「先生、救急隊から意識レベル300の高齢男性を搬送希望です」
「先生、救急隊から呼吸困難の女性を搬送希望です」
あん?2台ほぼ同時に救急要請ってか。どっちかは断りたい気もするがまずは詳細を聞いてみた。レベル300は「今は意識を取り戻しています。数分間意識がなかったそうです。数分で運べます」呼吸困難は「SpO2(酸素飽和度)は100%です」だと。
結局、二人とも特に治療することもなく帰宅出来た。いやはや、小1時間バタバタとしたが、その後夕方までは平和だった。
17時半以降はオマルさんと碁を打って、今度は大模様からまた突入して来た相手の石を召し捕り、それでもねばるオマルさんに隙を与えず完勝した。2時間半もかかった。ところでだが、そのオマルさんに認知症テストの長谷川式をこの前やったら30点中なんと7点というロースコアが出たそうだ。かなりの重症認知症。だが、この結果には相当疑問が残る。だって碁を打っていて私にハンディを与えて勝ったり負けたりしているんだよ。相手の打つ手にどう対応するか、地はどっちが多いかなどの計算など複雑なことを考えつづけないと碁は勝てない。認知症の人には2時間以上も碁は打てないよ。オマルさんはやや耳が遠く、囲碁以外には余り興味がない人だ。「今日の日付は?」とか「100から7引いたらいくつになりますか?」などは答えてもいなかった。面倒くさかったんだろうね。ともかくもオマルさんに関しては長谷川式の結果はまるで信用できない、これだけは確かだわ。
0 件のコメント:
コメントを投稿