2025年9月1日月曜日

暁のゲンちゃん、何をした

9月になった。でも暑い。外はもちろんだが家の中も暑い。エアコンを効かさないと特にうちの場合2階は蒸し風呂みたいになる。それで1階の居間でTV見ながらそのまま寝入って未明に覚醒しても2階の寝室に上がらず・・ってなりがちなんだ。特にこの前パーソナルチェアを購入して半分寝ながらTVを見られるので寝落ちしやすくなった。

未明に起きがあり、1階をうろつくとネコ2匹もうろつき始めた。もうすぐご飯の時間でゲンちゃんは給餌器の前でじっとしていた。しかしその後和室に来て何をやらかしたかというと、「ケッ!ケッ!ケッ!」と胃液と胆汁が混ざった液をゲロりやがったんだ。うわ〜またかよ〜。この間も明け方にやっていたけど、空腹時の胃の中に溜まるから出したくなるんかな。

急いでティッシュで拭き、その上をアルコール液の吹きかけ消毒を行った。この前もいっぱい使ったからティッシュがすぐなくなるじゃん。
おーそうか、昨日ガソリンスタンドでティッシュいっぱいもらったのはこのためだったか。それに和室に防水用カーペットに入れ替えていたのもよかった。一見畳に見えるが合成のカーペットで下に染みこまないんである。ふむ、ゲンちゃん、こっちは準備万端だったぜー、どうだ。

その頃、ハナビは浴室の脱衣室の蛇口にいて水が欲しそうだったんでチョロチョロ流して飲ませてやった。カール曰く「ハナビは野良時代があったからこうした水に反応するんじゃないかな」だって。そうかもな。ゲンちゃんは蛇口の水は飲もうとはしない。ついでに言うとゲロるのもほとんどしない。せっかく口に入れたものを吐き出すなんてきっともったいなくて仕方ないだろう、ねぇハナビ。


2025年8月31日日曜日

ティッシュをもう1セットもらう方法

朝、日曜ということでゆったりしているとカールに「近くのガソリンスタンド、ガソリン入れに行ったらいいよ。キャンペーンでティッシュもらえるわよ」と言われた。しかし「水曜日に満タンにしたばっかしだよ」と渋ると「それでもいいじゃない。少し入れるだけでももらえるんだから」となおも勧められた。

カールによると「最初はさー、ガソリン20ℓ以上の方だけプレゼントとかだったんで、ガソリン切れそうなのにガソリン消費を我慢に我慢してそろそろ大丈夫と行ったら来場者全員がもらえたのよ〜」なんだそうだ。そうまで言われれば家から1分のところにあるガソリンスタンドに行かない理由はない。部屋着に裸足のまま靴履いて、免許証とキーだけもって行ってみた。道路脇にで店員らが旗を振っていて「大キャンペーンでーす」とやっていた。

「どーぞ、どーぞ」と店員に誘導され、セルフスタンドでガソリン入れようとすると、カールの言ったとおりティッシュ3箱1セットをもらった。給油量はわずか7ℓとちょっとだった。店員は「ガソリンスタンドのクレジットカードを作りませんか」とこのキャンペーンの目的を明かし、名前と住所、携帯番号を記載する紙を持って来た。「あー、私、ここのカード持っているんですよ」といつも使っているクレジットカードを見せようとした。そこでハッと気がついた。なんと今日は財布を持ってきていなかったのだ。ズボンに財布をいつも入れているはずが、今日はステテコみたいな格好でいたんで持っていなかった。「あいちゃー、すみません、家はすぐそこなんで持って来るということでいいですか」と詫びると「いいですよ」とOKだった。

帰宅し、すぐに財布持ってガソリンスタンドへ引き返した。「すみませんでした」とカードを支払機に入れ支払いを済ませた。するとだよ、先ほどとは別の店員が「本日はありがとうございました」となんとまたティッシュの箱をくれたのだ。「いや、さっき・・」と言おうとしたがぐっと唾を飲み込み「ありがとうございます」と頂戴したのだった。

カールに「ほら2つもらったよ」と見せると、「もしかしてそうなるかもとは思った」んだそうで、「3箱1セットなら買えば2、300円はするわよ」とのことだった。へーえ。行って良かったぁ。ミスが逆にもうけにもなったしー(⌒о⌒)。

以上が、日曜の朝のお医者様とその令夫人の会話と行動である。何か参考になりましたでしょうか。

2025年8月30日土曜日

謝謝ポーズを間違う

そうそう、昨日話題にしようと思っていたことを思い出した。

外来で診ている中国籍の中年女性がいて、診察の終わりに「先生、今日は夕方までずっといますか?」と尋ねるので「ええ、いますよ」と答えると、「私の友人がブドウを作っていて今日はその規格外品をもらうことになっている、よかったらそれを先生にも持って来たい」というので、それは有り難いと了承した。

昼過ぎにそのブドウを2房もらった。そこで私は「謝謝(シェシェ)」と感謝のポーズとしたのだが、「先生、それは違う。正式なポースはこうよ」と教えてもらったのが、左手をグーにして右手でそれを包み込むポーズだった。

