2023年6月30日金曜日

Mリーグ新チームが指名したアイドル

麻雀のチーム対抗戦のプロリーグ「Mリーグ」のドラフトが行われたそうだ。Mリーグはプロ雀士が4名で1チームを組み、半年間にわたってネットTV(AbemaTV)放映される中で優勝を目指していくリーグ戦だ。全8チームであったが今年度から1チーム加わり9チームになった。そこでチーム側はプロ雀士を指名していくのだが、新チームであるBEAST Japanext(ビースト ジャパネクスト)が指名した中に中田花奈という元乃木坂46の1期生という経歴の雀士がいた。正真正銘のアイドル出身なんだ。プロ雀士としての実績だけなら彼女より上の女性雀士はいくらでもいる(はず)。しかし敢えて彼女を指名したというのはMリーグという麻雀媒体の持つ性格を現しているようにみえる。

彼女自身も指名されて「私がMリーガーになることについて、様々な声がある事は容易に想像できます」と本音を明かしつつ「ですが、私には少しばかりの発信力や逆境への耐性など、アイドルを続けて身につけたものがあります」と決意を語ったという。BEAST Japanextは将棋のプロの鈴木大介九段も指名した。彼は麻雀のタイトルと取ったこともあり実力は知れているが、それでもこの二人の指名は麻雀に興味がない人たちへのアピール度も含まれているように思える。

電通がサポートしているTEAM RAIDEN/雷電(チームらいでん)も俳優の萩原聖人を成績は振るわないがずっとメンバーに入れているのも同じような理由か。対して博報堂サポートの赤坂ドリブンズ(あかさかドリブンズ)は実力主義に徹して初年度(2018ー19)の優勝を飾った。今回メンバーが二人入れ替わることになり、ネット麻雀の雄・渡辺太(天鳳位を2回も獲得している)と浅見真紀という私は初めて聞くプロを指名した。浅見プロについてはトライアウトをして筆記試験を2回やって、麻雀の実技をやって、ディスカッションをして決めたというからいかにもドリブンズらしい。ただ私が聞いたところ、人気という面では既存の8チームでドリブンズが一番人気がないらしい。かくいう私もいつもビリ争いばかりしていた雷電を応援しているので、チーム編成、キャラ付けというのは難しいものだと思う。

次期開幕は秋からで、BS放送枠をもっているBSJapanext(ビーエスジャパネクスト)は今度の水曜(7/5の22時)に新チームBEAST Japanextの特集をするというからさっそく予約をしておいたよ。もしかしたらこのチームの推しになるかもしれない。麻雀というゲームの面白さを画面いっぱいに披露してくれるMリーグへますます目が離せないわっ。

2023年6月29日木曜日

山本萩子さんが結婚

夜はいつものようにBS1で「ワースポxMLB」を見るのだが、月から金までの担当キャスターが山本萩子(しゅうこ)さん(26歳)だ。この番組にはもう一人、土日担当の菊池柚香(ゆうか)さんがいて、彼女のことは今年4月16日の日記で「可愛い」と写真付きで話題にした(http://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2023/04/blog-post_16.html)。

山本萩子さんも細身で清楚な感じの女性でこの番組を5年くらい続けて安定感のあるキャスターだ。今日はその横顔がオッと思うほど魅力的だったので写真に撮った。
ふーむ、とてもいいが、少しだけ気になるのが右眼の下の薄いほくろだ。これがなければもっといいのにとTVを見ていていつも思っている。やみくもに美容整形を勧めるのは好きでないがこういったほくろ系はどんどん取ってもらっていい。↓画像処理してみた。うん、いいね。
ていうか、せっかくバランス取れたお顔がほくろのせいでどうしてもそこに目が行き、落ち着かないんだ。逆に取ってしまえば「なんでほくろがないの?」と言う人はまずいない。なければないで違和感がないため、人はそれを自然に受け入れてしまうものなのよ。

そんなことを思いながら、念のため山本萩子さんをググってみたら、驚いた。なんと、今年5月24日に漫才コンビ・和牛の水田信二(43歳)と結婚したんだって。へーーえ、意外だ。彼女はヤクルトファンで当然野球好きというからその手の関係者といずれ結婚するのかなと思っていた。漫才師とはちょっと結びつかない。まあ、同じTVが仕事場だから知り合うきっかけはあったのだろう。一般的には「和牛・水田が女子アナと結婚」なんだろうが、実は私は名前は知っていても彼らの漫才を見たことがない(ホント)。だから「山本萩子さんがなんと芸人と結婚!」になってしまう。↓水田信二。
で、さらに検索すると、あの写真週刊誌「FRIDAY」が1週間ほど前、さっそくきわどい内容の暴露記事を出していた。まずは結婚後6月のある日の買い物時の写真↓はいいとして、
ついこの間まで一般女性と付き合っていた水田の性癖などあまり良い風には書かれていないようだ。まあ、有名税と言えなくもない。山本萩子さんも相手が芸能人と分かった上で結婚を決意したのだからそのくらいは覚悟しているだろう。まずはお幸せに。

2023年6月28日水曜日

さらばタナカッツMR

今日は外来担当日で17時半までの勤務だったが、しばらく外来で過ごしていた。ベロリンガー・インキンタイム社のタナカッツMRの訪問を待っていたのだ。彼は鹿児島勤務が今月で最後だった。お互いお世話になったゆえ、ぜひ挨拶をということで今日になった。鹿児島勤務はなんと13年にも及んだという。これは4、5年で転勤になることの多い薬品会社のMRとしてはかなり異例だ。

私が彼と初めて会ったのは2011年の1月12日だった(↑左タナカッツMR、右タシケントMR)。当時はタシケントMRが青雲会病院の担当で彼とはボウリングをいっしょにしていて、後にタナカッツMRが青雲担当になったとき彼もボウリングをするようになった。まあ「青雲会病院内科担当ならボウリングやるのは必須」ぐらいの引き継ぎがあったのは間違いない。タシケントMRは担当を外れてもボウリングには来ていてマイボールも作り直したりして衛材のスリウェルMRともども長くいっしょにボウリングをし、防火ボウリング大会では私たちのチームを破って優勝したこともあった。↓ボウリング練習最盛期の2014年ころ、左からタナカッツ、スリウェル、タシケントMR。

