のことと言ってもいいだろう。ともに甲子園優勝投手であったが、松阪が西武でもメジャー移籍したボストン・レッドソックスでもWBC(ワールドベースボールクラシック)でも優勝を経験するというまさに優勝男なのに対して斎藤は大学野球でこそ早稲田大学で優勝をしているがプロでは実績を残せていない。そこが本人もファンも残念と思うところだが、彼のような知名度があれば今後野球界で生きて行くには何の問題もないだろう。松阪に至っては何をか言わんやだ。

だが私の日記でアクセス数の多い2020/11/2の「プロに行くべきか否か、「山田大樹」と「鮫島哲新」の場合https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2020/11/blog-post_2.htmlでも書いたようにプロに入っても引退後の生活が何十年も続くということを考えておかないと大変なことになる。プロに入るのがやっとの実力なら入らないほうがいいというのが私の意見だ。それでもプロに行きたいならばその時点でやめた後のことも考えておくべきだ。

その点、斎藤投手と同じドラフトで日本ハムに入団した鹿児島工業から九州産業大を経てドラフト4位で入団した榎下陽大投手はえらい。プロでは1軍で投げたこともあったがこれといった実績を上げることもなく2017年オフに解雇されている。しかし彼は大学に入る前から「将来は英語力を活かす仕事に」との考え(親の説得もあったらしい)で鹿児島工時代には英語の教員免許を取り、野球ができて英語の勉強にも取り組める大学への進学を決め、九州産業大学では国際文化学部英文コースに在籍したのだ。大学で同学年だった私の姪っ子のヒカル姫は「授業にもちゃんと出て努力している様子だった」と述懐している。そして引退直後の2017年12月には日本ハムのチーム統轄本部国際グループへ配属され、通訳なども出来てきちんと仕事をこなしているとのことだ。

カールは鹿児島工業の中迫前監督の奥さんとはママ友で高校監督の苦労話を聞いたことがあった。子だくさんの中迫家の子どもの進路問題を考えねばならないのに「旦那ったら野球部の子たちの進路の相談に乗ってばかりでー」とぼやいていたとか。でも鮫島哲新や榎下陽大のように現役が終わってもそれなりにきちんとした仕事に就き、しかもそれなりに野球に関わっているのは素晴らしいことだ。中迫監督もえらい。その点、関東の某高校で優勝もしたのに大学に入って1年ほどでやめた後やることがなく強盗事件を起こした選手がいたが、野球だけに特化し過ぎた弊害なのではないか。かつて故野村監督はプロに入ったばかりの選手らに「君たちは野球をやめた後の人生の方が長いんだ」と諭していたというからえらいもんだった。↓は2006年の夏の甲子園大会第7日目に私とセージとチッチが鹿児島工対高知商、早稲田実対大阪桐蔭戦を見るために入場する直前の写真である。
鹿児島工は接戦で高知商に勝ち、早稲田実は大阪桐蔭に圧勝した。この時の中田翔選手は2年生で斎藤投手の球を全く打てずきりきり舞いさせられた。後に榎下陽大など3選手が日本ハムで同僚となるとはこの時点で誰も知らない。その翌日、第8日の第4試合松代対八重山商工戦も3人で観戦した。後にロッテに入団する大嶺祐太投手もいたが印象に残るのはホームランを何度もかっ飛ばした金城長靖選手だ。救援にも回るなど二刀流としても期待された。その金城選手はプロ指名もあり得ると言われていたにも関わらずプロ志望届を出さず、沖縄電力への道を選んだ。堅実で良い選択だと私など思ったものだが、今年3月の社会人野球記者のインタビューに「4、5年目までは出しておけばと思うことがあった」と言っている。当時のプレーを「自分の実力をどうにか見てほしいとやっていて、結果を気にしすぎていた」とも語り、若干ながらもプロへの未練はあったようだ。しかし15年過ぎても野球を続けていられ、勝負強い打撃で32歳となった今も4番を張り続けているし、24歳で結婚し3人の子宝に恵まれ、長女は9歳になり、休みの日は家族で野球をする日々を送り「今が良いという気持ち。自分の選択に後悔はない」と言っている。