「そうそう」と言われ、写真にもポーズを収めたのだが、注意しないといけないのは左右反対にすると「感謝」ではなくて「哀悼」の意味になるんだとか。いや、そもそも正式なポーズもしらなかったんでいい加減になるといけないね。

それで日記にアップするに当たって、その中国籍の女性の教えが本当にそうか調べてみた。すると、「抱拳礼(ほうけんれい)」といって右手を拳にして左手で包み込む中国の伝統的な挨拶であるとちゃんと出ていた。そして解説では、一般的に、右手が攻撃を表す「武器」を持つ手と考えられているため、それを左手で包み込むことで、相手に「私は攻撃の意図を持っていません」という意思を伝えるとあり、右手を拳にするのが正式な作法で、左手を拳にすると哀悼の意を示す形になるため、注意が必要だとのこと。ふむふむ。

あれ?!

私の謝謝、左右が逆じゃん。攻撃側になる右手を握りこぶし、そして左手で覆うようにしないといけないのに、左手を拳(こぶし)にしている。これじゃー「ご愁傷様」になってしまう。彼女もちゃんと分かっていたはずなのに説明の時に間違って教えてしまったんだろう。こういうの、頭で考えで左右を動かすと間違いやすい。そんなの手が勝手に覚えているもので何も考えず感じたままに動かせないといけない。まさにブルース・リーが教えるところの「考えるな、感じろ(Don't think. feel.)」だったな。

2025年8月29日金曜日

ニトリパーソナルチェアPK02 Nシールド

ニトリから注文していたパーソナルチェアが2脚、段ボール箱で届いていた。これ、1脚4万7990円で送料も平日着で3300円かかり、5万円ちょっとで8月16日日記参照)、傷・汚れに強い合成皮革製で長時間座っても疲れにくいオットマン付きパーソナルチェアという売り文句の製品だ。

夜、シャワー浴びる前に組み立てを行った(風呂上がりになるとまた汗かく羽目になるしー)。↓さっそくハナビが乗っかりゲンちゃんにマウントを取っていた。どうしても勝ちたいんだな、ハナビは。

19時ちょうどにまずは1箱目を空け、チェアの各部品を取りだしたが、一人でどうにか取り出せるもののここは二人でやった方がいいレベルの大きさだった。
ボルトを六角レンチで締め付ける作業があって部品をしっかり固定しておかないとネジが上手く入らずこれに少し時間が掛かった。↓はこんな場合はいつもの「なになにゲンちゃん」です。

1脚を仕上げるのに約30分、20時過ぎにようやく完成した。↓肘掛けのボルト締めに少し時間を取られたわ。
このパーソナルチェアのいいところは背もたれてTVを見るのにちょうどいい感じなんだ。脚を乗せるオットマンが上手く機能している。カールに設置記念に写真を撮らせてーと頼むと「スッピンだからイヤ」と最初は嫌がったが「大丈夫、日記にアップするときはぼかすから」と撮ったのが↓の写真。いや、すっぴんどころかいつも以上に可愛いんで内心びっくりしたよ♡。
次は私のを撮らせた。TVを見る時は小っちゃい枕が欲しく、20年前から使っているぬいぐるみをはさむとちょうど良かった。
いや〜、このパーソナルチェア、TV鑑賞用に最適だが、きっとそのまま眠り込むよねぇ・・と思ったが、案の定「ワースポ&MLB」を付けて見始めたら5分も持たず寝入ってしまったのだった。あはは。

2025年8月28日木曜日

行きは迂回路、帰りはネギラーメン

夕方、霧島市国分にある消防署まで姶良伊佐地域の会議に出るため車を走らせていた。いつものように国道10号を通って途中から隼人方面に向かい、国分を目指す。18時過ぎに病院を出れば十分に間に合うはずだった。

しかし、加治木のタイヨー西加治木店を過ぎたあたりから車が空き始め、その後私のプリウスしか前後にはいなくなり、おまけに対向車線にも車が一台もないという状況になった。一瞬、快適やぁと思ったが、すぐに不安になった。夕方いつも混む時間帯なのにこれはおかしいぞ。そのまま走らせるとすぐに理由が判明した。網掛橋に通行止めの標識があったのだ。「ああ、そうだったぁ」3週間ほど前の大雨水害で橋の一部が破損していたのをすっかり忘れていた。通行止めだから国道10号のこの場所に車が近づくはずがなかったんだ。アホやねぇ。

しかし、嘆いてばかりもいられなかった。回り道をして国分を行かねばならない。一つ上流の橋を渡って加治木高校を横目に加治木インターを目指した。もしかしてこのままでは19時開始の会議に遅刻してしまうのでは・・。こんなことなら姶良の桜島スマートインターから行けば余裕で着けたはずなのにー。どうにか加治木インターから高速に乗りいつものように隼人西で降りたが、後で地図を見るともう一つ先の隼人東で降りるべきだった。結局、3分ほど遅刻してしまったわ〜。