タナカッツMRはなかなかボウリングが上達せず、練習の最後にチーム戦を組むときはタナカッツMRのチームにはハンディを与えて勝負!なんてことも多かった。しかし、長くやれば徐々にはうまくなり200アップゲームも何度か達成した。それよりも2019年度までは通称「こてる会」というボウリング練習会の連絡役をしてくれて、大いに助かった。それが2020年の3月以降はコロナのせいで「こてる会」は自然消滅、私自身もボウリングをしなくなって2年近くも経つ。

しかもMRの仕事の生命線である病院訪問も禁止ないしは制限され、タナカッツMRからは何度もリモート面談の依頼があり年に3、4回はやったかな。ついこの前の6月20日も遠隔で面談したばかりだ。↓は2020年3月18日の初面談の時の様子。

事前に約束したりする必要もあり少し面倒なこともあったが、時には5年前に愛知県に転勤になったタシケントMRとも同時面談できたりとリモートならでの恩恵もあった。↓2022年4月1日。
しかし営業マンは長く鹿児島ばかりで仕事をし続けるわけにもいかない。今度は熊本に転勤だそうだ。ちょうどその熊本の前任者も今日は挨拶に来た。入れ替わりらしくこれまでのタナカッツ担当地域をタチヒロMRが、タチヒロMRが担当していた熊本は天草方面をタナカッツMRが担当するということだ。
「天草かぁ」私は9年前に母親らと天草旅行に行った話題や少しばかりの熊本トリビアを披露したりした。下天草島で「おっぱい岩を見ようと海岸近くまで行ったのにどの岩か分からなかった」というと、タチヒロMRは当然知っていて「どっち側の道路から行くかで見つけにくい場合があります」と教えてくれた。そうだったのか。タナカッツMRは九州出身でもないのにこれでしばらくは九州から離れられないな。ただ赴任地が熊本と聞いて彼の奥さんはどちらかといえばホッとしたという。まあ北海道や東北なんかだと気候も風土も違うだろうし、大都会もまた身構えちゃうだろうしね。

真面目で仕事熱心なタナカッツ君の今後のさらなる活躍を記念し、今日のこてる日記はタナカッツ特集だった。

2023年6月27日火曜日

大谷さんで行動する

今日は午後半休だった。

13時半頃、帰宅すると、ロッジにハナビがでろ〜んとお昼寝していた。

まったく、まるで警戒することなく眠っているいやがる。私が近くを通りかかっても、ちらっと見やっただけですぐにまた目を閉じた。この前ハッピーにやられたが滅多にやって来ないので、やはりこてる家の庭はハナビの縄張りになったと言っていいだろう。

その私も居間のソフトビーズのソファに寝そべって、今日のエンゼルス対ホワイトソックス戦をビデオで見始め、結局そのままどろ〜んと寝入ってしまっていた。試合結果は相手に1ー0と抑えられ投手戦だったところ、大谷が4回裏に同点ホームランを放ち同点に追いついたのはネットで知っていた。そのまま同点で9回まで行ったところで、昼休みの医局のTVでトラウト、大谷と四球で出塁後、盗塁そしてサヨナラ暴投で勝ったのは見ていた。それでもビデオでじっくり大谷の活躍するのを見るのは楽しい。

昼過ぎ、カールがアスレチックジムから帰って来ていたが、私は起こされずそのまま夕方になっていた。カールがジムで年配の女性から聞いた話では、「大谷さんで毎日の行動が決まってくる」んだそうだ。今日も午前から昼にかけて大谷の試合を見てからジムにやって来たという。未明に試合がある時は早起きして観戦しているのだとか。NHKがBSで毎試合中継してくれるもんだから日本中そのような人が増えているのかしらん。WBCでの活躍も大きかっただろうしワイドショーでも毎日のように大谷が取り上げられているのは御婦人方にも人気があるということだ。

そして夜はBS1「ワースポ&MLB」でまた大谷の活躍のまとめを見る。なんだ、私も「大谷さんで行動が決まっている」その人じゃないか!

2023年6月26日月曜日

「愛」の兜はあのチームにはふさわしくない

未明にエンゼルス対ロッキーズのシリーズ第3戦を見た。昨日は25対1という記録的大勝をロッキーズ相手にやってのけたエンゼルス、当然今日も勝つだろうと思いきや、大谷は2安打1打点の活躍をしたものの、結局4ー3で負けのいわゆる「なおエ」の典型だった。ナ・リーグで下位を低迷しているチームに負け越すとはまったくもう、だ。昨日の打棒爆発はまぐれだったのかい。

「なおエ」でちょっと思ったのが、エンゼルスの兜セレブレーション、あれは丸武産業のオリジナルデザインで良かったわ。メジャーリーグ開幕直前に水原一平氏からの兜が欲しいとのメールが届き、桐田社長が幾つかの工房に連絡し、丸武産業の都内店舗にあった品を提案したらOKが出たという。


「愛」の文字をあしらった有名な兜があるが、あれを格好いいと使っていたら散々に言われていたはずよ。だってあれはNHK大河ドラマの主人公にもなった「直江兼続」愛用の兜だ。まさしく「なおエ」そのものだからネッ!
お値段はどちらも約30万円。エンゼルスはマジで下の「愛」の兜をセレクトされなくて良かったと、私は思っている。

2023年6月25日日曜日

絶海の孤島に漂着してしまったら

何も予定のない日曜日、録りだめたNHKのドキュメンタリーを続けて見た。ダークサイドミステリー「謎の無人島 鳥島サバイバル〜人の生命を試す島〜」及び「あなたの隣の連続殺人鬼〜ジェフリー・ダーマー 孤独の幻想〜」「ダーウィンが来た!「怪魚オオカミウオ 巨大な口で砕く!守る!」の3本だ。