若いうちはどうしてもプロで活躍するという夢を追いがちだ。しかし何度も言うがプロに入るだけの実力ならば行かない方がいい。それをちゃんと分からせるのはやはり人生を長く生きた親や先生のアドバイスだろう。くれぐれもこれも私が書いた2020/1/31の日記「野球選手悪事列伝」→http://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2020/01/blog-post_31.htmlの人たちのようにはならないようにネ。

2021年10月20日水曜日

信じられないグラフ

4年ぶりの衆院選が公示された。衆院選は選挙中でも言わずもがなとりわけ重要な選挙だ。思い出すのは2009年だったか自民党から民主党への政権交代が起きたのも衆院選で自民が大敗したからだ。この時は自民党が結党した1955年以来初めて第一党でなくなり、公示前議席より181議席も減少し119議席に落ち込んだ。その代わり民主党が驚きの308議席で64%以上を占めるほどの大躍進を遂げ政権を握ったのだった。↓のグラフは今では信じられないわ。
しかしその後の民主党政権は国民に失望と嫌悪感を生んだようでその影響はいまだに尾を引いているように思える。ただ、カールに言わせると「あの時は高校の授業料がただになって民主党政権で良かった」だそうで、身近な生活感からしか判断しないのはいつものことだ。だいたいカールは「巨人と西武が日本シリーズを戦った時も私は西武を応援していたわ。だって巨人が勝っても大したセールもないもの」と関心はそこである。

当時の民主党のマニフェストには暮らしや生活に関するものが多く、最近出たある記事によると「意外にも民主党政権3年3ヶ月間でのマニフェスト達成率は75%にもなった」と」あり少し驚いた。もし4年まで続けばもっと率は上がっただろうとも書かれてある。→「民主党政権はそこまでひどかったのか?安倍政権と比べてみると…」https://gendai.ismedia.jp/articles/-/88224?page=2著者は「民主党政権の失敗は、「マニフェストを75%しか達成できなかった」ことではなく、「75%も達成したのに、それをPRできなかった」ことにある。」とも言っている。へーえ、そうか。私は今の立憲民主党にはあまり期待はしてないが事実は事実として10年以上前の政権の評価はしないといけないなと思った。

ま、選挙戦もあと10日ほどだ。イメージや思い込みではなくちゃんと政策を評価して投票することにしよう。

2021年10月19日火曜日

「です、です、です」

昨日のこと、ある女性患者から電話相談を受け、鹿児島市内の病院に紹介状を書いた。その際、私の質問に女性は何度も「です、です、ですぅー」と返事するので結構な違和感を覚えた。鹿児島弁で「そうです」を「です、です」と使うケースがままある。その女性は「です、です」だけでは足りずに3回も「です」をくり返した。ちょっと耳に付くというか耳障りというか・・。

この言い回しは主に女性が使うようだが、これ、私が子ども時代にはあまり聞いた覚えがない。いったいいつ頃からよく耳にするようになったのだろう。割と最近のことだと私は思っている。NHKの大河ドラマ「西郷どん」でも薩摩の女性らが「ですです」と使う場面があった。江戸時代にはなかったはずだが・・。ま、それくらい印象に残る言葉で最近はローカルTV番組のタイトルにもなっている(KKB金曜朝の「ですです。」)。また「ですです」を英語の「DEATH DEATH」に変えてTシャツにした商品も出ている。↓参照。
↓こちらは日本語表記の「ですです」です。
みんながこの言葉を面白がっている様子だ。でも「です」の3回繰り返しはあまり人前では使わない方がいいと思うよ(言われた本人としては)。

それで内視鏡室の看護師らに「もう一つ、以前から使わない方がいい言い回しがある」と言ってその後がすぐに出てこなかった。病院内でもナースステーションなどで看護師らが会話の中でよく使っていて少し違和感のある言い回しだった。「何なんですか」と福緑Nsに聞かれるがすぐに思い出せない。えーと、えーと・・。「そうだ、思い出したっ!」

それは「何々ですけー」という言い方だ。正しくは「何々ですか」だ。それを妙にくだけて「ですけー」と言うのだ。看護師同士の会話でよく耳にしていて変な言い方だなと思っていた。最近、病院内では聞かないと思っていたら、青雲会病院の「接遇マニュアル」の<言葉使い>の欄の<正しい言い方に直しましょう>の5番目にちゃんと指摘されていた。⑤そうですけー?→そうですか?ちなみに3番目には③ですです〜→そうです。とちゃーんと指摘があったよ。さすがだねえ。

