昨日帰って来たカールがいろいろ語ってくれた中に「チッチの先輩からもらったというウイスキーがとっても美味しかった」というのがあった。サントリーの「響」だという。聞いたことはあるがお酒に弱い私は飲んだことはもちろん見て触ったこともないお酒だ。
「私もよく知らなかったけれど香りといい味といいびっくりした」とカール。実はカールがチッチのためにアップルパイを作ろうとして「香り付けに使うラム酒がない。あらここに人からもらったと聞いたウイスキーがある」と瓶を開けたんだそうだ。その時の凄くいい香りに驚いて、パイに少量使った後、飲んでみたら味も素晴らしいと三杯くらい飲んだのだとか。チッチが「あれ、すごく減っている」と指摘のが「響」だったのだ。
サントリーのブレンドウイスキーで公式評によると・・
テイスティングノートは「華やかに広がる、やわらかい味わい。日本のウイスキーならではの美しくバランスのとれたハーモニー」
色は「琥珀色」
香りは「ローズ、ライチ、ほのかなローズマリー、熟成した樽の香り、白檀」
味わいは「ハチミツの透き通った甘さ、オレンジピールチョコレート」
余韻は「繊細、やさしく穏やかに続く余韻、ほのかなミズナラ」
ということで、いやーウイスキーって語るもんだねぇ。ただカールの感想のほうが聞いて飲めない私でも「飲んでみたい」と思わせたぞ。カールの「響」はいわゆる何年ものとは違い「響」の中では中くらいのバージョン(ブロッサムハーモニー:実売価格で3万はするらしい)のようだが、それでも素人を感激させるほどの代物だった。
平成に入ってウイスキーは人気に陰りが出てビールや焼酎がよく売れていた。しかし10数年前からのハーボール人気で息を吹き返し、それこそ「マッサン」で認知度が上がり売れ行きもV字回復している。でも、結局は品質にこだわりその味を守ってきたからこそだろう。私も今度「響」を買って飲んでみよ!
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