メディカルコントロール会議は救急要請時に心肺蘇生を望まない場合に救急隊員は蘇生術を実施せずに対応するケースの約束事を決めていくものだった。今年度これで3回目でだんだん意見が収束されつつある。まじめな会議が1時間半以上も続き、消防署を出たのは20時40分ごろだった。国分のどこかで遅い夕食をと車を走らせていると「來來亭」というラーメン屋があった。ここでいいやと入ると、タブレットで注文するタイプで、スープから麺からトッピングまで事細かに指示を出す方式でちょっと戸惑った。

ちょっとこの方式は私の好みではない。ラーメンの種類はせいぜい3つ4つくらいで後はご飯か餃子が付くかどうかくらいでいいよ。面倒なんでネギラーメンにした。それでも細かく指示が必要でぜーんぶ「普通」を押して注文した。
全国チェーンとのことで「京都風醤油味の鶏ガラスープに背脂をふんだんに浮かせているのが特徴です」と確かに醤油ベースの味だった。麺も細麺で特に不満はない。ただ肝心のネギが縦に細切りしていたが、鹿児島の「ばってんラーメン」のようにネギは細切れにしてたっぷりの方が良かった。こっちはもろ繊維を食べているような感じでちょっと今一つか。ただこちらの方を好む客もきっといるのだろう。↓が「ばってんラーメン」。
同じネギラーメンでも別物に感じたな。ラーメン業界も生き残りをかけて工夫や差別化などし大変だ。今回は1030円とやや高いが今の物価高ゆえその値段でもOKだ。ただ、同じ京都発祥のラーメンチェーンの「天下一品」の看板商品「こってりラーメン」だけはダメだ。人生で食べ残した不味いラーメンがこれまで2回あるがそのうちの一つで、あのスープはスープじゃなくて「あぶら」であってとても飲めたものではなかった。天下一品の「あっさりラーメン」はまあ普通の豚骨ラーメンで特に問題なかったがー。食べられなかったもう一つのラーメンは初めて東京に行った46年前、九段にあった某店の醤油ラーメンで麺と具材が不味かったのを覚えている。

ラーメンは基本どの味付けでも好きだ。上に挙げた2つは例外中の例外で好みの問題とも言えるので悪しからず。

2025年8月27日水曜日

読売大誤報でフランク・キャプラを連想した

今日は8月27日だがこの日記を書いているの2日後の8月29日である。

読売新聞がその水曜日8月27日の朝刊で、日本維新の会の池下卓衆議院議員について、公設秘書給与不正受給の疑いで東京地検特捜部の強制捜査が近日中に行われる旨を報じた。朝刊右上、すなわち新聞紙的にはもっともニュースバリューが高い記事を置く位置に、大きく「公設秘書給与 不正受給か 維新衆院議員 東京地検捜査」という記事の書き出しが池下議員で始まり、同議員の顔写真も添えられていた。新聞の一面で他社は報じずスクープとも言える報道だった。ところがこれが、近年まれに見る大誤報だったのだ。実は、強制捜査の対象となったのは日本維新の会の石井章参議院議員だった。同日強制捜査が入り、実は報じたと読売も人間違いだったと気づき、オンラインの記事を27日午前に削除し、その日の午後には池下議員の事務所を訪れ、誤報を謝罪したという。池下議員は読売側に抗議文を手渡したとのことだ。
いやはや、天下の読売がこんな誤報を犯すとは。これに関して元テレビ東京社員の下矢一良(しもやいちろう)氏が自身のYouTubeチャンネルで取り上げ、「ネタ元からイニシャルなどで情報を知り、維新のI氏で元地方議員といったことからイニシャルと経歴が似ていた池下議員が公設秘書給与不正をしていたと思い込んでしまったのではないか」と推測していた。実際は石井章議員が不正疑惑の対象だったのだが池下卓議員とも名前が似ている。しかし取材もし、幾人かのデスクの監視もすり抜けて誤報してしまったというのは読売の罪は重いかな。

下矢氏はまた「似たようなケースで産経新聞もやらかした」と一例を挙げていた。2000年の日本でのサミット候補地を某関係者から「O」と聞いた産経の記者は「大阪やっ」と捜査四課ばりに確信し「大阪にサミット決定」と一報をぶったそーな。当時沖縄も最後発で立候補してはいたが、誰も選ばれるとは思われていなかったというのもあったらしい。この時にイニシャルで速断したのが誤報につながったということだ。今回の場合もそうだが他社よりもいち早く報道をというスクープ優先の態度が背景にあったということだな。

だとしたら、私がふと似たようなケースで思い出したのが、往年のアメリカ映画の名監督フランク・キャプラのエピソードだ。イタリア移民で映画界に入り監督として頭角を現し、1933年の映画「一日だけの淑女」でアカデミー作品賞と監督賞にノミネートされ、発表当日、フランク・キャプラはタキシードを新調し授賞式に臨んだ。きっと自分が受賞すると思っていた彼はプレゼンターの「フランク!」という声に「やったー!」とばかりに立ち上がった。しかしこれはプレゼンターの俳優ウィル・ロジャーズのちょっとしたいたずらというかどっきりのようなものだったのだ。実際に受賞したのは同じフランクでも「カヴァルケード」のフランク・ロイドの方だった。スポットライトを浴びるロイドを見て赤っ恥をキャプラはかいてしまった。この経緯は中公新書の川本三郎著「アカデミー賞」に詳しく記されている。引用しよう。