そうか、やはり自分が違和感を感じたのは正しい反応だったんだ。うむ。

2021年10月18日月曜日

加治屋より子白鳥の歌

毎週月曜はてげてげ先生から1週間のまとめのメールが届く。それを読んでいてハッとなった。

10月12日火曜日の記事だ。

火曜日(12日)・長倉住職から「南風病院の緩和ケア病棟で、南風に勤めておられた先生が亡くなられたそうです・・・」と聞いたので、吉原看護部長に尋ねてみた。放射線科部長だった加治屋先生だった。先生は奄美のご出身で明光学園から鹿大の医学部を卒業していて、凛とした女性だった。がんになってからも動じることなく、素晴らしい生き方を示してくれた。一昨年だっただろうか、鹿島先生とソプラノのコンサートを開催した時には、前日に吐血したにもかかわらず、そのようなことは微塵も出さずに歌い切った。

うわ、同級生ではないか。旧姓永田より子、結婚して放射線科医師として南風病院に勤務されているのは知っていた。入学がいっしょで卒業後はほとんど会うこともなかったのだがまさか亡くなっていたとは。彼女は大口市の明光学園を出て医学部を目指さしのだが実はその学校からそれまで国立の医学部に入った人は誰もいなかった。当時はいまほど女子が医学部を目指す時代ではなく、特にその年の鹿大の女性医学生は少なくたった6人しかいなかった。それを浪人してでも目指したというから一見人当たりは柔らかい中にも芯の強さがうかがえた。私より2歳年上でその頃の2歳の差は相当にあっておねえさんという感覚が強かったな。

合唱のサークル活動に入っているとは聞いていた。ただ、卒業後もソプラノリサイタルなど開いていたとは知らなかった。てげてげ先生は一昨年のことを書いているが、調べるとつい数ヶ月ほど前の今年7月29日にも開いていた。その時の様子をピアノ伴奏をした吉田尚未さんという人が自身のブログにアップしていた。

「鹿児島市の谷山サザンホールにて、コロナ感染対策予防をしっかり行った上でお医者様でもあられる加治屋より子先生のソプラノリサイタルが開催されました。
より子先生は、癌を患いながらも 大変前向きで頑張っていらして、、、仕事も、声楽のレッスンも、続けていらっしゃり、本当に誰もが出来る事ではないと、とても言葉では尽くせない思いで、ご一緒させて頂きました」↓。
そしてブログには「市立病院副院長である時村先生のチェロ演奏とのコラボもありました」とも書かれてあった。時村先生も入学同期だ。また彼の父親は音楽教師で私の中学時代の恩師でもある。時村先生は学生時代鹿児島のオーケストラにも参加していたし音楽はずっと続けていたのだろう。より子先生とも同級生のよしみで伴奏を引き受けたのと思う。
吉田尚未さんのブログでは「緩和ケアをなさりながらも、酸素や、止血、お薬で調整をされ、コンサートに望まれたその強さ、生き様は、なによりも強く、周りにいる私達に大きなメッセージを残してくれています。私も、伴奏ピアニストとして、音楽療法士として、本当に沢山学ばせて頂いたコンサートになりました」と結んでいた。

