5月17日が「大谷翔平の日」ということで長々とムダ話を書いたが、私が言いたかったのはそもそもこの日は「こてる日記の日」ということ。2000年5月17日が正真正銘「こてる日記」を書き始めた日で、この日になるとブログでは開始した日だと幾度も書いている。だから今日のタイトルの答えは当然「こてる日記の日」なのであった。ふふふ。
「消化器内視鏡」を専門とするDr.こてるです。
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2000年5月から開始し2015年5月分からブログに移転しました。
2024年5月17日金曜日
今日は「大谷翔平の日」というよりも
アメリカ、ロサンゼルス市が今日5月17日を「大谷翔平の日」に制定したという。5月は米国でアジア系米国人らの功績をたたえる月間で、大谷翔平の実績や日系住民として与えた影響を考慮し、背番号「17」にちなんで5月17日が記念日に選ばれたそうだ。といっても永久にということではなくて彼がLAに在籍している間だけという。アメリカでの「誰それの日」ってのは意外に簡単に得られるというのは、あの有名な「ドクター中松」氏のエピソードで知っていたのでそれほど驚かなかった。アメリカのいくつかの場所では「ドクター・中松デー」という記念日が制定されているが、アメリカでは名誉市民賞や記念日は市に対して本人が寄付を行えば授与されるケースが多いのだそうだ。大谷の場合はそれとは違うので十分に価値のあるものなのだった。
このドクター中松って日本では発明王として知られているが、私に言わせればどうも眉唾ものの肩書きで「ウソではないが実際は違う」アピールが大変上手なお方なのである。まだ存命(95歳)ということだから、それは長生きの発明品のおかげ(?)かもしれない。氏がフロッピーディスクの発明をしたというのは有名だが、実際はIBMが発明しており、氏のは何やら分からない原理的なもののようである。また世界発明コンテストに11年連続でグランプリ受賞したとしているが、そのコンテストの主催者である国際発明協会(社団法人「発明協会」とは無関係の組織)の会長は中松自身なのであった(無論そのことに一言も氏は触れはしない)。とにかく自分が如何に偉大かをアピールするのに長けた人なのよ。氏の代名詞的発明にフライングシューズがあり、テレビ出演時にこれを履いて登場することが多かった。しかし同種のものは1972年に他者からも出願されているそうで、私なぞ「なんかちんけな発明だな」としか見ていなかった(実際そうでしょう)。その他選挙に勝つ発明とかあったみたいだけど勝った経歴は当然ながらない。あと、灯油ポンプも「自分が発明して特許も取った」とのことだが、確かに昭和22年に出願し実用新案として「サイフォン」の名で昭和24年に登録されているらしいが、原理そのものは明治40年に登録されたものを同じであった。いやはや。
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