受賞者の名前の入った封筒を開いたあとウィル・ロジャーズはこう言った。『ああ彼か、彼か。皆さんご存じですか。私はこの若者のことをずっと見つめてきました。彼が底辺から這い上がってくるのを見ました。そう、まさに底辺です。このナイスガイにぴったりの賞です』キャプラはこれを聞いただけど自分のことだと信じた。イタリア移民の子として底辺から這い上がってきたからだ。しかも、ウィル・ロジャーズはこう続けたのだ。『さあ、ここへ来て賞を受け取ってくれ、フランク!』キャプラは長い間夢に見たアカデミー賞がついに自分のものになったことを知った。興奮して立ち上がり舞台に向かって歩きはじめた。よろけて近くの席にいたノーマ・シアラーやロバート・テーラーにぶつかった。スポットライトが受賞者を探して会場のあちこちをさまよった。キャプラはライトマンに向かって『ここだ』と叫んだ。しかしスポットライトは別の人物をとらえた。・・・中略・・・屈辱的な瞬間だった。キャプラはうなだれて席に戻っていった。キャプラはのち1971年の自伝でこの時の歩みを『もっとも長い、もっとも悲しい、もっとも胸張りさける歩み』だったと書いている。そのとき彼は『もし今後、アカデミー賞を与えられることがあっても決して授賞式には出席しないだろう』と思ったともいう。

イニシャルとは違うが名前が同じではやる気持ちを見越していたずらしたウィル・ロジャーズは当時最高ギャラを取る有名俳優だったがちとたちが悪かったな。ちなみにだがこの「カヴァルケード」という作品、アカデミー作品賞を全て見たという映画オタクによると「記録映画のようで今みると本当に全然面白くなくて逆にすごい」という評です(笑)。↓フランク・キャプラ。
キャプラはしかしあきらめなかった。翌年クラーク・ゲーブル主演の「或る夜の出来事」で大ヒットとアカデミー賞の両方を手に入れる。そしてこの作品は主要5部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞)全てを総なめにした初の映画となった。ゲーブルはこの映画でスターになった。そこからキャプラは都合3回も監督賞を受賞し大監督として名を残している。受賞作ではないがジェームズ・スチュワート主演の「スミス都へ行く(同年に「風と共に去りぬ」があり受賞出来なかった)」「素晴らしきかな人生」は名作だし、実際今見ても楽しめるのがすごい。

もしかして「不正受給疑い議員は日本維新の地方議員出身でイニシャルはIだ」などと漏らされたのは、読売記者の感違いを見越した悪意ある捜査関係者の極秘情報だったのかも。読売はなぜに勘違いをしたのか後日きっちりと報道してほしいものだ。今回は読売の大失態なのは間違いないが、もし悪意ある情報漏らしだとしたらそっちには罪はないとしてもなんらかの天罰が下るかもしれない。実は「フランクー間(ま)」のいたずらをしたウィル・ロジャーズはキャプラがアカデミー賞を初受賞した年の1935年8月15日に飛行機事故で亡くなってしまったのだ。トラウマを起こすほどのいたずらってーーーー良くないネ。

2025年8月26日火曜日

鳥貴族にまた行く理由

今日午後は早帰りの日を利用して、山形屋にパンツ(ズボン)を買いに行った。「バーゲンが31日までだから」とカール。2階の紳士服コーナーを回って、カールが「これなんかはどう?」と寄ったところは「BAKER STREET」という聞き慣れないブランドだった。自分に合うサイズを試着してみていい感じだったのでそれを注文することにした。支払いその他でカールが店員と話をしている間、私は「確かこの辺りには『THE SCOTCH HOUSE』があったあはずだけど・・」とつぶやくと、店員が「そうです。去年でライセンス契約が終わり、ベイカーストリートに代わりました」と言うではないか。そして一部スコッチハウスの商品もバーゲン品で残っていた。へー。

スコッチハウスは私が好きなブランドで、カールに言わせれば「スコッチハウスばっかしになって似たものが多くなるから」とわざと別ブランドのものを買ったりすることもあったくらいだ。それが買えなくなるとは残念。三陽商会というアパレルメーカーは海外ブランドとの提携をたくさんしているらしいがスコッチハウスとの提携終了はなんでだったのかな。で、同系統と思われるイギリスのブランドを代わりに持ってくるなんざ隙がないというか・・。

そして「買い物に行ったついでに夕食も外食で」というカールの提案どおり、天文館のどこかで食事をと歩き始めた。例によってどの店にしようかと迷いつつ電車通りを歩いていると、「あ、『鳥貴族』がある」とカールが指さした。天文館ど真ん中のアーケード街の角地のビルにそれはあり、「うん、そこにしよう」と決まるときは即決だ。