特に「鳥島」は面白かった。鳥島は東京湾から南に580キロの場所にある無人島で、伊豆諸島のほぼ南の端に位置し、一番近い無人島の須美寿島かららも約100km離れている絶海の孤島だ。
幾度も火山爆発の歴史があり草木は生えずおよそ生きていくには不向きの島だ。そこに1739年5月6日、関東近海で遭難した輸送船「宮本善八船」が、4ヶ月の漂流の末に流れ着いた。乗組員のうちち3人が島に上陸して水や食料を探したが、一面岩場で川も湖も無い。ところが石垣が積み上げられているなど何故か人の気配が漂っていた。やがて三人が洞窟を見つけ踏み込んでみると、鳥の毛皮をまとった三人の男が現れ、「自分たちは遠州新居(えんしゅう・あらい)の者で、遭難して19年間この島で生き延びてきた」と語ったのだ。鳥島は何故か漂流者が多数流れ着く場所で、江戸時代に記録が残っているだけで15件・122人もいる。もっとも滞在期間が長かったのはこの遠州新居のものたちの19年で、漂流者の中には江戸末期にあのジョン万次郎もいた。↓はこの番組のネタ本。

この遠州の3人は19年前の遭難時は12人いたそうだ。船にもともとあった火打石、鍋、釜、斧、桶などを利用し食料はアホウドリを捕まえ、鍋釜で焼いたり煮たりして食べ、水は岩場にたまった真水を見つけてすすったものの、一日に貝殻一杯分しか飲めないような日々で、逆に雨が降ると2、3日続くため、雨水を桶にためたりしたという。島には壊れた船の破片(船の帆、材木、船釘、等)がよく流れ着いたため、それを元に道具を作った。材木は削って桶にして雨水を保存。細い材木は削って棒にして、帆から糸を引き抜き、船釘を加工して針にして釣竿を作って魚を釣る。また帆からとった糸を、アホウドリからとった油に浸すと、火を絶やさないための灯火とした。加工時に出た木くずも燃料として使用するなど、人間は何もないところから工夫して生き抜こうとするものなんだ。

しかしやがて一人が体が腫れて死んだ、おそらくはビタミン不足による脚気だろう。これの対策は島に漂着した米俵の米「赤米」から芽が出てるのを発見しており、赤米とは水が少ない陸地でも育つ陸稲の一種で、ぬかはビタミンB1が豊富だ。彼らは、岩と岩のすき間にわずかにある土の上に種籾をまき、肥料として魚の頭や骨を与えた。そして赤米は見事に育ち、1年に20升(約30Kg)収穫できたという。それでも最初の数年で病気や老衰で3人が死亡、その後長い間にだんだん心を病む者が現れ、3人が自ら命を経ち、漂流10年目には生き残りは6人になっていた。その翌年、みんなをまとめていたリーダー役の佐太夫も病気で死に、残りは5人にまで減った。漂着から15年が過ぎると、生き残りは30代の平三郎、50代の仁三郎、60代の甚八、の3人だけとなっていた。人間関係も悪化し、平三郎は一人で衣類や火を独占したりした。そうして漂着から19年、新たな漂着者たちにこの3人は発見されるのだった。

しかし異様の者たちを見て、そんな事情をすぐに信じてくれと言う方が無理というものだ。実際、3人は髪も切らず髭も剃っておらず、常に日に当たっていたことから肌も赤黒く、さらに鳥の皮を着ており、とても人には見えない風貌だったそうだ。そんな時のためにリーダーだった佐太夫は身分を証明するための下田奉行の運送業者の手形を一番若い平三郎に託していたのだった。そこでようやく相手に信用され、この二組は新たに漂着した小船を修理し約1ヶ月後に鳥島を脱出し3日後に八丈島にたどり着く。そこから幕府の船で江戸に生還した。その後、彼らは役人だけでなく八代将軍徳川吉宗にも謁見し、彼らの19年間の生活は細かく記録に残された。その後、生き残った3人は故郷に戻り余生を過ごしたという。

いや〜、素晴らしい番組だった。極限の中でいかに生き残るか、人間のたくましさ、助け合い、しかし時に垣間見える弱さなど子どもたちにも見せたい内容だった。番組では後日談として、14年後のエピソードも紹介されていた。1753年、また鳥島に新たに大阪の船乗りたちが漂着した。彼らは平三郎たちと同じ洞窟を発見し中に入ると、木の板二枚、火打石・釜・包丁などの道具を発見する。木の板には平三郎たちが書いた島で生きるすべが記されており、道具はアホウドリの油で保護されていた。後にまた来るであろう遭難者たちに自分たちの知恵を残して置いたのだった。

その後鳥島には9艘・75人が漂着したが、そのうち62人が本土に生還したという。中には1789年の鹿児島の志布志の住吉丸(三右衛門ら6名)の例もある。彼らが漂着すると、驚くことに土佐国の松屋儀七船の乗組員・長平と肥前国金左衛門船の船頭・儀三郎ら11名が生活していたのだ。三右衛門ら6名が加わり、鳥島の居住者は18名となり、三右衛門らは6年の歳月をかけて船を造り、1797年6月13日、八丈島の南方にある青ヶ島にたどりつき、生還を果たす。↓の写真は鳥島の全図で住吉丸の乗組員から審問した薩摩藩藩医で本草学者の曽槃そうはんが書いたものだ。彼は過去の鳥島漂着記録も参考に、「怪鳥」(アホウドリのこと)や洞穴の場所など詳細に記している。
1841年に土佐の万次郎の乗った漁船は鳥島に流れ着き、5ヶ月後異国船に拾われることになる。この船がアメリカ船ジョン・ホーランド号で万次郎の運命が変わるきっかけになったのだった。その人生はこの鳥島よりも面白いが、有名だし別の機会に話題にすることもあろう。

鳥島は明治になって開拓者が入植したが後に火山爆発で島民125人全員が死亡し、現在は国の天然保護区域となり、人の立ち入りは厳しく制限されている。現代でも絶海の孤島であり続けているのだった。