たぶんこれが最後の歌声、いわゆる「白鳥の歌」だったのだろう。ちょっとな、せつないな。

2021年10月17日日曜日

REGZA65Z740XS

待望のTV、REGZA65Z740XSが今日届いた。65型で一般には大型と言われるサイズだ。10月9日にネットで最安値を調べ、カード払いも出来るとあって19万2千円程度で買うことが出来た。いやー、55型サイズ以上のTVが欲しいなと10年前くらいから思っていたので感無量だ。これまで大型TVを買わなかったのは、自宅壁に作っていたTV枠には42型までしか入らなかったことと、TVってなかなか壊れず小さくても我慢が出来ていたからだ。せっかくだから大きさは65型にして値段は20万円台、液晶か有機ELかは問わず条件はタイムシフトマシンが付いたものとなればこの東芝のREGZA65Z740XS一択だった。だから注文して配送に1週間ほど掛かると言われてもそれくらいの不便は何でもない。↓は開封前のREGZA。やはり大きい。
台座を取り付け裏に回ってコード類の接続をする。基本的にこれまでの42型REGZAと同じのでほとんど問題なく取り付けることが出来た。これまで使っていた外付けハードディスクの中身が全部消えるのは致し方なくそこだけが少し残念だったけれど、メインのタイムシフトはこれまでのハードディスクがそのまま使えたし、パナソニックのブルーレイレコーダーもそのままの設定で使えた。問題は床に直置きでしか使えないためTV台を買う必要が出てきたことだ。↓。画面はNHK大河の「青天を衝け!」。
ま、分かってはいたことだけれど実際にTVが来てからどの程度のサイズが必要か調べてから購入しようと思っていた。そこで夕方カールと与次郎ヶ浜の家具店に見に行った。サコダとニトリを見に行き、サコダにはあまり適当なものがなく(やや高い)ニトリでも幅はジャストでも高さがやや高い40cmものが多かった。家の壁の戸棚の位置からして高さ30cmのものがベストだったのだ。「ここにもないのかな」と思っていた矢先、TV置き場の真っ正面に求める台があったのに気がついた。「なんだ、目の前にあったじゃん」
値段も2万円でサコダにあったものより1万円は安い。ただ在庫がなく取り寄せになるということで届くのは約1週間後という。そうかそうか、待ちますよそれくらい。

65というサイズだが居間のテーブルから座って見るとさほど大きさは感じない。75でも良いかなと思えるくらい。↓映像は火野正平さんの「日本列島こころ旅」
だいたいTVの大きさってそんなもん。最初大きすぎるのでは?と思うくらいがちょうどですぐに慣れるものなのだ。(だから大きすぎるものはいけないと思ってジャストサイズを買うと10年悔やむことになる)今回のセッティングでネット接続もちゃんと行い、Netflix、UーNEXT、Amazon Prime、AbemaTVも簡単にTVで見られるようにした。無論MacBookProでもこれらを見られるが他の作業をやっていたりするときには同時視聴はやりにくい。UーNEXTの韓ドラでは字幕も見やすいし、AbemaTVの麻雀のMリーグを眺めながらこてる日記を書くなんてもこのTVなら十分にやっていける。画質は綺麗すぎるくらい。明るさもあって10万高くして有機ELにしなくても・・と思う。

ネットでまた同じREGZA65Z740XSの値段を調べて少し驚いた。全国最低価格が19万2千円前後でこの2ヶ月推移していたのに私が注文してから少しずつ上がって20万5千円にまで上がって来ていた(10月19日現在も同じ)。へーえ。わずかの差で1万3千円も得をしたのか。まあそれでもその値段なら買いだろう。発売当時は30万円もしていたのだから。

1週間TVなしの生活でやはりまだまだTVは必要なアイテムと認識を新たにした。新しいREGZAでニューTV生活の始まりだぁー。

2021年10月16日土曜日

まずは食事から

シャワー前に体重計に乗てみる。え、81.6kg?何その体重。いくら夕食後とはいっても太りすぎー!

10年以上前は71kgまで減ったのにー、ゼロコーラダイエットしているのにー、間食をできるだけしないように我慢しているのにー・・・。

カールも「何でそんなに太れるの?私と同じ物を食べているのに」とあきれ顔をする。だが、ちょっと待って欲しい(朝日新聞じゃないが)。はっきりしているのが毎食毎食の食事量だ。私はカールの2倍以上食べている。最初から目の前に出てくる量が絶対に違う。「同じ量食べてみろよ、お前も絶対に太るから」「私は食べようとしても入らないの、食べられない」「ふむ、私は出されればたいてい全部食べることが出来る。だから当然カロリーオーバーになりやすい、結果太る」実に論理的だろう。

しからば、私が食べるからといって今のような食事量じゃダメだ。もっと減らしてほしい。「だって足りなさそうな顔をするんだもん」「いや、朝はパン1枚でもほんとはいいんだ。オレは朝から何でも美味しいタイプだから出ればつい食べてしまう。そこから変えないといくら禁間食をしてもいっしょだ」「そう・・ふーん」

カールはエクササイズや外に出ての運動も勧めるが、もともと出不精の私はそれをやっても続かない。まずは減食からよ。とにかく目の前に出す量を減らすこと、そこをカールにお願いした。ふう、宣言だ。1ヶ月で2kgは痩せよう。11月16日、体重は79.6kg以下になっている、ハズだ。↓は朝食のイメージ。さすがのこてる家も↓までは多くはない、念のため。