「鳥貴族」は注文する品は焼き鳥から飲み物まで全部390円均一なんだよな。だから物によっては割安なのと割高に感じるのとがある。今回思ったのが同じ焼き鳥にしても結構差があって一番お得なのが看板商品の「貴族焼」ってことだった。
上の写真の左の二つが貴族焼で右二つに比べ大きいし味付けもなかなか良かった。貴族焼には「むね」と「もも」がありそれぞれ2種類の味付けがあるそうだ。カールが「そうなのよ。この前チッチと二人で行ったときに『貴族焼』を4種頼んだほうが他のを頼むよりお得だねってなったの」という。ふむふむ。まあ他の焼き鳥もだいたい美味しいからいいが、単なるキャベツや枝豆も同じ390円だからそっちは頼みにくくなるなぁ。それともう一つの看板商品「とり釜飯」は真っ先に注文しておいた。これは390円しては手間も掛かって美味しいのに30分近くかかるので早めに頼む必要があるんだ。
カールはビールを私はノンアルコールビールを飲みそこそこお腹いっぱいになって二人で3千5百円くらいだった。結局はお得感があり「鳥貴族」が人気な理由が分かるわ。去年、横浜で姪っ子の結婚式に行った際の前夜に行って以来1年で4回ほども利用しているのにはちゃんとワケがあったってことやな。

2025年8月25日月曜日

月曜の朝はこれで元気もらう

月曜の朝だけど前夜から寝たり起きたりをし、ドジャース対パドレスのシリーズ3戦目を観戦していた。ここでドジャースは負けると同一カード3連敗になるだけでなく、ナ・リーグ西地区の2位で首位パドレスに2ゲーム差になってしまうという非常に大事な試合だった。

ドジャース先発は今やエース格のヤマモロだ。相手ピッチャーのピベッタも初回こそ1点を取られたが相当に力強い投球をしていた。ヤマモロは3回裏に2ストライクと追い込んでいた9番バッターに打たれてしまった。決め球にするはずのスプリッターが落ちずにほぼど真ん中に入り、それを打たれ2ランホームランだよ。1ー2とまたしてもパドレスにリードされる展開だ。しかし見ていると今日の山本由伸はここ最近で一番いい投球をしているように見えた。このまま負けてしまうのは悔しいじゃん。

そんな折り、庭にクロちゃんがやって来た。それを家ネコのゲンちゃん、ハナビがじっと見ている。
警戒心の強いクロちゃんだけど朝ご飯が欲しいらしい。ちゃんと外ネコ用のエサも準備しているので、それを上げるとパクパク食べた。ゲンちゃんはその安物エサをほしがるんだ。うるさいんで2粒3粒床に放り投げると物欲しそうにそれをつつく。一番高くていいエサをゲンちゃんには上げているのに、違いの分からんネコじゃのう。

さてメジャーリーグはドジャースがフリーマンの同点ホームランで追い上げ、7回表にランナーたまったところでキャッチャーのラッシングが3ランを打って一気に逆転し勝負をほぼ決めた。これで山本にも勝ちが付くだろうし、好投報われ何よりだった。さらに9回表、パドレスは松井裕樹を出して来た。相手は大谷だ。決め球のフォークが落ちず、その後投げた一球にすかさずデジカメのシャッターを切った。打つんじゃない、オオタニィー。MOGUソファに座ってゲンちゃんも見ていた。

うおおーーホーーーームラン!!

おお、このシリーズ全く打っていなかった大谷がやったよー。ドジャースも勝って山本が勝利投手になって大谷がホームランを打つ。これが一番いいパターンなのよ。松井裕樹には悪いがねー。週の始めにこれだと元気が出る。見終わってさっそうとプリウスに乗り込み、いざ出勤だっ!私みたく、日本人の多くの人たちが大谷さんに元気をもらっているんだろーネー。

2025年8月24日日曜日

マジでキスする4秒前

出水のスチョル先生の所から帰って来て、自宅和室でくつろいでいると、ネコ2匹が寄って来た。ううん?こいつらまたこの前のようにケンカするんかぁ、と写真撮って見ていると・・

おお、互いにかなり近づいているけど、あまり険悪な感じではないぞ。こいつらまさか・・・
なんと、そのまさかのチュー!だった。左ハナビに右ゲンちゃん。

上の写真の時からわずか4秒後のことだった。ネコ同士、これは挨拶のチューだな。どうやら今日はハナビのマウント取りはないようだ。挨拶の後はハナビが離れて行き・・ぐぐっと背伸びをしてくつろいでいた。

さらに数分後、引き出し台の上にハナビが乗っかってくつろぎ、その下でゲンちゃんもくつろいでいた。
上の写真から一番下の写真まで約4分間のことで、ゆったりとした休日の午後、ネコたちも改修したばかりの和室で、くつろぎの時間を過ごしていたのだった。

2025年8月23日土曜日

沖縄尚学優勝で思う

甲子園決勝は沖縄尚学と日大三との間で午前10時から開始された。が、私は土曜外来があってじっくり見ることは叶わず。ちょこっと1回に日大三に1点先行されたのを見て、先発の新垣君大丈夫かなぁと思っていたが、次にネットでチェックするとすぐに1点返して1対1の均衡状態が続いていた。