2023年6月24日土曜日

半日休んで天文館

昨日の午後は早帰りをして天文館近くの年金事務所へ年金の相談、そして楽天モバイルのプラン変更、夜はハイラインでの結婚記念の食事をした。

年金は来年から支給可能だがいつからもらえばいいか、額はいくらになるのかなどよく分からないことだらけで、45分の相談時間内では全てを理解することはできず、カールは「これは聞くだけではなく自分でもよく勉強しなくては」と思い直していた。

今回利用した楽天のショップは東郵便局内に設置されていて、「最強プラン」という契約に変更すれば現状よりかなり利用者有利になるとわかり、さっそく変更を頼んだ。これは使用ギガが無制限でも月に最大3200円ほどになり、これまでの使い方からみて私は20G以下の2100円ほど、カールに至っては3ギガ以下の1000円で済みそうということだった。通話も楽天の新しいアプリをダウンロードして使えばほぼ無制限で利用可能になるし、楽天ポイントも利用可能で月によっては使用料ゼロにもなる。チッチのスマホもその契約に変更するよう連絡をし、今回、そのプランを家族や友人に紹介するだけで楽天ポイント7000Pももらえるとあってカールが私に紹介、私がチッチに紹介するなどの対策もした。ポイントはただもらえるなら何でも利用しないとね。

ただ、プラン変更の手技は、自分でもネットを利用して変更可能ではあるが、所々に戸惑いがち点があり、今回のようにショップでやってもらう方がいい。二人して2時間近くかかったがそれだけの時間で済みラッキーだった。6年前に初めて設定した時は1日に5時間かけてもうまくいったかよく分からないほどだった記憶がある。

ハイラインは丸屋近くのフレンチ料理店で、前にも利用したことがある。カールは「自分が料理できないような店で食事したい」というのが最大の希望で、美味しくても自分でも作れそうな料理の店は「わざわざ出かけてまで食べたくはない」んだそうだ。



肉や魚も単純なものはなく組み合わせと盛り付けにえらく工夫がされていた。

結婚記念ゆえに二人の会話は結婚前後の話題が中心で、気がつけば今年で丸34年で来年は35年で珊瑚婚式というんだそうだ。4年前の30周年は真珠婚式だったが、特に真珠を買ってあげたわけではなく、あのアンジャッシュ渡部健もお勧めの(渡部が不倫問題で叩かれるのこの1年後)イタリアンレストランで食事をした。その時の料理代はこれまでで一番高かった。このところ結婚記念の食事はフレンチかイタリアンが多い。「結婚前はあなたが連れていくのはたいていモスバーガーだった」と言われているのでそこはちゃんと奮発しないとな。釣った魚にエサはやらんなんてことは、このこてる先生に限ってはないんであーる。ハハ。

帰る前にサンドラッグに寄って洗剤を買い、帰宅したのは22時ごろでなんと9時間半も天文館にいたことになる。しかし予定していたことをだいたい済ますことができ十分満足できた半日休みの日であった。

2023年6月23日金曜日

ハッピー対ハナビ、二度目の決闘

朝7時半頃、珍しくハッピー&キタローのモリサンチー家の2匹がロッジに来ていた。ハナビが4月に初めて顔を見せる以前は。うちのロッジはこの2匹のものだった。日頃はモリサンチーさんのところで食べて、たまにうちでおやつをもらう、そんな生活が8、9年続いていたのだ。「おお、久しぶり」とさっそくエサを上げたが、キタローは食べるもハッピーは自分の皿に付いた匂いが気に入らないのか食べようとしない。

そこで皿をきれいに洗い直してから上げると今度は食べ始めた。
しかし食べ始めて1分もしないうちに何かが気になるのか後ろを振り返った。
すると、ゆるりと現れたのがハナビだ。じーっと見つめ合っている。この2匹、この前の6月11日もこのロッジで、すわケンカかという場面があった。そしてこの2匹を物陰からこそっと見ているキタローが可笑しい(矢印)。
約30秒、にらみ合いが続いたが、ハッピーは女王様だ。ハナビに近づきうなり声を上げ威嚇した。ハナビも応戦態勢だが腰が引けているね。
上の写真の直後、ハッピーが猛烈に攻撃を仕掛け、ハナビともどもプリウスの下に潜り込んでウギャー、ワーッと激しく争う声が聞こえた。どっちかが大怪我をするんじゃないかと思うくらい。私はすぐに外に出て車の下を覗いたが、すでに2匹+1匹はいなかった。ふうー。

それから約15分後、ハナビが帰ってきて、ロッジの端、ギボヒサコの部屋の前でくつろいでいた。どうやら怪我はしていないみたい。

結局、縄張り争いは一瞬負けても、実家のあるハッピーは常にはおらず、やはりハナビのものってことになりそう。野良ネコはやはりたくましいネ。

2023年6月22日木曜日

淡路島からの手紙、じゃぁなくて電話

夕方、スマホの電話受診歴を見ると、普通電話から5回も掛かってきているのに気がついた。番号から「兵庫県洲本市」と分かる。淡路島だ。はて?自分は淡路島に行ったこともなければ知り合いも全くいない。誰からだろう。

帰る前にカールに電話してみた。「淡路島に誰か知り合いがいる?」「いいや」「そうだ、ふるさと納税でそこから何か頼んだ?」「いいやぁ」だよねー。「もしかしたら、セージが数年前に仕事で淡路島に数ヶ月いたからそれと関係あるかな」「そうねぇ、チッチもこの前、友人らと淡路島に行ったそうだから子どもたちと何か関係あるかも」

そんなことがあって、カールが夜にこてる家LINEでみんなに連絡してみた。

「お尋ね!淡路島から何らか問い合わせに、心当たりがありますか?セージは、以前住んでたしー!チッチは、先日旅行したしー!」

これにセージは「淡路島から?」「わからん」「ふるさと納税で淡路島を選んだとか」など予想通りの反応だった。チッチは「淡路島は(行ったのではなく)通っただけだからなんもないなぁ」とのこと。テルは行ったこともないので反応なし。

