2026年5月15日金曜日

大腸憩室出血動画&Mリーグ最終日

もう、外来が一昨日に続いて忙しかった。外来って週2回しかないんだけどねー。入院になった患者が3人もいたし、他に入院必要だったのが肺気胸患者で、それは外科に引き受けてもらい、夕方に紹介で来た黄疸患者は入院させたかったが、午前に入院させた閉塞性黄疸患者をERCP&ERBD留置する緊急内視鏡が入っていたので、数日待ってもらうことにした。その内視鏡検査も本来は今日は私の担当日じゃないって言っているでしょ。でもダヒロDrが今日は勤務日でなく他に出来る常勤Drがいない。

で、ERCPをしたが、どす黒い胆汁液が出てきてどうにかドレナージ処置が出来るかなとカニュレーションを試みるがなかなか挿入出来ない。CTの診断では膵癌が浸潤しているとのことでやや難しい手技になりそう。まだ外来患者2人の検査結果説明が残っていたため、いったん非常勤のナラボーDrにカニュレーションを交代してもらい、その間に外来患者への説明に当てることが出来た。

するとだよ、4階病棟のマリンNsが外来にやって来て「ダヒロDrの患者が新鮮下血していて、こてる先生が診察か内視鏡検査出来ませんか」と言うのよ。先ほども言ったようにダヒロDrは今日は休みだ。さらっとカルテ確認すると大腸憩室からの出血は間違いない。一昨日、昨日と大腸内視鏡をしたが出血源憩室を見つけられずにいた。ううむ、大腸憩室出血を内視鏡治療するには下血した直後に大腸内視鏡をするのが一番いいタイミングで、その患者は入院後二度目の下血だ。今日やるしかないと腹をくくった。

ERCPの手技はあきらめ、いったん引き上げさせた。無理強いしてもいいことがない。すでに17時を過ぎていて、今から大腸内視鏡と止血処置をすると終業時間を過ぎてしまうが、内視鏡室スタッフは居残り覚悟で検査に付き合ってくれた。大腸内視鏡を挿入すると直腸から上行結腸までべったりと血液が付着していた。ダヒロDrの大腸内視鏡記録から上行結腸から出血していると目星を付けていたのでどんどん奥へと内視鏡を入れていき、邪魔な血液や便塊はニフレック液を注入洗浄しながら観察していった。

すると予想どおり、盲腸に近い上行結腸に多量の新鮮血が溜まっていた。「絶対この付近に出血源はあるぞ」とニフレックを入れて洗い直すと、「あった!」。きれいに動脈出血をしている。「ふふふ」ここで私はニヤけた顔をしていたはず。憩室出血は出血源さえ見つければ勝ちなんだ。↓が貴重動画。ドクドクと動脈出血する大腸憩室。これが続くと貧血を起こす。なお、出血部位の上にあるクリップは目印用のクリップである。

最初はクリップで止血を試みたが、若干不十分で結局EBL(内視鏡室的ゴムバンド結紮法)でしっかり止血することが出来た。時刻はすでに18時半を過ぎていた。今日のこの時点で止血が出来てなによりだ。何もしなくても自然止血はされるが、たいていまた再下血を起こす。今日の時間外に頑張って手技成功したおかげで週末休日をスタッフが、何より患者本人が安心して過ごせるってもんだ。

帰りにセブンイレブンに寄って親子丼と冷やし中華を買いそれが今日の夕食だった。今週はカールが沖縄と千葉に行っていて不在だからだ。

食べつつ、今日がMリーグファイナル最終試合で、それを見ようとアクセスすると・・なんとすでに終わっていた。いつもの19時開始ではなく最終日は17時開始だったようだ。私の応援する「チーム雷電」は優勝には届かないと分かっていたが、最終日、頑張ってビリから3位で終わっていた。「EX風林火山」が2度目の優勝を遂げ、半年以上に渡るリーグ戦が終了した。
最終日の会場には多くのサポーターたちが駆けつけていてスポーツの試合さながら応援グッズで応援をしていた。いや〜、麻雀がいかがわしい遊びに見られていた時代からすると隔世の感だ。Mリーグのおかげと言ってもいいかも。麻雀は知的で全く飽きの来ない素晴らしいゲームだってみんなにも分かって欲しいねっ。

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