後でカールから聞いたところ、「すぐに同点になったのでこの試合勝てるかも」と思ったそうだ。そしてその後沖尚が少しずつ加点して結局3対1で優勝してしまった。カールはもちろん大喜びしたが「でもねー、興南の時(2010年)の優勝ほど感激はしなかったかな。沖縄からのメールも今回はほとんど来なかったし、前回はチェーンメールのようにいっぱい来たけど・・優勝を何回もするとそうなるのね、悪いわねぇテルくん」と、まあ上から見下ろされてしまったよ〜。

うう、1991年、沖縄水産が2度目の決勝進出を果たした時の準決勝の相手は鹿児島実業だった。その時は私とカールとでTVの前で丁々発止よ。沖水は2年連続準優勝で初優勝はならず、その3年後、樟南が決勝に進出し鹿児島が先だぜと意気込んだが佐賀商に負けてしまった。しかし1996年の選抜で鹿実が智弁和歌山相手に優勝し、甲子園での優勝は鹿児島が沖縄より先んじたのだった。えっへん。がしかし、1999年には今回沖尚の監督の比嘉公也がエースで活躍し選抜初優勝をした。その時には試合途中で沖尚優勝を確信し「カール、おめでとう、沖縄も優勝やな」と言ったのを覚えている。

それから21世紀に入ってからは沖縄に押されっぱなし。鹿児島はベスト4くらいまでは何回か行くものの、優勝を狙えるチームはなかなか出て来ず、その間に沖尚が2008年選抜2度目の優勝、興南が2010年春夏連続優勝ときて今回の沖尚の夏優勝だ、はあ・・。カールに言わせれば「40年前くらいまでは沖縄のチームはリードしていても、どうせ逆転されると思っていた」そうで、実際そうだった。それが沖水の活躍などで本土と十分に渡り合えると自信を持ち始めた。今じゃ誰も沖縄は弱いなんて言わない。むしろ常に強豪県だ。

別に野球やスポーツに限ったことではない。沖縄そのものがかつてはあからさまな差別や偏見もあった。それの裏返しで甲子園の観客ほぼ全員が沖縄のチームを応援するという時代もあった。しかし芸能の分野などでも安室奈美恵が出てきて頃から一変し、沖縄出身が逆に憧れられるようになった。それは一般の人にも浸透し「沖縄出身ですか、沖縄イイですねー」になったのだ。

沖縄の人たちは地元愛が他県の人たちよりずっと強い。今回の優勝でますます自信を深め自分たちを誇りに思うことだろう。ただ今回の観客の雰囲気を見ると沖縄への応援の方が大きかった。まだ若干だが判官びいきは残っているのかもしれない。「また沖縄かイヤだな」と思われるくらいになるか、沖縄県民も「また優勝ね、ふーん」くらいになれば本物だろうな。

2025年8月22日金曜日

言い替え言葉

昨日は仕事中、突然大音量が鳴り響き、災害警報の注意喚起がされた。またもや大雨による警戒で窓の外を見るがそんな雨も降っていないし、思川の水量なんて全くいつものごとしだった。

最近の大雨は同じ鹿児島県でも狭い地域で起こるようで「線条降水帯」という言葉が一般的になり昭和時代の「集中豪雨」もほぼ同じ意味だったと思うが全く使われなくなった。同じような意味で以前は「日射病」という言葉が「熱中症」に取って代わられ全く耳にしなくなった。これは必ずしも太陽に当たらなくても発汗脱水から体調不良が起きるからだろう。

他にもあるかな?「スチュワーデス」も「キャビンアテンダント」というやや事務的な呼び名に代わった。ただスチュワーデス、スッチーと今言ってもちゃんと意味は通じるし、日常会話ではキャビンなんたらよりもまだ使われている気がする。まだ完全な死語ではない。昭和ドラマの名作「スチュワーデス物語」が「キャビンアテンダント物語」じゃー全然ピンとこないけどな。なんか女性差別的な傾向のある言葉はどんどん変えられていくようだ。

「肌色」という言葉も日常会話では未だに使われているが、マスコミなどでは絶対に使ってはいけない言葉のようだ。じゃー何と言えばいいかというと「うすだいだい」「ペールオレンジ」とか言い変えるようで、はあ?だな。「肌色」が特に黒人に対しては差別につながるからということらしい。かつて日本に住んでいる人がほぼ日本人だけだった頃は全く違和感はなかったろうに。

まだまだ今は使われなくなった、いや言い替えられた言葉ってある気がするがすぐには思いつかない。今日は特に何もない日だったので言葉の言い替えをネタにした。明日は夏の甲子園が決勝だ。沖縄出身のカールは「今からドキドキしている」とか言っている。私も沖尚を応援しよう。ただ、土曜午前が外来業務が入っているのが残念。チラ見しながらお仕事といきましょーか。