で、私は思い切ってその番号に電話してみた。すると、留守電が鳴って「こちらは洲本市市役所です。本日の業務は終了しました・・」との返事で、なんと市役所からだった。ウソ電話などの怪しいところからでなかったのはよかったが、市役所からいったい何の用事が・・思いつくことはまったくなかった。

翌日午前、診察中にスマホが鳴った。番号を見ると洲本市役所からだ。うわ、来たよ。

出てみると「佐川さん?」と役所の男性だろうか、話しかけてきた。「はぁ?」と私。すると「あ、すみませんでした」というので「私はこてるといいます」とだけ伝えて電話を切った。なんと、曰くありげな淡路島からの電話は単なる間違い電話だった。これにチッチは「なんだよー、こっちも変に縁があるから完全に否定できなかったじゃない」と。

で結局、チッチ曰く「まぁ日記ネタができてよかったね」で終わったのだった。(⌒о⌒)。

2023年6月21日水曜日

家宅侵入された

夜は21時くらいから起きていられず、TV付けたまま、床に未明まで寝てしまう、ということを最近は繰り返している。起きた後は、録画しておいたメジャーリーグ番組を見たり、こてる日記を書いてなどするが、その間、窓の外ではハナビが「エサはまだくれないのぉー」と立ち上がって網戸をこすったりする。午前5時にゲンちゃんに給餌された後にエサを上げるようにしている。それから1時間以上経って、木曜の朝は生ゴミや普通ゴミを廃棄する日で、私が担当する。ゲンちゃんの「匂いを取る砂」もいっっしょに片付けて、入れ替えて上げるのだ。

すると、なんと家の裏のゴミ置き場にハナビがやって来て鎮座していた。じーっとこっちを見ている。やはり「ボク、こてる家に興味あるんです」って顔だ。

そんなハナビの写真を撮ったりしつつもゴミ出し作業を私は続けていた。すると、「ああーー!」その私の大声にカールがびっくり。「いや、ハナビが足元をすり抜けて家の中に侵入していったんだよー」ゲンちゃんとかち合わないかが一番の心配。いがみ合って怪我したり病気がうつったりしたら大変だ。しかしカールは慌てず「大丈夫、ゲンちゃん、今2階にいるから」とのこと。それならよかった。

家宅侵入後のハナビは、家の中を興味津々で歩き、食器棚などしげしげと見ていた。

そしてこの後、居間に入ってガスストーブの裏に入ったりした。
こういう時は安易に手で捕まえないようにしている。以前、外に逃げ出したゲンちゃんを捕まえようとしたら、引っ掻き、噛まれ、大変な目に遭った。カールが窓を開け、追いかけると、すっと窓から外に逃げていった。ふう、良かった。しかし、油断も隙もないとはこのことだ。いつものロッジに出たハナビは少し恨めしそうにこちらを見上げるのだった。
悪いなハナビ、うちのネコになりたがっているのは分かるけど、無理なんだよー。その代わりエサだけはちゃんと上げるからさー、分かってなー。

2023年6月20日火曜日

私が視聴断念した韓ドラとは

数ヶ月前に一度見始めていた韓国ドラマの「怪物(2021)」 をこの間から再開視聴していたが第5話に入ったところで断念することにした。犯罪&サスペンス物で評判が良くて、私がずっと韓ドラ雑誌「もっと知りたい! 韓国TVドラマ」の辛口座談会でも「お勧め」とのことだった。また、韓国のゴールデングローブ賞とも言われている百想(ペクサン)芸術大賞で「作品賞」「脚本賞」「男性最優秀演技賞」を受賞し、見事3冠を達成した、まさに歴史に名を刻んだ本格サスペンスドラマとのふれこみで期待していたんだが・・。

主役はシン・ハギュンとヨ・ジングで、シン・ハギュンは映画出演が主でも初出演の「ナイスガイ(2003)」でも好演していたし、ヨ・ジングは子役出身だが「王になった男(2019)」「ホテル・デルーナ(2019)」では立派な主演俳優に成長していたし、このドラマでも確かにいい演技をしているとは思った。しかし、明らかに身内の若い女性が亡くなっているという状況なのに警察内での確執や閉鎖的な町の人間関係が描かれる展開にどうにもついて行けなかった。登場人物のみんなになにがしか秘密がありそうで雰囲気が不穏なんだ。それをじりじりと見せられるのがつらくてねー。

サスペンス物(「怪物」は実は人間ドラマ物らしいが・・)で途中断念するのは私には珍しいし、ハマる人にハマるドラマということだったがきつい思いをしてまでも視聴し続ける義理はない。残念!

2023年6月19日月曜日

げっぷ長崎枕崎

昨日は夕方から病院の当直に入っていた。比較的忙しくなく0時にはいったん寝て、午前3時半頃に起きてBS1でエンゼルス対ロイヤルズの試合を見た。1対2でリードされていたエンゼルスは5回表に大谷が2ランホームランを打ち逆転、しかも続くトラウトもホームランを打ち4対2とリードを広げた。このシーンは生で見ていて嬉しかったわ。

結局この2つのホームランが効いて5対2でエンゼルスは勝ち、西地区の2位に浮上した。大谷も絶好調だ。去年は6月はチームが大不調で14連敗もしたが、今年はシーズン終盤まで、いやポストシーズンまで楽しめそう。私のメジャーリーグ観戦もあと4ヶ月近く続くのは間違いないな。

午前の仕事は胃カメラで、その中の一人に「認知症の高齢男性です」とのふれこみの患者さんがいた。その人に「胃カメラをするんですよ」と看護師が一度説明するも、しばらくたってもう一度「胃カメラをするんです」と説明し直しが必要だったから、やはり認知症なんだろうと思った。それでも普通に話しかけて、簡単に胃や食道の所見の説明をしながら、私は経鼻内視鏡を操作していた。胃のヒダを観察する際、空気を少し多めに入れる必要があり、その時「少しゲップを我慢してください」とその高齢者に注意を促した。胃が張るからと簡単にゲップされると観察しづらく、また送気が必要になるからだ。

ここでだ。私はムラムラと冗談を言いたくなった。今年の4月から内視鏡室配属となったベテランナースの花ゆりさんにこう言った。「ゲップといえば?」花ゆりNs「はぁ?」という反応。「ゲップと言えばだな・・ゲップ、ナガサキ、マクラザキ・・ふふ」花ゆりNs、きょとん。

しかしこの時、胃カメラを受けている最中のその高齢男性が「あははは」と笑い出したのだ。これには私も花ゆりNsもびっくり。ぼうっとしていたかと思っていたその男性は私の言葉遊びをちゃーんと理解していたのだ。昭和44年(1969年)の森進一の大ヒット曲「港町ブルース」の一節「♪み〜な〜と〜、別府、長崎、枕崎〜」をもじって「げっぷ、ながさき、まくざき」と地口言葉を私は昔からよく言っていた。いやはや、認知症だなんて侮れないよ、今のことはすぐ忘れても、50年前のことは忘れないんだって。

小学4年生の私はこの歌をよく歌っていた。だから「宮古、釜石、気仙沼」「三崎、焼津に、御前崎」「高知、高松、八幡浜」と日本の港町はセットで覚えていた。この歌、函館で始まり、最後は森進一の出身地「ここは鹿児島、旅路の果てか」で終わる。鹿児島に住む身としては旅路の果ての気分は全くなく、「世界の中心で演歌を歌う」くらいの気分だ。50年以上も経っているのにいまだにこうした地口言葉が出てくる、私が認知症になってもきっと言っているね、「げっぷ長崎枕崎」って。(当然、以前の日記ネタにもなっている。2019年5月16日「港町ブルース」→http://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2019/05/blog-post_40.html

2023年6月18日日曜日

串木野ゴールデンボウルが閉鎖だと

朝、南日本新聞を読んでいたカールが「串木野ゴールデンボウルがなくなるってー」と私に教えた。「え!」と一瞬驚いたものの「そうかもな」とも思った。

今度の6月23日金曜日が最後だという。私は2011年から2020年までちょうど10年間、月2回のトリオリーグ戦にも参加していた。しかし3年前、コロナでリーグ戦が中断となり再開されることなく、そしてそもそもボウリング場がなくなるということだ。記事を読むと、この20年近くの日本のボウリング場の問題点「老朽化で建て替え必要だが、将来性を考慮するとそれは無理で、廃業せざるを得ない」の典型パターンだ。

今回初めて知ったのが、開業が1972年2月だったということ。もっと前かと思っていた。私が初めて国鉄串木野駅の正面に「串木野ゴールデンボウル」の看板を見たのがちょうど1972年の夏くらいだったか。ちょうどオープン間もなかったんだ。友人らとその看板を見て大笑いしたものだ。「おいおい、ゴールデンボウルってキン〇マじゃん!」ってね。無論、金山が有名だからというのを中学生のその当時勘づくはずもない。

初めてボールをそこで投げたのが20年後の1992年だった。串木野の病院に週2回勤務となったため、仕事帰りなど一人で練習をしたものだ。たまに昼休みに抜け出してでも投げたりしていた。前年から始めたボウリングにのめり込んでいた時期だったからね。

そしてリーグ戦参加していた川内ガラッパボウルが閉鎖になった2011年からは串木野でリーグ戦参加するようになった。丸10年といえば通算200回以上も姶良や鹿児島から通ったことになる。そして2016年9月23日にそのリーグ戦で自身初めてのパーフェクトゲームも達成できた。その記念パネルは当初は達成レーンの頭上に、後からはレーン脇に飾られていた。それも無くなるか・・。下のパネルの「東福貴裕」さんは去年の栃木国体の成年男子チーム戦の優勝メンバーでもある。彼はパーフェクトを何回もしていたね。→http://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2016/09/300.html

串木野ゴールデンボウルが閉鎖となれば北薩地域にはほとんどボウリング場がなくなってしまう。阿久根、市比野、川内と来て串木野よ、お前もか、だ。新聞にも書いてあったが一応国分スターレーンが残ってはいる。しかし串木野、川内からは1時間以上もかかる。おいそれと投げには行けない。北薩人にとって事実上ボウリングが出来なくなるに等しい。

ボウリングが新しくて話題性の高いスポーツ&レジャーだったのはちょうど50年ほど前のことで、そのピークの後も幾たびか「ボウリングブームが来た」なんて言われたけれど、ゆっくりと衰退してきてこのざまだ。お年寄りにも優しいスポーツとも言われるが、やはり若者の遊びで少子化が衰退の背景にある。してみると、ボウリングに限らず徐々に流行らなくなってきているものが他にいくつもあるに違いない。ボウリング場の閉鎖というニュースは少子化問題が現実化してきていますよという警告なんだ。はあ・・。

2023年6月17日土曜日

「グッチ暗殺事件」

録画しておいたNHKアナザーストーリーズ「グッチ暗殺事件 〜華麗なる一族の崩壊〜」を見た。グッチ(GUCCI)とはブランドに疎い私でも知っているメーカーではあるが、暗殺とはきな臭い話題で、どんな事件だったのか私はまったく知らなかった。

「1995年3月、世界的ブランド「グッチ」の元会長が白昼、殺害された。犯人は一体誰なのか?世間が騒然となる中、浮上した容疑者は・・」という冒頭ですぐに犯人が示唆され、それは「なんと別れた妻、パトリツィア・レッジャーニだった」という。