2025年8月21日木曜日

まぬけなゲンちゃん

朝、ゲンちゃんとハナビとで一触即発の場面があった。TVの横で二匹が睨み合っている。

見合っている時、ハナビはゲンちゃんには手出しが出来ない。歯向かうこともあったが体格と貫禄でゲンちゃんがやや優位だ。約10秒後が↓。ここは自分の勝ちとその場をゲンちゃんが去ろうとしている。
しかし、毎回そこがハナビの狙い目なんだ。上の写真からわずか3秒後が↓だ。
「隙あり!」ってゲンちゃんのお尻か尻尾を前足で引っ掻く。「こら!ハナビ!」と私たちは叱るんだけど、逃げ足速いハナビはTVの後ろにサクッと隠れた。怒ったゲンちゃんは「あいつどこに隠れた?」ってTVの横とその後ろを探るのよ。しかしハナビはTV背後の左から右へ抜け出し、素知らぬ顔で居間から和室へと移動していた。上の写真から約40秒経ってもゲンちゃんはハナビの逃げた方向を見つめているのだった↓。
おーーい、ゲンちゃん。いつまで見ているんだよぉ〜〜。

2025年8月20日水曜日

オフィスチェア届く

 注文していたオフィスチェアが届いた。箱を運んでもらったところ、思っていたよりも大きく重い。これを自分で組み立てなければならない。事前組み立てを依頼するとプラス3千円追加料金だったので、そこは当然追加なし、だ。

部品を取りだしてみる。ゲンちゃんやハナビが興味津々で見ていた。
手順書の通りに箱に座面部品を乗せてから組み立て始めた。
するとその大きな箱の中にハナビが入り込んだのよ。邪魔だから出そうとすると・・
シャッっと前足が出てきて引っ掻こうとするんだ。仕方ないんでハナビを箱に入れたまま組み立て操作に入った。↓は椅子の部品でお顔を出せたところ。しかしすでに座面を乗せているので簡単には引き出せない。
六角レンチが付いていたので操作できたが、それがなければ全く組み立てられなかった。20分くらいで済むかと思いきや40分以上も掛かった。結構重いんだ。トータル23.5kgもあってボルトの締め付けにもかなり力がいった。↓が完成品。
座り心地はまずまず。アーロンチェアと比べれば確かに落ちるけれど、それも2割落ちくらいで値段が約1/4なのを思えば上等だ。明日以降はここでこてる日記を書くことになる。居間から移動したのでTVはやや見にくくなるがまあいいだろう。まずはいい買い物だったわ〜。

2025年8月19日火曜日

KTS「チェック!かごしま」に紹介される

今日の午前11時25分ごろにKTSの「チェック!かごしま」というローカル情報番組で、8月2日にあった青雲会病院の職場体験学習が取り上げられていた。

私も院長として冒頭にスピーチする様子がでーんと出ていた。その画像を張り付けたいが「TV局の著作権があるからSNSなどではアップしないように」とのお達しが病院側から出ていたのでそのまま載せることは出来ない。こてる日記では私のカメラで撮ってもらったものをすでに載せているのでそちらを参考にーだ。手術室やリハビリ、心肺蘇生などなど1、2分の短い時間ではあったがしっかり紹介していた。

その後のアンケートではなかなか好評だったようで、「医療職に将来はなりたい」とかの意見が多く、中には「青雲会病院で働きたい」など若いのにリップサービスも心得ているもののあった。

先週は水害時の断水での対応をNHKが取り上げ、そちらは視聴していた人も多かったようで反響が大きかった。知り合いからも数人メールがあったしね。食事を非常食で1日まかなったというのにも「そんなのを準備していたんですか」とある関係者が言ってきたそうだが、それって当然のことじゃないかなと思った。常に100名以上の入院患者さんを預かっているわけだから食事がないでは済まされないしー。

ま、マスコミともこういったことは取り上げてもらって有り難いが、不祥事記者会見などではあんまり関わりたくはないね。そういうことにならぬよう気は引き締めておかねば。

2025年8月18日月曜日

「大阪や!」の映像はこれだ

 本日の南日本新聞の社会面に「大阪府警 4課捜査員 家宅捜索で暴行疑い」という記事が取り上げられていた。そして「強く見せる」時代合わずと大きく強調されていた。

ハハハ、私はこの見出しだけを見ただけで、いったいどういうことがあって警察官が逮捕されたのか容易に想像がついた。

大阪府警の捜査4課といえば主に暴力団の取り調べをする課で、記事にもあるように「府警の4課は暴力団からも恐れられる存在」「ヤクザの取り調べは日本一」ということだ。府警4課捜査員約20名は、大阪市の風俗スカウトグループの関係先のビル一室を家宅捜索した際に、現場に居合わせた20代の男性相手3人を逮捕した。そして逮捕の際にこう言ったそうだ。

(スマートフォンの)暗証番号を言え、言うまで殴るぞコラ

男性3人はそれを拒否したところ、複数の捜査員から胸や腹を殴られたと訴えている。

普段なら逮捕された側から逮捕する側を訴えることはほとんどないようなのだが、防犯カメラにその映像が映っていたそうで、風俗スカウト側の弁護士から府警に申し出があり、男性らへの暴行の疑いが強まったとして捜査4課の警察官2人を逮捕した。1人は「記憶がない」と否認したが、もう1人は犯行を認め、風俗スカウト男性3人は違法捜査の可能性が高いとして釈放されたそうな。↓がその記事の続き。

上の記事の写真は「名古屋市のホストクラブに家宅捜索に入る大阪府警の捜査員」とあるが、今回の事件とは無関係の写真だ。実際は大阪市西区での事件なのにその時の画像がなくていわばイメージ画像を掲載したわけだ。そして最後に「家宅捜索時に『大阪や!』と大声を出すなど威圧的な対応を取ることもあり、その映像がニュースで流されSNSで話題になったこともあった」と締められていた。

ここまで来たら、過去こてる日記で検索数ベスト10にも入ったあの日の日記の動画を再度載せないわけにはいくまい(2022年7月11日「たった1分の名作動画」→https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2022/07/1youtube.html)。その話題になったという動画が↓である。この新聞記事の言わんする内容が1分弱のニュース映像としてあますところなく出ているのでどーぞ。


2025年8月17日日曜日

末吉か吉川か

 夏の甲子園も3回戦に入って熱戦が続いている。今日は朝一から沖縄尚学と仙台育英の注目カードがあり、私はネット麻雀を打ちながら横目で観戦をしていた。どちらも九州大会、東北大会での優勝経験があり、全国制覇もしている強豪校だ。特に沖縄出身のカールは「尚学院に勝って欲しい」と沖尚や沖縄尚学でなくて尚学院ってよく言うんだ。法人がかつて塾経営から学校経営に移行した経歴からそういう癖がある。そしてじっと観戦するわけでなくちょくちょくTVから離れるんだよ。「私が見ていると負けそう」とか「怖いから」って言うの。なんか女子に多いよな。ソフトバンクホークスファンのサブアラドDr妻は日本シリーズでは相手チームの攻撃の時はわざと見ないようにしていると聞いた。「打たれて点が入るのが怖い」って言うんだそうな。

試合は接戦でどっちが優位ということなく終盤に入っていった。沖尚の2年生左腕ピッチャーの末吉君ってのはいい球を投げるよな。私も最近はじっくり高校野球を見ていないので彼が評判のピッチャーとは知らなかった。身長はさほないものの下半身は非常にがっちりしている。速球にスピンが掛かっていて簡単には打たれない球質だ。三振もよく取る。

カールが「ついさっき知ったんだけど、末吉君って一般入試で入って来たんだって。中学時代の投球を比嘉監督は見たことがなかったそうよ」と驚いていた。へーえ。普通、沖尚くらいの強豪校になるとセレクションとかいって選抜テストがあり野球が上手くても簡単には入部出来ない。大阪桐蔭や横浜、智弁和歌山などみんなそうだ。こんな逸材が埋もれていたなんてねぇ(中学時代は軟式野球をしていて、実際はやはり関西関東の強豪校は勧誘に動いていたらしい)。

この末吉投手、ピンチになってもメンタルが強いのか崩れなくて頼もしい。延長に入って多少沖尚にツキがあり5対2で勝利した。カールはその時は午前9時半開店のスーパーに行っていて試合結果を知っていなかった。帰宅時に「沖尚が勝ったよー」と教えると「え、うそ。負けると思っていた」と目を丸くしていた。いいねえ、純粋に地元校を応援出来て、しかもベスト8にも残っているなんて。

夕方、チッチが所用で帰鹿するため空港まで迎えに行った。車中、例によって甲子園ネタが始まり、チッチは新幹線で羽田まで向かっている時、隣席の人がスマホで熱心に沖縄対仙台育英の試合を観戦していて、仙台がミスして点を入れられた時に「ああ、ちっ!」と悔しがっていたそうだから宮城出身の人だったんだろうとチーは思っていたそうだ。無論、沖尚が勝っているからといって喜ぶ素振りは出来なかったそうだが・・。

そして自宅に帰るまで私たちはほとんど高校野球談義に興じた。子どもたち中で唯一チッチだけが高校野球オタクなってくれて嬉しい限りで、今回はチーが面白い画像&話題を私に提供してくれた。それは沖尚末吉投手と仙台育英吉川投手のスコアボード表示が面白いヨということで、どうこう言うよりその画像を見た方が早いだろう。

「末吉」「吉川」と並んで出ているが、これ横で読んでも縦で読んでも「末吉」「吉川」なんだよなーって。私は「あはは確かにねー」と意外な着眼点に笑った。オタクだけの話題と思ったものだが、この日記は2日遅れなので8月19日Yahooニュースにもその話題が出ていた。

甲子園の地上波生中継で「気づかなかった」「奇跡」 スコアボードの珍光景に目を奪われるファン続出」とタイトルがあって「連日熱戦が繰り広げられる中、17日の3回戦、沖縄尚学(沖縄)―仙台育英(宮城)戦では偶然生まれたスコアボードの珍光景が注目を集めていた。両チームの先発は沖縄尚学の末吉良丞投手と仙台育英の吉川陽大投手。スコアボードには「末吉」の下に「吉川」と表示され、縦に読んでも横に読んでも末吉と吉川になる並びとなっていた。」と紹介されていたのだ。いやはや、どうでもいいことが話題になるのは私たちなどごく一部の高校野球オタクだけのことかと思いきやそうでもなかった。この夏の暑い時期、日本中が一過性の高校野球オタク化するのかもしれん(笑)。