グッチはイタリアではよくある発展してきた家族経営の企業の一つでミラノが本拠地だ。グッチオ・グッチから始まり三男のアルドは反対を押し切りローマやニューヨーク、パリなどに支店を出し海外進出をさせた。五男のルドルフォは最も父のグッチオに愛され、兄のアルドと均等にグッチの株の配当を受けた。ルドルフォ死後、ルドルフォの一人息子であるマウリツィオに50%の株は相続された。アルドは40%、アルドの3人の息子ジョルジョ、パオロ、ロベルトはそれぞれ3.3%ずつ株を持った。それでこの事件で暗殺されたのが孫にあたるマウリツィオで、その結婚相手がパトリツィア・レッジャーニだった。↓がその二人。彼女は私生児で父親は誰か知らない。皿洗いの母親が運送会社の社長と結婚したことで運命が変わる。グッチ家は当初パトリツィアをお金目当ての女として認めようとしなかった。それは実は当たっていたのだが・・。
その当時の会長はアルド・グッチであったが、3人の息子とうまくいっていなかった。三代目社長になったパオロはグッチの大衆路線に走り、これが会長だった父アルドの逆鱗に触れ社長解任されてしまった。しかしここでパオロは50%の株を持つマウリツィオと組み、父アルドを解任することに成功する。マウリツィオが社長に就くが、アルド側も裁判を起こすなどして一族の財産と経営権を巡る確執は続く。だがパオロはアルドの脱税を告発し有罪判決に持ち込み、80歳過ぎの老いた父親を獄中に送ったのだった。

いやはやまさにドロドロの確執劇といえるが、実はパオロとマウリツィオを共謀させ、二代目社長を辞任に追い込み、自分の夫であるマウリツィオを三代目社長に就かせる計画を企てたのが、"レディーグッチ"ことパトリツィア・レッジャーニだったのだ。しかし彼女は経営にも口を出し、マウリツィオを束縛もする。そのため二人の娘も授かったがやがて別居する。事件数年前にすったもんだの末ようやく離婚となった。だが、このパトリツィアという女性、グッチという名声と財産にものすごい執着があった。マウリツィオは離婚後別の女性と再婚を目論んでいたそうだが、単なる怨恨で元夫を殺そうとは思わない。

きっかけは家族内企業としての経営に限界を感じていたマウリツィオが離婚2年後の1993年に持ち株50%を売って経営権を管理会社に任すという決定をしたことだった。贅沢な生活を愛し、現実から浮世離れしたライフスタイルを放棄しなければいけなくなるというお先真っ暗な将来の見通しに絶望し、一層の事、全て失くして終えとパニックに陥ったようなのだ。そして知人を介しプロの殺し屋に暗殺を依頼し実行に移したのだった。警察は2年に及ぶ捜査でイタリアでは合法の盗聴を利用し、その存在に気がつき、パトリツィアの逮捕に至った。
逮捕連行されている日、彼女は宝石と派手な毛皮を身に着けていた。刑務所に入るので、それらの貴重品や毛皮は家に置いておくように忠告をされたが、パトリツィアは聞き入れず、「私の宝石と私の毛皮は、私が行くところについて来ます」と言い、どこに行こうがレディーグッチを貫いたのだそうだ。29年の刑を言い渡され、結局18年で出獄し現在ミラノで静かに暮らしているとか。ただ、二人の娘たちは母親とは何も関わりたくないと一切の関係を断ち切っているという。この強烈な個性の持ち主の経歴は映画的でもあり「ハウス・オブ・グッチ」として2021年にレディー・ガガ主演で映画にもなっているそうだ。

放送を見て、私はこの前見た韓国ドラマの「財閥家の末息子」との共通点を連想した。ドラマはサムスンがモデルと言われている。初代が築き上げた莫大な財産と経営権をめぐる争いがテーマで、家族経営企業であったグッチとそっくり。二代目長男の息子と結婚する新聞社の娘が出てきてパトリツィアとはタイプが違えど財閥の富と権力を欲しているところなども似ている。主人公が経営権のない三男の息子というところは全く違うが、超巨大企業であるにも関わらず家族経営であればこのような相続にからむ確執や殺人事件が起きるという点が同じだ。最終的に「財閥家の末息子」の財閥も家族経営ではなくなる。企業は巨大化すればするほどファミリービジネスではやっていけないし、一部の家族が財産と経営権を一手に引き受けるなんてことはまず無理なんだ。

最後に現在のパトリツィアの画像を↓に載せる(放送には出てこない)。彼女はサインをするときに、今でも「パトリツィア・レッジャーニ・グッチ」と必ず「グッチ」を付けるそうだ。執念やね。

2023年6月16日金曜日

お礼にもらったもの

トモピーNsが今日で最後の青雲会病院勤務だという。夫の転勤で宮崎に行くそうだ。勤務してから17年、新人看護師時代から結婚、出産と、お母さんのタッピーNsともども私もずーっと関わり、私が結婚式に出席した数少ない看護師でもあった。

そんな彼女が「お礼に」と品物と手紙を携え持って来た。開けてみるとステッドラーの固形蛍光マーカーペンだった。ああ、これは私のお気に入りのマーカーペンで特に黄色をよく使っていた。それが「最後のペンがもう壊れて使えなくなっている」とタッピーNsにぼやいていたところ、それを知って最後の記念にと買ってきてくれたのだ。昔は薬品会社からこうした販売促進の品をよくプレゼントされていた。その中でもこの蛍光ペンは気に入っていて、無くなった後もわざわざ買い求めたほどだった。
で、しばらくは買わなくてもいいようにと3本もプレゼントされ、さらにネーミングシールもトモピーNsは準備してくれていた。すぐに仕方なく使っていたオレンジを追いやってこの黄色に替えた。クレヨンのようで透明感のあるこの書き味↓がたまらなくいい。そんなに高い代物ではないが、嬉しいね。
トモピーNsが今日で退職という話の後、仏顔Nsも「先生、私も来月で辞めます」と言ってきた。彼女も夫が転勤で、行き先は奄美大島ということ。外来のずっしりNsも4月から夫が沖縄に転勤だったそうで、彼女の場合は単身赴任してもらうことになったとか。トモピーNsや仏顔Nsは成長期の子ども3人を抱えているから転勤退職は致し方なかった。

コロナが一段落したせいか人流の動きが活発になったようで、その影響が看護師人事にも出ている。ともかく、人生はまだまだこれから。それぞれの前途を祝して送り出すことにしよう(⌒о⌒)。

2023年6月15日木曜日

NHKBS1でメジャーリーグ

もう最近はメジャーリーグの試合を見るのが習慣になっている。結果が分かっていてもNHKBS1で毎試合録画したのを夜に流して見ている。無論、大谷翔平の大活躍があるからなのだが、吉田正尚や菊池雄星、ダルビッシュ、鈴木誠也などもそれぞれ活躍していて、ダイジェスト放送のNHKBS1の「ワースポ&MLB」視聴は欠かせない。日本のプロ野球はソフトバンク推しの私だが、今、パ・リーグの上位にいるはずも何位なのか正確には知らない。本当にファンといえのか甚だ疑問やね。まあ、それくらいメジャーリーグばかり見ているということだ。

今日は大谷のエンゼルスは同地区1位のテキサス・レンジャーズ相手に3連勝出来そうだったのに、1対1で迎えた7回裏にセットアッパーのハーゲットがホームラン2本打たれてこれでダメにしてしまった。ハーゲットって今年は大事なところで打たれるイメージしかない。結局負けたけど9回表に大谷が意地のどでかい一発を打って少しはスッキリできた。ただ、打った大谷はニコリともしなかったね。これはチームの勝利が一番と考えているからに違いない。ここで3連勝したら、明日は自分の登板で4連勝も十分狙える、そうなれば4連戦前は6.5ゲーム差あったのが2.5ゲーム差まで詰め寄れたはずだった、と。

大谷にとってもエンゼルスにとっても今年は勝負の年なんだ。レギュラーシーズン終わって10月からのプレーオフに進出できなければ大谷は間違いなくチームを去る。まあ、進出してもシーズン後に大谷はFAの権利を取得できるため、エンゼルスが再契約するのはかなり難しくなるが・・(現在の約42億という年俸の10倍は必要になるといわれているため)。それでも大谷はチームが勝ってリーグチャンピオンそしてワールドチャンピオンになりたいという欲求が強いようにみえる。大谷はどれだけ金がもらえるかでは動かないようだから、もしエンゼルスがせめてワールドシリーズ進出を果たした場合のみ、残留する可能性はあるだろう。

本当に大谷の活躍を見るのは楽しい。昨日や今日のホームランなど左方向へあんなに遠くへ飛ばすなんて。去年はどちらかといえば投手としての成績が上回っていたが今年は打撃の方が調子いい。すでにホームラン数はヤンキースのジャッジ19本に対し21本でリードしたし、ジャッジは故障者リスト入りですぐには復帰出来ないからかなり有利だ。いや、観戦する対場からは早くジャッジに復帰して本当の意味で争って欲しい。数字の上だけで勝ったってねぇ。

まったくNHKBSは大谷の試合を欠かさず放送してくれるから、受信料を払っている価値がある。本当に有り難い。一昨年からのメジャーリーグ熱は一向に冷める気配もなく、いよいよ熱い夏を迎えたぜー。

2023年6月14日水曜日

声が似ている

50代男性患者の診察を一通り終えた頃、その患者さんが「ちょっとつかぬことをお聞きしますがー」と尋ねてきた。

「ヨカトモさんをご存じですか」

なに、ヨカトモだって。あはー、知るも知らないも「当然知っていますよ。従兄ですから」「あー、やっぱりそうですか。この前の診察で声がそっくりだったから、そうではないかと思って」とおっしゃる。「仕事場がいっしょだったんですか」「いや、私は港湾関係で働いていますがそこで知っていて」「ほう、顔がよく似ているとはよく言われるんですが」「いや、顔ではなくて声やしゃべり方がとにかく似ていて」「へえーー」「今では息子さんが同じ会社にいますよね」「そうです、息子のDSK君でしょう」と、やり取りがあった。

今まで顔で似ていると言われたことはあった。最近はマスクで顔は半分隠しているから、やはり声の方で気づかれたんだ。驚いたねえ。

ヨカトモも定年してからだいぶ経っているからこの人のことを知っているかどうか。妹のヒトミンチョにLINEで連絡して確かめたら、その名前は覚えていなかったそうだ。それはともかく血筋って怖いねぇー( ・_・;)。

2023年6月13日火曜日

カールをお迎えしたのは

今日の午後は早帰り。14時過ぎに帰宅すると、なんとまあ、ロッジでハナビがびろ〜んと伸びて昼寝しているじゃないか。近づくと、家の中ではゲンちゃんも昼寝。家の外と中でそろって昼寝タイムかい。

ハナビは私が近づいてもチラッと振り向いて「ああ、おまえか」てな態度だけで(そうみえた)、また寝込んでしまった。こてる家なら食も住も任せて安心ってことですかい。

帰宅後すぐに、録画しておいたエンゼルス対レンジャース戦の大谷の2つのホームランで勝った試合をごろんとしながら観戦した。しかしすぐにお昼寝タイムになってしまったんだけどさ。1時間ほどで目が覚め、早送りでホームランのシーンを見直した。レンジャース戦は大事な試合で延長にもつれ込んで初戦を勝てたのは大きい。

どうにか見終わり、16時半になってまたお出かけした。空港へ東京から帰ってくるカールを迎えに行くのだ。向こうで1週間ほど、チッチやセージ夫妻と会ったり、観劇したりと楽しんで来た。ちょうど夕食時でもあったので姶良の桜島インターで降りて姶良イオンで食べることにした。

いくつか店があってハンバーグや肉系はどうかなと思ったが「実はお昼がセージとハンバーグだったの」とそんなにたくさんは食べられないとのことで、結局、「ロビン」という広島風お好み焼き&焼きそば店に入った。ちょっと軽めがいいかも。メニューでお勧めという焼きそばとお好み焼きにした。↓「焼きそばスペシャル」と「広島焼」。

味付けはどちらも若干甘めだった。お好み焼きはこの前本場の広島で食べたものの方が美味しかった。ま、値段が倍くらい違ったので一概には評価できないが・・。
帰宅すると、寂しがり屋のゲンちゃんがカールにまとわりついてきた。新聞読もうとするのに乗っかってお邪魔ネコになるんだ。
でも、久しぶりだし、カールも毛づくろいなどしてナデナデして上げたのだった。